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A.I.
ARTIFICIAL INTELLIGENCE
2001年アメリカ/SFファンタジー

<製作・監督・脚本>
スティーブン・スピルバーグ
<原案>
スタンリー・キューブリック
<出演>
ハーレイ・ジョエル・オスメント
ジュード・ロウ
フランシス・オコーナー
サム・ロバーズ
ジェイク・トーマス
ウィリアム・ハート
<ストーリー&コメント>
温暖化で両極の氷河が溶け、世界中の大都市が海面下に没した未来の地球。政府の政策で子作りが規制されたことを受け、新しいタイプのロボットが開発される。それはオーナーに対して愛情を持つようプログラミングされた新型ロボット「デイビッド」だった。重病の息子マーティンを冷凍睡眠装置で眠らせていたヘンリーとモニカの夫婦は、失った子供の代わりにデイビッドを引き取る。だが、革命的な医療技術が開発されてマーティンは一家のもとに戻ってきてしまう。夫婦の愛情を一身に受けるマーティンを見て、デイビッドは自分も同じように愛されたいと願うのだが…。
スピルバーグが近未来の世界を舞台に描く「ピノキオ」。パーフェクトというわけではなく、つっこみたいところも幾つかなくはない(第3幕のエピソードとか)が、それでも5ツ★をつけたい。
ハーレイ君の出演作の中でも、ピカイチの演技だったと思う。「本物の人間になって、ママに愛されたい」そう願うハーレイ君はロボットなんだけど、本物の子供みたいで。もちろん、本物の子供なんだけど(笑)そういうあたりの彼を見ていると、本当に泣けてきます。まさに天才子役。
脇役だけど、動きの可愛いテディもグッド!
ロビン・ウィリアムスメリル・ストリープがCGキャラの声優として出演しています。
143分/★★★★★
(2002年6月14日)

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BILLY THE BAKER
BILLY THE BAKER
2014年アメリカ/アニメ

<監督>
Sijia Huang
<ストーリー&コメント>
パン屋のビリーがカップケーキを作っていると、ケーキの飾りがなくなっていることに気付く。犯人がアライグマの兄弟であることを突き止めたビリーは、あることを思いつく…。
アンドラ子供映画祭2014受賞。
粘土細工の人形で描くクレイアニメーション。ホッとしますね。
3分/★★☆☆☆
(2023年1月18日)

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CUBE (キューブ)
CUBE
1997年カナダ/SFサスペンス

<監督・脚本>
ヴィンチェンゾ・ナタリ
<脚本>
アンドレ・ビジェリク
<出演>
ニコール・デボア
ニッキー・ガーダグニー
デビッド・ヒューレット
アンドリュー・ミラー
ウェイン・ロブソン
モーリス・ディーン・ウィント
<ストーリー&コメント>
理由もわからずに、謎の巨大迷宮に閉じ込められた六人の男女。その迷宮は立方体の小部屋の集合体で出来ており、部屋には隣室への通路もあるが、様々な殺人トラップの仕掛けられた部屋もある。極限の緊張の下、絶望的なサバイバルを繰り広げる六人だが、終わりのない絶望に、彼らの精神状態は徐々に狂い始めていくのだった…。
たった6人(正確には7人だが)の登場人物と、僅かなセットという低予算ながら、画期的な傑作。観ている側に示される情報は少なく、「何故ここに?そして、ここは一体何処なのか?」という登場人物と同じ気分を味わえる。一瞬たりとも気を抜けない緊張感は本物です。結末で好みが別れるかもしれないけど、個人的にはすごく面白い作品でした。
数学少女レブンを演じるニコール・デボアが、ジョディ・フォスターに似ていると思ったのは僕だけだろうか?
91分/★★★★
(2002年11月12日)

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CUBE 2
CUBE 2 : HYPERCUBE
2002年カナダ/SFサスペンス

<監督>
アンジェイ・セクラ
<脚本>
ショーン・フッド
アーニー・バーバラッシュ
ローレン・マクローリン
<出演>
ケリー・マチェット
ジェラント・ウィン・デーヴィス
グレース・リン・カン
マシュー・ファーガソン
ニール・クローン
バーバラ・ゴードン
リンゼイ・コーネル
グリール・ケント
ブルース・グレイ
<ストーリー&コメント>
無機質な立方体の小部屋で目覚めた数人の男女。互いに面識も無く、いつどうやってここへ来たのかも分からない。彼らは、果たして何の目的で集められたのか? 出口を求め、立方体各面にある扉から別の部屋へと移動する彼らだったが、やがてこの建造物が、常識のまったく通用しないものだと判明する。“テセラクト”と呼ばれる迷宮には、恐るべき罠が仕掛けられているものや、重力の向きが異なるもの、時間の進み方すら異なる部屋が存在していたのだ。一行は、時には協力し、時には反目しながらあても無く部屋を進み続けるのだが…。
独創的なアイデアでヒットを飛ばしたSFサスペンス『CUBE』の第二弾。
物語自体は全く別物なので、続編というわけではないです。過去の多くの「2」がそうであったように、これもまた完全な失敗作です。「作らなきゃ良かったニ番煎じ」の域を脱していません。「今回のCUBEは四次元だ」というふれこみでしたが、そもそも、これがほとんど理解できない。登場人物の口からそれらしい説明はされるものの、そんなことが可能なのかどうか。迷宮も罠も、あまりにも現実離れしているので感情移入できません。ここが大きな落とし穴。過去や未来の自分たちがいたり、時空すらも歪んだ箱。登場人物たちも、明らかに前作を意識した配置なのに、必要のない人物もいたりして。オチも全く意味不明。
クレジットを見る限りヴィンチェンゾ・ナタリも関係していないようだし、作者の手を離れた模倣作という感じですね。
94分/★★☆☆☆
(2004年6月6日)

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CUBE ZERO
CUBE ZERO
2004年カナダ/SFサスペンス

<監督・脚本>
アーニー・バーバラッシュ
<出演>
ザカリー・ベネット
ステファニー・ムーア
マイケル・ライリー
マーティン・ローチ
デヴィッド・ヒューバンド
マイク・ナーギャング
リチャード・マクミラン
テリ・ホークス
<ストーリー&コメント>
鋼鉄製の立方体(CUBE)の迷宮をさまよい、ついに力尽きる被検者。そんな“囚人”たちの姿をモニターで見つめる男たちがいた。彼らはその管理と被験者の監視を行う職員だったのだ。職務に忠実なドッドに対し、計算機並みの頭脳を持つウィンはCUBEの目的や自分たちの仕事、そして突然いなくなってしまう同僚の存在などに疑問を抱き始めていた。そんな矢先、CUBEに新たな被験者が運び込まれる。そのレインズという名の女性が、同意のないまま連れてこられたと知ったウィンは、彼女を救おうと自らCUBEの内部へと足を踏み入れるのだが…。
殺人トラップにあふれた謎の立方体迷宮“CUBE”からの脱出劇を描くSFホラーサスペンスの第3弾。物語は第1作以前に遡り、いよいよCUBEの目的とその誕生にまつわる謎が解き明かされてゆく。前作『CUBE 2』で脚本と製作を手がけたアーニー・バーバラッシュが初監督に挑戦。
うーん。どうなんだろう。最悪だった前作よりはマシだけど、やっぱり駄作。続編を作れば作るほど、完璧なミステリーだった第1作の価値が下がる気さえするなぁ。目的と原因が解き明かされるといっても、なんだかとってつけたようなアナログな話は到底納得できないし。
唯一、第1作にリンクしてて「おおっ」と思えたのは、ウィンの最後の姿。あれが、第1作のカザンに繋がっていくんだね。
98分/★★☆☆☆
(2007年5月27日)

