| ローズ | |
| THE ROSE | |
| 1979年アメリカ/ミュージックドラマ <監督> マーク・ライデル <出演> ベット・ミドラー アラン・ベイツ |
<ストーリー&コメント> 女性シンガー、ローズは麻薬と過労のため心身ともにボロボロに。それでもなおエネルギッシュに歌い続けるのだった…。 実在の女性シンガー、ジャニス・ジョップリンをモデルにしたローズを、ベット・ミドラーが熱演。本物のジョップリンに負けぬパワフルなライブシーンが満載。 素晴らしい曲の数々を網羅したサントラも必聴モノです。 |
| 135分/★★★★☆ | |
| 六月の夜 | |
| JUNINATTEN | |
| 1940年スウェーデン/ドラマ <監督> ペール・リンドベルイ <脚本> ラグナール・ヒルテン・カバリウス <出演> イングリッド・バーグマン マリアンヌ・ローフグレン リールトリ・セルマン マリアンヌ・アミノフ ウーロフ・ヴィドグレーン ガンナー・ショベルイ ガブリエル・アロウ オロフ・ウィナースタンド シガード・ウォーレン ハッセ・エクマン |
<ストーリー&コメント> 薬局で働くシャスティンは、恋人との別れ話がもつれ、拳銃で撃たれてしまう。一命はとりとめたものの、心身ともに深く傷ついた彼女は、サーラと名前を変え、ストックホルムに移り住み、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、彼女を襲った昔の恋人が再び現れるのだった…。 過去を捨てて新しい愛に生きようとする情熱的な女性を描いた恋愛ドラマ。ヒロインを演じたイングリッド・バーグマンにとっては、これがスウェーデン時代の最後の出演作品。 正直、いまひとつでした。そもそも、作品のテーマがはっきりしない。サーラの生き様を描きたいのか、その恋愛模様を描きたいのか、スキャンダルに追い回される女性の悲劇を描きたいのか。そういうのって、重要だと思うんですよね。結局どれも中途半端になっているから、作品に全く奥行きが生まれないし、ダラダラと長く感じてしまうんだよね。しかも、最後の結末も全く共感できないし。 「これはアバンチュールなのよ」と言いきってしまったり、友人の婚約者との禁じられた恋に走るサーラは、後のイングリッド・バーグマン自身を暗示しているかのようで怖くもあります。 ただ、この作品の彼女はすごく綺麗。僕が観たスウェーデン時代の出演作の中では、本作の彼女が飛びぬけて美しいと思う。 |
| 88分/★★☆☆☆ (2004年10月10日) |
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| ロスト・イン・トランスレーション | |
| LOST IN TRANSLATION | |
| 2003年アメリカ、日本/ドラマ <監督・脚本> ソフィア・コッポラ <出演> ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン ジョヴァンニ・リビシ アンナ・ファリス 竹下明子 林文浩 キャサリン・ランバート 田所豊 藤原ヒロシ |
<ストーリー&コメント> コマーシャル撮影の仕事で来日した映画スター、ボブ・ハリス。彼は日本人スタッフから手厚い待遇を受けながらも、異国にいる戸惑いや居心地の悪さを感じ始め、自宅にいる妻とも冷え切った雰囲気で、気分はますます滅入るばかり。一方、同じホテルにはカメラマンの夫の仕事に同行してきた新婚の若妻シャーロットが滞在中。彼女は多忙な夫にかまってもらえず、ホテルの部屋で孤独を持て余していた。偶然何度か顔を合わせた2人はやがて言葉を交わすようになり、いつしか互いの気持ちを分かち合うようになるのだった…。 ソフィア・コッポラ監督が、自身の東京での経験をもとに描いたドラマ。異国の地・東京で偶然出会った二人が、次第に心を通わせ、孤独や疎外感を癒していく姿を描く。 内容的には地味なものかもしれないけど、なかなか面白かった。外国人から見た日本のイメージの滑稽さに失笑してしまう反面、立場が逆になれば、僕たち日本人が外国で感じる疎外感にも繋がっているし。表面的な事象だけを見て「日本を馬鹿にしている」とコキおろすのはあまりにも狭量。内容的にはアカデミー脚本賞を受賞するには小さい映画のような気もするけど、主演二人の演技の素晴らしさには拍手を贈りたい。特に、ビル・マーレイ。シブさに円熟味がかかって、素晴らしい演技でした。 |
| 102分/★★★★☆ (2005年6月18日) |
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| 第76回アカデミー賞(2003年) 脚本賞 | |
| ロスト・ジャンクション | |
| LOST JUNCTION | |
| 2003年アメリカ/サスペンス <監督> ピーター・マスターソン <脚本> ジェフ・コール <出演> ネーヴ・キャンベル ビリー・バーク ジェイク・ビジー チャールズ・パウエル デヴィッド・ゴウ マイケル・ペロン エイミー・スローン ジョエル・ミラー |
<ストーリー&コメント> 車が故障し立ち往生していたジミーは、通りかかった女性ミッシーに助けられ、車の修理が終わるまでの間、彼女の家に滞在することになる。しかし、彼女の言動にはどこか不審な点があった。そうこうするうち、彼女はジミーを連れて慌てて町を逃げ出す。ジミーが事の次第を問いただすと、ミッシーは車のトランクを開いてみせた。するとそこには彼女の夫ドクの死体が横たわっていたのだった…。 夫殺しの容疑がかかった魅惑的な人妻と、彼女に恋した青年の逃避行を描くラブ・サスペンス。主演は『スクリーム』のネーヴ・キャンベル。 あまりパッとしなかった。終盤で、ジミーが必死にミッシーの無実を証明しようとするんだけど、そのことからも、どうやら事件のポイントは「誰がドクを殺したか」にあるらしい。だけどそれはあまり重要には思えないんだよね。いきなりそんなことが話題になっても「え?そうなの?」ぐらいなもので。展開からして、明らかに彼女が殺したんだと思えるし。わかりきったことでダラダラ話を繋ぐのは『ランダム・ハーツ』なんかもそうだけどね。事件の真相は最後に明らかになるんだけど、その頃にはどうでもよくなってるし。ラブストーリーか、サスペンスなのか。どちらが本筋なのかフラフラしてるのは、明らかに脚本の失敗だろうね。 |
| 96分/★★☆☆☆ (2005年1月9日) |
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| ロスト・バタリオン |
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| THE LOST BATTALION | |
| 2001年アメリカ/戦争ドラマ <監督> ラッセル・マルケイ <脚本> ジェームズ・カラバトソス <出演> リック・シュローダー フィル・マッキー ジェミー・ハリス ジェイ・ローダン アダム・ジェームズ アーサー・クレマー |
<ストーリー&コメント> 第一次大戦下の1918年。ホイットルシー少佐は、師団を率いてシャレボー・ミルの森を攻略せよとの指令を受ける。少佐は、消耗した自分の師団では困難だと訴えるが、聞き入れられない。若年兵を補充した少佐の師団は森に進軍、敵の殲滅部隊と苛烈な戦闘を開始する。だが、やがて通信不能に陥り、友軍が次々と撤退して行く中で、少佐の師団だけが森の中で孤立してしまう…。 ドイツ軍に包囲され、森の中で孤立した米軍師団。陣地を守るため決死の攻防戦に臨む兵士たちの姿を、凄惨なまでの戦闘シーンで描く。 第一次大戦のドイツ戦線を舞台に、過酷な状況下で任務遂行に命を懸けた兵士たちの姿を実話を基に映画化。若年兵たちが初めて遭遇する死の戦場、白兵戦主体の戦闘シーン、色調を抑えてリアリズムに徹したカメラの描写は、まさに第一次大戦版『バンド・オブ・ブラザース』。ただ、こういうリアル戦争モノもだいぶ飽食ぎみ。この作品のテーマは戦争全体ではなく、ホイットルシー少佐の意地と信念。戦線も森の中の一区画に限定され、物語としての広がりはより狭く感じられた。 それにしても、元弁護士がどうしていきなり少佐という高位に就けるんだろう?しかも、職業軍人を大勢部下に従えて。 |
