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ディア・ハンター
THE DEER HUNTER
1978年アメリカ/ヒューマンドラマ

<監督>
マイケル・チミノ
<出演>
ロバート・デ・ニーロ
クリストファー・ウォーケン
メリル・ストリープ
ジョン・サベイジ
ジョン・カゼイル
<ストーリー&コメント>
ペンシルベニア州の工場で働く5人の若者たちは、週末に鹿狩りをして過ごす仲間だった。やがてそのうちの3人が徴兵されてベトナムへ行くことになる。3人はベトナムで捕虜になってしまい、命からがら脱走を果たすも離れ離れになってしまう。2年後、故郷にたった一人帰ったマイケルは、ベトナムではぐれた仲間がまだ生きていることを知る…。
この作品、僕は全く理解も共感もできませんでした。
まず、全体のテンポがバラバラ。不必要なところに時間をかけているのに、必要な場面はあっという間に過ぎ去っていくため、ストーリーの展開が理解できない。説明も全くないし。上のあらすじに書いた時間の経過なんて、後で調べてわかったことだし。
そして、ロシアン・ルーレット。なぜこれにばかり固執するのかが理解不能。「男同士の友情を描いた感動作」というふれこみだけど、ロシアン・ルーレットに熱くなって無駄死にした馬鹿な若者の映画。そんなふうにしか解釈できませんでした。
なぜこれがオスカーを多数受賞できたのか、それが最大の不思議。
189分/☆☆☆☆
(2002年7月2日)
第51回アカデミー賞(1978年) 作品賞、助演男優賞、監督賞、音響賞、編集賞

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デイ・アフター・トゥモロー
THE DAY AFTER TOMORROW
2004年アメリカ/SFパニック

<監督・脚本>
ローランド・エメリッヒ
<出演>
デニス・クエイド
ジェイク・ギレンホール
エミー・ロッサム
ダッシュ・ミホク
ジェイ・O・サンダース
セラ・ウォード
オースティン・ニコルズ
アージェイ・スミス
<ストーリー&コメント>
温暖化が進む地球。古代気象学者のジャックは、自らの調査結果から氷河期の再来を予見し、気象協議会で警告を発する。だが、政府は彼の警告になどまるで取り合おうとはしなかった。しかし、ジャックの予測はたちまち現実となり、巨大竜巻や雹などの自然の猛威が世界中を襲い始める。そしてニューヨークでは、ジャックの最愛の息子サムが迫り来る大津波に呑み込まれる危機に直面していた…。
監督は『インデペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ。
地球温暖化で極地の氷が溶けると海水の塩分濃度が低くなり、海中で暖流と寒流のバランスが崩れ、それによって強力な嵐が発生し、続いて氷河期が到来する。大胆不敵な科学的仮説を基に、世界各地を襲うパニックを、スケール感あふれる映像で畳みかけるように描く。
パニック映画を久しぶりに観たこともあって、すごく面白かった。特に圧巻だったのが、凍り付いた自由の女神。氷河期というわりにはけっこう早く危機を脱したり、終盤はちょっとパワーダウンな感じもしたけど、全体的な迫力はすごかった。
124分/★★★★
(2005年10月24日)

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デイズ・オブ・サンダー
DAYS OF THUNDER
1990年アメリカ/アクション

<監督>
トニー・スコット
<原案・脚本>
ロバート・タウン
<原案・出演>
トム・クルーズ
<出演>
ロバート・デュヴァル
ニコール・キッドマン
ランディ・クエイド
ケーリー・エルウェス
マイケル・ルーカー
フレッド・ダルトン・トンプソン
<ストーリー&コメント>
レース中の事故が元で引退した名レースカー・ビルダーのハリーは、復帰の話を持ち掛けられる。気が進まないながらも話に乗ったハリーだったが、無名の若者コールの天才的な走りを見てド肝を抜かれる。彼らはチームを組み、共に「デイトナ・レース」で優勝することを約束。荒削りなコールは、ハリーにテクニックを教え込まれ、数々のレースに出場して勝利していくのだが…。
『トップガン』のトニー・スコット監督と、トム・クルーズが原案、主演を務めたカーレース作品。野心と才能にあふれた若きドライバーの栄光と挫折、再起までが描かれる。本作の共演がきっかけでトム・クルーズとニコール・キッドマンは結婚した(のちに離婚)。
内容は正直いってどうということはないんですが、300kmを超えて爆走するカーレースのアクションシーンの迫力はなかなかです。それにしても、あんなスピードで車体をぶつけたり、壁に挟んだり、ほんと命をかけたレースですね。
まだ22歳ぐらいのニコール・キッドマンが美しいです。クールな雰囲気が優秀な脳外科医にぴったりだけど、いともたやすくコールの口説きに陥落するあたりはどうにも…。
「君、身長はいくつ?」というセリフが面白かった(笑)170cmとも160cm未満とも言われるトム・クルーズと、179cmのニコール・キッドマン。並んで立ってて背丈が同じように見えるシーンもあれば、トムが明らかに低いシーンもある。撮影方法にもいろいろ工夫をしてそうな感じですね。
108分/★★★☆☆
(2022年10月19日)

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ディック&ジェーン/復讐は最高!
FUN WITH DICK AND JANE
2005年アメリカ/コメディ

<監督>
ディーン・パリソット
<脚本>
ジャド・アパトウ
ニコラス・ストーラー
ピーター・トラン
<製作・出演>
ジム・キャリー
<出演>
ティア・レオーニ
アレック・ボールドウィン
リチャード・ジェンキンス
アンジー・ハーモン
ジョン・マイケル・ヒギンズ
リチャード・バージ
<ストーリー&コメント>
新進気鋭のIT企業で働くディックは、妻と息子に囲まれて何ひとつ不自由のない日々。そんなある日、役員クラスへの昇進が決まったかと思いきや、それは会社の倒産の尻拭いをさせられるという罠だった。同社のCEO(最高経営責任者)であるマカリスターが、自社株のほとんどを売り払って自分だけ大儲けした後、会社を破綻させたのだった。失業し、生活費にすら困ったディックとジェーンは思わずコンビニ強盗に手を染めてしまうのだが…。
1977年にジェーン・フォンダとジョージ・シーガルが主演した犯罪コメディ『おかしな泥棒/ディック&ジェーン』のリメイク。
ボチボチ。観る前の予想通りというか、至って普通のコメディでした。ジム・キャリーのコメディもそんなに飛び抜けていなくて、枠の中ではじけている感じ。リストラされて犯罪に手を染めるあたりはシリアスでブラックだけど、やっぱり中途半端な感じ。
なお、妻のジェーン役には当初キャメロン・ディアスがキャスティングされる予定だったけど、スケジュールの都合で実現しなかったそうです。確かに、キャメロン・ディスアスが演じた方がコメディ色がもっと強くなって、娯楽作として成功していたかも。ティア・レオーニでは、ちょっと中途半端な感は否めない。ティア・レオーニ、美人だし好きなんだけどね。
91分/★★★☆☆
(2007年5月16日)

