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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN
2003年アメリカ/アドベンチャー

<監督>
スティーヴン・ノリントン
<脚本>
ジェームズ・デイル・ロビンソン
<出演>
ショーン・コネリー
ナセールディン・シャー
ペータ・ウィルソン
トニー・カラン
スチュアート・タウンゼンド
シェーン・ウェスト
ジェーソン・フレミング
リチャード・ロクスバーグ
<ストーリー&コメント>
1899年、ロンドン。世界征服を企む鉄仮面“ファントム”率いる謎の軍団が英国銀行を襲撃、古い海上都市の設計図面を盗み去った。危機感を強めた英国政府は、冒険家アラン・クォーターメインに討伐チームの招集を依頼。彼をリーダーに、潜水艦ノーチラス号のネモ船長、透明人間のスキナー、半吸血鬼のミナ、不死身の男グレイ、アメリカの諜報員トム・ソーヤー、そしてジキル博士を加えた7名の“超人同盟”が結成される。彼らは謎の悪党一味の壊滅に向け始動を開始するのだが…
冒険小説や空想科学小説の古典に登場するヒーローたちが同一の世界に存在するという設定で、世界征服を企む謎の黒幕ファントムに立ち向かう彼らの活躍が描かれる。
想像通りというか…予想以上につまらなかった。映画館で予告編を観た時はそれなりに面白そうだったんだけど…単なるドタバタアクションに終始している。様々なヒーローたちを結集させるというアイデアは悪くないけど、そもそもメンバーがなんかパッとしないよね。ヒーローを集めただけあって、各人の見せ場があるんだけど、なんだかどれも薄っぺらい。クォーターメインとトム・ソーヤーの擬似親子ドラマみたいのも背景にあるけど、そういうのは余計な気がする。陰謀も、街の破壊とか兵器密造みたいなこじんまりしたものだし。アイデアだけで、もっとパワフルに推してもよかったんじゃないかな。
110分/★★☆☆☆
(2005年3月21日)

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リコシェ/炎の銃弾
RICOCHET
1991年アメリカ/アクション

<監督>
ラッセル・マルケイ
<脚本>
スティーヴン・E・デ・スーザ
<出演>
デンゼル・ワシントン
ジョン・リスゴー
アイス・T
ケヴィン・ポラック
リンゼイ・ワグナー
メアリー・エレン・トレイナー
ジョシュ・エヴァンス
<ストーリー&コメント>
新人警官のニック・スタイルズは、凶悪犯のブレイクを見事に逮捕し、一躍時の人となる。それから7年。転進し、検事補として順調な出世を遂げたニックだったが、刑務所を巧妙に脱獄したブレイクの狡猾な罠に、じりじりと追い詰められていくのだった…。
凶悪犯の狡猾な復讐に敢然と立ち向かう検事補の姿を描く。
可もなく不可もなく、といったところ。デンゼル・ワシントンは、まさに「アメリカの良心」を絵に描いたような「よき父親で、社会的に認められた人物」を演じているのですが、こういうキャラクターは彼の十八番なので違和感なくスンナリと受け入れられるはず。むしろ、終盤の逆ギレぶりの方がブッとんでいて面白いかも。最後の“対決”は明らかにやりすぎ。
タイトルの意味は“跳弾”。逆恨みということですね。
103分/★★★☆☆
(2005年6月3日)

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リジー・マグワイア・ムービー
THE LIZZIE MCGUIRE MOVIE
2003年アメリカ/コメディ