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Dearフレンズ
NOW AND THEN
1995年アメリカ/青春ドラマ

<監督>
レスリー・リンカ・グラッター
<出演>
クリスティーナ・リッチ
ゾーラ・バーチ
ギャビー・ホフマン
アシュレー・アストン・ムーア
ロージー・オドネル
メラニー・グリフィス
デミ・ムーア
リタ・ウィルソン
ボニー・ハント
ブレンダン・フレイザー
<ストーリー&コメント>
ロバータ、ティーニー、サマンサ、クリシーの4人は大親友。共に夢を追いかけ、離れ離れに暮らすが、クリシーの出産を機に12歳の時の誓いを守り、久しぶりに故郷で再会する…。
女の子版『スタンド・バイ・ミー』。少女たちの成長と友情を描く爽やかなドラマ。豪華共演陣に劣らぬ瑞々しい演技をみせている4人の女の子たちに注目。同時期に同じような内容の作品『ゴールド・ディガーズ〜伝説の秘宝を追え!』でも主演しているクリスティーナ・リッチが主役。
108分/★★★☆☆
(2002年5月25日)

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D.O.A./死へのカウントダウン
D.O.A.
1988年アメリカ/サスペンス

<監督>
ロッキー・モートン
アナベル・ヤンケル
<脚本>
チャールズ・エドワード・ポーグ
<出演>
デニス・クエイド
メグ・ライアン
シャーロット・ランプリング
ダニエル・スターン
ジェーン・カズマレック
クリストファー・ニーム
ロビン・ジョンソン
<ストーリー&コメント>
教え子の優秀な学生ニックが謎の転落自殺を遂げた夜、元作家の大学教授デックスは酒場で泥酔してしまう。翌日、不快な気分を感じて病院で検査をしてみると、いつの間にか毒薬を飲まされていたことが判明。直後には妻を殺され、自身の余命も48時間以内と知らされたデックスは、陰謀を暴くため独自捜査を始めるのだが…。
毒を飲まされた大学教授が、限られた時間内で自ら真相を追い求める様を描いた1949年の『都会の牙』をリメイクしたサスペンス。
タイトルの“D.O.A.”とは警察用語で“Dead on Arrival(到着時死亡)”のこと。これはセリフとして冒頭に出てくるんだけど、その真意は最後に判明します。結末もなんとなく読めてしまったし、ごく普通のサスペンスですが、最初と最後のモノクロになる演出が艶っぽくてカッコよかった。
主演はデニス・クエイド。迫り来る死の恐怖と戦う様子を熱演していたと思う。ただ、毒が回ってるわりには走りまわったり格闘したり、あまりにも元気な気がしたけど…。彼と共に事件の真相を追う女子大生役で共演しているのはメグ・ライアン。二人は『インナースペース』と本作で連続共演し、それがきっかけで結婚した。
97分/★★★☆☆
(2004年1月19日)

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Dr.Tと女たち
Dr.T & THE WOMAN
2000年アメリカ/コメディ

<監督>
ロバート・アルトマン
<脚本>
アン・ラップ
<出演>
リチャード・ギア
ヘレン・ハント
ファラ・フォーセット
ケイト・ハドソン
ローラ・ダーン
リヴ・タイラー
タラ・リード
シェリー・ロング
<ストーリー&コメント>
Dr.Tことサリヴァン・トラヴィスは、ダラスで産婦人科医院を営んでいる。女性にモテて、悩みにも親身に耳を傾けてくれる彼は、仕事もプライベートも女性に振りまわされっぱなし。そんなある日、妻のケイトが不意に精神に変調をきたすようになってしまう。その一方で彼は、知り合ったばかりの魅力的な女性ブリーと親密な仲になっていくのだった…。
ある医師に降りかかるさまざまな女難を皮肉たっぷりに描く群像喜劇。
ニヤけた産婦人科医はリチャード・ギアにはハマり役。他にも、彼を取り巻く女性陣には豪華な顔ぶれが揃っている。だけど…全然面白くないのです。冒頭の控え室のシーンが圧巻。看護婦、患者、多数の女性たちがそれぞれの主張で張り合っていて。字幕も追いきれないほどの喧騒に呆然としてしまったんだけど、まさにこのシーンに作品全体が凝縮されているんだよね。最後までこのノリで、女性たちは好き勝手やり放題。日常的な短いエピソードがつめ込まれただけのストーリーも方向性が皆無だし、最後の結末も全くもって意味不明。結婚式のシーンが唯一笑えた場面でした。これがなかったら★1ツだったかも。
この作品が好きな人は、『マグノリア』『スウィンガーズ』『タイムコード』なんかも楽しめるんだろうね。どうやら僕は「群像喜劇」というジャンルが苦手なようです。
122分/★★☆☆☆
(2003年3月4日)

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ELEVATED
ELEVATED
1996年カナダ/サスペンス

<監督・脚本>
ヴィンチェンゾ・ナタリ
<脚本>
カレン・ウォルトン
<出演>
ヴィッキー・パパヴス
ブルース・マクフィー
デビッド・ヒューレット
<ストーリー&コメント>
高層ビル内のエレベーター。エレンは地下駐車場へ織りようとエレベーターに乗るが、そこへ中年の男が乗りこんでくる。なんとも落ちつかない空気の室内に、さらに血だらけの警備員が飛び乗ってくる。男は「怪物がいるから出てはいけない」と告げるが、その真相は果たして…。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作『CUBE』の1年前に撮影され、その原型ともいえる短編作品。たまたまエレベーターに乗り合わせた3人が、密室という特殊な状況で心理的に追い詰められ、本性を剥き出していく様を描く。
短いし、結末がいまいち不可解だけど、とても緊迫感に満ちていてスリリング。後の『CUBE』につながるエッセンスがたっぷり。「事件の背後を知る男」を演じるデビッド・ヒューレットが本作に出演しているのも面白い。
20分/★★★☆☆
(2003年7月12日)

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E.T.
E.T. : THE EXTRA-TERRESTRIAL
1982年アメリカ/SFファンタジー

<製作・監督>
スティーブン・スピルバーグ
<脚本>
メリッサ・マシソン
<出演>
ヘンリー・トーマス
ドリュー・バリモア
ロバート・マクノートン
ディー・ウォーレス=ストーン
<ストーリー&コメント>
植物探査のため地球に降り立った“彼”は1人地球に取り残される。だがエリオット少年と出会い、故郷の星へ帰る準備が始まる。一方NASAもその動静をキャッチして…。
異星人との交流を描き、万民の童心と好奇心に訴えかけてくるSFメルヘンの名作。
親に連れられて、映画館で並んで見た幼い記憶がある。
大人になった今、あらためて見てみたい作品である。
115分/★★★☆☆(少年時代)
第55回アカデミー賞(1982年) 音響賞、作曲賞、視覚効果賞、音響効果編集賞

