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レイダース/失われた聖櫃(アーク)
RAIDERS OF THE LOST ARK
1981年アメリカ/冒険アクション

<監督>
スティーブン・スピルバーグ
<製作総指揮・原案>
ジョージ・ルーカス
<脚本>
ローレンス・カスダン
<出演>
ハリソン・フォード
カレン・アレン
ウォルフ・カーラー
<ストーリー&コメント>
世界征服を目指し伝説の聖櫃を手に入れようとするヒトラーの野望を断つために、アメリカ合衆国は若き考古学者インディ・ジョーンズを差し向ける。見たものは命を落としてしまうという、聖櫃の魔力が噴き出すクライマックス・シーンの映像は大迫力。
「インディ・ジョーンズ」シリーズの第1作。
115分/★★★☆☆
第54回アカデミー賞(1981年) 美術監督・装置賞、音響賞、編集賞、視覚効果賞、特別業績賞(音響効果編集)

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レインディア・ゲーム
REINDEER GAMES
2000年アメリカ/犯罪アクション

<監督>
ジョン・フランケンハイマー
<出演>
ベン・アフレック
ゲイリー・シニーズ
シャーリズ・セロン
ジェームズ・フライン
デニス・ファリナ
<ストーリー&コメント>
刑期を終えたルーディが刑務所の前で出会った美しい女。彼女は、刑務所で同房だったニックの文通相手アシュリー。ほんの出来心から、自分がニックだと名乗るルーディ。しかし、この嘘がもとでルーディはとんでもないクリスマスを迎えることになるのだった…。
最後のどんでん返しは、ちょっと予想してなかったので「そう来たか!」と唸ってしまった(笑)途中ちょっとダレる部分もあるけど、それなりに面白かったかな。
『サイダーハウス・ルール』で好きになったシャーリズ・セロン。今作では正反対の役柄です。女って怖いなぁ〜と(笑)
ちなみに、レインディアというのはトナカイという意味。うーん。どういう意味付けのタイトルなんだろうか?
104分/★★★☆☆
(2002年2月15日)

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レインマン
RAIN MAN
1988年アメリカ/ヒューマンドラマ

<監督>
バリー・レビンソン
<脚本>
ロナルド・バス
バリー・モロー
<出演>
ダスティン・ホフマン
トム・クルーズ
バレリア・ゴリノ
ジェラルド・モーレン
ジャック・マードック
ボニー・ハント
<ストーリー&コメント>
10代の頃に家を飛び出し、自由奔放に生きてきた26歳の中古車ディーラー、チャーリー。突然彼のもとに、父親の訃報が届く。借金の返済に追われていた彼は、遺産目当てに帰郷。そこで、自閉症で長い年月病院に入りっぱなしの実の兄の存在と、その兄が300万ドルの遺産のすべてを相続することを知って驚愕する。なんとか遺産を手に入れようとするチャーリーは、兄レイモンドをホームから連れ出し、カリフォルニアへ向かうのだが…。
自閉症の中年男性をダスティン・ホフマンが好演、オスカーに輝いた。彼はこの役のために、自閉症について1年間調査と研究を重ね、役作りに励んだんだそうです。
テンポはすごくスローだし、淡々とした展開なんだけど、その分、兄弟が失われた時間を取り戻していく様がじっくりと感じ取れます。主演の二人の会話のひとつひとつがとても楽しいです。旅を通じて、チャーリーが人間的に成長していく様子が感動的です。
133分/★★★★
(2002年9月4日)
第61回アカデミー賞(1988年) 作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞

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レインメーカー
RAINMAKER
1997年アメリカ/ヒューマンドラマ

<製作>
マイケル・ダグラス
<監督>
フランシス・フォード・コッポラ
<出演>
マット・デイモン
クレア・デーンズ
ジョン・ボイト
ダニー・グローバー
ダニー・デビート
<ストーリー&コメント>
「レインメーカー」とは、一流の法律事務所に所属し金を雨のように降らせる弁護士のこと。ルーディもそんな理想を胸に法学部を卒業した。だが現実は彼の思い描いていた世界とはかけ離れていた。大手保険会社から支払いを拒否された貧しい家族、社会的に弱い立場の者。正義とは何かという自問と、弁護士としての成功との間で悩む。そんなとき彼の前に、夫の暴力に怯える女性が現れる…。
若き弁護士をマット・デイモンが熱演。
135分/★★★☆☆
(2000年5月26日)

