| マイケル・コリンズ | |
| MICHAEL COLLINS | |
| 1996年アメリカ/伝記ドラマ <監督・脚本> ニール・ジョーダン <出演> リーアム・ニーソン エイダン・クイン アラン・リックマン ジュリア・ロバーツ イアン・ハート スティーブン・レイ |
<ストーリー&コメント> 20世紀初頭のアイルランド。自治権と独立を求め、700年に及ぶ大英帝国の統治に反抗するも、強大な英国軍の前に鎮圧されていた。抵抗を続ける抵抗組織IRAの若き戦術指揮官マイケル・コリンズは、警察や英国軍を相手にゲリラ戦を展開。それに対抗して英国側の弾圧も苛烈を極め、戦局は膠着状態に陥る。やがて争乱は内戦へと発展し、マイケルは激しく苦悩するのだった…。 実在の人物マイケル・コリンズの生涯と苦悩を、アイルランド人監督ニール・ジョーダンが思い入れたっぷりに描く。 映画としての単純な面白さよりも、歴史映画作品として非常に見応えのある秀作。僕はアイルランドの独立を求める戦いや、マイケル・コリンズのことも知らなかったけど、すごく興味を持つことができました。『クライング・ゲーム』でアカデミー脚本賞を受賞した手腕はさすが。マイケル・コリンズを単なる英雄として偶像化するのではなく、親友や仲間たちと戦わなければならなくなっていく葛藤や苦悩を色濃くし、等身大の人物として描き出しています。マイケル役のリーアム・ニーソン自身もアイルランド出身だし、見事な熱演でした。31歳には見えないけど…。 アカデミー作曲賞にノミネートされたエリオット・ゴールデンサールの音楽も素晴らしかったです。 |
| 132分/★★★☆☆ (2003年1月20日) |
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| マイ・ソング | |
| YOU LIGHT UP MY LIFE | |
| 1977年アメリカ/ドラマ <製作・監督・脚本・音楽> ジョセフ・ブルックス <出演> ディディ・コン ジョー・シルバー マイケル・ザスロー ステファン・ネイサン メラニー・メイロン ジェリー・ケラー リサ・リーヴス シミー・ボウ バーニス・ニコルソン エド・モーガン ジョセフ・ブルックス エイミー・レターマン マーティ・ザゴン マーティン・ギッシュ |
<ストーリー&コメント> コメディアンの父の男手ひとつで育てられたローリーは、父の興行に付き添ってコメディの舞台に上がっていたが、本心では歌手を夢見ていた。ある日彼女は、クリスという男性と知り合い、深い関係になる。その後オーディションでローリーは彼と偶然再会し、彼が映画監督であることを知る。クリスはローリーの曲をプロデュースする傍ら、彼女を主役に映画を作ることを約束するのだが…。 歌手を目指す女性の、自立と成功のサクセス・ストーリー。 CM音楽の作曲家であるジョセフ・ブルックスが多面的な才能を見せ製作したラブ・ストーリー。彼自身の作詞・作曲の主題歌「You light up my life」が大ヒットし、アカデミー歌曲賞を受賞。この曲を歌ったデビー・ブーンは一躍人気歌手になった。この主題歌の存在はLeAnn Rimesのカバーで知った僕だけど、この作品が原点なんですね。デビー・ブーンのオリジナル・バージョンもやはり素晴らしいです。吹き替えらしいことは映画を観た後に知ったんだけど、ちょっとショックでした。てっきり、主演のディディ・コンが歌ってると思ったので。 なかなか面白かった。主題歌ほか、作品中に散りばめられた楽曲も素敵。ドラマ自体はちょっと地味な感じだけど、個人的にはお気に入りの「素敵な小品」という感じ。サウンドトラックが欲しいなぁ。 曲のことばかり書いたけど、作品の真のテーマは女性の自立と旅立ち、父親の子離れです。最近の作品で言うと『コヨーテ・アグリー』みたいな感じかな。 |
| 90分/★★★☆☆ (2004年3月9日) |
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| 第50回アカデミー賞(1977年) 歌曲賞 | |
| マイノリティ・リポート | |
| MINORITY REPORT | |
| 2002年アメリカ/SFサスペンス <監督> スティーブン・スピルバーグ <脚本> ジョン・コーエン スコット・フランク <出演> トム・クルーズ コリン・ファレル スティーヴ・ハリス マックス・フォン・シドー サマンサ・モートン キャスリン・モリス ジェシカ・キャプショー ニール・マクドノー リチャード・コカ パトリック・キルパトリック キース・キャンベル ティム・ブレイク・ネルソン ロイス・スミス |
<ストーリー&コメント> 西暦2054年、近未来のワシントンDC。プリコグ(予知能力者)によって犯罪を事前に察知するという画期的な防犯システムが実用化され、殺人などの凶悪犯罪は根絶されようとしていた。そんなある日、犯罪予防局の主任ジョンは、自分自身の名前が殺人犯として予告されたのを知り、逃亡を続けながら真相を解明しようとするのだが…。 評価がとても難しい作品でした。物語としては、そんなに面白いというわけではない。わかりにくいところもあるけど、所々のシーンには面白いところもある。全体的に中途半端な印象が強い。 まず、冒頭のシーン。「未来の犯罪抑止システム」を紹介するために、ひとつの事件が解決されるんだけど、僕はここですでに引いてしまった。巨額の資金を費やして作ったシステムが、痴話喧嘩を防ぐためのものだとは。第一、ジョンはドアから入ってるわけだし、わざわざ天窓のガラスを突き破って降りてこなくてもいいだろうに。しかも、妻には「旦那さんが逮捕されて動揺しているでしょう」って、そんなバカな。夫が殺人犯になった原因は妻にあるのに。しかも、妻の動揺は夫に浮気がばれたことと、突然兵士たちが降ってきたことへの方が圧倒的に強いと思うぞ。 ジョンが逃亡を始めてから、ストーリーはだいぶ展開していく。ところが、行きつく先が見えない。この物語の描きたいことは「未来を変える方法」なのか、「未来の罪で人を裁くことの是非」なのか?かと思いきや、事件は思わぬ方向に転がっていく。最後には「少数報告」なんてどうでもいいよって感じ。事態が二転三転して、イマイチ乗り切れなかった。 映像的には、『A.I.』を発展させたような未来都市の描写が面白かった。特に「嘔吐棒」がかなりイヤな感じでよかった(笑) キャストで驚いたのは、アガサが実はサマンサ・モートンだったとは!全く気がつかなかった。『ギター弾きの恋』のハッティと全然違うじゃーん!あと、全く気がつかなかったけど、バスの乗客でキャメロン・クロウ、地下鉄の乗客でキャメロン・ディアスらがチョイ役出演していたらしい。 |
| 145分/★★★☆☆ (2004年5月19日) |
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| マイ・ビッグ・ファット・ウェディング | |
| MY BIG FAT GREEK WEDDING | |
| 2002年アメリカ・カナダ/ラブコメディ <製作> リタ・ウィルソン トム・ハンクスほか <監督> ジョエル・ズウィック <脚本・出演> ニア・ヴァルダロス <出演> マイケル・コンスタンティン ジョン・コーベット レイニー・カザン ベス・メイスラー アンドレア・マーティン ルイス・マンディロア ゲリー・メンディキーノ |
<ストーリー&コメント> ギリシャ移民の両親のもと、ギリシャ娘はギリシャの男と結婚するのが当たり前、と言い聞かされながら生まれ育ち、内気な性格と地味な容姿のせいか、30才を過ぎてもいまだに独身の冴えない日々を送るトゥーラ。両親の経営するギリシャ料理店で働いていた彼女は、ある日、店に食事にやってきたハンサムな男性に一目惚れしてしまう。一念発起して懸命にイメチェンに励むトゥーラだったが…。 アメリカ人男性と恋に落ちたギリシャ系アメリカ人女性が、にぎやかな家族との間で巻き起こす結婚騒動を描いたラブ・コメディ。 低予算のインディーズ映画ながら、口コミで人気がじわじわと広がり、全米で思いも寄らぬロングラン大ヒットを放った。もともと、無名の女優ニア・ヴァルダロスが自らの実体験を基に自作自演した一人芝居を、それを見て気に入ったリタ・ウィルソンと夫のトム・ハンクスが製作を買って出て、映画化が実現。 キャストも目だった人はいないし、演出なんかも地味なんだけど、とてもにぎやかで面白い作品に仕上がっています。ギリシャ系家族のしきたりとか僕は全然知らないんだけど、きっとこんなふうなんだろうね。イタリア系をもっと濃くしたようなノリの強烈さのを感じられたら、きっとこの作品は大成功。年がら年中ああだと、ちょっとキツイものがあるけどね(笑) |
| 95分/★★★★☆ (2005年1月8日) |
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| マイ・フレンド・フォーエバー | |
| THE CURE | |
| 1995年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ピーター・ホルトン <出演> ブラッド・レンフロ ジョゼフ・マゼロ アナベラ・シオラ ダイアナ・スカーウィッド ブルース・デイビソン |
<ストーリー&コメント> 母子家庭の孤独な12歳のエリックの隣家に、輸血が原因でエイズに感染してしまった11歳のデクスターが引っ越してきた。2人は次第にうちとけあうようになり、様々な方法で治療法を探そうとする。ある日、雑誌に掲載されたエイズ特効薬発見のニュースを頼りに旅に出る2人だったが…。 2人の少年の友情を描いた感動の物語。気のいいエリックと、たくましく生きようとするデクスターの友情。ラストの、川辺のシーン。思わず目頭が熱くなってしまいました。 輸血感染によるエイズを扱った初のハリウッド映画。 |
| 100分/★★★★☆ (2000年4月25日) |
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| マイ・ボディガード | |
| MAN ON FIRE | |