| 92分/★★★☆☆ (2003年11月29日) |
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| ロスト・ボイジー |
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| THE LOST VOYAGE | |
| 2001年アメリカ/オカルトホラー <監督・脚本> クリスチャン・マッキンタイア <脚本> パトリック・フィリップス <出演> ジャド・ネルソン ジャネット・ガン ランス・ヘンリクセン ジェフ・コバー マーク・シェパード リチャード・ガン |
<ストーリー&コメント> 1972年にバミューダ海域で消息を絶った大型客船コロナ・クイーン号が、25年ぶりに突然姿を現した。超常現象番組を手がけるTVディレクターのダナは、スクープで視聴率を稼ごうと、かつてコロナ消失事件で両親を失ったという超常現象研究者・アーロンに連絡を取る。彼はマスコミに不信感を示すが、コロナ号への興味には勝てず、調査チームに参加する。一行は嵐の中コロナに到着するのだが…。 魔の海域に現れた幽霊船を舞台にしたオカルト・ホラー。 船や飛行機が突然行方を絶ち、痕跡も残骸も残らないという魔の海域、バミューダ・トライアングル。世界的に有名なこのミステリー・スポットを舞台に、VFX映画専門のUFOプロダクションが製作。ところがこれが、驚いたことに全く面白くない。それぞれ腹に一物を秘めたような登場人物は、伏線のわりにはあっさり死んでしまうし。アーロンの親からのプレゼントも全く意味がないし、ダナにしても過去のトラウマを突然思い出したり、脚本の構成が練りきれていないように思った。 映像はそれなりだったけど、最後のオチもあまりにもドライだし。第一、亡霊たちは何がしたかったんだ?主人公二人には何の危害も加えないなんて、お人好し過ぎるのでは?ある意味新鮮だったけど。 同じ題材なら『バミューダ/呪われた財宝』の方がまだ面白い。 |
| 95分/★★☆☆☆ (2003年12月16日) |
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| ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク | |
| THE LOST WORLD: JURASSIC PARK | |
| 1997年アメリカ/SFアドベンチャー <監督> スティーブン・スピルバーグ <脚本> デヴィッド・コープ <出演> ジェフ・ゴールドブラム ジュリアン・ムーア ピート・ポスルスウェイト アーリス・ハワード リチャード・アッテンボロー ヴィンス・ヴォーン ヴァネッサ・リー・チェスター リチャード・シフ |
<ストーリー&コメント> 遺伝子技術を使い、太古に絶滅した恐竜たちを現代に蘇生させたテーマパーク“ジュラシック・パーク”で、恐竜たちが暴走した事故から4年。事故から立ち直りかけた科学者イアンはインジェン社の会長ハモンドから、パークとは別の島の遺伝子工場でも恐竜たちが蘇ったので調査してほしいと依頼される。イアンは勝手についてきた娘ケリーや恋人サラ、ハンターのテンボらと工場の島“サイトB”へ。そこでまたも恐竜たちに襲われてしまうのだった…。“サイトB” 古代の恐竜たちがバイオテクノロジーで現代によみがえるというアイデアを、CGを駆使して映像化し、世界的に大ヒットした『ジュラシック・パーク』の続編。 前作はCGなど最新VFXを駆使して恐竜をスリリングに描いたのが話題になったが、今回はデジタル技術の発展でさらに精巧で迫力ある映像が生まれており、特に恐竜が米国本土に上陸し、市街地で大暴れするクライマックスは圧巻。前作に及ばないながらも全世界で記録的大ヒット作となった。 前作を観たのはいつだったか思い出せないぐらい前だけど、細かいストーリーを意識しなくても楽しめる続編でした。さすがにスピルバーグ監督だけあって、演出にはメリハリがきいてるし、物語の見せ方がうまい。恐竜たちの迫力やリアリティもすごいし、製作から20年以上が経っても十分に楽しめる作品でした。最後には恐竜が大都会で大暴れするんだけど、テクノロジーの進歩に溺れて、決して手を出してはいけない聖域に立ち入っていることへの警鐘なのかなと思いました。作中に「神の真似事だ」というセリフもあるしね。 |
| 129分/★★★☆☆ (2020年8月2日) |
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| ロッキー | |
| ROCKY | |
| 1976年アメリカ/スポーツドラマ <監督> ジョン・G・アビルドセン <脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> タリア・シャイア バージェス・メレディス バート・ヤング カール・ウェザース セイヤー・デヴィッド |
<ストーリー&コメント> フィラデルフィアのしがない4回戦ボクサー、ロッキー・バルボアにある日突然チャンスがやってくる。世界ヘビー級チャンピオンのアポロの対戦相手に選ばれたのだ…。このチャンスを受けたロッキーは、思いを寄せるペットショップの女性店員エイドリアンに、最後まで戦いぬくことで、自分の愛が本物であることを証明すると約束するのだが…。 自ら脚本を手がけ、不屈の闘志ロッキーを熱演したシルベスター・スタローンの出世作。アカデミー賞作品賞など3部門に輝いた。 用心棒やポルノ男優など、生活のために職を転々としていたスタローンが、モハメド・アリと無名ボクサーの対戦の実話にヒントを得て3日で脚本を書き上げたというエピソードは今や伝説となっている。当時は全く無名だったスタローンが、劇中のロッキー同様アメリカン・ドリームを体現、ビル・コンティによる有名なテーマ曲と共に、何度観てもファイトが湧き出す永遠の名作だ。 |
| 119分/★★★☆☆ (1992年5月10日) |
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| 第49回アカデミー賞(1976年) 作品賞、監督賞、編集賞 | |
| ロッキー2 | |
| ROCKY II | |
| 1979年アメリカ/スポーツドラマ <監督・脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> タリア・シャイア バージェス・メレディス バート・ヤング カール・ウェザース |
<ストーリー&コメント> アポロとの死闘の果てに成功を手にしたロッキーは現役を引退。エイドリアンとの結婚を果たし、まともな職に就いて家庭を築こうとする。だが、ボクシング一筋に生きてきた彼は何をしてもうまくいかない。一方、無名のボクサーとの死闘でプライドを打ち砕かれたアポロは、マスコミを使ってロッキーを挑発、再戦のリングに引きずり出そうと画策する。ロッキーは失明も覚悟で再度起ちあがる…。 ボクシング映画の名作シリーズ第2弾。今回スタローンは、脚本に加えて監督にも初挑戦。 ヘビー級の二人がぶつかり合う試合場面は前作以上のド迫力。血まみれの死闘を終えてエイドリアンと抱き合うラストは、何度見ても感動を呼ぶ。シリーズ史上、最高の出来だと思う。 |