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Get Up Kinshasa!
Debout Kinshsa!
2016年フランス、コンゴ民主共和国/ドラマ

<監督>
セバスチャン・メイトレ
<出演>
Bryan Mbuangi
Merlin Dianda
Philippe Kanayama
Starlette Mathata
Jonathan Kombe
<ストーリー&コメント>
貧しさ故に学校指定の靴が買えず小学校に通えないサミュエル。だが、めげない心と創意工夫で逆境を超えていく。
規則に厳しい門番がお菓子で買収されたり、門にさえ入ればあとは裸足でもOKだったりと、不思議な気もするけど、これがコンゴの現状なんだろうね。そういう生活の一端を垣間見える映画作品って、とても興味深いです。
21分/★★☆☆☆
(2026年1月14日)

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G-SAVIOUR
G-SAVIOUR
1999年日本・アメリカ/アクション

<監督>
グレーム・キャンベル
<デザイン>
大河原邦男
<出演>
ブレナン・エリオット
エヌカ・オクマ
カタリーナ・コンティ
デビッド・ラフグレン
<ストーリー&コメント>
宇宙世紀223年、地球。大西洋に位置する“深海農業研究施設”で深海作業用MS(モビルスーツ)を操るマーク・カランの前に、地球議会軍兵士達と侵入者が現れる…。
『機動戦士ガンダム』20周年記念作品。ハリウッドSFX技術を駆使した実写版「ガンダム」ということで話題を呼んでいたが…。「ガンダム」作品として見たら、最悪。宇宙世紀やガンダムの世界観の時代設定もあやふやだし。モビルスーツはすべてCG画像。質感のない戦闘シーンにはウンザリ。映画として見ても、二流。ストーリーもキャストも、イケてない。「ガンダム」関連をコンプリートしたい人以外は、見る価値はない。
90分/★★☆☆☆

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her/世界でひとつの彼女
Her
2013年メリカ/SFドラマ

<監督・脚本>
スパイク・ジョーンズ
<出演>
ホアキン・フェニックス
エイミー・アダムス
ルーニー・マーラ
オリヴィア・ワイルド
クリス・プラット
ポーシャ・ダブルデイ
スカーレット・ヨハンソン(声優)
<ストーリー&コメント>
近未来のロサンゼルス。手紙の代筆を仕事とする男性セオドアは、別居してから1年が経ち、離婚調停中の妻キャサリンとの思い出を引きずっていた。そんな彼は最新人工知能型OSを自宅のPCにインストールするが、PCから聞こえるようになった“サマンサ”という女性の声は優しくセクシーで、セオドアはどっぷりと魅了されてしまう。だが人間ではない“サマンサ”に対するセオドアの想いの強さは、はた目には常軌を逸していくのだが…。
第86回アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされ、監督も務めたスパイク・ジョーンズが脚本賞を受賞。主人公を演じたホアキン・フェニックスの演技だけでなく、サマンサの声を担当したスカーレット・ヨハンソンの演技も称賛された。
なかなか面白かったです。PCのOSと恋に落ちるという物語だけど、AIや会話機能が進化したチャットもある現代では、あながち荒唐無稽ではない題材。しかもこれを、12年も前に作っていたなんてね。恐れ入ります。姿を見せずに声だけで魅了するサマンサをはじめとして、本作にはたくさんの女性が登場します。魅力的な元恋人の女友達エイミー、元妻キャサリン、デート相手、派遣されてきた恋人役イザベラなど…。セオドア自身が言葉を紡ぐ代筆業をしているからこそ、言葉の魔法に取り込まれていくんだろうね。頭で描いた言葉は理想的なものでも、現実の相手との関係性を紡ぐのは難しい。それぞれの女性との間で「何が正解か」なんて、ロジカルにはいかないんだよね。
126分/★★★★
(2025年10月25日)
第86回アカデミー賞(2013年) 脚本賞

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HERO/英雄
HERO/Ying xiong
2002年香港、中国/アクション

<監督・脚本>
チャン・イーモウ
<脚本>
リー・フェン
<出演>
ジェット・リー
トニー・レオン
マギー・チャン
チャン・ツィイー
ドニー・イェン
チェン・ダオミン
<ストーリー&コメント>
紀元前231年。中国では七つの国が覇権をかけて争っていた。秦の国王・政は、強大な軍事力を背景に中国統一を推し進めていた。ある日、無名の剣士が秦王に拝謁を申し出た。彼は、最強と恐れられた趙国の三人の刺客をすべて殺したという。秦王は、無名の功績を認め特別に十歩の距離まで近づくことを許し、早速三人の刺客たちを討ち取った経緯を語るよう促すのだが…。
中国を初めて統一した始皇帝。彼を暗殺せんとする刺客たちの記録は『史記』にも語り継がれている。最も有名なのは荊軻で、彼を題材に『始皇帝暗殺』として映画化されている。今作はそれらの史実を基に再構成されているフィクションです。映画の見所は刺客の対決するアクションシーンで、物語自体はちょっと薄いものです。結末も読めてしまうし。ただ、随所になかなか面白いところのある作品でした。
アクションシーンは『グリーン・デスティニー』同様、有り得ない動きをするワイヤーアクション。これは好き嫌いがあると思いますが、受け入れられればかなり楽しめるはず。僕は、冒頭の無名と長空の戦いが特によかった。槍という武器が好きなので、たまらないひとときでした。
また、作品全体を彩る色彩にも注目です。回想の内容によって赤、青、白、緑で統一されたカラーリングは、息を呑む美しさです。
99分/★★★★
(2004年6月29日)

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IT (前編)
IT
1980年アメリカ/オカルト・ホラー

<監督>
トミー・リー・ウォーレス
<原作>
スティーブン・キング
<出演>
デニス・クリストファー
ティム・カリー
<ストーリー&コメント>
マイクたち6人は、子供の頃、ピエロの怪物“あいつ(IT)”と戦った。再び起こった子供連続殺人事件を機に6人は集まり、ITを完全に倒す決意をする。
でも恐い映画は苦手。
94分/★★☆☆☆
(1992年7月30日)

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IT (後編)
IT
1990年アメリカ/オカルト・ホラー

<監督>
トミー・リー・ウォーレス
<原作>
スティーブン・キング
<出演>
デニス・クリストファー
オリビア・ハッシー
<ストーリー&コメント>
スティーヴン・キングの原作を完全映像化したテレビ作品の後編。
再会を果たしたかつての幼なじみ7人に、次々と忌まわしい過去が蘇る。そして、再び惨劇の香りが立ちこめて…。
豪華キャストによる演技合戦とダークな画面作りが見どころ。
でもやっぱり恐い映画は苦手。
94分/★★☆☆☆
(1992年7月30日)