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ディパーテッド
THE DEPARTED
2006年アメリカ/犯罪サスペンス

<監督・制作>
マーティン・スコセッシ
<脚本>
ウィリアム・モナハン
<出演>
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ジャック・ニコルソン
マーク・ウォールバーグ
マーティン・シーン
レイ・ウィンストン
<ストーリー&コメント>
マサチューセッツ州ボストン。ビリーは、犯罪組織との繋がりを持つ自らの生い立ちと決別するべく警察官を志す。一方、マフィアのボス、コステロによってスパイとなるべく警察組織に送り込まれたコリン。同じ警察学校に学んだふたりは、互いの存在を知らぬまま卒業する。やがて、コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ特別捜査班に加わり、ビリーはコステロの組織へ潜入するという極秘任務を命じられるのだった。こうして、それぞれに緊張の二重生活を送るビリーとコリン。だが、ついに警察、マフィア双方ともに内通者の存在を嗅ぎつけ、ふたりは窮地に追い込まれていくのだが…。
2002年の香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク。警察に潜入したマフィアの男と、マフィアに潜入した警察官の攻防をスリリングに描く。
重厚な映画だったけど、スリル満点でなかなか面白かったです。最後はちょっとやりきれないというか、救われない感じがしたけど。
153分/★★★★
(2011年3月8日)
第79回アカデミー賞(2006年) 作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞

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ティファニーで朝食を
BREAKFAST AT TIFFANY'S
1961年アメリカ/ラブコメディ

<監督>
ブレイク・エドワーズ
<原作>
トルーマン・カポーティ
<脚本>
ジョージ・アクセルロッド
<出演>
オードリー・ヘプバーン
ジョージ・ペパード
パトリシア・ニール
バディ・イブセン
マーティン・バルサム
ホセ・ルイス・デ・ヴィラロンガ
ジョン・マクガイバー
ミッキー・ルーニー
<ストーリー&コメント>
大都会ニューヨークの片隅で、玉のこしを狙って自由気ままに生きるプレイガールのホリー。彼女の日課は、5番街にある一流宝石店“ティファニー”のショーウィンドウを眺めながら朝食のデニッシュを食べること。そんなある日、彼女の住むアパートメントに小説家志望の青年ポールが引っ越してくる。彼は、ホリーが持つ小悪魔的な無邪気さと妖精のような純真さを併せ持った不思議な魅力に魅せられてゆき、彼女も面倒見のいいポールに心惹かれてゆくのだが…。
アカデミー歌曲賞を受賞したヘンリー・マンシーニの主題曲「ムーン・リバー」が大ヒット。都会派センス溢れる洒落たラブ・ストーリー。
超有名な映画作品だけに、「一度観なければ」と思いつつ、やっと観賞できました。でも、正直言ってそんなにすごく面白かったというわけではなかったです。内容度外視で言えばたしかにオードリー・ヘプバーンは綺麗なんですが、ホリーというキャラクターが魅力的というのはちょっと違う気がするんですよね。身の回りだけは綺麗に整っているけど、その人間性はかなりいい加減だし、「あの結婚は不成立になったの」とか。ホントかいな?とつっこみたくなる点が幾つか。序盤のパーティーのシーンで「イカサマも真剣にやる女だ」という批評があったけど、詐欺師の話だと思いながら観てました(笑)
小道具の使い方とか、カメラワークとか、見どころもいっぱいあるけど、個人的にはボチボチかな、というところどまり。
名前のないネコの正体は、「Orangey」という名前の芸達者なネコちゃんらしいです。なんと5本もの映画に出演しているんだとか!
114分/★★★☆☆
(2009年11月3日)
第34回アカデミー賞(1961年) 劇・喜劇映画音楽賞、歌曲賞

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ディープ・インパクト
DEEP IMPACT
1998年アメリカ/SFパニック

<製作総指揮>
スティーブン・スピルバーグ
<監督>
ミミ・レダー
<出演>
ロバート・デュバル
ティア・レオーニ
イライジャ・ウッド
ヴァネッサ・レッドグレープ
マキシミリアン・シェル
リーリー・ソビエスキー
モーガン・フリーマン
ジェームズ・クロムウェル
<ストーリー&コメント>
高校生のリオは、天文学クラブの活動中、新たな星を見つける。その写真を受け取った天文学者のウルフは、その彗星が地球と衝突する危険性があることを知るが、報告途中に事故死してしまう。それから1年後。アメリカ大統領ベックは、マンハッタンと同じ大きさの彗星が、地球に向かって飛来していることを公表する。残された期間は1年。これを食い止めるため、彗星を核爆発させて軌道修正させる計画が密かに立てられていた…。
『アルマゲドン』と同じような内容。迫り来る隕石、地球滅亡の危機。『アルマゲドン』では迫り来る隕石と、それを阻止する男たちにスポットをあてているが、この作品では隕石よりもむしろ、パニックに陥り、逃げ惑う人々を描いている。そのことが逆にパニック・ムービーでありながら隕石の恐怖感を感じない薄さを感じさせてしまうし、人々のショート・ストーリーも細かすぎて希薄な感じがする。なんか、全体的に淡々と描かれている気がした。個人的には『アルマゲドン』の方が好き。
121分/★★★☆☆

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ディープ・エンド
THE DEEP END
2001年アメリカ/サスペンス