<監督>
ジム・フォール
<脚本>
スーザン・エステル・ジャンセン
エド・デクター
ジョン・J・ストラウス
<出演>
ヒラリー・ダフ
アダム・ランバーグ
ハリー・トッド
ロバート・キャラダイン
ジェイク・トーマス
アシュリー・ブリラウト
クレイトン・スナイダー
アレックス・ボースタイン
ヤニ・ゲルマン
<ストーリー&コメント>
何をやってもドジを踏んでしまうリジーと、 その親友ゴードは、 どこにでもいる平凡な中学生。高校入学前のクラス旅行でローマを訪れたリジーは、そこでイタリアの人気スター、パオロに出会う。デュオを組むパートナーと不仲になり困り果てていた彼は、リジーに代役を持ちかける。突然のチャンスに戸惑うリジーだったが…。
人気テレビドラマ『リジー・マグワイア』の映画版。突然の芸能界入りを果たした少女の、 元気でキュートなサクセス・ストーリーを描く。
歌手兼女優の新しいティーンエイジ・アイドル、ヒラリー・ダフの映画デビュー作。最初から最後まで、100%アイドルムービーです。10代〜20代前半ぐらいの女の子と、ヒラリー・ダフのファン以外は、観てもつまらないかも。映画作品としての価値はかなり低いと言わざるをえません。内容はあってなきがもの。純粋にヒラリーの笑顔だけを楽しむのが正しい鑑賞方法。展開としては『コヨーテ・アグリー』に似てるかもね。
それにしても、アメリカの中学には卒業クラス旅行なんてものがあるんだね。修学旅行みたいなものなのかな?でも、ヒラリーも他のコたちも中学生に見えないんですけど(笑)
94分/★★☆☆☆
(2003年12月5日)

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理想の結婚
AN IDEAL HUSBAND
1999年イギリス/ラブコメディ

<監督・脚本>
オリヴァー・パーカー
<原作>
オスカー・ワイルド
<出演>
ケイト・ブランシェット
ミニー・ドライヴァー
ルパート・エヴェレット
ジュリアン・ムーア
ジェレミー・ノーサム
ジョン・ウッド
<ストーリー&コメント>
1895年、舞台はイギリスの社交界。若手政治家のロバートと美しく聡明な妻ガートルードは、社交界の規範とされる理想的なカップル。今夜もロバート主催の豪勢なパーティには大勢のゲストが招かれ、華やかな宴は盛りあがっていた。ところが、ロバートの暗い過去を知る女性が現れ、夫婦の仲には暗雲がたちこめようとしていた…。
オスカー・ワイルドの戯曲「理想の夫」を映画化。ロンドンの社交界を舞台に、淑女・悪女・賢女たちの人間模様をユーモラスに描く。
ウイットに富む英国コメディ。気鋭の政治家とその貞淑な妻、独身の美男と彼に恋焦がれる淑女、そして、男勝りの機知に富んだ悪女。各キャラクターがしっかり立っているし、それぞれに演技も上手い。物語は終始室内劇だけど、張り詰めた緊張感と、リズムのいい会話がよい。
最初はちょっと『エリザベス』の悪夢が頭をよぎったけど、物語が動き出す中盤以降はとても面白かったです。
100分/★★★☆☆
(2003年9月16日)

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リトル・ダンサー
BILLY ELLIOT
2000年イギリス・フランス/ヒューマンドラマ

<監督>
スティーヴン・ダルドリー
<脚本>
リー・ホール
<出演>
ジェイミー・ベル
ゲーリー・ルイス
ジェイミー・ドレーヴン
ジーン・ヘイウッド
ジュリー・ウォルターズ
スチュアート・ウェルズ
ニコラ・ブラックウェル
<ストーリー&コメント>
1984年、イギリス北部の炭坑町。賃金アップを求めて炭坑労働者たちがストに突入し、町は重苦しい雰囲気に包まれていた。炭坑労働者の父と兄、祖母と暮らす11才の少年ビリーは、ふとしたきっかけでバレエの魅力に取り憑かれ、女の子たちにまじって隠れてレッスンを受けていた。やがてそのことが父親にバレて、ビリーは猛反対を受ける…。
2000人を超すオーディションの中から主役に抜擢された新人、ジェイミー・ベルの初々しい好演も絶賛を浴び、数々の賞に輝いた。
小生意気な少年が必死にバレエにうちこむ姿もなかなかだけど、いい味を出していたのが父親役のゲーリー・ルイス。妻を亡くし、血の気の多い兄と、軟弱な弟の兄弟を抱えて必死に戦う姿はまさに「戦うお父さん」像です。ずっと抵抗していたけど、息子のためにプライドを捨てて、最後には走り出してしまう。その姿に胸が熱くなりました。
あと、最後のエピローグは、ちょっと不必要な気がしました。未来に向かって旅立つ…そこで終わりでいいんじゃないかと。
不況にあえぐイギリスの地方都市に花咲いたサクセス・ストーリーとしては、『ブラス!』にも通ずるものがあるかな。個人的には『ブラス!』の方が好きなんだけど。
111分/★★★☆☆
(2002年7月31日)