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JFK
JFK
1991年アメリカ/サスペンス

<監督・脚本>
オリヴァー・ストーン
<出演>
ケビン・コスナー
トミー・リー・ジョーンズ
シシー・スペイセク
ゲイリー・オールドマン
ジャック・レモン
ケビン・ベーコン
マイケル・ルーカー
<ストーリー&コメント>
1963年11月22日。テキサス州ダラスの公道で、白昼堂々と起きた大統領ジョン・F・ケネディ暗殺事件。事件発生からわずか2時間後にオズワルドという男が容疑者として逮捕され、解決したかに思えた。だが、その捜査に疑問を持った地方検事のジム・ギャリソンは独自の調査を開始する。オズワルドの単独犯行と考えると、多くの矛盾点や疑問点が残るためだ。だが事件の重要参考人が次々と殺されてしまう…。
いまだに多くの謎を残すケネディ暗殺事件の真相に迫るサスペンス。
3時間を越す時間もあっという間に思うぐらい圧倒されてしまいました。歴史の真実に迫ろうという社会派サスペンスは数多くあれど、この作品はその中でも飛び抜けた作品なのではないだろうか。
僕はこの事件の概要を漠然としか知らなかったけど、この作品内で伝えられた状況証拠が全て真実だとするなら、やはり疑惑の影、陰謀の匂いを感じずにはいられない。ただ、勘違いしてはいけないのは、「これが真相だと思ってはいけない」ということ。非常によく出来た作品ではあるが、だからこそ一方の見識に寄ってしまう危険性もある。現実の事件を鑑みた場合、偏った立場では正しい判断は下せない。この作品の伝えることは、もちろん「考えられる可能性のひとつ」であり、信憑性のある意見だと思えるのは確かだが。社会派の映画の持つ意義は、観衆にその事件への興味を持たせること。そして、最後に伝えるように、誰かが新しい可能性を模索するよう働きかけることにある。そうすれば、『ザ・ハリケーン』のような奇跡が起こらないとも限らない。肝心なことは主張を訴えることではなく、問題定義をすることなのだ。
個人的には満点をあげたい作品なのだが、シリアスで複雑な内容、長い上映時間を考えると全ての「映画ファン」に勧められる作品ではないため4ツ★としました。社会的な事件に関心のある人にとっては間違いなく5ツ★なんですが。映画としての見所はふたつ。豪華なキャストと、まさに圧巻な最後の弁論シーン。10分ちかく熱弁をふるうケビン・コスナー。あれはノーカットで一気に撮られたものなんだろうか?傍聴席の陪審員同様、僕も固唾を飲んで聞き入ってしまいました。
また、主人公のジム・ギャリソンは実在の人物で、作品の舞台となっている裁判も事実に基づくものです。ジム・ギャリソンは本作の原作となった著書(1988年)執筆後の1993年に亡くなっています。
192分/★★★★
(2003年1月18日)
関連データベースサイト「ケネディ暗殺事件」
第64回アカデミー賞(1991年) 撮影賞、編集賞

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K-19
K-19 : THE WIDOWMAKER
2002年アメリカ、イギリス、ドイツ/戦争ドラマ

<監督>
キャスリン・ビグロー
<脚本>
クリストファー・カイル
<製作総指揮・出演>
ハリソン・フォード
<出演>
リーアム・ニーソン
ピーター・サースガード
クリスチャン・カマーゴ
ピーター・ステッビングス
ジョス・アックランド
<ストーリー&コメント>
1961年、米ソの冷戦は世界を暗い影に包んでいた。ソ連は国家の威信をかけ、原子力潜水艦K-19を建造。艦長には当初、経験豊富なミハイル・ポレーニンが任じられたが、処女航海に際して副官に格下げされ、軍部はアレクセイ・ボストリコフを新艦長に据えた。二人の意見はしばしば対立したが、K-19は次々にテスト任務を成功させていった。しかしその直後、原子炉の冷却装置に故障が発生してしまうのだった…。
核爆発の危機と命を賭けて戦ったソ連海軍兵たちの姿を描く実話。
とても女性監督とは思えない重厚な男臭さ。潜水艦モノとしては、『U-571』『クリムゾン・タイド』を足したような感じです。
実話だけにエンターテインメント的な要素もほとんどないし、物語は暗くて重いテンポで進みます。そのあたりで好みが分かれるかもしれないけど、個人的にはとても興味深いストーリーだった。よく知らない事実、風化させてはいけない歴史の悲劇を知ることができるのは映画の素晴らしさだと思います。久しぶりにそれを実感できた作品でした。
長すぎる前半部分はもうちょっと短くして、後半のサスペンスにフォーカスを絞った方が、全体的なテンポはよくなったかも。
『ショコラ』なんかもそうだけど、「旧ソ連の話なのにロシア語を喋らないのは変だ」ということで評価を下げるのは野暮。会話が英語なのはアメリカ映画だから仕方ないし、第一、字幕で映画を観ている日本人には英語もロシア語も同じ外国語なのだから。アメリカ人がそう思うのなら仕方ないけど。そんなことで作品の評価に妙な先入観を持ってしまうのは悲しいことですよね。
137分/★★★★
(2003年8月31日)

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KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜
KANO
2014年台湾/ドラマ

<監督>
マー・ジーシアン
<脚本>
ウェイ・ダーション
チェン・チャウェイ
<出演>
永瀬正敏
坂井真紀
ツァオ・ヨウニン
大沢たかお
チェン・ジンホン
チャン・ホンイー
<ストーリー&コメント>
1931年、日本統治下の台湾。嘉義農林学校の野球部は、一度も勝ったことのない弱小チームだった。そんな部に、かつて名門校の監督を務めた近藤が指導者としてやって来る。近藤は、守備に長けた日本人、打撃力のある台湾人、俊足の台湾先住民の混成である彼らは理想のチームになれると信じ、猛特訓をほどこす。厳しくも分け隔てない指導に耐え抜いた選手たちは快進撃を重ね、ついに台湾代表として甲子園出場を果たすのだが…。
日本統治下の台湾から甲子園に出場し、決勝まで勝ち進んだ嘉義農林学校野球部の実話を映画化。地元台湾で大ヒットを記録した。
実話を元にした物語だけあって、ストーリーには迫力があったし、野球経験のある若者を集めたというキャストもなかなかの好演ぶり。ただ、映画としてはなんとも冗長に感じました。札幌商・錠者投手の話は監督との会話、その後のシーン等は意味不明なので丸ごと割愛してもいいと思うし、書店の娘の結婚後のシーンも不要かな。要所をまとめてもう少しコンパクトに、せめて140分ぐらいにできればもっとよかったと思う。
当時の台湾の様子が描かれていたのはなかなか興味深い。大きな灌漑事業で暮らしが潤っていく経過とか、多民族が入り乱れて活気のある様子はよかった。台湾製作の映画ながら、当時の状況を繁栄してほぼ日本語で通しているのもすごいよね。映画館の喧嘩のシーンとか、人種差別からくる諍いがあちこちで起きていたんだろうけど、野球を通してチームの和が醸成されていく様子は、例えプロパガンダだとしても、胸を打つものがあるね。
186分/★★★☆☆
(2022年8月14日)

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Kissing ジェシカ
KISSING JESSICA STEIN
2001年アメリカ/ラブコメディ