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レオン
LEON
1994年アメリカ/アクション

<製作・監督・脚本>
リュック・ベッソン
<出演>
ジャン・レノ
ゲーリー・オールドマン
ナタリー・ポートマン
ダニー・アイエロ
ピーター・アッペル
エレン・グリーン
<ストーリー&コメント>
ニューヨーク。麻薬密売組織に両親を殺された12歳の少女マチルダは、孤高の殺し屋レオンに命を救われる。マチルダはレオンから暗殺テクニックを学び、悪徳刑事スタンフィールドへの復讐を誓うのだった…。
孤独な殺し屋と少女の純愛を描いた傑作。
依頼を受け、次々と殺しをしていく“掃除屋”レオンのクールな仕事ぶりは必見。クールな殺し屋でありながら、常に観葉植物を携帯するレオンの姿のギャップが魅力的。
映画初出演ながら主演に抜擢され、堂々たる演技をみせたナタリー・ポートマンの熱演が見どころ。
109分/★★★☆☆

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レーガン大統領暗殺未遂事件
THE DAY REAGAN WAS SHOT
2001年アメリカ/サスペンス

<監督・脚本>
サイラス・ナウラステ
<出演>
リチャード・ドレイファス
リチャード・クレンナ
ヤニック・ビッソン
コルム・フィオール
マイケル・マーフィ
ケネス・ウェルシュ
<ストーリー&コメント>
1981年、元映画俳優のロナルド・レーガンが第40代アメリカ大統領に就任。「強いアメリカ」をスローガンとする新政権は、ソ連との対決姿勢を強く打ち出していた。だが就任直後の3月30日、狂気に取り付かれた若者ジョン・ヒンクリーが大統領暗殺を謀り、大統領は胸を撃たれてしまう。即死は免れたものの状況は予断を許さず、ヘイグ国務長官が指揮を執ろうとするが、政府内部は大きく混乱してしまう…。
レーガン大統領暗殺未遂事件の陰で展開される、米ソ全面核戦争の危機を描く政治サスペンス。
ジョディ・フォスターの気を引くという妄想に取り付かれた若者ヒンクリーのおこした大統領暗殺未遂事件。まず驚いたのが、あんなに簡単に大統領に近づいて射撃できるものなのかということ。1963年、1968年に続発したケネディ兄弟の暗殺事件もそうだけど、あまりにも無防備な印象を受けた。それと、政府の指揮系統をめぐる混乱。国務長官と国防長官、大統領の腹心が非常時に権力争いをしているようで。数々の事件を経て、今ではしっかり法制化されているのかもしれないけど。
作中でも見られるけど、手術に臨む大統領と医師団とのやり取りなどは有名なエピソードで、しっかり再現されているんだそうです。
98分/★★★☆☆
(2003年12月1日)

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レジェンド・オブ・ゾロ
THE LEGEND OF ZORRO
2005年アメリカ/アドベンチャー

<監督>
マーティン・キャンベル
<製作総指揮>
スティーブン・スピルバーグほか
<脚本>
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
<出演>
アントニオ・バンデラス
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ルーファス・シーウェル
ニック・チンランド
アドリアン・アロンソ
ペドロ・アルメンダリス・ジュニア
ジュリオ・オスカー・メチョソ
シュラー・ヘンズリー
<ストーリー&コメント>
1850年、カリフォルニア開拓地サンテマオ。仮面のヒーロー“ゾロ”として正義を守っていたアレハンドロは、息子のためにも危険な仕事を辞めて欲しいという妻エレナの懇願を受け入れ、ついに引退を決意する。だが、カリフォルニアの合衆国加盟を巡って反対派の妨害がエスカレートし、アレハンドロは正式な調印が終わるまでゾロの引退を撤回する。一方、それを聞いたエレナは激怒し、ついに家を出てしまった。すぐに戻ると高を括っていたアレハンドロだったが、エレナは一向に帰る気配がない。実は、エレナは家を出たすぐ後、ある陰謀に巻き込まれていたのだった…。
アントニオ・バンデラスが古典的ヒーローに扮したアドベンチャー・アクション『マスク・オブ・ゾロ』の続編。
すごく面白かったです。前作からのメインキャスト2人が演じるゾロと妻エレナとの夫婦漫才のような掛け合い、そして前作以上の大アクションが見どころの娯楽活劇。今回はそれに加えて、ゾロの息子・ホアキン(アドリアン・アロンソ)が愉快!パッと見は『ニュー・シネマ・パラダイス』のトト(サルヴァトーレ・カシオ。そういえばトトの母親もエレナだった)みたいだけど、こちらはれっきとしたメキシカンボーイ。でも、ヤンチャでいたずら坊主なところは一緒。子どもながらに大活躍でした。そういえば、似たようなアクション活劇で『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』も息子が活躍してたなぁ。
まぁそんな感じで、どこから観ても楽しい、そしてカッコイイ作品でした。
131分/★★★★
(2007年8月13日)