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リトルマン・テイト
LITTLE MAN TATE
1991年アメリカ/ドラマ

<監督・出演>
ジョディ・フォスター
<脚本>
スコット・フランク
<出演>
ダイアン・ウィースト
アダム・ハン=バード
ハリー・コニック・Jr
デビッド・ハイド・ピアース
デビ・メイザー
P.J.オクラン
<ストーリー&コメント>
生後数カ月で文字を理解したフレッドは、7歳にして数学や絵画、音楽などにとび抜けた才能を持つ天才少年に成長した。シングルマザーのディディは自慢の息子を普通の子供と同じように育てたいと思っていたが、その存在を知った児童心理学者ジェーンの説得に負け、フレッドに英才教育の道を進ませることにするのだが…。
天才少年と母親との葛藤と絆を描いたドラマ。
この作品の最大の注目点は、なんといってもこれが監督デビュー作となるジョディ・フォスター。内容はシリアスなものなんだけど、重すぎず軽すぎず適度なバランスを保っていると思える。天才子役と呼ばれ育ち、ショウビズ界の裏表を見てきた彼女だけに、その体験が作品の内容に直接的な影響を与えていると思うと興味深い。さらに言えば、この数年後に本当にシングルマザーになってしまうのだから不思議なものだ。
フレッド役は、これがデビュー作となるアダム・ハン=バード。ちょっと生意気な雰囲気を漂わせていて、まさにフレッド役にピッタリ。
ジェーン役のダイアン・ウィーストも実力派らしい好演。学者としての立場から、知らず知らずのうちに母親という立場へと憧れを抱くあたりの葛藤もなかなか見所だ。他の登場人物では、黒マントの天才数学少年もいい味を出していた。
99分/★★★☆☆
(2003年10月28日)

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リトル・ミス・サンシャイン
LITTLE MISS SUNSHINE
2006年アメリカ/コメディドラマ

<監督・出演>
ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
<脚本>
マイケル・アーント
<出演>
グレッグ・キニア
スティーヴ・カレル
アラン・アーキン
トニ・コレット
アビゲイル・ブレスリン
ポール・ダノ
メアリー・リン・ライスカブ
<ストーリー&コメント>
アリゾナ州に住むフーヴァー家の人々は、変わり者揃い。父リチャードは何の根拠もなく人生の勝ち組を自負し、沈黙の誓いをたてて自分の殻に閉じこもった長男ドウェーン、麻薬常習者の祖父、自殺未遂をしたゲイの伯父フランクなど家族はバラバラで、そんな家族に絶望気味の母シェリルは隠しタバコで鬱屈する日々。そんなある日、9歳の長女オリーヴが“リトル・ミス・サンシャイン”というガールズ・ミスコンに出場することになり、オンボロのミニバンに家族全員が乗り込み、開催地である遠くカリフォルニアをめざして出発。だが道中、家族は事あるごとに対立してしまう…。
いわゆる“機能不全家族”をテーマとした低予算作品ながら、卓越したアイデアでスマッシュ・ヒットし、第79回アカデミー賞で助演男優賞(アラン・アーキン)と脚本賞の2部門に輝いたヒューマン・コメディ。崩壊寸前の家族が長いドライブ旅行を通して“家族の絆”を見つめ直す、笑いと感動の秀作。
すごく面白かったです。全ての人に受ける映画ではないと思うけど、僕はこのテの作品が大好き。クセのある家族、「沈黙の誓い」や、病院からの脱走劇、押しながら飛び乗るオンボロバスなど、細かい演出が面白い。
最後まで笑いの連続で、観終わった後になんだか暖かい気分になれる、そんな作品でした。
102分/★★★★
(2008年2月28日)
第79回アカデミー賞(2006年) 助演男優賞、脚本賞

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リバティ・バランスを射った男
THE MAN WHO SHOT LIBERTY VALANCE
1962年アメリカ/西部劇