<監督>
チャールズ・ハーマン=ワームフェルド
<脚本・出演>
ジェニファー・ウェストフェルト
ヘザー・ジャーゲンセン
<出演>
トヴァ・フェルドシャー
エスター・ワームフェルド
ジャッキー・ホフマン
ジョン・カリアニ
スコット・コーエン
ロバート・アリ
デヴィッド・アーロン・ベイカー
<ストーリー&コメント>
ニューヨークの新聞社に勤める28歳の独身女性ジェシカ。彼女はこれといった男性に巡り逢えず、冴えない日々を過ごしていた。そんなある日、ジェシカは大好きなリルケの詩を引用した恋人募集の個人広告を目にし、特別な感情を抱く。だが、それはなんと女性が出した“女性の恋人募集”の広告だった。同性愛には興味を持たなかったジェシカだったが、思い切って広告主のヘレンとデートの約束をするのだが…。
二人のヒロインが辿るラジカルな恋の軌跡を描くラブ・コメディ。
なかなか面白かった。監督はこれが初作品、主演のジェニファー・ウェストフェルトは初の長編デビューと、フレッシュな顔ぶれの作品。内容的にはドロドロしてしまいそうなテーマだけど、すごく爽やかなコメディに仕上がっています。ゲイには否定的だけど、レズビアンは容認できる気がするのは、僕が男だからなんでしょうか?(笑)
主演を演じた二人は共同で脚本も手がけ、映像では体当たりの演技。出会ってすぐの頃、戸惑ってしまうジェシカ。思うままに感情を爆発させるヘレン。すごく自然で、観ていてとても微笑ましかった。
97分/★★★☆☆
(2004年11月22日)

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LIFE!
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
2013年アメリカ/ファンタジー

<制作・監督・出演>
ベン・スティラー
<原案・脚本>
スティーヴ・コンラッド
<出演>
ベン・スティラー
クリステン・ウィグ
アダム・スコット
キャスリン・ハーン
シャーリー・マクレーン
ショーン・ペン
パットン・オズワルト
アドリアン・マルティネス
<ストーリー&コメント>
ニューヨークの伝統雑誌『LIFE』で写真のネガを管理している平凡な男ウォルター。単調な日常を送る彼の唯一の趣味は空想をすること。現実世界では秘かに想いを寄せる同僚のシェリルに話しかけることさえままならない彼だが、空想の世界ではどんな危険にも怯まない勇敢なヒーローとなって大活躍するのだった。そんな中、『LIFE』の最終号を飾るはずだった写真のネガが行方不明になっていることが判明する。追い詰められたウォルターは、ネガのありかを直接聞き出すため、世界中を冒険している写真家ショーンを追って自らも冒険の旅に出るのだが…。
ジェームズ・サーバーの短編を基にしたダニー・ケイ主演の名作コメディ『虹を掴む男』をリメイクしたファンタジー・アドベンチャー。
なかなか面白かったです。映画館に行ったときか、レンタルした時か、どこかで予告編を観てずっと気になっていた作品でした。妄想シーンがとにかく楽しい。ストーリー自体は、ネガを探して旅に出るという単調なものなんだけど、この妄想シーンの連続でうまい具合に話がつながっていくね。苦労してたどりついた写真家が、予想してなかったショーン・ペンでびっくり。こういう静かな役も彼はうまいですね。夕陽の中でサッカーをしているシーンはとても印象的でした。働くということで一番大切なものは、金でも名誉でもなくやりがいなのかもしれないですね。
114分/★★★☆☆
(2015年4月15日)

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LOVERS
十面埋伏:HOUSE OF FLYING DAGGERS
2004年中国/アクション

<監督・脚本>
チャン・イーモウ
<脚本>
リー・フェン
ワン・ビン
<出演>
金城武
チャン・ツィイー
アンディ・ラウ
ソン・タンタン
<ストーリー&コメント>
西暦859年、唐代末期の中国。政治の腐敗が進み、各地で朝廷に対する反対勢力が台頭。王朝側は、その最大勢力たる“飛刀門”の一員が遊郭に潜伏しているとの情報を掴むと、盲目ながら美人の踊り子として評判を呼んでいた小妹を逮捕。ところがその晩、捕吏の随風は牢獄から小妹を救い出すと、彼女と共に脱走。実はこれは、小妹をわざと逃がし、飛刀門の本拠地を突き止めようとする策略だったのだが…。
『HERO/英雄』から2年、チャン・イーモウ監督がアジアを代表する錚々たるスタッフ・キャストを再び取り揃えた時代劇巨編。
何もかも中途半端で、イマイチだった。愛憎劇が強すぎるせいか、陰謀が明らかにされても素直に驚けないし、「なんじゃそりゃ」という感慨しか起きない。無用な芝居が重なりすぎて、物語の勢いが削がれているとすら思える。第一、“飛刀門”は最後にどうなったのよ?本物の新頭目は誰なの?決戦シーンでの唐突な雪も全く不必要。「行くなら殺す」って、既に致命傷でしょ、アレは。
一番心躍ったのは、序盤の小妹の演舞。絢爛豪華な装飾すら従えるほど、チャン・ツィイーの美しさがすごく引き立っていました。
119分/★★★☆☆
(2005年7月16日)

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Magic Alps
Magic Alps
2018年イタリア/ドラマ

<監督・脚本>
Andrea Brusa
Marco Scotuzzi
<脚本>
Giuseppe Isoni
<出演>
Hassan El Aouni
Giovanni Storti
Camilla Antoniotti
Fabio De Marco
Massimiliano De Mattia
<ストーリー&コメント>
イタリアの国境。アフガニスタンからヤギとともにイタリアにたどり着いた難民サイード・カリムは、サリーマと名付けたヤギを連れていた。現地の入国管理官は過去に例のない動物連れの難民の対応に困らされるのだが…。
実話に基づく物語。
2011年以降、イタリアには40万人以上の難民が流入しているそうです。サイードは本当にヤギとの約束を果たそうとしていたのか?それとも、ヤギの体内に何かを埋め込んで密輸しようとしていたのか?短編とはいえ様々な想像の余地があって、不思議な余韻を残す物語でした。
14分/★★★☆☆
(2023年2月12日)

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MUSA−武士−
MUSA
2001年韓国、中国/アクション

<監督・脚本>
キム・ソンス
<出演>
チョン・ウソン
チャン・ツィイー
チュ・ジンモ
アン・ソンギ
ユー・ロングァン
パク・チョンハク
パク・ヨンウ
<ストーリー&コメント>
1375年、高麗は明との友好関係を築くため、チェ将軍率いる使節団を南京城へ遣わすが、一行はあらぬ疑いによりスパイとみなされ、広大な砂漠地帯へ流刑となってしまう。流刑地へと向かう途中で、明を目の敵にする元軍の襲撃を受け、自由の身となった。一行は故郷への帰途に就くが、その途中、明の芙蓉姫を人質とする元軍と遭遇。チェ将軍はあえて困難な道を選択し、姫を救出することを決意するのだが…。
14世紀の中国大陸を舞台に、故郷を目指して広大な砂漠を横断する決死の旅に出た武士団の運命の行方を、鮮烈なアクションを交えて壮大なスケールで綴る。
韓国製のドタバタアクション活劇。明、高麗、元という、あまり馴染みのない時代が舞台だからか、内容的にはパッとしなかった。最初のうちは各国の力関係がいまいちわかりづらかったし。
やはり注目するのはアクション。騎馬での戦闘はもちろんのこと、チョン・ウソン演じるヨソルがとにかくカッコイイ!!あの槍さばきに惚れ惚れしてしまいました。敵陣を縦横無尽に突っ切る無双ぶりは、まさに鬼神。「三国志」を今リメイクするとしたら、呂布は彼に演じてもらいたいなぁ。
133分/★★★☆☆
(2005年6月5日)