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レッド・レイン
RED RAIN
1996年オランダ/サスペンス

<監督・脚本>
マチス・ヴァン・ヘイネゲンJr.
<出演>
キム・ファン・コーテン
ローフ・ラガス
<ストーリー&コメント>
真夜中、一人車を運転する美しい女性。だが、運悪く車はガス欠になり、突然雨も降り出してしまう。ふと前方を見ると、そこには一軒の怪しげなモーテルがあった。フロントの男の無愛想ぶりは頭にくるが、やむなく部屋を借りることに。宿帳に記帳している時、男が手についた血を隠そうとしていたのが気にはなったが…。そして、彼女がシャワーを浴びているところに忍び寄る足音が…。
サスペンスの傑作『サイコ』へのトリビュート作品。
大金を横領してきたわけではないけど、ふち立ち寄ったモーテル、不気味なフロントの男…と設定はそっくり。壁に剥製なんかもあったりして。その後のシャワーシーン、カーテンの向こうに忍び寄る影…。と、ここまでは一緒。その後の結末がオリジナルってことなんだけど、オチはイマイチだったかな。途中まではかなりドキドキできたけど。
(以下、あらすじ紹介文。マウスでなぞってお読みください)
シャワーシーン。観ている側は当然この後に、惨殺シーンを予感する。だが、女は先程のフロントでの光景を思い描いていた。そして、そこに死体らしいものがあったことに気がつく。慌てて逃げようとすると、部屋の中には誰かがいる。ドアの陰で待ち伏せて撃退するものの、それは警察官だった。数刻後、警察に連行される彼女。フロント台の陰にあった死体は、宿帳の彼女の名前を血で囲った状態で息絶えていたのだった。フロントにいたはずの男は、当然もうそこにはいなかった…。『隣人は静かに笑う』系の、かなり後味の悪い結末でした。
12分30秒/★★★☆☆
(2004年2月1日)

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レッド・オクトーバーを追え!
THE HUNT FOR RED OCTOBER
1990年アメリカ/サスペンス

<監督>
ジョン・マクティアナン
<脚本>
ラリー・ファーガソン
ドナルド・スチュワート
<撮影>
ヤン・デ・ボン
<出演>
ショーン・コネリー
アレック・ボールドウィン
スコット・グレン
サム・ニール
ジェームズ・アール・ジョーンズ
ジョス・アックランド
リチャード・ジョーダン
ピーター・ファース
ティム・カリー
<ストーリー&コメント>
東西冷戦の続く1984年。ソ連は、初めて無音航行を可能にした新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバーを開発した。アメリカ海軍はその行動を追っていたものの、マルコ・ラミウス艦長の指揮で訓練航行に出たまま、突然姿を消してしまう。アメリカへの先制攻撃か、それとも亡命か。その行動の真意を探るべく、CIA局員のジャック・ライアンが最前線に送り込まれるのだが…。
最新鋭潜水艦をめぐるアメリカとソ連の攻防を描く海洋サスペンス。
ベストセラー作家トム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズ第一作で、同シリーズは『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』と続いていく。本作は、原作とは結末が微妙に違うそうです。
潜水艦モノ。物語自体は、2002年の『K-19』で描かれたのと同じような印象。ロシアの原子力潜水艦がトラブルを起こして、アメリカとの間に一触即発の緊張が走る、というストーリー。『クリムゾン・タイド』などの後に続く作品はこれを参考にして作られたのかもしれないけど、それらを先に観てしまっているので残念ながらそんなに新鮮さは感じませんでした。製作された当初に観ていたら、もっともっと面白かったのかもしれないけど。緊張感のあるソナー探査、魚雷の回避、深海を航行する潜水艦の映像などは今観ても素晴らしい映像だと思います。特に最後の20分ほどは迫力があって面白かった。
ショーン・コネリーが沈着冷静なソ連艦長を貫禄たっぷりに演じているほか、アレック・ボールドウィンが好演かな。
135分/★★★☆☆
(2004年2月14日)
第63回アカデミー賞(1990年) 音響効果編集賞