| 2004年アメリカ/サスペンス <監督> トニー・スコット <脚本> ブライアン・ヘルゲランド <出演> デンゼル・ワシントン ダコタ・ファニング マーク・アンソニー ラダ・ミッチェル クリストファー・ウォーケン ジャンカルロ・ジャンニーニ レイチェル・ティコティン ジーザス・オコア ミッキー・ローク |
<ストーリー&コメント> 元CIAの特殊部隊員クリーシー。彼はこれまで、16年に渡って暗殺の仕事を続けてきた。そのためか心を閉ざし、生きる希望を見失っていた。そんなある日、誘拐事件が多発するメキシコ・シティに住む実業家の娘・ピタのボディ・ガードとしてクリーシーが雇われる。始めはこの仕事に乗り気でなかったクリーシーも、ピタの無邪気な笑顔や素直な優しさに触れるうちに心が洗われていくのだが…。 孤独な男の壮絶な復讐劇を描くアクション・サスペンス。原作はA・J・クィネルのベストセラー小説『燃える男』。 アニメなどの二本立ては別として、生まれて初めて映画館で二本連続して映画を観た。先に観た『ターミナル』がすごく面白かったし、大好きなデンゼル・ワシントンの主演作ということで期待して観たんだけど…期待はずれでした。 作品自体は、大きく前後半に分かれています。孤独な男と少女の交流を描く前半のドラマ部分と、誘拐事件の起きる中盤をはさんで、一転して復讐劇に燃える男を描く後半。この後半がかなり苦痛だった。ただひたすら殺伐としたシーンが続くだけで、ストーリーの進展以外に追うべきところがなく、キャストの熱演も薄められてしまう。まるで『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のようなブレ映像も不快感を増すだけ。上映時間もちょっと長いし、とってつけたようなラストも全く共感できず。 僕にとってこの作品は、上記の連続視聴だけが記憶に残るものとなりそうです。やっぱり映画館では続けて観るものじゃないなぁ。体力や集中力も続かないし、作品の余韻も薄れるので勿体無いね。 天才少女ダコタ・ファニングは大女優へ向けて順調に成長している様子で、それだけはホッと安心。 |
| 146分/★★☆☆☆ (2004年12月30日) |
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| マイ・ライフ | |
| MY LIFE | |
| 1993年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督・脚本> ブルース・ジョエル・ルービン <出演> マイケル・キートン ニコール・キッドマン ブラッドレー・ウィットフォード クイーン・ラティファー マイケル・コンスタンティン レベッカ・シュル ハイン・S・ニョール |
<ストーリー&コメント> 広告の世界で華々しい成功をおさめたボブだったが、ガンを告知され余命は幾ばくもない。ただひとつの気がかりで心残りなのが、産まれてくる我が子を抱けないかもしれないということ。そこで彼は自分の姿をビデオに撮り、我が子へと遺そうと考えるが…。 病気で衰えていく男をマイケル・キートンが熱演。我が子に伝えたい様々な事柄をビデオで一人語る姿にはコメディのセンスもタップリ。ストーリーはきわめてシンプルなんだけど、それだけに新たな生命の誕生と、夫の死を迎える夫婦の描写が濃く描かれています。 テーマは生と死。生きていく中では様々なすれ違いやトラウマが生まれてしまうけど、それを修復しようとする様は誰もが共感できる部分があるはず。最後には…ただ、泣けました。 美しいニコール・キッドマンにもウットリ。 |
| 125分/★★★★☆ (2002年5月23日) |
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| マイ・ルーム | |
| MARVIN'S ROOM | |
| 1996年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ジェリー・ザックス <出演> ロバート・デ・ニーロ レオナルド・ディカプリオ メリル・ストリープ ダイアン・キートン |
<ストーリー&コメント> 20年間連絡を取っていなかった姉ベッシーから電話を受けたリー。姉は白血病で、親類からの骨髄移植以外に助かる望みはなかった…。 豪華スターの共演が見所の感動作。 若きディカプリオの好演が光る。 |
| 99分/★★★☆☆ | |
| マーヴェリック | |
| MAVERICK | |
| 1994年アメリカ/アクション西部劇 <製作・監督> リチャード・ドナー <原作> ロイ・ハギンズ <脚本> ウィリアム・ゴールドマン <出演> メル・ギブソン ジェームズ・ガーナー ジョディ・フォスター グラハム・グリーン ジェームズ・コバーン |
<ストーリー&コメント> 19世紀のアメリカ西部開拓時代、勝負師たちはミシシッピ川の蒸気船で開催されるポーカー大会を目指していた。調子のよい詐欺師のマーヴェリック、美人詐欺師のアナベル、正体不明の保安官ゼイン。彼らも様々な妨害を経て、ポーカー大会へ出場するのだが…。 メル・ギブソンとジョディ・フォスターの二大スター共演が話題となった、活気あふれるウエスタン。ベテラン俳優ジェームズ・ガーナーのとぼけた演技も魅力。ストーリーが二転三転どころか、十転する。テンポのいい展開で最後まで飽きさせない。とにかく面白いです。 |
| 127分/★★★★☆ | |
| マーキュリー・ライジング | |
| MERCURY RISING | |
| 1998年アメリカ/サスペンス <監督> ハロルド・ベッカー <脚本> ローレンス・コナー マーク・ローゼンタール <出演> ブルース・ウィリス アレック・ボールドウィン ミコ・ヒューズ チ・マクブライド キム・ディケンズ ロバート・スタントン ボディ・エルフマン ピーター・ストーメア |
<ストーリー&コメント> 囮捜査の失敗から閑職に左遷されていたFBI捜査官のアートは、事件に巻き込まれて行方不明となった自閉症の少年サイモンの捜索を命じられる。実はサイモンは超高度な暗号を解明する能力を持っていて、そのことを怖れた政府の特務機関に生命を狙われていたのだった。サイモンが何者かに狙われていることを知ったアートは、FBIや警察から隠れて少年を護る事にするのだが…。 国家の極秘コードを解読できる能力を持ったために命を狙われる少年と、彼を護るFBI捜査官の逃亡劇を描くサスペンス・アクション。 ブルース・ウィリスと少年の共演という図式は『シックス・センス』や『キッド』でお馴染みだけど、この作品が最初らしい。ハーレイ君ほどではないにしても、ミコ・ヒューズ君もなかなかの好演。作品の公開後、監督が、実際に自閉症の子供を持つ親から「どうやって自閉症の子に演技をさせたのか」と聞かれたほどだったという。ほんと、子役の演技ってかなり進歩してると思う。あまりにも虚構の世界に浸かりすぎて、ちゃんとした大人になれるのかどうか心配だけど。 この物語の設定には、根本的な疑問がある。優れた知能の持ち主であれば、殺すよりも味方に引き入れようとするのではないだろうか。『サベイランス/監視』のマイロのように。ただ、相手が思い通りにならない障害持ちの子供だったから殺そうとした、というのなら納得できなくもないけど。その点だけをつっこまなければ、かなり面白かった。列車の交差するアクションシーンもかなり迫力があったし。 |
| 112分/★★★☆☆ (2003年12月2日) |
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| マグニフィセント・セブン | |
| THE MAGNIFICENT SEVEN | |
| 2016年アメリカ/西部劇 <監督> アントワーン・フークア <脚本> ニック・ピゾラット リチャード・ウェンク <出演> 出演 デンゼル・ワシントン クリス・プラット イーサン・ホーク ヴィンセント・ドノフリオ イ・ビョンホン マヌエル・ガルシア=ルルフォ マーティン・センスマイヤー ヘイリー・ベネット ピーター・サースガード ルーク・グライムス マット・ボマー ジョナサン・ジョス |
<ストーリー&コメント> 1879年。開拓者たちが作った小さな町ローズ・クリークは、近くの金鉱を独占したい悪徳実業家、ボーグが雇った無法者たちに襲われる。夫を殺されたエマはサム・チザムと名乗る男の銃の腕前を見込んで、町を救ってほしいと懇願する。最初は興味を示さなかったサムだったが、この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのファラデーや、伝説の狙撃手グッドナイトら、腕利きのアウトローを仲間として集める。彼ら7人は町の人々を率いて、ボーグ率いる200人超の悪党軍団に無謀とも思える戦いを挑んでいくのだが…。 黒澤明監督による不朽の名作『七人の侍』を西部劇に翻案した『荒野の七人』をリメイク。 『七人の侍』も『荒野の七人』も観ていないので比較はできないけど、古典的な勧善懲悪の西部劇で面白かったです。ザックリ言うと「すごく悪い奴が町でひどいことをして、超強の流れ者たちがそいつらをやっつけてくれる」というストーリー。深い伏線とかもないので、スカッと楽しめました。それにしてもこの時代って、こんなにバンバン簡単に人を撃ち殺してたのかな。「ヤツが俺の銃に触ったからだ」とか。そんなんで殺されちゃかなわんよ。 時々出会えるヘイリー・ベネット。『ラブソングができるまで』でデビューして、『ガール・オン・ザ・トレイン』にも出ていた女優さん。すごく魅力的で印象的でした。 |
| 139分/★★★☆☆ (2021年6月26日) |
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| マグノリア | |
| MAGNOLIA | |
| 1999年アメリカ/ヒューマン・ドラマ <監督> ポール・トーマス・アンダーソン <出演> トム・クルーズ ジュリアン・ムーア フィリップ・シーモア・ホフマン ジェイソン・ロバーズ ジョン・C・ライリー メローラ・ウォルターズ ジェレミー・ブラックマン フィリップ・ベイカー・ホール メリンダ・ディロン ウィリアムH・メイシー |