<製作・監督・脚本>
スコット・マクギー
デヴィッド・シーゲル
<原作>
エリザベス・サンゼイ・ホールディング
<出演>
ティルダ・スウィントン
ゴラン・ヴィシュニック
ジョナサン・タッカー
ピーター・ドゥナット
ジョシュ・ルーカス
レイモンド・バリー
タマラ・ホープ
ジョーダン・ドランス
ヘザー・マシエソン
ホルムス・オズボーン
リチャード・グロス
キップ・マーティン
フランコ・デルガド
キップ・エルウッド
<ストーリー&コメント>
カリフォルニア州タホ湖畔に暮らすホール一家。海軍に勤める夫が長期不在の間も、妻マーガレットは義父のジャック、三人の子どもたちと平和な日々を送っていた。マーガレットの唯一の心配は、最近チンピラまがいの男ダービーと付き合っている長男ボーのこと。そんなある日の朝、マーガレットは家の裏の桟橋でダービーが死んでいるのを見つける。彼女はとっさにボーが殺したと思い込み、息子をかばうため無我夢中でダービーの死体を湖に沈め、証拠隠滅を図るのだったが…。
息子を守りたい一心でとった母親の行動が、平和な家庭を一変させてしまう沈鬱なサスペンス。
キャストも地味だし物語にも派手さはないんだけど、かなり面白かった。息子の事件をきっかけに、二人組に脅迫される母。夫は遠洋航海で長期の留守、家には病気がちの義父と三人の子供がいる。身近には頼れる人もなく、マーガレットは一人で5万ドルを工面し、難局をのりきろうとする。家族に心配をさせたくないという気持ちと、自らも死体を遺棄したという後ろめたさで追いつめられるマーガレット。マーガレット同様、脅迫者役のアレック役のゴラン・ヴィシュニックも好演だった。無頼漢だけど、どこか人のよさを感じさせるキャラクターに好感が持てた。これがもしベニチオ・デル・トロだと、かなり雰囲気が変わってしまったと思う。俳優の有名無名に関わらず、キャスティングって重要なんだとあらためて認識。
最後はちょっとうやむやに思ってしまう感じもあるけど、全体的によく練られた素晴らしい脚本だと思う。似たような内容の作品に『女と女と井戸の中』があるけど、こちらの方がずっと面白い。
101分/★★★★
(2004年2月28日)

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ディープエンド・オブ・オーシャン
THE DEEP END OF THE OCEAN
1999年アメリカ/ヒューマンドラマ

<監督>
ウール・グロスバード
<原作>
ジャクリーン・ミチャード
<出演>
ミシェル・ファイファー
トリート・ウィリアムズ
ウーピー・ゴールドバーグ
ジョナサン・ジャクソン
コリー・バック
ライアン・メリマン
ジョン・カペロス
<ストーリー&コメント>
愛する夫と3人の子供たちと共に、平和な家庭生活を送っていたベス。ところが、ふとした瞬間に幼い3才の次男ベンが謎の失踪を遂げ、懸命の捜索にもかかわらず行方不明となってしまう。絶望からベスは心を閉ざし家族の心はバラバラになっていく。それから9年後。ベスは、すっかり諦めかけていた息子のベンと奇跡的に再会するが…。
ミシェル・ファイファーが、ドラマチックな運命に心揺れ動く母親役を感情表現豊かに好演。また、親の愛情の微妙な変化に敏感に反応する兄弟同士の心の葛藤劇も観応え満点だ。
<再評価:★3→★4>
観たことのある映画がテレビでやってると、ついつい再び観てしまうもの。結末をわかって観ているんだけど、途中の様々な情景がより深く味わえる。ベンの失踪後、時が止まった一家の愛。不意の誘拐犯扱いに動揺するジョージ。二組の親の間で板ばさみに悩むサム。自責の念から心を閉ざしてしまうビンセント…。
各人の心情が静かに、深く伝わる名作でした。
110分/★★★★
(2001年8月24日)
(再観・2002年3月13日)

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ディープ・ブルー
DEEP BLUE SEA
1999年アメリカ/アクションパニック

<監督>
レニー・ハーリン
<出演>
トーマス・ジェーン
サミュエル・L・ジャクソン
ステラン・スカルスゲールド
ジャクリーン・マッケンジー
サフロン・バローズ
LL・クール・J
<ストーリー&コメント>
太平洋上に建造された、海洋医学研究施設、アクアティカ。そこでは、凶暴なサメの脳組織から新薬を製造する研究が行われていた。だが、研究を急いだために、サメは巨大化し、高度な知能を持つ怪物と化してしまった。人類と同様の知能を備えた巨大ザメは殺戮ゲームを開始。海上は激しい嵐に見舞われ、海の孤島となった研究所では人とサメとの死闘が始まる!
押し寄せる水圧の恐怖がすごい。
人に食いかかるサメも、迫力があって面白かった。
105分/★★★☆☆
(2001年6月4日)

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ディボース・ショウ
INTOLERABLE CRUELTY
2003年アメリカ/ラブコメディ

<監督・脚本>
ジョエル・コーエン
<製作・脚本>
イーサン・コーエン
<脚本>
マシュー・ストーン
ロバート・ラムゼイ
<出演>
ジョージ・クルーニー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ジェフリー・ラッシュ
セドリック・ジ・エンターテイナー
エドワード・ハーマン
ポール・アデルスタイン
リチャード・ジェンキンス
ビリー・ボブ・ソーントン
<ストーリー&コメント>
マイルズ・マッシーは、離婚訴訟専門の弁護士。いかなる不利な状況に立たされても、必ず逆転勝訴を獲得する敏腕ぶりを発揮していた。そんな彼のもとにある日、不動産王レックスロスが訪ねてくる。彼は妻マリリンから離婚訴訟を起こされたが、損なく解決するようにと要求。この無理難題を引き受けたマイルズは、早速マリリンに接近。やがて、彼女を敗訴に追い込むマイルズだったが…。
夫との離婚で巨額の財産を手に入れようと目論む美女と、離婚専門の敏腕弁護士が繰り広げる、金と恋の頭脳戦を描いたラブコメディ。
ありきたりのコメディで、どうということもない内容なんだけど、主演の2人がとても楽しそうに競演。ジョージ・クルーニーは敏腕弁護士がハマり役だし、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも腹黒い美女を快演。キャサリンは、本当にいつ見ても綺麗ですねぇ…。
「離婚劇」という邦題は、なかなかに言い得て妙。
観てから1ヶ月経って感想書いたので、正直あまり覚えてません(笑)
99分/★★★☆☆
(2005年12月6日)