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レッドクリフ Part I
RED CLIFF Part I
2008年中国・アメリカ・日本・韓国・台湾/戦記ドラマ

<製作・監督・脚本>
ジョン・ウー
<脚本>
チャン・カン
コー・ジェン
シン・ハーユ
<出演>
トニー・レオン
金城武
チャン・フォンイー
チャン・チェン
ヴィッキー・チャオ
フー・ジュン
中村獅童
リン・チーリン
ユウ・ヨン
<ストーリー&コメント>
西暦208年の中国。400年続いた漢の権力は衰退し、各地で群雄が覇を競い合っていた。華北を手中におさめ、天下統一という野望に燃える曹操は、次なる目標を江南の地に定めた。官軍の名のもとに迫りくる80万の兵力に圧倒され、孫権の支配する呉の老臣たちは色めき立っていた。そのとき、立ち上がった二人の男がいた。一人は、劉備軍の若き天才軍師・諸葛亮。もう一人は、孫権軍の大都督・周瑜。二人は、その巨大な勢力に立ち向かうため、連合軍を結成する。その数、わずか6万。兵力で劣る連合軍は、知略と奇策によって戦いに挑んでいくのだが…。
『M:I-2』『フェイス/オフ』のジョン・ウー監督が、三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”を前後2部作で描く歴史スペクタクル巨編の前編。
感想を一言でいうと、「なかなか面白かった」。僕は自他共に認める「三国志」マニアですが、荒さがしのような細かいツッコミをするようなヤボなことはしません。ただ、曹操とか周瑜とか趙雲という名前が、大画面で生き生きとしているだけで嬉しかったです。「三国志」の壮大なロマンを語るにはあまりにも短い尺ですが、その奥深い桃源郷への入り口を、ほんの少し垣間見ることができる、そんな作品だと思いますね。
続編は2009年4月公開。曹操の大船団が炎上する様が、すごいスケールで描かれてそうで、期待大!いいところで終わっちゃう残念感もこめて、☆はあえて3つにとどめておきました。
主役は、関羽でも諸葛亮でもなく、周瑜です。このへんの目の付け所がナイス。ジョン・ウー監督は広州の出身らしいから、魏や蜀よりもやっぱり呉に思い入れがあるのかな?周瑜役は当初50歳代のチョウ・ユンファが努める予定だったそうですが、急遽降板して、トニー・レオンが代役になったんだとか。周瑜といえば史実上でも若くてイケメンな指揮官だから、この交替は正解。ただ、トニー・レオンという役者はあまりイケメンだとは思えず。なんか、ガレッジセールのゴリに見えてしょうがなかったんだけど(笑)ううむ。イマイチだったな、やっぱり。
他には、飄々としてた金城武はなかなかのナイスキャスティング。小喬役のリン・チーリンは映画初出演。台湾のスーパーモデルとのことですが、とても美人ですね。趙雲を演じるのは『大漢風』の項羽ことフー・ジュン。そりゃあ、強いハズですよ!!(笑)
映画作品としては、やっぱり戦闘シーンが見どころ。長坂での趙雲、張飛は圧巻。槍術がいい感じです。ただ、時間が経つたびに張飛がだんだんギムリに見えてきて…(笑)
145分/★★★☆☆
(2008年11月9日)

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レッドクリフ Part II−未来への最終決戦−
赤壁 決戦天下:RED CLIFF Part II
2009年中国・アメリカ・日本・韓国・台湾/戦記ドラマ