| 119分/★★★★☆ (1992年5月11日) |
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| ロッキー3 | |
| ROCKY III | |
| 1982年アメリカ/スポーツドラマ <監督・脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> タリア・シャイア バージェス・メレディス バート・ヤング カール・ウェザース ミスター・T ハルク・ホーガン トニー・バートン |
<ストーリー&コメント> アポロとの再度の死闘を終え、親子3人で水いらずの生活を送っていたロッキー。公私に充実し、幸せの絶頂にいた彼の前に、新たな強敵、クラバーが現れる。満ち足りた生活の中で闘志を失いかけたロッキーだったが、心労の末に倒れたトレーナーのミッキーのために再び起ち上がろうと決意。あのハングリー精神が再び蘇る…。 英雄となったロッキーの挫折と再起を描くシリーズ第3弾。 今回は、幸せな家庭、育ての親ともいえるミッキーとの別れ、ライバルのアポロとの友情など、ロッキーの周囲を巡る人々とのドラマも充実し、さらに世界を広げるストーリーが展開。試合場面もさらに白熱している。それにしても、人間ってあれだけの血を流せるものなのなのだろうか? |
| 99分/★★★☆☆ (1992年5月12日) |
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| ロッキー4/炎の友情 | |
| ROCKY IV | |
| 1985年アメリカ/スポーツドラマ <監督・脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> タリア・シャイア バート・ヤング カール・ウェザース ドルフ・ラングレン ブリジット・ニールセン |
<ストーリー&コメント> 死闘を越えてロッキーと友情で結ばれていたアポロが、徹底した科学トレーニングで作り上げられたソ連最強のボクサー、ドラゴにリング上で殺される。親友の死を目の当たりにしたロッキーは仇討ちを誓い、タイトルを返上して敵地モスクワへと乗り込む…。 シリーズ第4弾は、米ソ関係を明かに意識して作られている。冷戦終結という当時の世相と重ねて描かれるクライマックスのドラマは最高潮だ。 機械のような正確さと、核弾頭のような破壊力!スタローンによって抜擢された肉体派、ドルフ・ラングレン演じるドラゴとの壮絶なファイト・シーンはシリーズ史上最強のバトル。ドラゴのパンチ力はとても人間とは思えない。パンチの効果音って普通は「バシッ」とか「ドカッ」なんだろうけど、ドラゴの場合は「ズガーン!」だもんね。 |
| 91分/★★★★☆ (1992年5月13日) |
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| ロッキー5/最後のドラマ | |
| ROCKY V : GO FOR IT ! | |
| 1990年アメリカ/スポーツドラマ <監督> ジョン・G・アビルドセン <脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> タリア・シャイア トミー・モリソン セイジ・スタローン バート・ヤング リチャード・ガント |
<ストーリー&コメント> モスクワでのドラゴとの死闘の末、脳障害が発覚して引退を決意したロッキー。税理士の横領で財産を失った彼は、かつて暮らしていた下町に戻って無一文から再出発を始める。そんな時、彼の前に若いボクサー、トミーが現れる。粗削りな彼の才能に魅入られたロッキーは、トレーナーを引き受けて彼の才能を開花させ、一躍トミーは気鋭のボクサーに成長するのだが…。 感動巨編シリーズの最終第5作。シリーズ第1作を手がけた監督・主演コンビが再結成。内容同様、製作サイドも初心に返っている。 第1作で監督を務めたベテラン、アビルドセン監督が再登板したシリーズ最終作は、ボクシング場面よりも家族の絆に重点を置いたドラマが展開。ロッキーの息子役にはスタローン自身の息子をキャスティングし、アメリカの英雄であるよりも、息子にとっての英雄である道を選ぶロッキーの姿に彼自身の心情を重ねたファミリードラマに仕上がっている。 |
| 104分/★★★☆☆ (1992年5月14日) |
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| ロッキー・ザ・ファイナル | |
| ROCKY BALBOA | |
| 2006年アメリカ/スポーツドラマ <監督・脚本・出演> シルベスター・スタローン <出演> バート・ヤング アントニオ・ターヴァー ジェラルディン・ヒューズ マイロ・ヴェンティミリア |
<ストーリー&コメント> ボクサーとして一線から退いて幾年、現在は地元で小さなレストランを経営しているロッキー。最愛の妻エイドリアンは既に他界し、息子のロバートは父に反発してビジネスマンの道に進んでいた。そんなロッキーの喪失感を埋めてくれたのが、昔世話をしたことのある女性マリーとの思わぬ再会だった。今ではシングルマザーとして一人息子と暮らすマリーとの交流を通して、再び心に熱い思いを取り戻したロッキーは、もう一度ボクシングを始めようと決意する。そんな頃、現役ヘビー級チャンピオンのディクソンは対戦相手に恵まれず、伝説的なロッキーとのエキシビションマッチを企画。ロッキーはこの挑戦を受けて立つのだった…。 前作から16年ぶりに製作されたシリーズ第6弾。アメリカン・ドリームの代名詞だったロッキーだが、今や老いてリングから遠ざかる身に。しかし、伝説の最後の1ページを自ら飾るべく、無謀と思えるカムバックに挑む。60歳を過ぎたスタローンが、あらためて自らの現在を重ねて原点回帰を目指したのが感動的。年齢を感じさせないほど鍛え直したその肉体も大きな見ものだ。当初は本作がシリーズ完結編になると考えられたが、本作から9年後の2015年、続編『クリード/チャンプを継ぐ男』が作られ、スタローンはまた高い評価を受けた。 すごく面白かったです。かつての大スター・ロッキーが、町では不良に絡まれたり、昔話に花を咲かせたり、「時代遅れ」な虚しさを醸し出しているのがなんともリアル。誰もが無謀と思える挑戦なのに、次第に周囲の人々が引き込まれていく…。対戦相手の現チャンピオン・ディクソンの存在感は軽すぎるけど、むしろ相手は誰だっていい訳で。再びリングに上がり、奮闘するロッキー。その姿に、年を重ねた視聴者が自分自身を重ね合わせて、感動を呼ぶんだね。 |
| 104分/★★★★☆ (2018年10月18日) |
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| ロード・オブ・ザ・リング |
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| THE LORD OF THE RINGS : THE FELLOWSHIP OF THE RING | |
| 2001年アメリカ・ニュージーランド/ファンタジー <監督・脚本> ピーター・ジャクソン <原作> J・R・R・トールキン <脚本> フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン <出演> イライジャ・ウッド イアン・マッケラン リヴ・タイラー ヴィゴ・モーテンセン ショーン・アスティン ケイト・ブランシェット ジョン・リス=デイヴィス ビリー・ボイド ドミニク・モナハン オーランド・ブルーム クリストファー・リー ヒューゴ・ウィービング ショーン・ビーン イアン・ホルム |