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デーヴ
DAVE
1993年アメリカ/コメディ

<監督>
アイヴァン・ライトマン
<脚本>
ゲイリー・ロス
<出演>
ケビン・クライン
シガニー・ウィーバー
フランク・ランジェラ
ケビン・ダン
ヴィング・レームズ
ベン・キングスレー
<ストーリー&コメント>
デーヴ・コーヴィックは人材派遣業を営む陽気な男。ある日、大統領が緊急入院してしまったため、参謀たちの陰謀で大統領とうりふたつのデーヴが影武者として秘密裏に雇われる。代役として公務をこなすデーヴだったが、大統領夫人の福祉への情熱に心を動かされ、彼を政治的に操ろうとする側近たちを無視して政治改革に乗り出してしまう…。
政治腐敗の裏側を笑いたっぷりに描いたコメディ。庶民派大統領を演じたケビン・クラインの快演が最高です。政治コメディと聞くと『ワグ・ザ・ドッグ/ウワサの真相』を思い出すが、大統領のスキャンダルが原因になっているのはどちらも一緒。そっくりさんだけど単なる庶民の男が、いきなり大統領になってしまうというアイデアが面白い。
笑いあり、ロマンスあり、政治疑惑ありの上質コメディです。
アーノルド・シュワルツェネッガーボニー・ハントらがチョイ役で登場しているほか、実際の議員も実名で登場したりしています。
110分/★★★★★
(2002年12月2日)

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デジャヴ
Deja Vu
2006年アメリカ/アクション・サスペンス

<監督>
トニー・スコット
<脚本>
テリー・ロッシオ
ビル・マーシリー
<出演>
デンゼル・ワシントン
ポーラ・パットン
ジム・カヴィーゼル
ヴァル・キルマー
アダム・ゴールドバーグ
エリカ・アレクサンダー
<ストーリー&コメント>
米アルコール・タバコ・火器取締局(ATF)の捜査官ダグは、ニューオーリンズで約500人の犠牲者を出したフェリー爆破事件の捜査へ向かうが、彼は現場の近くで遺体で見つかった女性クレアこそが事件解決の鍵を握ると考える。そんな鋭い観察眼に興味を持ったFBIは、ダグを特別捜査班に加える。それは事件が起きた“4日と6時間前”を見ることができる最新ハイテク装置「白雪姫(スノーホワイト)」を使う捜査だった。ダグらは装置を使い、クレアを殺害したのが何者かを探るが、装置にはある秘密が…。
ちょっと不思議なアクション・サスペンスでした。フェリー爆破の大事故(テロ)が起きて、過去の映像が見られる装置を使って事件の真相に迫るというもの。見られる範囲が限られるが、範囲内なら好きな場所を好きな角度で観られる。巻き戻しも早送りもできないが録画はできる。建物の中も壁をすり抜けて自由に観られ、音も聞こえる。そんな超盗撮・盗聴マシンを使えば、重要な関係者や犯人そのものを監視することができる。と思いきや、そこにはある秘密が…という物語。舞台設定にどうにも穴がある気がしてしまうけど、それを補って余りあるデンゼル・ワシントンのカッコよさと、トニー・スコットお得意のアクションがド派手。せっかく見つけた犯人を逃がすな!というのが優先で、現実で事故を起こしまくりで追跡しても無問題。アクションに迫力があるからオールOK…とはならないよね(苦笑)
タイムパラドックスの描き方にもいささか疑問はあるけど、最後には見事に伏線を回収してくれるので、わりと後味はスッキリでした。
127分/★★★☆☆
(2022年6月11日)

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デス・レース2000年
DEATH RACE 2000
1975年アメリカ/カーアクション

<監督>
ポール・バーテル
<脚本>
ロバート・ソム
チャールズ・グリフィス
<出演>
デヴィッド・キャラダイン
シモーネ・グリフィス
シルベスター・スタローン
メアリー・ウォロノフ
ロベルタ・コリンズ
ドン・スティール
<ストーリー&コメント>
秩序を失い、大統領の独裁政権が支配するアメリカ。人々は、年に一度国家が主催する殺人大陸横断レース「デス・レース」に熱狂していた。このレースは、速さだけでなく轢き殺した人数も得点として換算される壮絶なものだった。2000年で20回目を迎えるこのレースには、不死身の男フランケン、彼にライバル心を燃やすジョーら、5組の強者達が参戦する。果たしてこの殺人レースの行方は…?
ブラックコメディ満載のカルト的B級カーアクション。
無名時代のシルベスター・スタローンが主人公のライバルに抜擢されている。コテコテのデザインの殺人カー、政府に容認された殺戮シーン、老人や子供を殺すほど得点が高いというアンモラル性など、一部のカルト好みにのみ訴えているようにしか思えない。一般の良識で観ると、痛い目に遭います。最初は衝撃が強かったし、B級ムードタップリの世界に笑ってしまったけど、だんだん気持ちが悪くなってしまいました。最後にはメディアと政府への批判のようなメッセージがさりげなく込められていたけど、作品性に全くそぐわないと思えます。
79分/★★★☆☆
(2003年1月18日)

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デッド・カーム/戦慄の航海
DEAD CALM
1989年オーストラリア/サスペンス

<監督>
フィリップ・ノイス
<脚本>
テリー・ヘイズ
<出演>
ニコール・キッドマン
サム・ニール
ビリー・ゼイン
ロッド・マリナー
<ストーリー&コメント>
最愛の息子を交通事故で亡くしたレイと夫のジョンは、心の傷を癒すため、クルージングに出かけた。二人にやすらぎが訪れかけた時、朽ちかけ漂流した船を発見する。助けを求めて来た一人の男は、乗組員が全員、食中毒で死んだと訴える。ジョンは彼の発言に疑問を抱く…。
ヨットで大海原を航行中の夫婦がボートで漂流していた男を助けたことから、思わぬ事件に巻き込まれる海洋サスペンス。
主要な登場人物がわずか3人で、緊迫感にあふれている。ただ、冒頭の子供の事件はあまり必要性がないのでは…?途中で、子供の事件を悲しむシーンとか全くないし。普通に航行中の設定でもいいような。
最後は「やっぱり」な展開。途中で何度も「早く殺してしまうんだ!」とつっこんでしまったが。中盤の色仕掛けのシーンも疑問。他に方法も色々あるだろうに…。夫が瀕死の時に、なぜ?
ううむ…ツッコミどころが満載だなぁ。つまらなくはないんだけど。
96分/★★★☆☆
(2002年8月17日)

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デッドコースター
FINAL DESTINATION 2
2003年アメリカ/サスペンス・ホラー