<ストーリー&コメント> ロサンゼルス郊外のサン・フェルナンドバレー。死期を迎えた大物プロデューサー、その若い妻と彼の看護人。彼が過去に捨てた長年音信不通の息子。一見何の繋がりもない男女たちが、互いの人生に絡み、また、逸れていく…。 面白いのは最初の5分間の「偶然の寓話」だけ。あとの3時間は駄作。見終わった後、かなり不機嫌になってしまった。0点でもいいぐらい。 一応のウリの「人間模様の交錯」なんて不自然なものばかりだし。結局、何も解決していない。最後の「びっくり」も、あまりにも現実離れしすぎているし。僕にとっては、史上最悪の駄作。無駄に費やした3時間を返せ。 巷ではこの映画、ものすごく評判がいいらしいけど…僕にはダメです。この映画が面白いという人には『スウィンガーズ』とか『タイムコード』も面白いんだろうなぁ。 |
| 196分/★☆☆☆☆ (2002年2月21日) |
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| まごころを君に | |
| CHARLY | |
| 1968年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ラルフ・ネルソン <原作> ダニエル・キイス <出演> クリフ・ロバートソン クレア・ブルーム リリア・スカラ レオン・ジャニー ルース・ホワイト |
<ストーリー&コメント> 知的障害を患う青年チャーリーは、脳手術によって一般人を上回る天才的な知能を身につける。そして自分と同様の手術を施された実験用のネズミ、アルジャーノンと仲よしになる。共に、周囲の予想を遥かに凌ぐ勢いで成長していく彼等。その姿に、プロジェクトを担当した誰もが成功を確信するのだが…。 全世界で愛読される名作、ダニエル・キイスの原作を映画化。 後に、2000年にカナダでも原作通り『アルジャーノンに花束を』のタイトルで映画化されているが、内容はほとんど同一。 2000年カナダバージョンの方が時間は短いんだけど、いろいろな細かい描写がより深く描かれている。チャーリーがお墓を掘って友達を埋めるシーンとか、女教師との愛の芽生えとか。 そういうシーンは今作では描かれていないので、どちらかを見るなら2000年カナダ版の方がオススメかな。 |
| 104分/★★★☆☆ (2002年3月19日) |
→関連記事がコラムにもあります。 |
| 第41回アカデミー賞(1968年) 主演男優賞 | |
| マジェスティック | |
| THE MAJESTIC | |
| 2001年アメリカ/ドラマ <製作・監督> フランク・ダラボン <脚本> マイケル・スローン <出演> ジム・キャリー マーティン・ランドー ローリー・ホールデン デヴィッド・オグデン・スティアーズ ボブ・バラバン ジェフリー・デマン ハル・ホルブルック キャサリン・デント |
<ストーリー&コメント> 1951年のハリウッド。脚本家として待望のデビューを果たしたものの、身に覚えのないアカ狩り騒動に巻き込まれてしまったピーター。絶望した彼は交通事故を起こしてしまい、川に転落。命は助かったものの、記憶喪失の状態に陥り、小さな田舎町ローソンへと流れ着く。ところがその町の住人たちは、彼のことを戦争で行方不明になっていた町の英雄ルークと勘違いし、大歓迎で迎えるのだった…。 人生に絶望した一人の男が、偶然出会った小さな町の住人たちとの奇妙な交流を通して次第に希望を見出していく姿を描く。 すごく面白かったです。さすがは『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督。ハプニング続きのドタバタした展開だけど、最後にはしっかりと感動を与えてくれました。「アメリカの自由の理念」を謳った結末は好みが分かれるかもしれないけど、町の人たちはみんな温かいし、とてもハートウォーミングな作品でした。『アフリカの女王』や『巴里のアメリカ人』、『欲望という名の電車』など、1951年に作られた名作をリスペクトしているのもオールドファンの心をくすぐったのかもしれないね。また、声の出演のマット・デイモンなど、脇役もけっこう豪華。 コメディじゃないジム・キャリーって初めて観たような気がするけど、シリアスドラマでも彼はいい演技をするんだね。落ちついて見ると、彼はけっこうハンサムかもしれない。 小ネタだけど、『TAKEN』に出ていたキャサリン・デントをメイベル役で見つけてちょっと嬉しかった。 |
| 153分/★★★★☆ (2003年12月11日) |
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| マーシャル・エンジェル | |
| MARTIAL ANGELS | |
| 2001年香港/クライムアクション <監督> クラレンス・フォク <脚本> シャロン・ホイ <出演> スー・チー ジュリアン・チャン ケリー・リン サンドラ・ン テレサ・マク レイチェル・ヌガン テレンス・イン アマンダ・ストラング |
<ストーリー&コメント> 泥棒稼業から足を洗い、秘書として働いているキャット。そんな彼女のもとに、元恋人のチーヤンがハイテクソフトの強奪に失敗し、ロシア人マフィアに捕らえられたとの情報が入る。かつての仲間を集め、彼の救出に動き出すキャットだが…。 『クローサー』のスー・チー主演のクライム・アクション。 スー・チー目当てに観たんだけど…あまりにもくだらなくて、観終わるまで苦痛なほどでした。実際、途中で何度も挫折してしまって、全部観るまでに1ヶ月ほとかかったぐらい(笑) アクション映画のはずなのに、まったくキレのないアクション。過度なスローモーション、見づらいカット割り、不自然過ぎる動き。全てが最悪。 ストーリーにも全く冴えがなく、本当に2001年作品かと疑いたくなるほど古臭い画質。スー・チーやケリー・リンら美人女優を観るためだけにしても、あまりにも厳しい愚作。 序盤は『クローサー』とどこか似ている雰囲気なんだけど、これをリメイクしているのかな? |
| 91分/★☆☆☆☆ (2005年2月9日) |
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| マーシャル・ロー | |
| THE SIEGE | |
| 1998年アメリカ/アクション <監督> エドワード・ズウィック <出演> デンゼル・ワシントン アネット・ベニング ブルース・ウィリス トニー・シャローブ サミー・ブワジラ アーメット・ベン・ラービー ビル・クリントン |
<ストーリー&コメント> 発端は、ブルックリンで起きたバスジャック事件。捜査を始めたFBI捜査官ハバードの前に、CIA捜査員エリースが現れる。アラブ系移民にコネがある彼女と共同戦線を組むことになったハバードは、犯人一味の目的が政府の重要参考人アーメッド・ビン・タラルの解放を望むものだとつきとめる。一方、続発する無差別爆破テロはさらに激化し、大統領はついに戒厳令(マーシャル・ロー、Martial Law)を発令するのだった…。 現実に起きた1993年の世界貿易センタービル爆破事件をドラマの発端にした政治サスペンス。マーシャル・ローとは、戒厳令のことで、戦時下と同等の非常事態であることを示す。テロから市民を守るはずの軍やFBIが、戒厳令によって人々の自由を奪う側になってしまう矛盾と恐怖が描かれる。 この作品は、2001年9月11日より前に見るか後に見るかで随分評価が変わってしまうだろう。あのテロ事件とほとんどうりふたつの内容に、肌寒い恐ろしさを感じてしまった。 世界のリーダーを自認するアメリカと、イスラム系団体との対立。街から迫害されるアラブ系人民。爆弾を積み込み、政府ビルに突撃する車…。映画の中でだけ起こったはずの事件が、現実のものになってしまった。もし、あのテロの犯人グループがこの映画を見たのであれば…映画の功罪をも考えてしまう。 デンゼル・ワシントンは相変わらず素晴らしい演技です。 |
| 116分/★★★☆☆ (2002年3月18日) (再観・2006年7月14日) |
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| マスク | |
| THE MASK | |
| 1994年アメリカ/コメディ <監督> チャック・ラッセル <脚本> マイク・ワーブ <出演> ジム・キャリー キャメロン・ディアス ピーター・リーガート ピーター・グリーン エイミー・ヤスベック リチャード・ジェニ オレステス・マタセナ ティム・バグリー ナンシー・フィッシュ ジョニー・ウィリアムズ |
<ストーリー&コメント> 真面目だけが取り柄の気弱な銀行員スタンリーは、恋人もできずにサエない日々を送っていた。ある夜、彼は川で奇妙な仮面を見つける。何気なくその仮面を顔に当てた彼は、なんと緑色の怪人に変身してしまった!変身した彼は、本人とは正反対のファンキーな男。風のように町へと飛び出した“マスク”は、普段スタンリーを馬鹿にしている人間たちに次々と仕返しを開始するのだが…。 ジム・キャリーお得意の顔面芸にCGアニメをミックスした、ファンタジー・コメディの大ヒット作。 5ツ★でもいいかと思えるぐらい、大爆笑でした。単純に面白かった。ジム・キャリーのコメディは強烈な個性を持っているので好みが分かれるだろうけど、この作品は誰が観ても面白いんじゃないかな。緑のマスクも、完全CGというわけではなく、単純に顔を塗っただけ。だから、笑えるシーンはほとんどが彼の一人芸の笑いなんですよね。そこに適度にCGが加わっているのがアクセント的にいい。 物語はシンプルで親しみやすい。特に笑えたのは、機動隊のミュージカルシーン。銃を構えていた男たちが次第にリズムに乗ってしまって、みんなで踊り出す。なんとも馬鹿げたシチュエーションなんだけど、すごく笑えました。小さなところでは、愛犬マイロの奮闘にも注目。 ヒロインには、これがデビュー作にして出世作のキャメロン・ディアス。後のどの作品よりもキュートだったなぁ。 |
| 101分/★★★★☆ (2004年7月3日) |
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| マスク・オブ・ゾロ | |
| THE MASK OF ZORRO | |