<ストーリー&コメント> 時は「中つ国」第三紀。冥王サウロンにより創られた、全世界を支配できる魔力を持つ指輪が数千年の時を経てホビット族のフロドの手に渡る。指輪の持つ恐るべき力を知った魔法使いのガンダルフは、異種族からなる仲間と共に、悪の勢力の追っ手を逃れて指輪を破壊するための旅に出る…。 全てのロール・プレイング・ゲームの原点ともいえる古典『指輪物語』を映像化した全3部作の第1部。物語のプロローグ、9人の「旅の仲間」の結成と熾烈な旅の序盤を描く。 すごいすごい!ファンタジー物多しといえど、これが最強ではなかろうか。壮大な世界観、人間、ホビット、エルフ、ドワーフやオークの描き分け。ド迫力で繰り広げられるアクションの連続。お金もかかっているというか、とにかくすごい!という感じでした。 ただ…3時間の上映時間。ずっと息をもつかせぬ展開の連続で、ちょっと疲れちゃいました。分厚い原作を凝縮してるから、仕方がないんだろうけど。でも、それを差し引いても、満足のいく作品でした。 2001年アカデミー賞の話題を独占、『ビューティフル・マインド』と並んで最多の4部門を受賞した。 <再観> 劇場で観て以来、2度目の鑑賞。やっぱり2度目になると、最初はわかりにくかったところがいろいろわかってくるね。何度観ても面白いです。 |
| 178分/★★★★★ (2002年5月9日) (再観・2003年3月30日) |
[More Information] |
| 第74回アカデミー賞(2001年) 撮影賞、作曲賞、メイクアップ賞、視覚効果賞 | |
| ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 |
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| THE LORD OF THE RINGS : THE TWO TOWERS | |
| 2002年アメリカ・ニュージーランド/ファンタジー <製作・監督・脚本> ピーター・ジャクソン <原作> J・R・R・トールキン <脚本> フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン スティーブン・シンクレア <出演> イライジャ・ウッド イアン・マッケラン リヴ・タイラー ヴィゴ・モーテンセン ショーン・アスティン ケイト・ブランシェット ジョン・リス=デイヴィス バーナード・ヒル クリストファー・リー ビリー・ボイド ドミニク・モナハン オーランド・ブルーム ヒューゴ・ウィービング ミランダ・オットー デヴィッド・ウェンハム ブラッド・ドゥーリフ アンディ・サーキス カール・アーバン クレイグ・パーカー |
<ストーリー&コメント> 前作のラストで、離れ離れになってしまった「旅の仲間」たち。フロドとサムはモルドールの「滅びの山」を目指し、指輪を取り戻そうとするゴラムと出会う。ウルク=ハイに連れ去られたピピンとメリーは「ファンゴルンの森」へ迷い込み、樹人・エント族に出会う。アラゴルン、レゴラス、ギムリは「白の魔術師」として蘇ったガンダルフと再会し、サルマンの軍勢に取り囲まれたローハンの国を守る戦いに身を投じていく…。 それぞれの冒険を圧倒的なスケールとボリュームで描く。 全世界で絶賛された『指輪物語』全3部作完全映画化の第2部。 とにかくすごい。前作同様、あまりの圧倒的なスケールに圧倒されてしまいました。映画って、ただ単にお金をかければいいというものでもないし、脚本、キャスト、スタッフ、様々な人の力が結集されてひとつの作品が出来上がっている。だけどやっぱり、「ものすごいもの」を作るにはお金と時間、そして膨大な人力が必要なわけで。その点では『タイタニック』なんかもそうだけど、限られたクルーにのみ許された「超大作を作ることが許された権利」みたいなものが奇跡的にもたらされた、そんな作品が映画史上には幾つかある。『ベン・ハー』なんかもそうだしね。そして、この『指輪物語』シリーズ。まさにこの作品の完全映画化は、奇跡としか言いようがない。これだけのスケールのものを、人の手で映像として作り上げることができる、その驚きの3時間だった。このシリーズに関しては、もはや「映画」という枠ではとらえられない「人類の文化史上におけるビッグプロジェクト」ですらあると思える。「映画」という枠に限って言えば、間違いなくひとつの金字塔だといえるだろう。 内容に関しても書いておかなければね。やっぱり圧巻だったのは、ヘルム峡谷・角笛城での攻城戦。大挙して押し寄せた闇の軍団に対抗する人間・エルフの連合軍。あの戦闘シーンだけで、もうお腹いっぱいって感じです。前作と比べて、旅の仲間がそれぞれにそれぞれの使命を受けとめて、強く逞しく成長していく様子も必見。 <再観> 劇場で観て以来、2度目の鑑賞。3部作を全て観た今考えると、僕にとっては一番面白かった作品かもしれない。 |
| 179分/★★★★★ (2003年3月6日) (再観・2004年2月25日) |
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| 第75回アカデミー賞(2002年) 視覚効果賞、音響編集賞 | |
| ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 |
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| THE LORD OF THE RINGS : THE RETURN OF THE KING | |
| 2003年アメリカ・ニュージーランド/ファンタジー <製作・監督・脚本> ピーター・ジャクソン <原作> J・R・R・トールキン <脚本> フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン <出演> イライジャ・ウッド イアン・マッケラン リヴ・タイラー ヴィゴ・モーテンセン ショーン・アスティン ケイト・ブランシェット ジョン・リス=デイヴィス バーナード・ヒル ビリー・ボイド ドミニク・モナハン オーランド・ブルーム ヒューゴ・ウィーヴィング ミランダ・オットー デヴィッド・ウェンハム カール・アーバン ジョン・ノーブル アンディ・サーキス イアン・ホルム ショーン・ビーン |
<ストーリー&コメント> サルマン率いる軍勢に勝利を収め、ローハンを救ったアラゴルンたち「旅の仲間」。同じ頃、メリーとピピンもエント族の助けを借りてオルサンクの塔を破壊していた。ところが、冥王サウロンは間髪を入れずにゴンドールに20万の大軍を送り込む。世界を守るため、ゴンドールとローハンの連合軍がミナス・ティリス防衛に結集する。一方その頃、サムの助けを得てモルドールへと辿りついたフロドは、指輪の魔力に今にも押し潰されようとしていた…。 映画史に燦然と輝く『指輪物語』全3部作、ついに完結。 世界を破滅から救うため、モルドールの滅びの山に向かうフロドとその旅の仲間たちの過酷で果てしのない旅も、ついに終焉の時を迎えた。それぞれの冒険が、前2作をはるかに凌ぐ壮大なスケールで綴られたファンタジー巨編。アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む11部門を受賞。これは『ベン・ハー』、『タイタニック』と並ぶ史上最多タイ記録。 もちろん映画館の大迫力のスクリーンで鑑賞。上映時間はかなり長かったけど、それだけの価値があってすごく面白かった。この3部作は、名作というより「超大作」です。個々の作品としても優れていますが、全てを通して観た時の圧倒的なスケール、壮大な映像叙述詩にはただただ感嘆です。もはや今後、これに匹敵する大作シリーズは作られないと思いますね。 最終編となる今作は、迫力ある戦闘シーンと美しい映像はそのままに、勇気と友情をテーマにした感動の物語です。アラゴルンを中心とした「大きな世界」と、フロドとサムを描いた「小さな世界」が同時進行で描かれていますが、それぞれに共通するテーマは「勇気」。強大な敵を恐れずに突き進む信念の大切さです。 特に僕が感情移入してしまうのはサム。フロドは一応主人公ですが、バンバン敵を倒すわけでもなく、シリーズが進む毎に弱く、そして疑心暗鬼に陥っていきます。それは指輪の魔力によるものなのですが、そんなフロドをサムは懸命に支えます。どんなに疑われても、斬りかかられそうになっても、サムはフロドのために尽くします。それは、どんな感情よりも強くフロドの背負った重圧を理解しているからです。そんなサムの献身に涙してしまうのは僕だけではないでしょう。 ついに完結した長大な物語。それは、映像芸術として現代の人間が作り上げることのできる最高のものになりました。これだけのものを作り上げてくれたピーター・ジャクソン、スタッフ、キャストへの「お疲れ様」という感謝の気持ちがオスカー独占という形になって現れたんでしょうね。 |