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RFK/ケネディの名のもとに
RFK
2002年アメリカ/伝記ドラマ

<監督>
ロバート・ドーンヘルム
<脚本>
ハンク・ステインバーグ
<出演>
ライナス・ローチ
ジェームズ・クロムウェル
デヴィッド・ペイマー
マーティン・ドノヴァン
ヴィング・レイムズ
ケヴィン・ヘア
ショーン・グレゴリー・サリヴァン
セルジオ・ディ・ジオ
マーニー・マクファイル
ジャコブ・バーガス
<ストーリー&コメント>
1963年11月22日、司法長官ロバート・F・ケネディは、実の兄でもある大統領ジョン・F・ケネディが暗殺されたという報を受ける。後任となったジョンソン大統領は、ロバートに副大統領就任を依頼するが、彼はその提案を辞退した。改めてニューヨークから上院選に出馬したロバートは、熱狂の渦に迎えられながらも、彼はそれが亡き兄に向けられたものではないのかと葛藤するのだった…。
凶弾に倒れた“もう1人のケネディ”、ロバート・F・ケネディの最後の5年間を描いた実録ドラマ。記録フィルムを交えながら、当時の時代背景を忠実に再現。TV映画ながら、高い関心を集めた。
偉大な兄の幻影に悩まされながらも、最後まで敬愛し、その道を辿ろうとしたロバートの葛藤が、ベトナム戦争に揺れ動くアメリカを背景に、リアル描かれていきます。『JFK』を観て一連の事件に興味を持った僕にとって、まさに続編とも言える内容でした。亡き兄の跡を継ぐべしと期待する民衆。大きすぎる重圧に押し潰されそうになりながら、時には兄の幻影と戦ったロバート。そんな彼の一人の人間としての側面が丁寧に描かれていて素晴らしかった。ロバート役のライナス・ローチも熱演。
本来の自分を取り戻し、自由への希望をつかみかけた矢先の悲痛な事件。最後のシーンでは、僕も自然に泣いてしまいました。柩を載せて走る列車の映像は、実録だけにすごい重みを感じさせてくれました。
ケネディ兄弟がもし生きていたら、アメリカの姿は今とは全く違うものになっていたと思います。
94分/★★★★
(2003年10月12日)

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Russian Roulette
Russian Roulette
2014年イギリス/ドラマ

<監督>
ベン・アストン
<脚本>
オリ・フェントン
<出演>
ベック・ヒル
スチュワート・ロックウッド
ダレン・ジョー
<ストーリー&コメント>
ロンドンで暮らすルーシーは、ランダム制のチャットルームで見知らぬ誰かとの会話で寂しい気持ちを紛らせる日々。そんなある日、宇宙飛行士と名乗る男性からの交信を受信するのだが…。
日常の一幕を切り取ったスピード感のある短編らしい内容で、クスリと笑えるラストがよかったです。
5分/★★☆☆☆
(2023年1月22日)

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TAXi (タクシー)
Taxi
1997年フランス/アクションコメディ

<監督>
ジェラール・ピレス
<製作・脚本>
リュック・ベッソン
<出演>
サミー・ナセリ
フレデリック・ディーファンタル
マリオン・コティヤール
エマ・シェーベルイ
マニュエラ・グラリー
ベルナール・ファルシー
<ストーリー&コメント>
ピザ配達のライダーからタクシー運転手に転職した青年ダニエルは、自動車免許の試験に受からない新人刑事エミリアンからある取引を持ちかけられる。それはダニエルのスピード違反を見逃す代わりに、ベンツに乗った銀行強盗団の逮捕に協力するというものだった…。
チューンナップしたスーパー・タクシーで強盗団を猛追する暴走運転手の活躍を描いたカーアクション。リュック・ベッソンが製作・脚本を手がけたヒット作。彼の作品は世界観が独特で、チョット理解に苦しむものもあるけど…これは純粋に、なかなか面白かったかな。
91分/★★★☆☆

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TAXi 2 (タクシー2)
Taxi 2
2000年フランス/アクションコメディ

<監督>
ジェラール・クラヴジック
<製作・脚本>
リュック・ベッソン
<出演>
サミー・ナセリ
フレデリック・ディーファンタル
マリオン・コティヤール
エマ・シェーベルイ
ベルナール・ファルシー
ジャン=クリストフ・ボーヴェット
<ストーリー&コメント>
チューンナップしたスーパータクシーの運転手ダニエルは、恋人リリーの父親ベルティーノ将軍に気に入られ、フランスが新開発した護送車の運転手に任命され、日本の防衛庁長官を乗せてデモ走行を始める。だがその途中、サミットをぶち壊そうとする日本のヤクザに襲撃され、長官が誘拐されてしまった…。
史上最速のタクシー運転手・ダニエルは、犯人を追ってパリの街を爆走!人気シリーズの第2弾。
長官護衛の“ニンジャ作戦”や警察署長の怪しげな空手など、おもわず吹き出すおかしな場面も満載。ダニエルとエミリアンのコンビもさらに息が合い、ドラマはよりコミカルに、カーチェイスはより過激に進化した。
前作の面白さをうまく受け継いでいる。
88分/★★★☆☆

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TAXi 3 (タクシー3)
Taxi 3
2003年フランス/アクションコメディ

<監督>
ジェラール・クラヴジック
<製作・脚本>
リュック・ベッソン
<出演>
サミー・ナセリ
フレデリック・ディーファンタル
ベルナール・ファルシー
リン・バイ
エマ・シェーベルイ
マリオン・コティヤール
シルベスター・スタローン
<ストーリー&コメント>
フランスのマルセイユ。エミリアンら市警の面々は、サンタの衣装で街を駆け回る謎の強盗団の出現に手を焼いていた。一方その頃、最速を誇るタクシー運転手ダニエルもまた、愛車の改造に熱中するあまり、恋人リリーに愛想を尽かされてしまう。そんな二人が久々に再会、強盗団を追ってついにそのアジトを突き止めるのだが…。
時速300キロで走る暴走タクシーの活躍を描いた人気シリーズ第3弾。
それぞれ恋人にふりまわされていた二人が同時にパパになるなど、シリーズのファン向けの展開も用意されているけど、全体的に前作よりパワーダウンの印象は否めない。街中で超暴走カーチェイスを繰り広げるのが痛快なのに、今回の舞台は雪山。あいかわらずの馬鹿っぽい特殊変形で笑わせてくれるものの、スピード感はあまり感じられなかった。ハイウェイでスピードガンを振り切るところぐらいだね。最後の大追跡も、引っ張ったわりにはあまりにもアッサリ解決してしまうので呆然。
謎の中国人美女(?)キウ。あれがフランス人をメロメロにしてしまう美貌なの?(笑)フランスの美的センスって一体…。
冒頭では、シルベスター・スタローンがチョイ役で特別出演。
87分/★★★☆☆
(2004年5月31日)