<監督>
デヴィッド・R・エリス
<脚本>
J・マッキー・グルーバー
エリック・ブレス
<出演>
A・J・クック
アリ・ラーター
マイケル・ランデス
トニー・トッド
テレンス・“T・C”・カーソン
ジョナサン・チェリー
キーガン・コナー・トレイシー
リンダ・ボイド
ジェームズ・カーク
デヴィッド・ペッカー
ジャスティーナ・マチャド
<ストーリー&コメント>
友人と旅行に出かけたキンバリーは、自分たちの乗る車がハイウェイで凄惨な玉突き事故に巻き込まれる予知夢を見てとっさに車を止めた。すると、目の前で夢と同じ大事故が発生、彼女たちは間一髪で命を取り留めることとなった。だが、事故の生還者たちが次々と不審な死を遂げ、キンバリーは自分たちがまだ死すべき運命に捕らわれていることを知るのだった…。
不思議な予知夢で大惨事を逃れたヒロインたちが、死すべき運命にどこまでも追われる様を描く『ファイナル・デスティネーション』の第2弾。
かなり面白かったです。物語は前作の1年後が舞台で、前作で生き残った人物が登場したりしています。前作を観ていなくても楽しめると思うけど、やっぱり前もって観ておいたほうが面白いのは間違いない。
物語は「あってなきが如し」なんだけど、とにかく人物の殺され方がスゴイ。「死神のリスト」の通り、次々と“消されて”いく登場人物たち。「次は、誰が、いつ、どうやって殺されるのか?」を考えながら観てしまうんだよね。それがこのシリーズの正しい観方だと思うしね。ただ、その殺され方がかなり強引なのはご愛嬌。予想もしない殺人方法の連続です。
アリ・ラーターはやっぱり素敵。とびきりの美人ではないんだけど、なんだか幸薄そうな雰囲気がいい(笑)
90分/★★★☆☆
(2004年7月9日)

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デッドマン・ウォーキング
DEAD MAN WALKING
1995年アメリカ/ドラマ

<製作・監督・脚本>
ティム・ロビンス
<原作>
ヘレン・プレジャン
<出演>
スーザン・サランドン
ショーン・ペン
ロバート・プロスキー
レイモンド・J・バリー
R・リー・アーメイ
セリア・ウェストン
ロイス・スミス
スコット・ウィルソン
ロバータ・マックスウェル
マーゴ・マルティンデイル
バートン・ヘイマン
スティーブ・ボールズ
ネスビット・ブライスデル
<ストーリー&コメント>
ルイジアナ州ニュー・オリンズ。「希望の家」で働くシスターのヘレンは、殺人罪で死刑を宣告された囚人マシューから無実を訴える手紙を受け取り、彼の特赦を嘆願すべく、事件の関係者たちを訪ね歩く。犯罪者であるマシューを一人の人間として扱おうとした彼女は、被害者の遺族たちからは敵と見なされ非難を浴びるのだった…。
死刑囚とカトリックのシスターの心の交流を通じ、人間の魂の奥底を真摯に見つめた重厚なヒューマン・ドラマ。
実際に死刑囚の精神アドバイザーを務めた修道女ヘレン・プレジャンの原作に感銘を受けたスーザン・サランドンの熱意を、パートナーであるティム・ロビンスの製作で映画化。ヘレン役に扮したサランドンは、5度目のノミネートにして念願のオスカーに輝いた。
惜しくもオスカーこそ逃したものの、各種映画賞で絶賛を浴びたショーン・ペンも熱演。主演二人の熱演で、ドラマにリアルな息吹が吹き込まれています。
同じく死刑囚を描いた『グリーンマイル』はファンタジー色が濃いが、こちらはどっしりと重厚なドラマ。重い中にも、いろいろと考えさせられるところがある。個人的には特に、死刑制度の是非を問う社会性に注目したい。方向性は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に近いものがあるが、評価は全く正反対。だが、個人的な好み以上に作品としての内容はこちらの方がはるかに素晴らしいと思う。賛成か反対か、人命や人権の尊重とは何か、というイデオロギーをつきつけられるわけですが、僕はやっぱり死刑制度には賛成。やっぱり償うべき罪は、相応の代価で償うべきだと思う。残された遺族の無念は決して晴れることはないけど。
122分/★★★★
(2004年3月6日)
第68回アカデミー賞(1995年) 主演女優賞

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テニスお父さん
TENNIS ELBOW
2012年フランス/ドラマ

<監督・脚本>
Vital Philippot
<脚本>
Just Philippot
<出演>
Martin De Myttenaere
Marc Chaulet
Philippe Rebbot
Catherine Vinatier
<ストーリー&コメント>
休暇中の例年のイベントとして、フィリップは長男のヤニックにテニスの試合を挑んでいた。毎年強くなっていく息子と、だんだんと衰えを感じる父親。しかし負けを認めたくないフィリップは、大人げない行動に出てしまう。
何か深いドラマがありそうだけど、よくわからないドラマでした。父親は元選手だったのか、テニスへの愛着がとても強く、息子を鍛えて強い選手にしたいが、自分は負けたくない。一方的な鍛錬で強くなったものの、長男ヤニックはテニスが好きではなく、家族の目を盗んではタバコを吸ったりするが、本当は父親や弟と仲良くしたい普通の青年。弟アンリは兄と違ってテニスが好きだが、まだ子どもだから父親の相手にはされていない。そんないびつな家族の関係を憂える母親。唐突なグアテマラという国名は、そんな空回りする家族を投影しているのかな。短い尺でもそれなりの情報が伝わってくるけど、オチが弱いかな。結局、何が言いたかったんだろう。
17分/★★☆☆☆
(2023年11月19日)

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テネイシャスD/運命のピックをさがせ!
TENACIOUS D IN THE PICK OF DESTINY
2006年アメリカ/コメディ

<監督・脚本>
リアム・リンチ
<製作・脚本・出演>
ジャック・ブラック
カイル・ガス
<製作総指揮・出演>
ベン・スティラー
<出演>
JR・リード
ロニー・ジェイムズ・ディオ
ミートローフ
ティム・ロビンス
<ストーリー&コメント>
敬虔で保守的な家庭に育ったロック大好き少年の“JB”は、自分がロックの神として崇めるアーティスト、ディオの啓示を受けたと信じ、家出して西海岸のハリウッドに向かう。ベニスビーチで活動するミュージシャン“KG”と出会うと、彼とロック・デュオ“テネイシャスD”を結成。ある日2人は伝説的ロックスターがみんな同じピックでギターを弾いていると発見。自分たちも同じピックを手に入れればスターになれると信じ、行動を起こすのだが…。
ジャック・ブラックが参加する実在のロックデュオ“テネイシャスD”の「架空の結成秘話」を描く、ドタバタ・コメディ。
途中まではすごくよかった。オバカ二人が熱く繰り広げる生き様は、まさにロック。ジャック・ブラックの歌や演奏のうまさは定評があるし、ちょっとお下劣なギャグも『ジャッカス』のノリ(笑)こういうノリ、けっこう嫌いじゃないです。だけど中盤にピック探しの始まったあたりから急速に失速。途中まではよっただけに、とても残念。
95分/★★★☆☆
(2011年3月7日)