| 203分/★★★★★ (2004年2月26日) |
[More Information] |
| 第76回アカデミー賞(2003年) 作品賞、監督賞、脚色賞、美術賞、録音賞、編集賞、作曲賞、歌曲賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞 | |
| ロードキラー | |
| JOY RIDE | |
| 2001年アメリカ/サスペンス <監督> ジョン・ダール <脚本> クレイ・ターヴァー ジェフリー・エイブラムス <出演> スティーヴ・ザーン ポール・ウォーカー リーリー・ソビエスキー ジェシカ・ボーマン スチュアート・ストーン |
<ストーリー&コメント> ボストンの大学で学ぶルイスは、幼なじみのヴェナと一緒に故郷ネブラスカへの帰省を兼ねた大陸横断ドライブを計画する。コロラドに着く前に、ひょんなことからルイスの兄のフラーが合流。暇つぶしにと購入したCB無線機で、応答してきたトラックの運転手をからかう兄弟だったが、激怒した相手の報復は度を越したものだった…。 主な登場人物は主要の三人と、ラスティ・ネイルと名乗るトラック・ドライバーのみ。シーンもほとんどが車で走っている場面なので、かなりシンプルな作りと言える。だが、それが逆にスリリングさを増す効果を産み出している。顔を見せず、声だけの不気味なストーカー。その復讐は執拗で、どんどん狂暴さを増していく…。アイデアに真新しいところはない気もするけど、過去の名作のいい場面をオマージュしているような気もするし、安心して楽しめると思う。 個人的には、静かな部屋に突如鳴り響く電話のベルが一番怖かったりして(笑) |
| 97分/★★★★☆ (2003年5月29日) |
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| ロードストーカー | |
| ROAD RAGE | |
| 1999年アメリカ/サスペンス <監督> デラン・サラフィアン <脚本> ブライアン・L・ロス デビッド・テイラー <出演> ヤスミン・ブリース ジェリー・バーンズ ジョーン・ウェズリー・シップ アリーナ・オースティン ジェニカ・バーガー |
<ストーリー&コメント> 不動産会社に勤めるエレンは、渋滞するハイウェイで一台のトラックを強引に追い越す。そのトラックの運転手エディは、半年前に交通事故に巻き込まれ愛する妻子を失い、そのショックから立ち直れずにいた。エレンの無謀運転に激怒したエディは、彼女の車を執拗に追い回す。一方、つきまとわれたエレンはエディの会社に苦情を訴えるのだが、問題続きのエディを持て余していた会社は彼を解雇する。全てを失ったエディのやり場の無い怒りは、エレンヘと向けられていく…。 精神を病んだ男にストーキングされる女性の恐怖を描く。 普段は人当たりの良さそうな男がサイコ・ストーカーに変貌する様子が面白くもあり、怖くもあった。たった一度の割り込みでつきまとわれるエレンにしてみればたまったものではないが、それほどエディの悲しみは深いのだろう。だけど、やりすぎ。無闇な追い越しはしないでおこう。 テレビ映画だけど、なかなかよくできていて面白かった。 アリーナ・オースティンはジュリー・デルビーみたいで可愛いかった。 |
| 87分/★★★☆☆ (2002年12月5日) |
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| ロード・トゥ・パーディション | |
| ROAD TO PERDITION | |
| 2002年アメリカ/ギャング&マフィア <監督> サム・メンデス <脚本> デイヴィッド・セルフ <出演> トム・ハンクス ポール・ニューマン ジュード・ロウ ジェニファー・ジェイソン・リー スタンリー・トゥッチ ダニエル・クレイグ タイラー・ホークリン リーアム・エイケン |
<ストーリー&コメント> 1931年、雪の降るイリノイ州ロックアイランド。マイク・サリヴァンは、妻と二人の息子と慎ましく暮らしていた。ある雨の夜、12歳になる長男のマイケルは車に忍びこんで父親の仕事現場を目撃してしまう。それはギャングの殺し屋という思ってもいないものだった。ギャングのボスの息子コナーは以前からマイクを疎ましく思っており、マイケルの事件に託けて一家の抹殺を試みる。危うく難を逃れたマイクは、息子のマイケルを連れてシカゴへと落ち延びる。その胸に、激しい復讐の炎を宿して…。 大恐慌時代のアメリカを舞台に、復讐にもえるギャングを描く。 ギャングドラマへと姿を変えた「子連れ狼」。武士はギャングに、日本刀はマシンガンへと姿を変えてリメイクされている。ストーリーは一本調子であまり抑揚がないんだけど、各シーンごとの映像は丹念に彩られていて見応えがある。白い雪と夜の闇、田園の太陽と街角の雨。対称的な映像の構成と豪華キャストの静かな熱演で最後まで飽きることがなく観られた。久しぶりに劇場で鑑賞したんだけど、銃声ひとつに驚いてしまいました。映像とサウンドでのメリハリが利いていただけに、脚本面でのもう一工夫が欲しかった。特に、ラストシーン。 トム・ハンクスとジュード・ロウが対照的な殺し屋を演じているのも興味深い。全く笑わないトム・ハンクス、不気味だけど好演でした。 パーディションという言葉には「地獄」という意味もあるそうです。 |
| 119分/★★★★☆ (2002年10月31日) |
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| 第75回アカデミー賞(2002年) 撮影賞 | |
| ロードレージ | |
| A FRIDAY NIGHT DATE (ROAD RAGE) | |
| 2000年アメリカ、カナダ/カーアクション <監督> シドニー・J・フューリー <脚本> グレッグ・メロット <出演> キャスパー・ヴァン・ディーン ダニエル・ブレット ジョゼフ・グリフィン アンソニー・トゥーロ チャック・バイーン ジェームズ・ミリントン キャサリン・オクセンバーグ |