<監督>
ジョン・フォード
<脚本>
ジェームズ・ワーナー・ベラ
ウィリス・ゴールドベック
<出演>
ジョン・ウェイン
ジェームズ・スチュワート
ヴェラ・マイルズ
リー・マーヴィン
<ストーリー&コメント>
1880年代のアメリカ。大学で法律を学んだ新米弁護士の青年ランスは、若い志に燃えて西部の小さな町にやって来る。だがその道中、無法者のリバティ・バランス一味に襲われ、重傷を負ってしまう。当時その地方はまだ州ではなく、住民は州への昇格を目指して運動していたが、反対する一派がバランスらを雇って妨害行為をしていたのだった。牧場主で拳銃の名手トム、その恋人ハリーらに助けられたランスは、悪党一味に対抗することを決意するのだが…。
巨匠ジョン・フォード監督による詩情豊かな西部劇。西部劇スターのジョン・ウェインとアメリカの良心を演じてきたジェームズ・スチュアートが、タイプの異なる正義漢を演じているのも見どころ。
「古き良き時代」というけど、法よりも銃が力を持つ世界というのは、やっぱりイヤですね。街中で白昼堂々と銃を撃ちまくり、物を壊し、人々に恐怖を植え付ける。保安官も命惜しさに知らんぷり。そんなのがまかり通る時代ってのは、やっぱりおかしいですよね。西部劇がだんだん下火になって行き、新しい価値観に生まれ変わる時代の変遷みたいなものを感じられました。
ランスを演じたジェームズ・スチュワートもいいけど、ジョン・ウェインはやっぱりかっこいい。
123分/★★★★
(2021年12月28日)

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リバー・ランズ・スルー・イット
A RIVER RUNS THROUGH IT
1992年アメリカ/ヒューマンドラマ

<製作・監督>
ロバート・レッドフォード
<出演>
ブラッド・ピット
クレイグ・シェーファー
トム・スケリット
<ストーリー&コメント>
厳格な父にフライ・フィッシングを教わったノーマンとポールの兄弟。二人はそれぞれ別の道を歩むが、ことあるごとに釣りを楽しんだ。緑に囲まれた美しい渓流、きらめく水面を背景に家族の絆を描く。
兄ノーマンの語りで綴られるこの物語。兄弟の葛藤みたいなものを描いたのかな?と思いました。人の生き様みたいなものが要所ににじみ出ている気がして。
124分/★★★☆☆
(2001年12月17日)
第65回アカデミー賞(1992年) 撮影賞

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リービング・ラスベガス
LEAVING LAS VEGAS
1995年アメリカ/ドラマ

<監督・脚本>
マイク・フィッギス
<出演>
ニコラス・ケイジ
エリザベス・シュー
ジュリアン・サンズ
リチャード・ルイス
スティーヴン・ウェバー
キム・アダムス
エミリー・プロクター
スチュアート・リガン
ヴァレリア・ゴリノ
<ストーリー&コメント>
酒浸りの生活で映画会社をクビになった脚本家ベン。死ぬまで酒を飲み続けようと決め、仕事も家庭も捨てて、自分の死に場所に定めたラスベガスへとやってくる。そこで出会った娼婦サラと一晩を過ごすうち、2人はふと心に触れるものを感じ合う。やがてベンは、サラが「酒をやめて」と口にしないことを条件に、彼女の家に移り住むことに同意するのだが…。
”死ぬまで酒を飲み続けようと決めた男と、彼をどこまでも優しく見守る娼婦の恋を描いた異色の秀作ラブストーリー。ニコラス・ケイジがアカデミー賞など各映画賞の主演男優賞を総なめにした。
ニコラス・ケイジという俳優は、とても不思議だ。ニヤけた顔も、雰囲気も、なんだか気持ち悪いんだけど、とてもいい役者であることは間違いない。そして彼の出演作には、あまり外れがない。彼の作品を選ぶ目がそうなのか、僕が「面白い」と思う感性と近いんだよね。だから、ものすごく好きな俳優ではないけど、やっぱりその出演作品を観てしまうんだよね。
作品自体は、ほとんどが主演二人の競演。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』などでアイドルとして認識されていたエリザベス・シューも、本作で鮮やかに変身。惜しくも受賞はならなかったけど、アカデミー主演女優賞にノミネート。二人の息詰まる熱演が、退廃的で暗いと思える作品に確かな息吹を吹き込んでいるんだよね。
ジョン・レノンの息子、ジュリアンがバーテンダー役でチョイ出演。
112分/★★★☆☆
(2006年2月25日)
第68回アカデミー賞(1995年) 主演男優賞

