| 激突! |
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| DUEL | |
| 1971年アメリカ/サスペンス <監督> スティーブン・スピルバーグ <脚本> リチャード・マシスン <出演> デニス・ウィーヴァー ジャクリーン・スコット エディ・ファイアストーン ルー・フリッゼル ジーン・ダイナースキ ルシル・ベンソン |
<ストーリー&コメント> カリフォルニア州から南へと車を走らせていたサラリーマンのデビッドは、前方を塞いでいた大型トレーラーを追い越した。すると、その途端にトレーラーは猛スピードで加速し、デビッドの車を抜き返してきた。危険な運転に腹を立てたデビッドは再びトレーラーを抜き返すのだが、トレーラーは執拗にデビッドの車を煽ってくるのだった…。 迫り来る正体不明のトレーラーの恐怖を描くサスペンス。スピルバーグ監督の出世作となったTV映画。 傑作と評判の高い映画だけど、好き嫌いが分かれるかも。遅いトレーラーを追い抜いたら、しつこく後を追われる…という不条理サスペンスは中盤までは緊迫していたけど、やっぱりそれが続きすぎるとダレてくる。店に入っても、車を停めても、なぜ後ろにいるの?と思うし、そこまでしつこく追ってくる意味もわからない。最後は、明らかにやりすぎだしね。 明確な理由が説明されないのが受け容れられるかどうか。そこが評価の分かれ目だと思う。僕の場合は、やっぱりある程度原因付けがあったほうがいいかもしれないと思った。最後、後味が悪いし。 |
| 90分/★★★☆☆ (2005年1月10日) |
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| 激流 | |
| THE RIVER WILD | |
| 1994年アメリカ/アクションドラマ <監督> カーチス・ハンソン <出演> メリル・ストリープ ケビン・ベーコン デビッド・ストラザーン |
<ストーリー&コメント> 離婚を考えるゲイルは家族との最後の旅行としてリバーツーリングに出かけた。そこに現われた逃走中の凶悪犯。人質となった彼らの前には生存率10万分の1の激流下りが待っていた…。 迫力満点、壮絶な川くだり。パッと見てわかりやすいし、家族を助けようと懸命にたたかうパパと犬の姿もついつい応援したくなります。絶対に面白いです! 激流のボート下りのアクションは、一部の吹替えをのぞいて、ほとんどメリル・ストリープ自身がやっているんだそうです。 |
| 111分/★★★★★ | |
| ゲストハウス狂騒曲 | |
| GUEST HOUSE PARADISO | |
| 1999年イギリス/コメディ <監督・出演> エイドリアン・エドモンドソン <脚本・出演> リック・メイヨール <出演> ヴァンサン・カッセル エレーヌ・マユー ビル・ナイ サイモン・ペッグ フェネラ・フィールディング リサ・パルフレイ ケイト・アシュフィールド ソフィア・マイルズ |
<ストーリー&コメント> イギリス一安いホテル、パラダイス。そこは原子力発電所に隣接し、たった二人きりの従業員のリチャードとエディは態度も接客も最悪で宿泊客の金品が目当てという、愚劣なホテルだった。そんな誰も寄りつかないようなホテルへ、スキャンダルを逃れて人気女優のジーナがやってくる。すっかり舞い上がった二人はあの手この手を使って彼女に近づこうとするのだが…。 イギリス一最悪なホテルを舞台に、おバカコンビが悪行の数々を繰り広げるお下劣コメディ。 久しぶりに、心底下らない映画でした。四流コメディです。10点評価なら1点、というところ。これでもかというぐらい殴ったり、ドアで挟んだり、消化器で殴ったり。普通なら死んでるだろ、というバイオレンスぶりを発揮。おバカな従業員二人の悪行は、観ていて笑えるというよりもウンザリしてきます。結末もイタすぎる。とにかくヒドいD級映画。 なんと主演の二人が作っているようです。監督はエディ役のエイドリアン・エドモンドソン、脚本はリチャード・トワット役のリック・メイヨール。 |
| 89分/★★☆☆☆ (2004年12月13日) |
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| ゲット・ア・チャンス! | |
| WHERE THE MONEY IS | |
| 2000年アメリカ/コメディドラマ <監督> マレク・カニエフスカ <原案・脚本> E・マックス・フライ <出演> ポール・ニューマン リンダ・フィオレンティーノ ダーモット・マロニー スーザン・バーンズ アン・ピトニアック ブルース・マクヴィッティ イルマ・セント・ポール |
<ストーリー&コメント> かつて高校時代にキングとクイーン同士で結婚したものの、いまや夫ウェインとの家庭生活は倦怠期に陥り、田舎での単調で平凡な毎日にもすっかり退屈気味のキャロル。そんなある日、彼女が看護婦を務める老人ホームに、名うての銀行強盗犯の老人・ヘンリーが痴呆症患者として刑務所から護送されてくる。けれども彼女は、ヘンリーがあえてボケを装っていることを見破り、やがて彼や夫も巻き込んで、現金輸送車の強奪計画を企てるのだった…。 なんといっても、ポール・ニューマン。75歳にもなってなお、その輝きは色褪せない。強盗のシーンはかつての『スティング』を彷彿とさせるし、茶目っ気たっぷりに魅力的な演技を存分に披露しています。 ストーリー的にはあまり大波はないんだけど、テンポもいいし、主役3人のキャラがそれぞれ立っていて、飽きさせない。敏腕の不良老人、危険なお色気主婦、二人に挟まれてオロオロする実は小心者の男。その三角関係模様がストーリーに絶妙にからみあってます。 |
| 88分/★★★☆☆ (2002年8月5日) |