| 1998年アメリカ/アクション <監督・脚本> マーティン・キャンベル <製作総指揮> スティーブン・スピルバーグ <脚本> ジョン・エスコウ テッド・エリオット テリー・ロッシオ <出演> アントニオ・バンデラス アンソニー・ホプキンス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スチュアート・ウィルソン マット・レッシャー ジュリエッタ・ローゼン トニー・アメンドラ ヴィクター・リヴァース |
<ストーリー&コメント> スペインから独立を宣言したメキシコ。スペインの総督ドン・ラファエルが治めるカリフォルニアで、仮面の男・ゾロは、圧政に苦しむ民衆の英雄として強欲な領主たちと戦っていた。ゾロの正体はスペイン人貴族ドン・ディエゴ。しかし、スペイン統治最後の夜、ディエゴはラファエルに妻を殺され、幼い娘を奪われた上に、自分は投獄されてしまう…。20年の時が流れ、ようやく脱獄に成功したディエゴは、帰国していたスペインからラファエルがカリフォルニアに戻ってきていることを知り、ラファエルから民衆を解放するため、そして自らの復讐のため、粗野な若者アレハンドロを新たなゾロとして鍛え上げるのだが…。 何度も映画化されてきた古典的ヒーロー“快傑ゾロ”を、スピルバーグが製作総指揮し、スケール豊かに映像化したアクション・アドベンチャー大作。これまでダグラス・フェアバンクスやアラン・ドロンなど、数々のスターがこの黒マスク・黒マントのヒーローに挑戦したが、民衆のヒーローという基本路線に新旧ゾロの復讐物語を盛り込み、よりドラマチックな物語が展開する剣劇ロマンに仕上がっている。 5ツ★をつけてもいいかなぁというぐらい面白かった。まさに痛快娯楽作というか、スカッと楽しめる作品でした。新旧ゾロはどちらも個性があっていいけど、特に初代ゾロのアンソニー・ホプキンス。めちゃくちゃシブくてカッコイイ!細身の剣をシャシャッと動かして“Z”の刻印を刻む姿はシビれるね。それに比べて二代目は、破天荒さをウリにしてる感じ。アントニオ・バンデラスがラテン系のノリで楽しく演じていて、こちらもいい感じ。 それにしても、キャサリン・ゼタ=ジョーンズはセクシーだね。厩のシーンでは、アンソニー・ホプキンスもメロメロになってたんじゃ?(笑)老人と美女というこの組み合わせは、翌年に製作された『エントラップメント』でも踏襲されているね。 |
| 138分/★★★★☆ (2007年7月29日) |
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| マスター・アンド・コマンダー | |
| MASTER AND COMMANDER : THE FAR SIDE OF THE WORLD | |
| 2003年アメリカ/海戦アクション <監督・脚本> ピーター・ウィアー <原作> パトリック・オブライアン <脚本> ジョン・コリー <出演> ラッセル・クロウ ポール・ベタニー ジェームズ・ダーシー エドワード・ウッドオール クリス・ラーキン マックス・パーキス ジャック・ランドール マックス・ベニッツ リー・イングルビー リチャード・ペイツ ロバート・パフ ビリー・ボイド |
<ストーリー&コメント> ナポレオン率いるフランス軍がヨーロッパを震撼させていた19世紀初頭。劣勢のイギリス海軍は、幼い少年たちまで徴兵しなければならない苦境に立たされていた。名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー率いる軍艦サプライズ号は、士官候補生ブレイクニーら数人の少年たちを載せ、フランス軍の私掠船アケロン号の拿捕という重大任務に向かう。しかし、彼らを待ちうける試練は敵艦だけではなかった…。 パトリック・オブライアンの世界的ベストセラー海洋歴史冒険小説を映画化。伝説的艦長と少年兵士たちの絆と成長を迫力の映像で描いたスペクタクル・アドベンチャー。 5ツ★でもよかったぐらい、すごく面白かったです。大航海時代や海戦モノは大好きなので、久しぶりの海戦巨編に大満足。アカデミー賞に10部門ノミネートされたのも納得。受賞は2部門に止まったけど、超強力なライバルさえいなければもっとたくさん受賞していたかもね。 軍艦の戦いを追うというわりとシンプルなストーリーなんだけど、その過程には様々な苦難があります。敵艦との戦闘はもちろんだけど、艦内の人間関係の不協和音、軍律、自然との厳しい戦いなど、艦長は大変です。ドラマだけでなく、映像ももちろんすごい。フリゲート級アケロン号との戦いは、まさに熾烈。戦術の展開にもワクワクしました。 映画館に見に行く予定が見逃してしまった作品だけど、やっぱりこれは映画館で観ておくべきだったなぁ。 『ロード・オブ・ザ・リング』のピピン役のビリー・ボイドが水兵役で出ています。 |
| 139分/★★★★☆ (2004年9月12日) |
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| 第76回アカデミー賞(2003年) 撮影賞、音響編集賞 | |
| 間違えられた男 | |
| THE WRONG MAN | |
| 1956年アメリカ/サスペンス <監督> アルフレッド・ヒッチコック <脚本> マックスウェル・アンダーソン アンガス・マクファイル <出演> ヘンリー・フォンダ ベラ・マイルズ アンソニー・クエイル チャールズ・クーパー |
<ストーリー&コメント> ミュージシャンのマニー・バレストレロは、妻と二人の息子と、経済的に苦しいながらも幸せに暮らしていた。そんなある日、偶然訪れた保険会社で疑わしげな視線で見つめられ、その日のうちに逮捕されてしまう。過去にその会社を襲った強盗と、マニーの人相が似ているということだった。突然降りかかった無実の罪を晴らそうと懸命なマニーだが、警察は彼を犯人だと決めつけてしまう…。 雑誌「ライフ」誌に掲載された実話を基に、犯罪者に間違えられた平凡な男が冤罪証明に苦悩する様を描く。 「巻き込まれ型のサスペンス」を描いたヒッチコック作品の真骨頂。平凡な男の人生が突然の不運で急降下していく様子は、実話だけに恐ろしくシリアス。拘置から取り調べ、裁判と物語が淡々と進む構成は主人公の感じる不安感を観ている側にまで感じさせてくれるし、事件の推移とともに、家族の借金苦、妻の心身衰弱などが併発し、主人公が追い込まれていく様子は演出にも遊びがなく、痛々しい。だからこそ、冤罪への怒りや、最後にすれ違う女性の態度のやり切れなさをより強く感じられるのだろうと思う。 |
| 106分/★★★★★ (2003年2月7日) |
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| 街の灯 | |
| CITY LIGHTS | |
| 1931年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> ヴァージニア・チェリル フローレンス・リー ハリー・マイヤーズ アラン・ガルシア ハンク・マン ジョン・ランド ヘンリー・バーグマン アルバート・オースチン |
<ストーリー&コメント> 街をさまよう放浪紳士は、街角で花を売る盲目の女性と出会う。彼女に一目惚れしてしまった彼は、何かと彼女の世話をやくようになる。そんなある日、彼女の視力は手術を受ければ回復すると知った彼は、手術費を稼ごうと奮起し、清掃夫をしたり賭けボクシングの試合に出場したりするのだが…。 喜劇王・チャップリンがサイレント映画時代の末期に発表した、不朽の名作ラブストーリー。全編セリフなしの作品は本作が最後になる。 押し寄せるトーキー化の波に逆らって作られたこの作品は、巧みなパントマイムと僅かな字幕で表現するというチャップリン映画の集大成作品のひとつです。純粋なラブストーリーをテーマにしているという点でも、とても見やすい作品に仕上がっています。 |
| 82分/★★★☆☆ (2005年4月24日) |
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| 街の野獣 | |
| NIGHT AND THE CITY | |
| 1950年アメリカ/フィルムノワール <監督> ジュールス・ダッシン <脚本> ジョー・アイシンガー <出演> リチャード・ウィドマーク ジーン・ティアニー グーギー・ウィザース ヒュー・マーロウ フランシス・L・サリヴァン ハーバート・ロム スタニスラウス・ズビスコ |
<ストーリー&コメント> ロンドンの繁華街。野心だけは旺盛だがケチな客引きのハリーは、うだつの上がらない日々に嫌気が差し、夢物語ばかり口にしては恋人のメアリーを困らせていた。そんなある日、ハリーはかつて伝説的なレスラーだったグレゴリウスに出会い、彼に気に入られたハリーは、ロンドン中のプロレスの興行を託される。なんとか回転資金を調達しようと、ハリーは金策に走るのだが…。 1992年にロバート・デ・ニーロ主演で『ナイト・アンド・ザ・シティ』としてリメイクされた。 正直イマイチでした。観始めては寝てしまうの繰り返しで、観終わるまで4日ほどかかったぐらい。主人公のハリーという男にも共感できないし、お目当てのジーン・ティアニーは出番が少ないし、あまり見かけない話題の「プロレスの興行権」という素材もあまりパッとしないし。中盤の格闘シーン(グレゴリウス役のスタニスラウス・ズビスコは、実際に元レスラーだったらしい)も地味で心躍らず。終盤の「逃亡と追跡」のシーンが一番サスペンスっぽくてよかったかも。 |
| 96分/★★☆☆☆ (2005年12月1日) |
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| マディソン郡の橋 | |
| THE BRIDGES OF MADISON COUNTY | |
| 1995年アメリカ/ラブストーリー <製作・監督・主演> クリント・イーストウッド <出演> メリル・ストリープ アニー・コーレイ ヴィクター・スレザック |
<ストーリー&コメント> カメラマンのロバート・キンケイドは、屋根のある橋の写真を撮りにアイオワ州マディソン郡にやってくる。そこで暮らす農場の主婦フランチェスカ・ジョンソンは、満たされない孤独感を抱えていた。道に迷ったキンケイドは、彼女に出会い、心を寄せるようになる。彼女の夫と二人の子どもが留守の間に、二人は永遠に残る四日間を過ごす…。 美しい田園の風景を背景に、切ない恋が叙情豊かに描きあげられています。とても切ないラブ・ストーリーです。 |