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TAXI NY
TAXI
2004年アメリカ、フランス/アクションコメディ

<監督>
ティム・ストーリー
<製作>
リュック・ベッソン
<脚本>
トーマス・レノン
ロバート・ベン・ガラント
ジム・カウフ
<出演>
クイーン・ラティファ
ジミー・ファロン
ヘンリー・シモンズ
ジェニファー・エスポジト
ジゼル・ブンチェン
アナ・クリスティナ・デ・オリヴェイラ
<ストーリー&コメント>
ニューヨーク。車好きのベルは念願のタクシー免許を取得し、自転車便からタクシー運転手に転職。彼女が乗るのは、エンジンなどを改造した“スーパー・タクシー”。一方、市警のウォッシュバーンは車の運転がヘタなために犯人を取り逃がしてしまうダメ刑事。BMWを駆り、立て続けに銀行を襲う美女4人からなる強盗団の車を追跡の末、取り逃がしたウォッシュバーンは、ベルと組んで強盗団を追い詰めようとするのだが…。
フランスのヒット・カーアクション・コメディ『TAXi』を、ニューヨークに舞台を移してリメイク。
2010年の初視聴作品。まぁまぁ普通に面白かった。リメイク版だけど、内容はオリジナル1作目の焼き直し。見たことのあるようなシーンの連続です。主人公が男から女に代わったのが、斬新といえば斬新かな(笑)どうしてもサミー・ナセリのイメージが強いけど、クイーン・ラティファは、これはれこでアリかなぁ。ただ、あの体格で自転車便はムリがあるような気がするけど…。本作が映画デビューとなるスーパー・モデル、ジゼル・ブンチャンら「4人の美女強盗団」がセクシーです。
98分/★★★☆☆
(2010年1月17日)

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THE JUON/呪怨
THE GRUDGE
2004年アメリカ、日本/ホラー

<監督>
清水崇
<製作>
サム・ライミ ほか
<脚本>
スティーヴン・サスコ
<出演>
サラ・ミシェル・ゲラー
ジェーソン・ベア
ウィリアム・メイポーザー
クレア・デュヴァル
ケイディー・ストリックランド
グレイス・ザブリスキー
ビル・プルマン
ローザ・ブラシ
テッド・ライミ
石橋凌
真木よう子
尾関優哉
藤貴子
松山鷹志
<ストーリー&コメント>
アメリカから、恋人のダグと一緒に東京の大学に留学してきたカレンは、専攻している福祉の勉強のために、アメリカ人一家の老女の介護を手伝うことに。一家が住んでいたのは郊外の一軒家だったが、そこで次々に怪現象が起きる。一連の怪現象を調べた日本の刑事・中川によれば、一軒家には何か呪いがかかっていて、それが一連の怪現象の原因ではないかという。やがてカレンは、一軒家にとりついた少年・俊雄や女性・伽椰子の霊に襲われるのだが…。
『リング』に続くジャパニーズ・ホラーの傑作として注目を集めた『呪怨』を、オリジナル版の清水崇監督でハリウッドリメイク。日本人監督として初めて全米興行成績No.1を獲得する快挙を成し遂げた。
久しぶりにこのシリーズに触れたこともあって、僕には充分怖かったし、内容的にもなかなか面白かった。ベースになっているのは、オリジナルのビデオ版ではなく劇場版の方。 原典を分かりやすく再構成しつつ、日本ロケで日本人のキャストやスタッフが多数参加し、原典の特色、“日本的怖さ”を意識的に演出しているのも好感が持てる。『ザ・リング』は舞台もアメリカになってしまったし、かなりアレンジしてあったけど、本作では随所にオリジナル盤に対するリスペクトが感じられた。
ストーリーの繋がりがどうとか、辻褄とか細かいことを気にさせないテンポで、日本版よりも理解はしやすいかも。ただ、日本版にあった“俊雄”みたいなショートストーリー仕立てのサブタイトルがなかったのが残念!
ヒロインは『スクリーム2』『ラストサマー』に出演したサラ・ミシェル・ゲラー。可憐な魅力で、新たなホラー・クイーンの称号をあげてもいいかな。
主要キャストの中で、ジャパネスクな渋さを発揮していた石橋凌。ハリウッド勢にも決して負けない存在感でした。ただ、英語のシーンは吹き替えだったのかな?越えのトーンに、すごく違和感が…。
このシリーズに欠かせない尾関優哉、藤貴子、松山鷹志の3人もしっかりお馴染みの味を出していました。
あと、老婆エマ役のグレイス・ザブリスキー。どこかで観たことがあると思ってたら、『ツイン・ピークス』のローラ・パーマーの母親役!あの頃とおんなじ顔だぁ!(笑)
99分/★★★☆☆
(2007年6月2日)

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U-571
U-571
2000年アメリカ/戦争ドラマ

<監督・脚本>
ジョナサン・モストウ
<出演>
マシュー・マコノヒー
ビル・パクストン
ハーベイ・カイテル
<ストーリー&コメント>
1942年4月。大西洋上で航行不能になったドイツ軍潜水艦U-571の存在を察知したアメリカ軍は、Uボートに搭載されている暗号機エニグマを奪取すべく秘密作戦を開始した…。
最初から最後までスリル満点の潜水艦映画。
116分/★★★☆☆
(2001年6月6日)
第73回アカデミー賞(2000年) 音響効果賞

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U.M.A/レイク・プラシッド
LAKE PLACID
1999年アメリカ/アクション

<監督>
スティーブ・マイナー
<脚本>
デビッド・E・ケリー
<出演>
ビル・プルマン
ブリジット・フォンダ
オリヴァー・プラット
ブレンダン・グリーソン
ベティ・ホワイト
デビッド・ルイス
ティム・ディクソン
<ストーリー&コメント>
メイン州北部の人里離れた静かな湖で、人間が謎の生物に喰い殺された。ニューヨークの自然史博物館から派遣された古生物学者ケリーは、回収された歯を調べに現地へ向かう。保安官ハンク、狩猟監視官ジャックとチームを組み調査に乗り出すケリー。湖に棲む謎の生物の正体は、一体…?
「U.M.A」とはUnidentified Mysterious Animal、「未確認生物」の略を示す造語で、一般に認知されている言葉ではない。日本人が提唱しているらしいけど、海外では認知されていないのでは、とすら思える。
この作品…ハッキリ言ってつまらないです。「えっ?そんな?」という驚きはありますが。悪い意味で。ブリジット・フォンダを見たくて観たんだけど…こんなのあんまりだ。
(以下、ネタバレ文。作品を観た後で、マウスでなぞってお読みください)
この作品の最大の罪は、こんな邦題をつけた日本の配給会社。原題にも、作品内にも、ワニを「未確認生物」などと扱ってるフシは全くありません。「ワニの映画じゃ儲からん」とでも思ったのかな?そのタイトルのせいで、「何が出るんだろう」と当然思うよね。ワニオタクが出てきて、「ワニだ!」と言ってれば、当然それ以外の何か、恐竜みたいなものが最後には出てくるんだ、と思うよね。と思いきや、本当にワニだった。まんま、ワニ。ワニをやっつけて、はいおしまいって…「おい、それで終わりなんかい!」とつっこんでしまった人は数え切れないでしょう。ワニ映画と思って観れば、もうちょっと楽しめたかもしれないのに。
82分/★★☆☆☆
(2002年7月10日)