<ストーリー&コメント> 恋人ボーの浮気が原因でケンカをしていたソニアを救ったことから、平凡な学生ジムは彼女を車で家まで送ることになった。フリーウェイを飛ばしながらソニアとのドライブを楽しむジムだったが、話に気を取られ、うっかりハンドル操作を誤ってしまう。すると、危うくスピンした黒いトラックが腹を立て、ジムたちの車を追い回し出した。振り切ろうとスピードを上げるジムだったが、トラックは猛追してくるのだった…。 正体不明の暴走トラックとカーチェイスを展開することになった大学生の恐怖を描くB級カーアクション。スピルバーグの出世作『激突!』を彷彿とさせる。 かなり知能指数の低い作品でした。中盤までは謎の猛追がスリリングでよかったんだけど、犯人があっさり判明してからはただの下らない茶番劇。それにしても、アメリカ人ってどうしてこうなんでしょうね。「これはゲームだ!」とか「タッチダウンだ!」とか、そういう「力でゴリ押しする悪いイメージのアメリカ人」がそのまま出てきます。道を逆走しようが、人を跳ねようが、銃を乱射しようが、車がボコボコになろうが、すべて力でゴリ押し直進。実際には、そんなわきゃないでしょうが。 似たような作品ですが、『ロードキラー』の方がずっと面白いです。 |
| 96分/★★☆☆☆ (2004年10月8日) |
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| ロビンソン・クルーソー | |
| ROBINSON CRUSOE | |
| 1996年アメリカ/冒険アクション <監督> ジョージ・ミラー <原作> ダニエル・デフォー <出演> ピアース・ブロスナン ウィリアム・タカク ポリー・ウォーカー リセット・アンソニー イアン・ハート ジェームズ・フライン |
<ストーリー&コメント> 1700年初頭のスコットランド。ロビンソン・クルーソーは挑まれた決闘で人を殺してしまい、恋人を残して船で国外へ逃げる。だがその船は南太平洋を航行中、嵐で遭難してしまう。命からがら無人島に流れ着き、その島でたった一人のサバイバル生活を開始するロビンソンだったが、ある日そこに原始的な部族が現れる…。 ダニエル・デフォー原作の『ロビンソン・クルーソー漂流記』を映画化。 冒険の様子を自伝的に懐古する書式の、このデフォーによる原作は数多くある“漂流もの”の原点で、何度も映画化されています。後に作られた『キャスト・アウェイ』もそう。 決して派手なつくりではないけど、テンポもよくて楽しめました。 ちなみに、ロビンソン・クルーソーには実在のモデルと言われる人物がいて。1676年イギリス・スコットランド生まれのアレクサンダー・セルカークという人。彼の4年4ヶ月にわたる無人島でのサバイバル生活が元になったんだとか。 |
| 91分/★★★☆☆ (2002年7月22日) |
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| ロビン・フッド | |
| ROBIN HOOD : PRINCE OF THIEVES | |
| 1991年アメリカ/冒険アクション <監督> ケビン・レイノルズ <出演> ケビン・コスナー モーガン・フリーマン クリスチャン・スレーター アラン・リックマン ショーン・コネリー メアリー・エリザベス・マストラントニオ |
<ストーリー&コメント> 十字軍の遠征から帰ったイギリス貴族の青年、ロビン・フッドが、悪政のはびこる王国に平和を取り戻そうと戦う様を壮大なスケールで描く。 中世のコスチュームに身を包んだケビン・コスナーがロビン・フッドに扮し、カリスマ性あふれるヒーローを見事に熱演。 |
| 144分/★★★☆☆ | |
| ロープ | |
| ROPE | |
| 1948年アメリカ/サスペンス <監督> アルフレッド・ヒッチコック <脚本> アーサー・ローレンツ <出演> ジェームズ・スチュワート ジョン・ドール ファーリー・グレンジャー ダグラス・ディック エディス・エヴァンソン ジョアン・チャンドラー |
<ストーリー&コメント> ブランドンとフィリップはニューヨークでアパートを共有して住んでいた。彼らは、知的な人間による殺人は罪にならないという独自の理論で友人のデイビッドを殺してしまう。収納箱に死体を隠し、そのまま二人はパーティーを開催、完全犯罪のスリルを味わおうとする。ゲストは彼らの友人やデイビッドの父親、教師のルーパート。ブランドンは興奮状態からますます大胆になり、ルーパートはそんな彼に疑いを抱き始める…。 ヒッチコック初のカラー作品であり、様々な実験的手法に取り組んでいる。カット割りや編集を廃し、舞台もアパートの一室ワンセット。観ている側は最初から殺人があったことを知っているので、いつ死体が発見されるのかとハラハラする。計画を企画した張本人で、スリルに浸っているブランドンと、恐怖感から落ち着きのないフィリップの二人も対照的で面白い。殺人が起きて、それを底辺に漂わせながら淡々と物語が進んでいく。余分な装飾の一切ない作りだけど、スリリングですごく面白かった。 個人的に、ヒッチコック作品の中で一番面白かった作品のひとつかも。 この作品、1924年にシカゴで実際に起きたロープ&レオポルト事件を元にしているんだそうです。 |
| 80分/★★★★☆ (2003年1月22日) |
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| ロボコップ | |
| ROBOCOP | |
| 1987年アメリカ/SF近未来アクション <監督> ポール・バーホーベン <脚本> エドワード・ニューマイヤー マイケル・マイナー <出演> ピーター・ウェラー ナンシー・アレン ダニエル・オハーリヒー ロニー・コックス カートウッド・スミス ミゲル・フェラー ロバート・ドクィ レイ・ワイズ フェルトン・ペリー ポール・マクレーン |
<ストーリー&コメント> 近未来のデトロイト。街では警察の仕事までもが民営化され、巨大企業オムニ社が市警を傘下に従えていた。市警の警察官マーフィは、ある時追跡中のギャングに惨殺されてしまう。だが、オムニ社はかねてより計画していたサイボーグ警官の実験にマーフィの遺体を利用し、機械のボディに彼の脳を移植する。かくして、マーフィは無敵のロボコップとなって蘇った。人間としての記憶を消去されたロボコップは、女性警官アンを相棒に犯罪者を取り締まってゆく。だが、やがて彼の内に時折マーフィの記憶が蘇ってくるのだった…。 大ヒットを記録したSFアクションのシリーズ第1弾。 すごく面白かったです。ヒーローものというとアメリカ映画の定番っぽいけど、そこはオランダ人監督のポール・バーホーベン、単なる娯楽作にはなっていません。リアルな惨殺シーンや、銃を撃ちまくりのアクションなど、かなりの毒気があります。時折挿入されるニュース番組や、コマーシャルもかなり悪趣味なネタが多いしね。 『ターミネーター』もそうだけど、単なるロボットではないサイボーグが自我に目覚めたり、葛藤に陥ったりする様子もとてもよかった。ロボコップのデザインも、とてもカッコイイね。「全部機械にしろ」とか言ってるのに、顔だけ生身というのが不思議だけど。 将来、セコムあたりもこんな機械警備員を作るんでしょうか? |
| 103分/★★★★☆ (2004年10月16日) |
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| 第60回アカデミー賞(1978年) 特殊業績賞(音響効果編集賞) | |
| ロボコップ2 | |
| ROBOCOP 2 | |
| 1990年アメリカ/SF近未来アクション <監督> アーヴィン・カーシュナー <脚本> フランク・ミラー ウォーロン・グリーン <出演> ピーター・ウェラー ナンシー・アレン トム・ヌーナン ダニエル・オハーリヒー ベリンダ・バウアー ガブリエル・ダモン フェルトン・ペリー ロバート・ドクィ パトリシア・シャーボノー |