| 135分/★★★★☆ (2001年12月16日) |
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| マテリアル・ウーマン | |
| SAVING SILVERMAN | |
| 2001年アメリカ/コメディ <監督> デニス・デューガン <脚本> ハンク・ネルケン グレッグ・デポール <出演> スティーヴ・ザーン ジャック・ブラック ジェイソン・ビッグス アマンダ・ピート アマンダ・デトマー R・リー・アーメイ ニール・ダイアモンド |
<ストーリー&コメント> 高校時代からの親友であるウェイン、JD、ダレンの3人は、大人になっても固い絆で結ばれていた。そんなある日、ダレンが新しい恋人のジュディスに振り回されているのを好ましく思わないウェインとJDは、友情の危機を救うべくとんでもない行動に出るのだった…。 恋人の尻に敷かれる親友を取り戻そうと奮闘する、おバカな二人を描く爆笑コメディ。 かなり面白かったです。最初から最後まで笑いっぱなし。それはやっぱり、ウェインとJDのコンビが絶妙だから。積極的だけどどこか抜けたウェインと、存在感そのものがオチのようなJD。存在だけでなく、最後には思いも寄らないオチがついたんですが…(笑) 本人役で特別出演のニール・ダイアモンドを含めた最後のライブ・シーンは圧巻。序盤のストリート・ライブのシーンもけっこう楽しい。 それにしても、やっぱりジャック・ブラックは面白い。『ハイ・フィデリティ』で初めて知った役者だけど、なんだか画面に出ているだけで嬉しくなっちゃいます。オリヴァー・プラットなんかもそうだけどね。 |
| 98分/★★★☆☆ (2003年12月20日) |
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| 摩天楼はバラ色に | |
| THE SECRET OF MY SUCCESS | |
| 1987年アメリカ/コメディ <監督> ハーバート・ロス <脚本> ジム・キャッシュ ジャック・エップス A・J・カロザース <出演> マイケル・J・フォックス ヘレン・スレイター リチャード・ジョーダン マーガレット・ホイットン ジョン・パンコウ クリストファー・マーニー |
<ストーリー&コメント> ブラントリーは、ビッグサクセスを夢見て、故郷のカンザスからニューヨークへ旅立つ。ところが、入社当日に会社を解雇され、仕方なく遠い親戚にあたる叔父を頼って大企業に宅配係として入社。そんなある日、ビルの空室を利用してまんまと重役になりすますことに成功するのだが…。 成功を求めて田舎から大都会へやって来た青年が、出世とロマンスの両方に大奮闘する都会派サクセス・コメディ。 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのマーティことマイケル・J・フォックスは、まさにハマり役。小さい身体できびきびと動き、爽やかな笑顔と持ち前のガッツでチャンスをつかんでいく。エレベーターを強制停止して着替えたり、隣室の「音」を指揮したり。細かいところでも笑わせてくれます。あと、社長夫人役のマーガレット・ホイットンも存在感たっぷりで好演。 ストーリー的には、有り得ない話でつっこみどころも満載だけど、最後までテンポもよく、コメディとしては上質。 |
| 110分/★★★☆☆ (2003年9月30日) |
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| マトリックス | |
| MATRIX | |
| 1999年アメリカ/SF近未来 <監督・脚本> アンディ・ウォシャウスキー ラリー・ウォシャウスキー <出演> キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ローレンス・フィッシュバーン ヒューゴ・ウィービング ジョー・パントリアーノ |
<ストーリー&コメント> ある日ネオは、パソコンのモニター画面に不思議な文字列が浮かび上がっているのを見つける。正体不明の美女、トリニティに導かれて、ネオはモーフィアスという男と出会う。彼に見せられた世界の真実の姿は、驚くべきものだった。人間たちが“現実”だと思っているのは、「マトリックス」と呼ばれる仮想現実。そう、この世界は、コンピューターによって脳に送られた電気的な刺激が作り出した、スーパーリアルな幻だったのだ…。 時折スローになるシーンが、漫画みたいでなんか滑稽だった。 |
| 136分/★★★☆☆ (2000年12月11日) |
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| 第72回アカデミー賞(1999年) 音響賞、編集賞、視覚効果賞、音響効果賞 | |
| マトリックス リローデッド | |
| THE MATRIX RELOADED | |
| 2003年アメリカ/SF近未来 <監督・脚本> アンディ・ウォシャウスキー ラリー・ウォシャウスキー <出演> キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ローレンス・フィッシュバーン ヒューゴ・ウィービング ジェイダ・ピンケット=スミス モニカ・ベルッチ ランベール・ウィルソン ハロルド・ペリノー・Jr. ハリー・J・レニックス ノーナ・M・ゲイ グロリア・フォスター ヘルムート・バカイティス |
<ストーリー&コメント> 人類の救世主として覚醒し、モーフィアス率いる反乱軍と共にコンピュータの支配から人類を解放するための闘いを続けていたネオ。だが、ある時ついに人類最後の都市ザイオンの位置がコンピュータに特定されてしまう。ネオとトリニティー、モーフィアスは、ザイオンを守るため、マトリックスのすべてにアクセスできるという謎の人物“キーメーカー”を探して再びマトリックスへと侵入するのだが…。 人類の救世主と目される男が世界を牛耳るコンピュータと壮絶な闘いを繰り広げるSFハイパー・アクションの人気シリーズ第2弾。 なかなか面白かったです。前作よりも、こっちの方が好きかな。前作を観てから4年ちかく経っているし、途中まではあまり話についていけず。「あぁ、こんな感じだったな」と思い出しながら観ていました。しかも、話がだんだん哲学的な話になってきてかなり眠かった。面白くなってきたのは中盤の“キーメーカー”が登場してくるあたりから。そこから、急に世界観がわかり始めたんですね。マトリックス世界の謎というのもわかってきたし、ネオの存在自体に関する衝撃的な真実も興味深かった。物語は最終作へと続くんだけど、結末がぜひ観てみたくなった。 アクションはあいかわらず。ワイヤーアクションは、やっぱり笑えてしまう。ありえない動きを実物っぽく見せようとするから、漫画みたいに見えるんだよね。その点、思いっきり開き直ってる『グリーン・デスティニー』とかの方が好きだけどね。アクションで一番の見所は、格闘シーンではなく、ハイウェイでのノンストップアクション。あれはすごかった。あと、モーフィアスの斬鉄剣!カッコイイよ、彼(笑) |
| 138分/★★★☆☆ (2004年10月31日) |
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| マトリックス レボリューションズ | |
| THE MATRIX REVOLUTIONS | |
| 2003年アメリカ/SF近未来 <監督・脚本> アンディ・ウォシャウスキー ラリー・ウォシャウスキー <出演> キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ローレンス・フィッシュバーン ヒューゴ・ウィービング ジェイダ・ピンケット=スミス モニカ・ベルッチ ランベール・ウィルソン ハロルド・ペリノー・Jr. ハリー・J・レニックス ノーナ・M・ゲイ ナサニエル・リーズ メアリー・アリス ヘルムート・バカイティス |
<ストーリー&コメント> パワーを使い尽くしたネオは昏睡状態に陥り、マトリックスと現実世界の間をさまよっていた。仲間の助けで現実に戻ってきた彼は、スミスとの最終決戦のためにトリニティーと二人だけで敵の中枢へと乗り込んで行く。一方、機械たちは人類最後の都市“ザイオン”への総攻撃を始め、迎え撃つ反乱軍は最終防衛線を張って死闘を展開する。全ての戦いに、いよいよ決着がつけられようとしていた…。 人類とコンピュータの壮絶な闘いを描いたSFハイパー・アクションの人気シリーズ最終第3弾。 好き嫌いは分かれそうだけど、個人的にはかなり面白かったです。全てを振り返ってみると、この三部作はなかなか面白かった。斬新でセンセーショナルな映像美で世界をあっと言わせた第一作。その大ヒットを受けて作られた続編の第二作は、かなり哲学的な側面に物語を持っていって難易度は高いけど、驚きの展開が待っていた。最終作となる第三作は、まさに死闘。それぞれに個性のある色合いで、戦いの舞台がコンピュータ内の仮想現実の戦いから次第に現実世界へと移っていったのも興味深い。物語としては最後がちょっとウヤムヤに終わってしまったのがマイナスかな。結局、機械帝国はどうなったのよ!という感じ。 今作は、とにかくザイオンの防衛戦がすごかった。これでもかと撃ちまくる銃撃の嵐、圧倒的な物量の機械たち。CGも効果的で、ド迫力の戦闘シーンはメカものとしては『クローンの攻撃』より圧倒的に上だった。とにかく今作は、ザイオンだね。あの迫力は『二つの塔』を思い出したよ。最後の対決はまるでドラゴンボールで笑ってしまったけど、それもご愛嬌。何より、スミスの「それはないぞ」のセリフにも爆笑。 そういえば、スミスはずっと「どこかで見た顔だな」と思ってたんだけど、エルフの王・エルロンドだったんだね。 それにしても、このシリーズの登場人物はどうしてみんなサングラスかけてるんだろう。それが最大の謎かも。 |
| 129分/★★★★☆ (2004年11月8日) |
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| マトリックス レザレクションズ | |
| THE MATRIX RESURRECTIONS | |