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U.S.シールズ
U.S.SEALS
1999年アメリカ/アクション

<監督>
ヨッシ・ウェイン
<脚本>
デヴィッド・スパーリング
<出演>
ジム・フィッツパトリック
グレッグ・コリンズ
ケネス・キャンベル
ジャスティン・ウィリアムズ
ハイレー・ダモンド
タイ・ミラー
ジェニー・マクシェーン
<ストーリー&コメント>
黒海周辺で貨物船が襲撃される事件が続発。積み荷がコンピュータ・チップなどの軍需品であることから、組織的な密売団の仕業と考えられ、アメリカ海軍特殊部隊・シールズに出動要請が下った。作戦の指揮を取ることになったマイクは、海中とヘリの二面作戦で敵のアジトを急襲し、撃破に成功。だが、まだ組織は壊滅したわけではなかった…。
なんだかチャチな感じだったなぁ。「あまりお金かけてないのかな?」と思えてしまう。銃と弾薬の数だけは凄いけど、ヘビーさが全くないというか。ただドンパチを繰り広げるだけで背景のドラマ性は皆無。観ていてつまらなかったです。
94分/★★☆☆☆
(2002年5月9日)

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U・ボート
DAS BOOT
1981年西ドイツ/戦争ドラマ

<監督・脚本>
ウォルフガング・ペーターゼン
<原作>
ロータル=ギュンター・ブーフハイム
<出演>
ユルゲン・プロフノウ
ヘルベルト・グリューネマイヤー
クラウス・ヴェンネマン
フバートス・ベンシュ
マルチン・ゼメルロッゲ
ベルント・タウバー
アーウィン・レダー
マーティン・メイ
<ストーリー&コメント>
第二次世界大戦下、フランスのラ・ロシェル港から艦長以下43名を乗せた潜水艦「U-96(Uボート)」が出港した。勇敢な男たちは任務を忠実に遂行し、敵艦を撃破していく。だが、彼らに下された次なる命令は、敵軍の拠点と化したジブラルタル海峡を突破するという過酷なものだった…。
ベストセラー小説を映画化。第55回アカデミー賞で6部門にノミネートされるなど、秀作の誉れ高い骨太の戦争映画。
率直に言って、評価的にはごく普通。たしかに、狭い艦内をスピーディーに動く映像や、連続するトラブルの緊張感は当時としては見応えがある。だけど哀しいかな、僕は後の「潜水艦モノ」を先に観てるんでね。アクション的には『U-571』『レッド・オクトーバーを追え!』の方がスゴイと思うし、サスペンスとしても『クリムゾン・タイド』の方が数段優れていると思う。それらに比べてしまうと、ちょっと苦しい。
最後の結末は全く予想外のものだったけど、それは脚本の功績で、それだけを映画全体の評価として捉えるのはいかがなものかと。
僕が観たのは130分ちょっとのものだけど、200分を越える「ディレクターズ・カット」版があるらしいです。長ッ。
135分/★★★☆☆
(2005年2月13日)

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WATARIDORI
Le Peuple Migrateur
2001年フランス/ドキュメンタリー

<総監督・ナレーション>
ジャック・ペラン
<監督>
ジャック・クルーゾ
ミッシェル・デバ
<ストーリー&コメント>
北半球に春が訪れると、鳥たちは生まれ故郷である北極を目指して飛び立つ。彼らの繁殖がこの地でしか行われないということは、自然界の神秘的な法則である。昼夜を問わず、休む暇なく飛び続ける鳥たちもいれば、宿泊地を定めながら、日々努力を繰り返し、はるか彼方、約束の地を目指す鳥もいる。彼らは天体の座標や地球の磁場を羅針盤として、数千キロもの過酷な旅を続けるのだった…。
1960年代には俳優として活躍し、最近は主に製作活動に熱心なジャック・ペラン。1996年には『ミクロコスモス』で昆虫の世界を描いた彼が、今回は渡り鳥の神秘的な世界をじっくりと描く。
極東からシベリアまで移動するオオハクチョウやタンチョウ、あるいは、アメリカ西部からアラスカまで移動するハクトウワシ等々、さまざまな渡り鳥たちが時に数千キロにもわたって地球全土で繰り広げる空の長旅の様子を、製作費20億円、撮影期間3年を費やしてカメラで粘り強く追いかけ、ダイナミックな迫力溢れる驚異のドキュメンタリーを生み出した。
とても面白かったです。「生き物地球紀行」の壮大な映画版という感じ。特定のストーリーはないんだけど、旅の途中で遭遇する様々な困難(人間や、天敵の動物、環境汚染など)はスリリングだし、宿泊地で見せる鳥たちのかつて観たこともないような表情とか仕草はすごく興味深かった。白鳥や鶴のダンスも面白かったしね。美麗な音楽もベストマッチ。
ただ、あまり興味のない人や、疲れている時に観ると眠りに誘われてしまうかも。元気な時、気分のいい朝なんかに観るといいかもね。
98分/★★★☆☆
(2004年7月25日)

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Yes-People
Yes-People
2020年アイスランド/ドラマ

<監督>
ギスリ・ダリ・ハルドルソン
<ストーリー&コメント>
ある朝、様々な人々が、職場で、学校で、家事をしながら、日々の戦いに直面する。時間が進むにつれて、彼らの絆が、そして最終的には彼らの対応力が試されることになる…。
第93回アカデミー賞短編アニメ賞ノミネート。
よくわからない物語でした。どうってことのない日常を描いただけのものなんだけど、それ以上でもそれ以下でもないかな…。
8分/★★☆☆☆
(2023年1月18日)

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Your Call Is Important To Us
Your Call Is Important To Us
2017年アメリカ/コメディ

<監督・脚本>
T・J・パワー
<出演>
ウェイド・ブリッグス
サラ・ロバーツ
リチャード・デイヴィス
イリース・ジャンセン
アンディ・リー
デイビッド・ジェームス
<ストーリー&コメント>
大金を盗まれた大物社長が犯人を突き止めるために銀行のコールセンターに電話をかけるが、「少々お待ちください」とたらいまわしにされ、さらにはイラッとする音楽が流れる…。その時、電話の向こうのコールセンターでは一体何が起こっているのか?
顧客のクレーム電話の対応をするコールセンター。その裏側をユーモアたっぷりに描くブラックコメディ。
2023年1本目。小気味いい展開で、笑いが止まりませんでした。短編映画はこのぐらいブチ切れた展開が面白いですよね。
14分/★★★☆☆
(2023年1月6日)