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デュエット
DUETS
2000年アメリカ/コメディ

<監督>
ブルース・パルトロウ
<脚本>
ジョン・バイラム
<出演>
ヒューイ・ルイス
グウィネス・パルトロウ
ポール・ジアマッティ
キルステン・ウォーレン
アンドレ・ブラウアー
スコット・スピードマン
マリア・ベロ
<ストーリー&コメント>
カラオケで賞金を稼ぐ元歌手のリッキーは、若い頃に捨てた娘リヴに偶然再会し、彼女の傷心を癒す旅に出る。出張が多く、家族に冷たくされるセールスマンのトッドは、歌好きの脱獄囚レジーと意気投合し、ドライブの旅に出る。共同経営者に妻を寝取られたタクシーの運転手ビリーは、根無し草のように生きるスージーと出会い、成り行きから彼女に同行する。心にそれぞれの悩みを抱く3組6人の男女が織りなす人間模様をコメディタッチで描くロード・ムービー。
今や世界の娯楽となったカラオケ。個室が主流の日本と違って、アメリカではバーなどで一般客を前に歌うステージ方式が多く、賞金付きコンテストも大小様々に開催されているんだそうです。この作品でも、そんなアメリカのカラオケ事情がよくわかります。
出演者はみんな、歌がとても上手。グウィネス・パルトロウもそうだし、トッドを演じるポール・ジアマッティの歌も圧巻です。内容はどうってことないけど、歌がいっぱいでとても楽しいです。選曲もとてもいい感じ。
監督は、2002年の10月に58歳の若さで急逝したブルース・パルトロウ。愛娘グウィネスとの親子共作は本作が最初で最後となった。
112分/★★★☆☆
(2002年12月23日)

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天使が消えた街
THE FACE OF AN ANGEL
2014年イギリス、イタリア、スペイン/サスペンス

<監督>
マイケル・ウィンターボトム
<脚本>
ポール・フィラガー
<出演>
ダニエル・ブリュール
ケイト・ベッキンセール
ヴァレリオ・マスタンドレア
カーラ・デルヴィーニュ
ジュネヴィーヴ・ゴーント
サイ・ベネット
<ストーリー&コメント>
映画監督のトーマスは、イタリアのトスカーナ州シエナの街へやって来た。4年前の2007年、この地でイギリス人女子留学生エリザベスが殺害され、そのルームメートであったアメリカ人女子留学生のジェシカとその恋人のイタリア人男性らが容疑者として逮捕されて世間の関心を集め、いまその事件の控訴審が始まろうとしていた。事件の映画化をオファーされたトーマスは、街で独自のリサーチを進めながら、映画の構想をあれこれ練るのだが…。
2007年11月2日、イタリアのペルージャでひとりの女性の遺体が発見された。被害者のイギリス人留学生メレディス・カーチャー、そして彼女のルームメートであった容疑者のアメリカ人留学生アマンダ・ノックスも、ともに若く美しい女性であったことから、事件の背景にさまざまな事情が取り沙汰されて欧米のメディアが煽情的な過熱報道を展開し、一大騒動となる事態になった実在の事件を題材に映画化。
正直つまらなかったです。僕は知りませんでしたが、現地ではかなり有名な事件だったらしいです。実在の事件を基に「事件を映画化する映画監督」を主人公とした映画で、二重構造なメタ的視点というのか、まるでこの映画のメイキング映像みたいな感じがしました。主人公のトーマスは、周囲から様々な声をかけられます。「映画の結末はどうするのか」と。トーマスは「実際の審判は継続していて、結論は出ていないから映画の中でも結論を出さずに、視聴者に委ねたい」と答えます。そうしているうちになぜか心を病んでいき、周囲の女性に振り回されたり、ドラッグに陥っていったり…。そのあたりの「逃げの要素」が全く理解できませんでした。結局どうなるんだろうと思っているうちに、中途半端に物語は終わってしまうので、何とも言えない消化不良感が残りました。
102分/★★☆☆☆
(2016年10月29日)

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天使と悪魔
ANGELS & DEMONS
2009年アメリカ/サスペンス

<製作・監督>
ロン・ハワード
<原作>
ダン・ブラウン
<脚本>
デヴィッド・コープ
アキヴァ・ゴールズマン
<出演>
トム・ハンクス
ユアン・マクレガー
アイェレット・ゾラー
ステラン・スカルスガルド
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
ニコライ・リー・コス
アーミン・ミューラー=スタール
<ストーリー&コメント>
400年前、カトリックの総本山であるヴァチカンは、神の存在を脅かす科学者たちを弾圧していた。ガリレオを中心とする科学者たちは、秘密結社“イルミナティ”として密かに活動し、ヴァチカンへの復讐を誓った。そのイルミナティが今、復活を遂げた。彼らは、ローマ教皇の逝去を受けて行われようとしていたコンクラーベに乗じて4人の枢機卿を拉致し、ローマ市内の4つの教会で、順番に殺害すると予告。恐ろしい計画を阻止する方法はただひとつ。ガリレオの著書に隠された、4つの教会の場所を示す暗号を解くことだった。ヴァチカンから助けを求められたラングドンは、400年間眠る暗号を解き、ヴァチカンを窮地から救えるのだろうか…?
『ダ・ヴィンチ・コード』の“ロバート・ラングドン”シリーズ第2弾。ダン・ブラウンの原作では、本作がシリーズ1作目なんだけど、映画では逆になっているらしいです。
なかなか面白かったです。宗教とか科学とかがテーマで難しそうな印象は受けるけど、トム・ハンクス演じるラングドン教授がどんどん謎を解いていってくるので、基本的には前作同様、一本道なストーリー。ヴァチカン市内を爆走する車とか、銃撃戦といった派手なアクションも多く、映画作品としての完成度は高い。だけど、キリスト教のタブーに挑んだ前作と違って、今作では脅迫事件を軸としたサスペンスなので前作ほどの意欲作ではなかったかな。
(以下、ネタバレ文。観た後で、マウスでなぞってお読みください)
今作の共演大物俳優はユアン・マクレガー。観終わって気付いてみれば、前作のイアン・マッケラン同様、味方として登場するも実は黒幕という流れ。原作が毎回こうなんであれば、次回作はキャスティングを見れば犯人がわかっちゃうかもね(笑)ちなみに“イルミナティ”をはじめとする今作の多くの謎も、作者のフィクションによる部分が多いそうです。こういう作品を観て、それが全ての真実だと妄信してしまうのが一番怖いことなんだよね。こういう解釈もあります、という範囲にとどめないとね。
138分/★★★★
(2009年5月21日)