| 2021年アメリカ/SF近未来 <製作・監督・脚本> ラナ・ウォシャウスキー <脚本> デヴィッド・ミッチェル アレクサンダル・ヘモン <出演> キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 ジェシカ・ヘンウィック ジョナサン・グロフ ニール・パトリック・ハリス ジェイダ・ピンケット・スミス プリヤンカー・チョープラー・ジョナス |
<ストーリー&コメント> かつて人類の救世主として仮想現実“マトリックス”で人工知能の軍団と戦い、命を落としたと思われていたネオ。だが彼は、平穏そうな世界でゲームデザイナーのトーマス・アンダーソンとして生きていた。そんなトーマスはティファニーという女性と出会う一方、モーフィアスという男性と対面。モーフィアスはトーマスに、ネオに戻るよう告げる。すべては自分の妄想の産物と判断し、申し出を断るトーマスだったが、対抗勢力が彼を襲ったことで、やがてネオである自分に覚醒。“マトリックス”を支配する勢力を相手に新たな戦いへと挑むのだが…。 大ヒットSF映画『マトリックス』シリーズの18年ぶりに作られた第4作。劇中に『マトリックス』というゲームがある設定など、セルフパロディーの要素も多いのがユニーク。監督は第1〜3作のウォシャウスキー姉妹の姉ラナが単独で担当。 前3部作を監督した「ウォシャウスキー兄弟」は、トランスジェンダーであることをカミングアウトし、それぞれが性別適合手術を受けてラナ(旧名ラリー)とリリー(旧名アンディ)の「ウォシャウスキー姉妹」になっていたことがまず驚き。兄弟そろってそういうこともあるんだね。 それは置いといて、本作の内容はとても残念なもので「作らなきゃよかったリブート作」だと思います。作中でも同じような製作会議がコメディとして描かれているけど、実際には会社から圧力を受けたわけではなく、本人たちが作りたくて作ったものだというからちょっとタチが悪い。主演の二人はそのまま同キャストが演じているので年齢も重ねているし、アクションはだいぶ無理があるような気がする。 |
| 148分/★★☆☆☆ (2025年9月10日) |
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| マネーボール | |
| MONEYBALL | |
| 2011年アメリカ/スポーツドラマ <監督> ベネット・ミラー <脚本> スティーヴン・ザイリアン アーロン・ソーキン <勢作・出演> ブラッド・ピット <出演> ジョナ・ヒル フィリップ・シーモア・ホフマン ロビン・ライト クリス・プラット ケリス・ドーシー スティーヴン・ビショップ ブレント・ジェニングス ニック・ポラッツォ |
<ストーリー&コメント> 高校時代は花形選手だったものの、プロでは大成することなく引退したビリー・ビーン。その後、若くして弱小球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任するが、長らく低迷を続けるアスレチックスは財政的にも厳しく、選手の補強すらままならない状態だった。そんな体たらくに喘ぐ2002年、名門イェール大の経済学部を卒業し、インディアンズのスタッフとして独自に選手のデータ分析を行っていた青年ピーター・ブランドと出会う。自らのチーム強化ヴィジョンに不可欠と見込んですぐさまピーターを引き抜き、彼のデータを重視した斬新な選手評価を基に、安い選手を買って「勝てるチーム」をつくる独自の経営戦略を打ち立てていくビリー。しかし、その常識破りの方針と、彼の短気で独善的な性格が周囲の反発を招き、チームは結果を出せない状態が続く。それでも、ビリーは確固とした信念で戦略を貫き通すと、次第にチームは勝ち星を重ね、奇跡の快進撃を続けていくのだが…。 低迷していたオークランド・アスレチックスを革新的球団運営で常勝チームへと作りかえた実在のゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンの成功物語を映画化。 実話ということもあり、時折挟まれる実際の映像がリアリティをさらに呼び起こしてくれるのでいいエッセンスになっています。イチローもちょっとだけ出てきます。 わりとドキュメンタリータッチな構成になっているので、娯楽野球映画としては『メジャーリーグ』にはかなわないけど、こういう人物がいたことを伝えるための伝記というのは大事だし、アメリカの野球界、映画界はこうやって歴史を積み重ねていくんだなぁと改めて思いますね。実話から間もない時間で映画化されるのもすごい。日本のプロ野球人で伝記映画になる人って、いないもんなぁ。 |
| 133分/★★★☆☆ (2016年4月14日) |
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| マーニー | |
| MARNIE | |
| 1964年アメリカ/サスペンス <監督> アルフレッド・ヒッチコック <脚本> ジェイ・プレッソン・アレン <出演> ティッピ・ヘドレン ショーン・コネリー ダイアン・ベイカー マーティン・ゲーブル ルイーズ・ラザム |
<ストーリー&コメント> ストラト社で働いていた経理の女性が、大金を着服して蒸発。犯人の女性・マーニーは、偽名を使って詐欺を繰り返していたのだった。彼女は、次の標的にしたルトランド社の社長マークは、彼女の魅力に惹かれ、泥棒と知りつつ採用する。熱烈なアタックをするマークだが、マーニーは彼の誘いを頑なに拒絶するのだった…。 赤い色を恐れ、異常行動に走る女性の心理的葛藤を描く。 ヒッチコック監督のかなり後期の作品。テーマは、トラウマと犯罪心理。かなり深いテーマのためか、終盤までかなり間延びしてしまっている。そのわりには、マークの行動があまりにも飛躍しすぎている。場面展開のテンポも早いし、チグハグな印象は否めない。終盤の30分で一気に解決に向かうあたりはすごく面白いんだけど。 前作『鳥』でも見せたティッピ・ヘドレンの狂気的な演技が見所です。 ショーン・コネリーは当時34歳と、かなり若い。若い姿の彼を全然見たことがなかったので、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』や『エントラップメント』など、おじいさんな彼しか知らない僕にはかなり新鮮でした。最初、どの人がショーン・コネリーかわからなかったしね(笑) |
| 130分/★★★☆☆ (2003年2月28日) |
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| 招かれざる客 | |
| GUESS WHO'S COMING TO DINNER | |
| 1967年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> スタンリー・クレイマー <出演> スペンサー・トレイシー キャサリン・ヘプバーン シドニー・ポワチエ キャサリン・ホートン セシル・ケラウェイ イザベル・サンフォード |
<ストーリー&コメント> ジョーイはサンフランシスコに住む美しい白人女性。彼女は旅行先のハワイで黒人医師ジョンに出会い恋に落ちる。知り合って10日ながら愛し合うふたりは結婚を誓い合い、ジョーイは両親の許しを得ようと自宅へ招待する。母は最初こそ戸惑うが、娘の幸せそうな笑顔に次第に容認するようになる。だが新聞社のオーナーで人種差別に反対してきたはずの父親は、実の愛娘の結婚となると素直に受け入れられなかった。そして彼は、そんな自分自身に困惑するのだった…。 リベラリストを自認する親が子どもの結婚で突きつけられた人種問題の葛藤を描いたドラマ。 派手さはないけど、すごく心に染みる作品です。今見ると驚きはあまりないけど、まだ人種差別の根強くあっただろう当時には、相当なインパクトがあったんだろうね。そういう意味では、映画って時代時代の世相というか、問題提起と強く結びついた文化なんだね。 |
| 104分/★★★★☆ (2002年6月24日) |
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| 第40回アカデミー賞(1967年) 主演女優賞、脚本賞 | |
| マネー・ピット | |
| THE MONEY PIT | |
| 1986年アメリカ/コメディ <製作総指揮> スティーブン・スピルバーグ <監督> リチャード・ベンジャミン <脚本> デビッド・ジャイラー <出演> トム・ハンクス シェリー・ロング アレクサンダー・ゴドノフ モーリン・ステイプルトン ジョー・マンテーニャ |
<ストーリー&コメント> 同棲中のカップル、ウォルターとアンナは突然アパートを追い出される羽目になる。不動産屋の友人ジャックに引越し先を捜すように頼んだウォルターは、格安で売り出している大邸宅を紹介される。下見に行ってすっかり物件が気に入った彼らは、その日のうちにその家を買うことを決めた。幸せ一杯で新居での生活を始めたふたりだったが、見かけはゴージャスなその家は、実は欠陥だらけで倒壊寸前の代物だったのだ…。 欠陥家屋と奮闘するカップルの様子に大爆笑。何かするたびにすぐ壊れるドア、壁、床、風呂、庭…。とにかく、壊れすぎ!(笑) ビッグになる前のトム・ハンクスが主演していて、飾らない体当たりの演技で笑わせてくれます。若い頃の彼の作品ってあまり観たことないんだけど、コメディの才覚もあるんだね。 |
| 92分/★★★☆☆ (2002年7月11日) |
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| 真昼の決闘 | |
| HIGH NOON | |
| 1952年アメリカ/西部劇 <監督> フレッド・ジンネマン <脚本> カール・フォアマン <出演> ゲーリー・クーパー グレース・ケリー トーマス・ミッチェル ロイド・ブリッジス ケティ・フラド アイアン・マクドナルド ヘンリー・モーガン ロン・チェイニー・Jr. ジャック・イーラム ハリー・シャノン |