<ストーリー&コメント> 近未来のデトロイト。街は新型麻薬ヌークの蔓延で、以前にも増して荒廃を強めていた。そんな中、ロボコップ(マーフィー)と相棒アンは、ヌークを持ち込んだ麻薬組織のボス、ケインを追っていた。一方、警察さえも意のままに操り、街を乗っ取ろうと企む悪徳企業オムニ社は、この混乱に乗じて邪魔者となったマーフィを排除すべく、すべての面でロボコップを上回る新型ロボットの開発を急がせていたのだ…。 機械の体を得て死の淵から蘇ったサイボーグ警官“ロボコップ”の活躍を描くSFアクション第2弾。 監督は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』のアーヴィン・カーシュナーに交替。これが失敗だったのか、前作ほどの面白さがない。街の荒廃や、企業の癒着、機械の葛藤などのテーマが前作の繰り返しだからなのか、なんだか話自体がこじんまりとした印象を受けるし、麻薬問題や犯罪の若年化もアクション映画で描くには大きすぎるテーマだ。詰め込みすぎなストーリーとアクションの配量がどっちつかずだから、中途半端な作品になってしまったんだろうね。 無残なシーンは変わらず強烈だけど、メカ同士の対決は『ターミネーター2』あたりを見ていると、なんか物足りないよね。一番強烈だったシーンは、ロボコップがギャングたちにバラバラにされてしまうところ。あの場面だけは、やりきれなくて目を背けたくなりました。 |
| 116分/★★★☆☆ (2004年10月18日) |
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| ロボコップ3 | |
| ROBOCOP 3 | |
| 1993年アメリカ/SF近未来アクション <監督・脚本> フレッド・デッカー <脚本> フランク・ミラー <出演> ロバート・バーク ナンシー・アレン ジル・ヘネシー レミー・ライアン CCH・パウンダー リップ・トーン マコ ブルース・ロック ロバート・ドクィ フェルトン・ペリー ジョン・キャッスル |
<ストーリー&コメント> 近未来のデトロイト。市政を牛耳る複合企業オムニ社は日系企業に買収され、街の治安はますます悪化していた。彼らは、最新ハイテク都市“デルタ・シティ”を建設するため、貧民街から住民たちを追い出そうとするが、ロボコップはホームレスになった住人たちに味方をする。最新型サイボーグ“オートモ”やオムニ社の私設部隊リハッブに妨害されながら、ロボコップは信じる正義のために懸命に戦うのだが…。 サイボーグ警官“ロボコップ”の活躍を描くSFアクション第3弾。 今回のロボコップの敵は、不動産の買い占めに暗躍する日系企業。製作当時、バブル経済で躍進した実際の日系企業がモデルか?今回は、前2作とだいぶ雰囲気が異なっている。物語は完全な勧善懲悪モノになっているし、ロボコップも苦悩するマシンというよりも、みんなのヒーローだ。飛行装備をつけて滑空する様は、まるでスーパーマン。単純でわかりやすい図式になっていることで、物語の奥行きがなくなっているのは残念。忍者ロボット、勿体ぶって出てきたわりには弱すぎるぞ。 ロボコップ役は前2作のピーター・ウェラーからロバート・バークに代わっているけど、全く違和感がないです。 |
| 105分/★★★☆☆ (2004年10月26日) |
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| ローマの休日 | |
| ROMAN HOLIDAY | |
| 1953年アメリカ/ラブストーリー <監督> ウィリアム・ワイラー <出演> オードリー・ヘプバーン グレゴリー・ペック エディ・アルバート |
<ストーリー&コメント> ローマ訪問中の小国の王女が大使館を抜け出し、アメリカ人記者と街中を冒険するうちに恋が芽生える。 愛くるしい笑顔のオードリー・ヘプバーンが映画初主演にしてオスカーに輝いた、映画史上に輝く不滅の金字塔。 スペイン広場や「真実の口」など、観光名所でのエピソードが印象的。 |
| 118分/★★★★★ | |
| 第26回アカデミー賞(1953年) 主演女優賞 | |
| ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 | |
| ROMANCING THE STONE | |
| 1984年アメリカ、メキシコ/アドベンチャー <監督> ロバート・ゼメキス <製作・出演> マイケル・ダグラス <出演> キャスリーン・ターナー ダニー・デビート ザック・ノーマン |
<ストーリー&コメント> ジョーンはロマンス小説を書く人気の女流作家。ある日帰宅した彼女が目にしたのはメチャクチャに荒らされた部屋だった。呆然とする彼女の許にコロンビアにいる姉エレーンから「誘拐された」という連絡が入る。電話が入る。ジョーンは姉を救うため、宝物の地図を持って南米コロンビアのカルタヘナへ向かうが…。 どうしても時代を感じてしまわざるをえない。見る時代が時代なら面白いのだろうが…アクションシーンもなんだか拍子抜けのドタバタコメディに思えてしまう。『インディ・ジョーンズ』とか『ハムナプトラ』を見た後だと、なんか物足りなく思えてしまうんだよなぁ。 |
| 105分/★★★☆☆ (2002年1月30日) |
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| ロマンス・ホリデー | |
| CHASING LIBERTY | |
| 2004年アメリカ/ラブ・コメディ <監督> アンディ・カーディフ <脚本> デレク・ギレイ デヴィッド・シュナイダーマン <出演> マンディ・ムーア マシュー・グッド マーク・ハーモン キャロライン・グッドール ジェレミー・ピヴェン アナベラ・シオラ |
<ストーリー&コメント> 合衆国大統領の娘アナは、普通の女の子同様、デートや夜遊びもしたい年頃。だが、彼女の周りは常にボディガードに固められ、自由に羽を伸ばすことなど許されない。ある時、父のヨーロッパ外遊に同行したアナは、隙を見て逃げ出してしまう。近くに居合わせたイギリス人青年ベンを強引に巻き込んだアナは、カーチェイスの末に追っ手を振り切り、ついに念願の自由を手に入れたかに見えた。だが彼女は知らないが、実はベンもアナを監視する私服ガードの一員だったのだ…。 ものすご〜くありがちな、可もなく不可もなくな作品だった。マンディ・ムーアもそうだけど、ティーン映画にはこのテの作品が多いねぇ。「自由が欲しいの。自由に遊んで恋もしたいわ」的なね。『リジー・マグワイア・ムービー』なんかもそうだけど。特に広がりとか深みもなく…キャストの誰かが好きで観る程度だろうね。マンディのファンとしては、『ウォーク・トゥ・リメンバー』みたいに、もっと本格的な作品を選んで欲しいなぁ。 本作で彼女が演じるのは、窮屈な生活に嫌気がさして逃げ出してしまう大統領の娘。つまり、本作はいわばマンディ版『ローマの休日』。邦題もそういう色づけだけど、実際の内容はそこまでのものではない。原題通り、本当に追いかけっこ。プラハやベニス、ベルリンなど、ヨーロッパ各国のロケ風景も美しい。 |
| 111分/★★★☆☆ (2006年3月12日) |
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| ロミオとジュリエット | |
| ROMEO AND JULIET | |
| 1968年イギリス、イタリア/文芸ドラマ <監督・脚本> フランコ・ゼフィレッリ <原作> ウィリアム・シェイクスピア <脚本> フランコ・ブルサーティ マエストロ・ダミコ <出演> オリヴィア・ハッセー レナード・ホワイティング ミロ・オシーア マイケル・ヨーク ジョン・マケネリー ブルース・ロビンソン |