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天使にラブ・ソングを…
SISTER ACT
1992年アメリカ/コメディードラマ

<監督>
エミール・アルドリーノ
<出演>
ウーピー・ゴールドバーグ
マギー・スミス
ハーヴェイ・カイテル
キャシー・ナジミー
ウェンディ・マッケンナ
ビル・ナン
<ストーリー&コメント>
カジノで歌手をしていたデロリスは、ギャングのヴィンスが組織の裏切り者を殺す現場を目撃。警察へかけこんだデロリスだが身の安全を守るため、厳格な修道院に匿われることに。彼女は退屈な聖歌隊を面白くしようとリーダーになり、尼僧たちに歌の特訓を施すのだが…。
敬虔なシスターたちがノリノリになってしまう場面は大爆笑!
面白い。とにかく笑えます。
100分/★★★☆☆

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天使にラブ・ソングを…2
SISTER ACT 2 : BACK IN THE HABIT
1993年アメリカ/コメディードラマ

<監督>
ビル・デューク
<出演>
ウーピー・ゴールドバーグ
マギー・スミス
キャシー・ナジミー
バーナード・ヒューズ
ジェームズ・コバーン
ローリン・ヒル
<ストーリー&コメント>
セント・キャスリン修道院の尼僧たちは、何かと問題の多いスラム街のセント・フランシス高校でボランティアをすることに。だが逆に、悪ガキどもに手を焼かされる始末。そこで今やラスベガスのスターとなった旧友デロリスが、音楽教師として同校にかけつけるのだが…。
歌う尼さんコメディの続編。最後のコーラスは感動的。
前作同様、見終わった後のハッピー感が最高。
107分/★★★☆☆

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天使の贈りもの
THE PREACHER'S WIFE
1996年アメリカ/ドラマ

<監督>
ペニー・マーシャル
<脚本>
ナット・モールディン
アラン・スコット
<出演>
デンゼル・ワシントン
ホイットニー・ヒューストン
コートニー・B・ヴァンス
グレゴリー・ハインズ
ライオネル・リッチー
ピエール・エドマンド
<ストーリー&コメント>
クリスマスを目前に控えた、聖マシュー教会。伝統はあるが古びた教会を支えているのは、人望厚い牧師のヘンリーと、魅力的で素晴らしい歌声の持ち主である妻ジュリア。だが、彼は牧師としての自分に自信が持てず、教会の存続に苦悩する日々を送っていた。そんなある日、彼の前にスーツ姿の謎の男が現れる。ダドリーという名の彼は、ヘンリーを救うために天国から派遣された天使だと名乗るのだが…。
地域や家族の基盤である“信頼”や“信仰”にスポットをあて、それをポジティブで希望に溢れた展開で描いている。
1947年の『気まぐれ天使』をもとにした物語。
良くも悪くも、わりと平凡な作品。キャストもいい演技をしているし、ホイットニー・ヒューストンの歌声も圧巻。だけどそれ以上の大きさはない。このテの天使モノはたくさん作られているけど、なかなかコレってものが…ね。
120分/★★★☆☆
(2006年9月24日)

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天使のくれた時間
THE FAMILY MAN
2000年アメリカ/ラブストーリー

<監督>
ブレット・ラトナー
<脚本>
デヴィッド・ダイアモンド
<出演>
ニコラス・ケイジ
ティア・レオーニ
ドン・チードル
ジェレミー・ピヴェン
ソール・ルビネック
ジョゼフ・ソマー
マッケンジー・ヴェガ
<ストーリー&コメント>
13年前、恋人ケイトと別れ、ロンドン留学へと旅立った青年ジャック。現在、彼はニューヨークで実業家として成功、優雅な独身生活を送っていた。愛より仕事を選んだことを悔やんではいなかったが、クリスマスの朝、目が覚めてみると自分が見知らぬ場所にいることに気付く。隣にはケイトが寝ており、そして2人の子供までがいた。ジャックは、別の道を選んだ人生に迷い込んでしまったのだった…。
途中までは普通に観ていたんだけど、終盤には引き込まれていました。誰もが失ってしまった、かけがえの無い何かを感じさせてくれる。そんな、心温まる作品でした。
ひょんなことから、半ば無理矢理、「もうひとつの人生」を体験させられてしまうジャック。驚きと戸惑い、不慣れな生活。子供からは宇宙人扱い。そんな中で、やがて本当の幸せに気づいていくジャックをニコラス・ケイジが好演。本来、あまり好きな役者ではないんだけど、この作品はよかった。僕が観た彼の主演作の中では、一番いいかも。
娘のアニー役のマッケンジー・ヴェガもよかった。
126分/★★★★
(2002年7月9日)

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天使の肌
PEAU D'ANGE
2002年フランス/ドラマ

<監督・脚本>
ヴァンサン・ペレーズ
<脚本>
カリーヌ・シラ
<出演>
モルガーヌ・モレ
ギョーム・ドパルデュー
カリーヌ・シラ
マガリ・ヴォック
ミシェル・ヴュイエルモーズ
ドミニク・ブラン
オリヴィエ・グルメ
ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
<ストーリー&コメント>
フランスの田舎町で育った少女アンジェルは、家が貧しかったため、住み込みの家政婦として働いていた。ある日、彼女は青年グレゴワールと出逢い、一夜を共にする。それは、アンジェルにとっては身も心も捧げた愛の時間だったが、グレゴワールにとっては、何度も繰り返してきたすれ違いの一夜でしかなかった。翌朝二人は別れたが、お互いのことが忘れられないのだった…。
一夜を共にしただけの男女の皮肉な運命をロマンティックに描く。名優ヴァンサン・ペレーズの初監督作。ヒロインには、これが映画初主演となるフランス期待の新星モルガーヌ・モレ。
全く面白くありませんでした。1ツ★でもよかったぐらい。物語に、登場人物に、展開に、結末に、全く共感できない。初めの10分で「ヤバイかも」と思った予感は間違いではなかった。
正直、モルガーヌ・モレ目当てで観たんだけど、一番最初のシーンの彼女が一番美しかったなぁ。その後は、なんか醒めてしまったかも。彼女、ちょっとシャラポワに似てるかも。
物語自体は『この森で、天使はバスを降りた』とちょっと似てるけど、作品の完成度は大違い。
(以下、ネタバレ文。観た後で、マウスでなぞってお読みください)
そもそも、会ってすぐに寝るフランス人の感覚ってどうなのよ。拒まれたら「僕が嫌いか?」って。あげくには泣きが入って。あんな男のどこに魅力を感じるのか?いきなり刑務所入ったり、展開も唐突すぎ。最後は、ある意味ビックリ。あんな低い階段でコケて死ぬか?そして「彼女は純真でした…」って、そんな馬鹿な。
86分/★★☆☆☆
(2005年6月19日)