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| ケーブルガイ | |
| THE CABLE GUY | |
| 1996年アメリカ/コメディ <監督・出演> ベン・スティラー <脚本> ルー・ホルツ・Jr. <出演> ジム・キャリー マシュー・ブロデリック レスリー・マン ジャック・ブラック ジョージ・シーガル ダイアン・ベイカー |
<ストーリー&コメント> 不動産会社に勤めるスティーブンは、恋人と別れ、仕方なく別のアパートに引っ越した。ケーブルテレビに新規加入しようと業者を呼んだところ、やって来たのは妙に馴れ馴れしい態度の変わり者、チップだった。根がお人好しのスティーブンは彼の好意をあいづち程度に受け取っていたが、その行動は次第にエスカレートしていくのだった…。 新しくアパート暮らしを始めた青年と、異常な執拗さでまとわりつく男の関係をコメディタッチで描くサイコスリラー。作品としてはコメディだけど、影のテーマは「テレビに育てられた現代の子供」を描いたものであり、なかなか奥が深い。 『フェリスはある朝突然に』ではけっこうブラックなコメディを披露したマシュー・ブロデリックだけど、ことコメディに関してはやっぱりジム・キャリーの方が何枚も上手。ただ、そのクドすぎて大げさな演技とか、悪質とも思える笑いのセンスが日本人向けではないので、あまり馴染めないのも事実だけど。ちなみにこの2人、1962年生まれの同い年。 脇役だけど、『ハイ・フィデリティ』でもシブイ存在感が光ってたジャック・ブラック。けっこう好きな役者さんです。 |
| 95分/★★★☆☆ (2003年7月20日) |
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| ゲーム |
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| THE GAME | |
| 1997年アメリカ/サスペンス <監督> デビッド・フィンチャー <脚本> ジョン・ブランカトー マイケル・フェリス <出演> マイケル・ダグラス ショーン・ペン デボラ・アンガー ジェームス・レブホーン ピーター・ドゥナット キャロル・ベイカー アンナ・カタリーナ アーミン・ミューラー=スタール |
<ストーリー&コメント> サンフランシスコに住む実業家のニコラスは48歳の誕生日に、弟のコンラッド(コニー)からCRSという謎の会社が主催する“ゲーム”の招待状をプレゼントされる。「人生が一変するような素晴らしい体験ができる」といううたい文句にひかれ、興味を持ったニコラスは手続きをする。その夜、ニコラスが自宅に戻ると、玄関前にピエロが横たわっていた。それをきっかけに、奇妙な出来事がニコラスの周りで次々に起こり始める…。 最高に面白かった!正体不明の謎の組織、CRS。次々と起こるハプニング。映画を観ている側も、主人公ニコラスの視点で何が何やらわからないうちに展開していく。この作品の優れたところは、ただワケのわからない映画ではなく、「これはゲームだ」という了解のもとに事件がおきること。どこからどこまでが仕掛けられた罠かわからず、次第に疑心暗鬼に陥っていく。つまり、主人公の視点を通して、いつしかバーチャルリアリティの世界に足を踏み入れているのです。これは岡嶋二人の傑作サスペンス小説『クラインの壺』と同じ手法。ちょっと違うけど、思いつくところでは『トータル・リコール』のような。 ラストシーンは評価がわかれるかもしれないけど、僕にはとても満足いくものでした。最後まで目を離せない傑作サスペンスです。 |
| 128分/★★★★★ (2002年12月4日) |
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| ケリー・ザ・ギャング | |
| NED KELLY | |
| 2003年オーストラリア、イギリス/伝記ドラマ <監督> グレゴール・ジョーダン <脚本> ジョン・F・マクドナフ <出演> ヒース・レジャー オーランド・ブルーム ジェフリー・ラッシュ ナオミ・ワッツ ジョエル・エドガートン ローレンス・キンラン フィル・バランティーニ ケリー・コンドン クリス・マッケイド エミリー・ブラウニング |
<ストーリー&コメント> 19世紀のオーストラリア。かつて大英帝国の流刑地だったこの国では、多くの民衆が差別や偏見にさらされていた。そんな流刑者の息子ネッド・ケリーは、本来正義感の強い青年だったが、彼を逆恨みした警官によって無実の罪を着せられ、追われる身となってしまう。やがてネッドは、弟のダン、親友のジョーらと共に、横暴な警察に反旗を翻す。彼らはいつしか、イギリスの植民地支配に苦しむ民衆に義賊として支持されてゆくのだが…。 開拓時代のオーストラリアで、虐げられていた移民のために戦った伝説の義賊ネッド・ケリーの生涯を映画化。 映画作品としては平凡なものだったけど、作品のテーマはとても興味深いものだった。ネッド・ケリーは、オーストラリアのジェシー・ジェームズとも呼ばれる実在の義賊。ジェシー・ジェームズについては『アメリカン・アウトロー』で描かれているけど、時代も主人公も違うのに、内容はとても似ている。どこの国でも、同じような英雄がいるものなんだね。 キャストでは、ヒース・レジャーが苦悩する主人公を熱演しているけど、むしろ副将格のジョー役のオーランド・ブルームの方が自由気ままな立場で目立っていたかも。あとは、お目当てのナオミ・ワッツをもっと見たかったかな。 |
| 110分/★★★☆☆ (2005年5月8日) |
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