<ストーリー&コメント> 15世紀のヴェローナ。対立する名家、モンタギュー家とキャピュレット家は流血の争いを繰り広げていた。しかし、モンタギュー家の独り息子ロミオとキャピュレット家の独り娘ジュリエットは、互いに一目惚れしてしまう。周囲の目から逃れながら密会し、結婚と永遠の愛を誓う二人。だが、ロミオも悲惨な事件に巻き込まれてしまい、ロミオとジュリエットは取り返しのつかない悲劇に足を踏み入れてしまう…。 全世界を涙させた、悲しい恋物語の古典的名作。 シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』は、一説によると15回以上も映画化されているそうです。その中でも最もポピュラーなものとして知られているのがこのバージョン。印象的なテーマ曲も映画史上に残る不滅の名曲です。 |
| 138分/★★★☆☆ | |
| 第41回アカデミー賞(1968年) 撮影賞、衣装デザイン賞 | |
| ロミオ+ジュリエット | |
| ROMEO + JULIET | |
| 1996年アメリカ/ラブストーリー <監督・脚本> バズ・ラーマン <原作> ウィリアム・シェークスピア <出演> レオナルド・ディカプリオ クレア・デーンズ ジョン・レグイザモ ブライアン・デネヒー ダイアン・ヴェノーラ |
<ストーリー&コメント> いがみ合うモンタギュー家とキャピュレット家に生まれたロミオとジュリエットが恋に落ちる。二人は密かに結婚式を挙げるが、運命のいたずらによって引き裂かれることに…。 大胆な現代風アレンジが施されていて、かなり新鮮です。レオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズの水槽越しの美しいラブシーンが見所です。 |
| 121分/★★★☆☆ | |
| ロミオ・マスト・ダイ | |
| ROMEO MUST DIE | |
| 2000年アメリカ/アクション <監督> アンジェイ・バートコウィアク <脚本> エリック・バーント ジョン・ジャレル <出演> ジェット・リー アリーヤ イザイア・ワシントン ラッセル・ウォン DMX デルロイ・リンド |
<ストーリー&コメント> アジア系と黒人系マフィアの二大組織が激しい勢力争いを繰り広げるオークランド。ある日、アジア系ギャングのボスの息子が殺される。香港の刑務所に服役中だった元刑事のハンは、弟の死を伝え聞き、脱獄してアメリカへと向かう。ハンは弟の死の真相を明らかにしようと奔走するが、謎は深まるばかり。そして彼は黒人ギャング団からばかりではなく、正体不明の別の殺し屋一味からも命を狙われるようになる…。 ジェット・リーのハリウッド進出、初主演作。キレのいいカンフーアクションはさすがです。ワイヤーをつかったシーンもあるけど、すべてがカッコいい。とにかくジェット・リー、最高です。しかし、残念なことにストーリーが駄作。ギャング同士の抗争といっても、いまいち背景がわかりづらく、盛り上がりに欠けます。せっかくのジェット・リーのアクションを、脚本が脚をひっぱってる感じ。 黒人マフィアのボスの愛娘トリッシュを演じるのは2001年夏、飛行機事故で急死した人気女性シンガーのアリーヤ。 |
| 115分/★★★☆☆ (2002年10月28日) |
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| ロレンツォのオイル/命の詩 | |
| LORENZO'S OIL | |
| 1992年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ジョージ・ミラー <出演> ニック・ノルティ スーザン・サランドン ピーター・ユスチノフ キャスリーン・ウィルホイト マドゥカ・ステッディ ザック・オマリー・グリーンバーグ |
<ストーリー&コメント> オドーネ夫妻の息子ロレンツォは5歳の時に副腎白質ジストロフィーという難病に冒され、余命2年と宣告される。この病気はまだ発見されて間もなく、治療法も確立していないためだ。次第に衰弱していく我が子を見ながら、夫婦は自分たちの力で治療法を見つけようと、全くの素人の状態からALDの研究を始める…。 息子の命を救うため、奇跡の新薬を発見した夫婦の実話を映画化。 心暖まるドラマではない。物語は淡々と進み、病状は確実に悪化し、目をそむけたくなるような現実が映し出されている。涙なくしては観られない辛いドキュメントです。でもそこには、我が子を救うためには決して諦めない夫婦の意思、無償の愛がある。障害者や難病を抱えた患者さんを家族に持つ人には、特に観てほしい。 お母さんは2000年5月に亡くなったそうですが、お父さんは現在もミエリンの研究を継続中なんだそうです。 |
| 136分/★★★★☆ (2002年4月15日) |
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| ロングブランチの街角で |
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| LONG BRANCH | |
| 2011年カナダ/ドラマ <監督・脚本> デイン・クラーク リンゼイ・スチュワート <出演> アレックス・ハウス ジェニー・レイブン |
<ストーリー&コメント> ある寒い冬の夜、激しく求め合う男女。それは二人にとっての一夜限りの関係のはずだった。女は男の家に行こうと誘うが、男の家は3時間もかかる街はずれ。長い道のりの中、二人は少しずつお互いを知ることになるのだが…。 監督の二人は、夫婦で初めて共同制作・監督を行った本作品で、テレビ番組で2012年のショートフィルムトップ10に選ばれた。 男と女の、どこにでもあるありふれた恋の物語。それを語るには14分という時間は短いけど、それを描くには充分な時間でもあるかな。動きのある序盤から、落ち着いた後半へ。自転車が出てきた場面ではちょっと笑ってしまいました。 |
| 14分/★★☆☆☆ (2023年5月5日) |
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| ロンドン・ドッグス | |
| LOVE, HONOR & OBEY | |
| 2000年イギリス/ギャング&マフィア <監督・脚本・出演> ドミニク・アンチアーノ レイ・バーディス <出演> ジョニー・リー・ミラー ジュード・ロウ サディ・フロスト レイ・ウィンストン リス・エヴァンス ショーン・パートウィ |
<ストーリー&コメント> 郵便配達員のジョニーは、ロンドン暗黒街のボス、レイを叔父に持つ親友のジュードに口利きを頼み込んで、憧れのギャングの世界に仲間入りを果たす。しかしレイは自身の結婚を控えており、抗争には消極的だった。業を煮やしたジョニーは、敵対するギャング集団と勝手に悶着をおこし、抗争を激化させようとするのだが…。 「派手なドンパチよりもカラオケが好き」というイマドキのギャングたちの日常を描くドキュメントタッチの構成。監督のコンビは『ファイナル・カット』を手がけた二人で、再び製作をしたらしいんだけど、どうにも僕には合わないようだ。テンポはいいんだけど、ザクザク切れる編集シーンはなんだか『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を思い出したし、内容自体、ハッキリ言ってつまらない。ギャングはカラオケばかりだし、話題は縄張りの拡大より下ネタばかり。ジョニーじゃないけど、これじゃたしかにイライラするよ。役者の実名と役名がほとんど一緒なのもあまり意味はないように思えるし。ダラダラしてるギャングたちよりもむしろ、一人で突っ走るジョニーが映画のキャラとしては生き生きして見えた。 ジュード・ロウ、サディ・フロストが夫婦で出演している。 |
| 98分/★★☆☆☆ (2002年12月5日) |
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