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リプリー
THE TALENTED MR.RIPLEY
1999年アメリカ/サスペンス

<監督>
アンソニー・ミンゲラ
<原作>
パトリシア・ハイスミス
<出演>
マット・デイモン
グウィネス・パルトロウ
ジュード・ロウ
ケイト・ブランシェット
フィリップ・シーモア・ホフマン
ジャック・ダベンポート
<ストーリー&コメント>
1958年のニューヨーク。トム・リプリーの特技は、他人になりきること。ある日彼は、ふと知り合った富豪からヨーロッパで遊んでいる息子ディッキーを連れ戻してほしいと頼まれる。リプリーは大学時代の友人と偽りディッキーに近づくが、太陽のように人をひきつけてやまないディッキーに強烈な憧れを抱く。次第にリプリーは、彼をアメリカに連れ帰るより、ここで永遠にディッキーとの生活が続くことを願うようになっていくが…。
1960年の作品『太陽がいっぱい』を斬新な視点でリメイク。
なんだろうなぁ。あんまり面白くなかったです。リプリーの行動に共感できないからかなぁ。マット・デイモンのサイコな演技は変態的で妙に気になってしまった。グウィネス・パルトロウも、この作品にはあまりフィットしていないような気もするし。とにかくなんか、イマイチだったんだよなぁ。長いし、最後も後味が悪いし。
140分/★★★☆☆
(2002年4月6日)
関連記事がコラムにもあります。

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隣人は静かに笑う
ARLINGTON ROAD
1999年アメリカ/サスペンス

<監督>
マーク・ペリントン
<脚本>
アーレン・クルーガー
<出演>
ジェフ・ブリッジス
ティム・ロビンス
ジョーン・キューザック
ホープ・デイヴィス
ロバート・ゴセット
メイソン・ギャンブル
スペンサー・トリート・クラーク
ローラ・ポー
<ストーリー&コメント>
大学教授のマイケルは、9歳の息子とワシントンの郊外に住んでいた。元FBI捜査官の妻を事件で失った彼は、新しい交際を始めるなど、ようやく立ち直りかけていた。そんなある日、親しくなったばかりの隣人オリバーの素性に疑惑を抱き、密かに身元を調べたマイケルは、オリバーが偽名を使って過去を隠そうとしていることを付き止めるのだが…
一見親しげな隣人が、実は過去を隠した元反政府テロリストだった…。現代社会の希薄な人間関係の闇に迫る重厚なサスペンス。二重三重に張られた伏線が解き明かされるクライマックスは衝撃的!
まさにこれこそ4ツ★の鑑!好みがあるから万人には薦められないけど、個人的にはものすごく面白かった傑作。人物の設定と配置が絶妙で、観ている側は主人公と隣人、どちらが異常なのかわからなくなる。熱血的なジェフ・ブリッジスが神経質に空回りしているのか?それとも、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスが朴訥な笑顔の裏に何か企んでいるのか…?脚本も最高!なぜこれがノミネートすらされず、『アメリカン・ビューティー』が脚本賞を受賞しているのか疑問。
共演陣も好演。何か裏がありそうな笑顔の怖いジョーン・キューザック、『ワンダーランド駅で』のホープ・デイヴィスと、絶妙なキャスティング。
その真意が最後の最後でわかる、センスのある邦題も素晴らしい。
(以下、ネタバレ文。観た後で、マウスでなぞってお読みください)
最後の展開は全く予想していませんでした。てっきり、FBIがピンチを救ってくれてハッピーエンドかと思ってました。見事に騙された!この後味の悪さで評価が分かれると思うので4ツ★にしたんだけど、事件の捜査へ疑問を投げかける社会的なテーマを含んでいるし、単純なハッピーエンドにしなかったことにこそ意義があると思う。
117分/★★★★
(2004年1月31日)