<ストーリー&コメント> 19世紀末、西部の小さな町。結婚式を挙げ、新婚旅行に出かけようとしていた保安官ウィル・ケインの元に、かつて逮捕した無法者が刑期を終えて帰ってくるという報せが届く。ケインは旅行を取り止め、町の治安を守るために彼らとの対決を決意する。だが、流血を厭わない彼に、新妻のエミーばかりか、味方のはずの町の住人さえも否定的だった。孤立無援のケインは協力者を求めて、炎暑の町を歩き回るのだが、列車の到着時刻は刻一刻と迫ってくるのだった…。 単純明快・勧善懲悪の世界の西部劇に、非情な人間ドラマを盛り込むという手法は、当時としてはかなり斬新で話題を集めたそうです。登場人物それぞれの思惑が入り乱れる筋立ては、ヒーロー像を否定しつつもかえってその構図を際立たせるものになっており、娯楽映画としての定石を果たしている。劇中時間と実上映時間をシンクロさせた事も、作品を貫くリアリズムに貢献しており、その実験的発想の勝利。主題曲『ハイヌーン』はアカデミー歌曲賞を受賞。 若く美しいグレース・ケリー、本作で2度目のアカデミー主演男優賞受賞となった逞しいゲーリー・クーパーという魅力的なキャスティングも素晴らしい。それにしても…西部劇ってあまり見慣れてないからとても新鮮なんだけど、いつでも街の中で銃をぶっ放しちゃうのってスゴイですよね。この頃からアメリカ人は本当に銃が好きな種族なんだね。 |
| 84分/★★★☆☆ (2004年2月12日) |
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| 第25回アカデミー賞(1952年) 主演男優賞、編集賞、劇・喜劇映画音楽賞、歌曲賞 | |
| 迷い婚−すべての迷える女性たちへ− | |
| RUMOR HAS IT... | |
| 2005年アメリカ/ラブコメディ <監督> ロブ・ライナー <製作総指揮> ジョージ・クルーニーほか <脚本> テッド・グリフィン <出演> ジェニファー・アニストン ケビン・コスナー シャーリー・マクレーン ミーナ・スヴァーリ マーク・ラファロ リチャード・ジェンキンス キャシー・ベイツ |
<ストーリー&コメント> ニューヨークで新聞の死亡記事を担当しているサラは、恋人ジェフからのプロポーズを受けたものの、将来の結婚生活に自信が持てない。妹アニーの結婚式のため西海岸の故郷パサディナに帰省した彼女は、そこで自分の両親が、映画にもなった小説『卒業』のモデルではないかという噂を耳にする。どうやらサラの亡き母親が結婚式直前に連れ去られた花嫁で、サラの祖母キャサリンが青年を誘惑したミセス・ロビンソンのようだ。しかし母親が結婚した相手は、母親を連れ去った男性ではなかった。真相を知るべく、サラはかつて母親を連れ去った男性、バローズを訪ねるのだが…。 主人公の青年が、愛する女性を別の男性の結婚式に乗り込んで奪い去る…。そんな伝説的なラストで知られるアメリカン・ニューシネマの名編『卒業』。もしもそのカップルがヒロインの両親だったらというアイディアが映画ファンには何とも楽しい。と、このアイデアはいいんだけど…作品の内容自体は芳しくない。何がたりないんだろう。とにかくなんか足りないんだよなぁ。キャストもムダに豪華だし、ストーリーもまずまず。キャストの演技の問題かな?ジェニファー・アニストンが何に悩んでるのか、恋人を本当に愛しているのか。そのあたりがボンヤリとしてるから、観ている側は感情移入できないのかも。『卒業』の内容も薄かったし、こんなもんなのか。 |
| 97分/★★☆☆☆ (2008年3月17日) |
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| 第25回アカデミー賞(1952年) 主演男優賞、編集賞、劇・喜劇映画音楽賞、歌曲賞 | |
| 真夜中のカーボーイ | |
| MIDNIGHT COWBOY | |
| 1969年アメリカ/ドラマ <監督> ジョン・シュレシンジャー <脚本> ウォルド・ソルト <出演> ダスティン・ホフマン ジョン・ヴォイト シルヴィア・マイルズ ジョン・マッギヴァー ブレンダ・ヴァッカロ バーナード・ヒューズ ルース・ホワイト ジェニファー・ソルト ギルマン・ランキン ゲイリー・オーウェンズ |
<ストーリー&コメント> 自分の魅力に自信を持ち、テキサスから成功を夢見てニューヨークにやってきた青年、ジョー。だが現実の壁は厳しく、カウボーイ・ファッションにこだわる彼の存在は街から浮き上がっていた。ジョーは、同じような困窮に苦しみながらもしたたかさで乗り切る孤独な男ラッツォと知り合い、互いを支えあいながら再出発しようとするのだが…。 大都会で出会ったしがない二人の青年の友情と挫折を描き、アカデミー作品賞ほか3部門に輝いたアメリカン・ニューシネマ。 多くの映画批評で傑作として取り上げられる作品ですが、僕には全く響いてきませんでした。『イージー・ライダー』や『ディア・ハンター』もそうなんだけど、時代と世代を超えられない作品に思えます。「その時代じゃないと良さが分からない作品」というかね。好きな人はものすごく好きなんだろうけど、僕は好きになれない作品です。途中で「単なるゲイ映画かよ!」と思ってしまったら、後はあまり感情移入できなかった。挫折はまだしも、友情を深く描いた作品とは思えなかったし。友達に靴磨きはさせんだろう、普通。最後の二人の旅も、友情というか同情というか微妙な気がした。 関係ないんだけど、邦題にすごく違和感がある。なぜに「カーボーイ」?「カウボーイ」じゃないの?邦題からの印象で、勝手に「田舎でカウボーイを気取ってた若者が、都会で車を乗りこなす。だからカーボーイ」とかいう展開を予想してしまったので、拍子抜けしました。 |
| 113分/★☆☆☆☆ (2004年6月6日) |
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| 第42回アカデミー賞(1969年) 作品賞、監督賞、脚色賞 | |
| 真夜中の戦場/クリスマスを贈ります | |
| A MIDNIGHT CLEAR | |
| 1992年アメリカ/戦争ドラマ <監督・脚本> キース・ゴードン <出演> ピーター・バーグ ケヴィン・ディロン アリー・グロス イーサン・ホーク ゲイリー・シニーズ フランク・ホエーリー |
<ストーリー&コメント> 第二次世界対戦中の1944年12月。アメリカ軍はフランスとドイツの国境に位置するアルデンヌの森の周辺を拠点にしようと、ノット軍曹をはじめとした6名の若い偵察部隊を派遣する。現地に到着した彼らは雪山にドイツの軍営を発見、両軍はしばらく互いに牽制し合うが、クリスマスの夜、ふとしたきっかけで戦闘のない不思議な交流を交わすことに。そして、ドイツ軍に戦う意思がなく投降を望んだことから、ノットたちはそれを受け入れようとするのだが…。 第二次大戦末期、ヨーロッパ戦線のただ中で若年兵だけの連隊が経験した戦争の悲劇を綴った秀作ドラマ。 派手なアクションシーンのない戦争ドラマだけど、静かな中にも心を揺さぶるメッセージが込められています。誰のために戦うのか、何のために戦うのか、本当の敵は誰なのか。国家間の紛争は名分としてあるけれど、個人のレベルになれば何の憎しみもない者同士が殺し合うのは異常なことだ。そんな、当たり前だけど忘れられがちなことに改めて気づかされた。正しい戦争なんて存在しないのだと。 |
| 107分/★★★☆☆ (2003年12月1日) |
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| マリリン・モンロー/ザ・ファイナル・デイズ |
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| MARILYN MONROE : THE FINAL DAYS | |
| 2001年アメリカ/ドキュメンタリー <監督> パティ・アイヴィンス <脚本> モニカ・ビダー <出演> マリリン・モンロー スーザン・ストラスバーグ スティーブ・アレン シド・チャリシー ディーン・マーティン ジェームズ・コバーン(ナレーション) |
<ストーリー&コメント> 1962年に睡眠薬の過剰摂取でこの世を去ったマリリン・モンロー。彼女は、その死の直前まで新作映画の撮影を続けていた。だが、作家アーサー・ミラーと離婚したばかりのモンローは精神的に不安定で、撮影を無断で欠勤することも多く、スタッフや共演のシド・チャリシー、ディーン・マーティンらの我慢も限界に達しようとしていた…。 彼女の死の真相を追うドキュメンタリーは数多いが、本作は彼女の死の直前まで撮影されていた、ジョージ・キューカー監督による未完の遺作『Something's Got to Give』(邦題は『女房は生きていた』)の撮影舞台裏という視点に絞って、モンロー最後の日々を描き出している。関係者のコメントや撮影日誌の記録から、精神的に追い込まれて行く彼女の姿が浮かび上がってくる。加えて最後に放送される、撮影部分を37分に編集した「本編」が見所。劇中の彼女の笑顔はとても美しい。それだけに、その後に待っている悲劇を思うとあまりにも切なく、そして儚い…。 彼女の素顔に迫る、とても内容のあるドキュメンタリーでした。 |
| 117分/★★★★☆ (2002年2月5日) |
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| マルコヴィッチの穴 | |
| BEING JOHN MALKOVICH | |
| 1999年アメリカ/SFファンタジー <監督> スパイク・ジョーンズ <脚本> チャーリー・カウフマン <出演> ジョン・キューザック キャメロン・ディアス キャスリン・キーナー ジョン・マルコヴィッチ オーソン・ビーン チャーリー・シーン |
<ストーリー&コメント> しがない人形使いのクレイグは、日々の生活費を稼ぐため、ビルの7と1/2階にある奇妙な会社に就職する。そんなある日、彼はオフィスの壁に奇妙な穴を発見。その穴はなんと、俳優ジョン・マルコヴィッチの脳内世界へと通じていた。同じビルで働く美女・マキシンにそそのかされ、その穴を商売に利用してひと儲けしようと、ひそかに客を募って、“あなたもマルコヴィッチになれる”体験ツアーを企画するのだが…。 奇抜なアイデアがいっぱいの不思議な作品。笑いの中にも深いテーマが見出せるようで…不可解なシーンも多いけど、個人的にはけっこう好きな作品です。 ダスティン・ホフマン、ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ウィノナ・ライダー、ゲイリー・シニーズらがチョイ役で一瞬だけ出演しています。 |