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デンジャラス・ドライブ
TAILGATE
2015年オーストラリア/サスペンス

<監督・脚本>
ジェイ・ホッグ
<脚本>
ジャラッド・ブラウン
<出演>
サム・ヤング
ピーター・マーシャル
ダミアン・スミス
トニー・ホッジソン
<ストーリー&コメント>
ある日突然、車のトランクの中で目を覚ました青年ルーク。事件直前の記憶を失っている彼は、ドライバーの会話から、そのドライバーが殺し屋であること、そして自分が3日間トランクに監禁された後に殺害される予定だと知る。ルークは生き延びるため、冷酷な殺し屋と必死に駆け引きを繰り広げるのだが…。
導入は良かったんだけどね。不条理な巻き込まれ系サスペンスで、刺激的なスタートは良かった。だけど途中がやや間延びした感があります。トイレにしたって1日目の時点で行きたくなるだろうし、トランク内から運転席が見えるのに、そこから車内には入っていけないのもちょっと違和感。運転席とトランクだけの演出は、ちょっと退屈にも感じてしまいました。そして何より、結末かな。帰着点はちょっと想像していなかったオチだけど、あの終わり方はちょっとないかな…。運転手は殺しのプロのわりにはお喋りすぎるし、詰めが甘いところが多すぎる。ツッコミどころがいろいろあるけど、空気感自体は嫌いじゃないかな。
83分/★★★☆☆
(2019年5月29日)

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デンジャラス・ビューティー
MISS CONGENIALITY
2000年アメリカ/コメディ

<監督>
ドナルド・ペトリー
<脚本>
マーク・ローレンス
<製作・出演>
サンドラ・ブロック
<出演>
マイケル・ケイン
ベンジャミン・ブラット
キャンディス・バーゲン
ヘザー・バーンズ
<ストーリー&コメント>
仕事一筋のFBI女捜査官グレイシーは、捜査上のミスで内勤を命じられ落ちこんでいた。そんな時、手配中の連続爆弾魔“シチズン”から爆破予告状が届き、捜査チームはミス・アメリカ・コンテストが標的にされていると断定。その潜入捜査官としてグレイシーが選ばれるのだが、彼女は男勝りで色気ナシ。そんな彼女を美しく変身させるため、伝説の美容コンサルタント、ビクターを中心に特別美容チームが結成される…。
口に物を入れたままガハハと笑い、鼻をブヒブヒならす。そんな色気ゼロでドジの女から、セクシーな美女に変身。そんなヒロインを演じたサンドラ・ブロックの魅力がいっぱい。彼女の久々の快ヒット作です。
「ミスコンに出る女なんてバカばっかりよ」というグレイシーですが、いざ大会に出てみると、内情は一生懸命な出場者たち。そんな彼女たちにエールを送りたくなってしまう。コンテストの最後のスピーチで「仲間にありがとう」と言うのも、あながち嘘ではないのかなと思ってしまいます。FBIの捜査も雑だし、犯人も淡白。捜査はあくまでもサイドストーリー的で、実はミス・コンテストへの偏見をなくそうという製作側の意図があるのかもしれません。
111分/★★★☆☆
(2002年11月3日)

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天上の剣/蜀山傳
THE LEGEND OF ZU
2001年香港/アクション

<監督・脚本>
ツイ・ハーク
<脚本>
リー・マンチョイ
<出演>
イーキン・チェン
セシリア・チャン
ルイス・クー
パトリック・タム
ケリー・リン
ジャッキー・ン
サモハン・キンポー
チャン・ツィイー
<ストーリー&コメント>
中国の奥地、蜀の険しい山々では、霊気を吸い不死となった者たちが修行に励んでいた。200年ぶりに目覚めた魔王が、その法力を我が物にしようと崑崙を陥とし、峨眉へと攻め寄せて来た。崑崙一門の生き残りの剣士・天宗は、師匠の弧月に託された最強の武器・環月輪を手に魔王と戦うのだが…。
中国奥地の霊山で、剣士たちの命を賭けた闘いを描く。
チャン・ツィイー出演作ということで観たんですが、彼女は完全なる脇役なので注意が必要です。
なかなかすごい作品だった。何がすごいって、アクション。登場人物たちが人間ではないということで、心置きなく自由に空を飛び回っています。その様は、まるで『ドラゴン・ボール』(笑)一応それぞれに武器を持って戦っているものの、その攻撃は明らかにビームだったりするし。もう、「ドカーン!」とか「ボガーン!」とかの爆音ばかりで、笑えてきます。こういう設定だから、バリバリのCG映像も違和感がないし。
物語的にも、いきなり200年経過したり、死んだはずの者が灰から転生したり、なんでもあり。ある種、漫画っぽい異色作です。
105分/★★★☆☆
(2005年9月24日)

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電話で抱きしめて
HANGING UP
2000年アメリカ/ヒューマンドラマ

<監督・出演>
ダイアン・キートン
<脚色>
ノーラ・エフロン
<出演>
メグ・ライアン
リサ・クードロー
ウォルター・マッソー
アダム・アーキン
セリア・ウェストン
<ストーリー&コメント>
イヴはイベント企画会社で働きながらロスで夫と息子の3人暮らし。だが、父が老人性痴呆症で入院することになり大忙し。姉のジョージア、妹のマディはそれぞれ多忙を理由に父を見舞おうともしない。イヴは仕事と家庭の両立に加え、父の世話、そして携帯電話は常に鳴りっぱなし。そんな生活に彼女は困惑するが…。
老人性痴呆症になった父と3姉妹の関係をコメディ・タッチで描く。
最初はイマイチかなと思ったけど、衰弱していく父の姿が哀愁をさそってグッときた。
超多忙でブチキレなメグ・ライアンもキュート!
父親役を演じた名優ウォルター・マッソーの遺作ともなった。
96分/★★★☆☆
(2002年5月12日)