| 113分/★★★★☆ (2002年2月5日) |
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| マルコムX | |
| MALCOLM X | |
| 1992年アメリカ/伝記ドラマ <製作・監督・脚本> スパイク・リー <脚本> アーノルド・パール <出演> デンゼル・ワシントン アンジェラ・バセット アルバート・ホール アル・フリーマン・Jr デルロイ・リンドー テレサ・ランドル ケイト・ヴァーノン |
<ストーリー&コメント> チンピラだったマルコムは、若くして窃盗罪で服役し、刑務所の中でイスラム教に改宗する。出所後、彼はイライジャ・ムハマットの下でブラック・モスレムきっての白人を敵対視する煽動家となる。やがて組織に疑問を感じ、多人種共存の道を探ってメッカを巡礼するなか、あらゆる人種の真の友愛を悟って帰国。そしてアメリカ黒人の解放運動を今までになかった新しい理念によって大きく展開しようとする…。 近代アメリカきっての偉大な思想家であり、キング牧師と並ぶ黒人解放運動のリーダー、マルコムXの生涯を描いた伝記的作品。 すごく長くて、圧倒的なパワーを見せつけられた作品でした。そのパワーは、黒人の解放運動のエネルギーなのか、マルコムXを体当たりの熱演で演じきったデンゼル・ワシントンの演技力なのか、人種差別という日本人にはなかなか体感し難い問題からくる圧迫感なのかはわからないけど。とにかく、圧倒的でした。 デンゼル・ワシントンは、この作品で初めてアカデミー主演男優賞はノミネート(助演賞にはここまでに2度ノミネートされ、1989年の『グローリー』では見事に受賞している)された。 |
| 202分/★★★☆☆ (2007年1月25日) |
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| マルホランド・ドライブ | |
| MULHOLLAND DRIVE | |
| 2001年アメリカ、フランス/ミステリー <監督・脚本> デビッド・リンチ <出演> ナオミ・ワッツ ローラ・エレナ・ハリング ジャスティン・セロー アン・ミラー ロバート・フォスター ダン・ヘダヤ マーク・ペレグリノ ビリー・レイ・サイラス |
<ストーリー&コメント> 女優を志し、叔母を頼りにハリウッドへやって来たベティ。だが、叔母から借りたアパートには記憶喪失の女がいた。女はリタと名乗り、事故でケガをしたので休ませてほしいとベティに頼む。リタのバッグには大金と謎の青い鍵が入っていて、思い出せるのは「マルホランド・ドライブ」という言葉だけ。好奇心を覚えたベティは、しばらく彼女の面倒をみることにするのだが…。 鬼才デビッド・リンチ独特の世界観が満載のワンダー・ミステリー。当初は『ツイン・ピークス』のようなTVシリーズを企画して製作を始めたものの、TVのレベルではない濃密さのおかげで製作が滞り、フランスのTV局の出資を得て完成したいわくつきの作品。 難解な映画というのがよくある。それを、さも完璧に理解して「映画の達人」の顔をすることもできるだろうが、ことデビッド・リンチの作品に関してはそれは意味の無いことのように思える。事実、この作品は僕にはさっぱり理解できませんでした。でも、それでいいんじゃないかと思える。無理に「理解」しようとせず、この不可解な世界観、意味深な伏線のはりめぐらされたラビリンスにとことんまで酔うことが彼の作品を楽しむ最良の秘訣。明瞭な結論は出ないけれど、それだけに観る人ごとの味わい方があるんだと思うしね。 主演の二人はどちらも美しく、また濃密な演技が印象的だった。ローラ・エレナ・ハリングはキャサリン・ゼタ=ジョーンズみたい。 |
| 146分/★★★★☆ (2003年4月22日) |
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| マレーナ | |
| MALENA | |
| 2000年イタリア、アメリカ/ドラマ <監督・脚本> ジュゼッペ・トルナトーレ <原案> ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ <出演> モニカ・ベルッチ ジュゼッペ・スルファーロ ルチアーノ・フェデリコ マティルデ・ピアナ ピエトロ・ノタリアーニ ガエタノ・アロニカ |
<ストーリー&コメント> 1940年、第二次大戦中のイタリア。シチリア島で暮らす少年レナートは、島で評判の美女マレーナに心を奪われていた。彼女は村の男たちの視線を独占し、女たちからは嫉妬混じりの感情を抱かれていた。マレーナの夫は兵士として出征していたが、ある日彼女のもとに夫の戦死を伝える手紙が届く。未亡人となったマレーナは男たちからより一層好奇の視線を注がれるようになっていくのだが…。 戦争により人生を狂わされた美しい人妻の姿を、彼女に想いを寄せる少年の視点で描いた人間ドラマ。 モデル出身の美人女優モニカ・ベルッチがマレーナ役をセクシーに好演。ほとんどセリフのない役なんだけど、その存在感は圧倒的です。 ストーリーは、大きく三つに分けられます。前半は思春期を迎えたレナート少年の妄想の日々。中盤は、運命に弄ばれるマレーナの苦悩。そして、ある事件の後を描いた終盤。中盤から終盤にかけて、マレーナに対する嫉妬と憎しみを入り混ぜた女たちの態度の変化は怖いほどです。 中〜終盤はよかったけど、前半の少年のストーカーまがいの妄想部分は『アメリカン・ビューティー』や『ベビーシッター』同様、わざわざ映画として見るほどのものではないような。 |
| 92分/★★☆☆☆ (2002年10月6日) |
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| マン・オン・ザ・ムーン | |
| MAN ON THE MOON | |
| 1999年アメリカ/伝記ドラマ <監督> ミロス・フォアマン <脚本> スコット・アレクザンダー ラリー・カラズウスキー <出演> ジム・キャリー ダニー・デヴィート コートニー・ラヴ ポール・ジアマッティ ヴィンセント・シアヴェリ ピーター・ボナース ジェリー・ベッカー |
<ストーリー&コメント> アンディ・カフマンは子供の頃から人前でモノマネをするのが大好きだった。やがて大人となり、人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演し、以後も次々と珍芸奇芸を披露して一躍人気者となるが、彼の追及する過激な笑いについて行けなくなった大衆はやがて彼のことを見放してしまうのだった…。 斬新で過激な笑いを追求し続けた末、1984年にわずか35歳で急逝した実在の異色のコメディアン、アンディ・カフマンの伝記ドラマ。 コメディをやらせれば一級品のジム・キャリーがアンディ・カフマンを熱演。僕は実際のアンディを知らないし、アメリカでもどの程度の知名度だったのかは知らない。ただ…ああいう芸風は、僕は好きじゃない。人を傷つけたり、侮辱したり、怒りをかったり。それはすでにエンターテインメントではないと僕は思う。最初の方はまだよかったけど、中盤あたりからだんだんエスカレートしていって、すっかりシラけてしまった。最後は現代版オオカミ少年の末路というか、自業自得というか。大して感動もできず。それさえ受け入れられたら、それなりに満足のいく作品だとは思う。映画の評価だからそういうのは抜きにすべきかもしれないけど、やっぱりコメディアンの話だから、それを抜きにしては語れないと思うんだよね。笑えなければ、登場人物に感情移入もできないし。 一番面白かったのは冒頭のショートムービーでした。 あと、伝記ドラマであれば『エイト・セカンズ〜伝説の8秒』のように、実際の本人の映像をはさんだらよかったのではないかと思う。それによって物語に厚みも出てくると思うしね。 |
| 119分/★☆☆☆☆ (2002年10月4日) |
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| マンマ・ミーア! | |
| Mamma Mia! | |
| 2008年イギリス、アメリカ/ミュージカルドラマ <監督> フィリダ・ロイド <脚本> キャサリン・ジョンソン <出演> メリル・ストリープ アマンダ・セイフライド ピアース・ブロスナン コリン・ファース ステラン・スカルスガルド ドミニク・クーパー ジュリー・ウォルターズ クリスティーン・バランスキー |
<ストーリー&コメント> ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。だが、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、“父親と一緒にヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢を叶えるため、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまう。3人は道中で鉢合わせ、揃って島に到着。突然現れた昔の恋人たちを前に、ドナは慌てるのだが…。 往年の人気ポップグループABBAのヒットナンバーで構成され、世界中でロングランとなった傑作ミュージカルを映画化したミュージカル・コメディ。 すごく楽しい作品でした。出演者たちはみんな当然のように歌がうまいし、ドラマの途中で突然歌いだす演出は、やっぱり底抜けに楽しい。僕はABBAの曲をあまり知らないけど、それでも充分楽しめました。それにしても、よくあんなにドラマにピッタリの歌ばかりあるものだな。それとも、ドラマにあわせて歌を作った?どちらが先かわからないけど、どの歌もピッタリはまってると思いました。例えば浜田省吾の楽曲で同様のドラマを作ろうと思っても…ハッピーな歌がないから、ドラマが全くなりたたんよね(笑) |
| 108分/★★★☆☆ (2013年8月10日) |
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