<製作・監督・脚本>
ジョン・ウー
<脚本>
チャン・カン
コー・ジェン
シン・ハーユ
<出演>
トニー・レオン
金城武
チャン・フォンイー
チャン・チェン
ヴィッキー・チャオ
フー・ジュン
中村獅童
リン・チーリン
ユウ・ヨン
<ストーリー&コメント>
80万の曹操軍をわずか5万で迎え撃つ劉備・孫権連合軍は、軍師・孔明の知略と指揮官・周瑜の活躍で緒戦を勝利した。思わぬ大敗にも依然圧倒的な勢力を誇る曹操は、2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍する。そんな中、曹操軍、連合軍ともに陣中に疫病が蔓延してしまい、ついに劉備は自軍の兵と民のため撤退を決断する。ただひとり戦地に残り、周瑜とともに戦う道を選んだ孔明だったが、劉備軍が持ち帰ったことで生じた矢の不足の責めを問われてしまう。すると孔明は、周瑜に3日で10万本の矢を調達してみせると宣言するのだったが…。
ジョン・ウー監督が、三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”を前後2部作で描く歴史スペクタクル巨編の後編。
率直に「まぁ、ボチボチかな…」という感想。期待が大きすぎたのかなぁ。冗長でじれったい序盤は、むしろ決戦への布石だと思って我慢できたし、「10万本の矢を借りる」とか、蒋幹を欺くエピソードなんかも面白かった。冬至の団子作りとか、サッカーのシーンは不要だと思うけど。でも、いざ決戦になって風向きが変わった。あれ?黄蓋の「苦肉の策」は?ホウ統の出番は?孔明は風を祈らないの?とか考えてるうちに、火を積んだ船がドカーン。このあたりまでは、よかった。だけどそこからは、ツッコミどころが満載。軍団の指揮をとらず先陣切ってつっこんでいく周瑜は不自然すぎるし、趙雲は相変わらずの無敵ぶりだし。それに対して曹操軍は、誰が誰だかわからないほど影が薄い。曹操も、出陣前に茶って…。というか、小喬1人で乗り込んでいくってありえないでしょ(笑)ってか、あの爆弾は時代考証的にどうなのよ?圧巻は、最後。大将がみんな揃って、『指輪物語』かッ!そして「去れ」って。今までの戦争はなんだったの…って脱力だよ。不満ばっかり書いてるけど、個々のシーンとか、映像はよかった。それだけ期待が大きかったから、失望も大きかったってことで。
144分/★★★☆☆
(2009年4月23日)

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レディ・イン・ザ・ウォーター
LADY IN THE WATER
2006年アメリカ/ファンタジー

<監督・脚本・出演>
M・ナイト・シャマラン
<出演>
ポール・ジアマッティ
ブライス・ダラス・ハワード
ジェフリー・ライト
ボブ・バラバン
サリタ・チョウドリー
フレディ・ロドリゲス
<ストーリー&コメント>
フィラデルフィア郊外のアパートで住み込み管理人を務めるクリーブランドは、世間から身を隠すように雑用仕事に明け暮れていた。そんなある夜、彼は見知らぬ女性がプールに潜んでいることに気づき、弱っていた彼女を自室で休ませる。“ブルー・ワールド”から来たストーリーとしか名乗らない彼女の素性を疑問に思うクリーブランドは、やがて韓国系の女子大生が祖母から聞いたという東洋の神話が、ストーリーの話と符合することに思い当たる。神話によると、ストーリーは世に平和をもたらすためにやってきた水の精だというのだが…。
『シックス・センス』と同じ人が監督をしていたとは思えないぐらい、全然面白くなかった。自ら主要キャストの1人として堂々と出演しているインド人監督だけど、ラジー賞を受賞してしまいました。
ツッコミどころはいっぱいあるけど、一番の問題は韓国系のおばあちゃんじゃないかなぁ。映画の物語自体が、おばあちゃんの言うとおりのまんまのストーリーだからね。次々に起こる出来事が、既に語られたネタばかりなので全く驚きもなくスルーできてしまうし。ってか、あんなに詳しすぎる伝承って、ありえないでしょ。なんだよ、「水の精の女王が云々」って(笑)そもそも、ストーリーが何のために来たのか、目的も不明。しなくてもいいような予言をしに来ただけ?怪物とか、最後のワシと飛び去るとことか、主要なシーンがちゃんとした映像になってないのも肩透かしで残念。
110分/★★☆☆☆
(2008年2月2日)

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レディ・キラーズ
THE LADYKILLERS
2004年アメリカ/コメディ

<監督・脚本>
ジョエル・コーエン
イーサン・コーエン
<出演>
トム・ハンクス
イルマ・P・ホール
ライアン・ハースト
J・K・シモンズ
チー・マ
マーロン・ウェイヤンズ
ジョージ・ウォレス
<ストーリー&コメント>
亡き夫が残した屋敷で、下宿を営みながら慎ましく暮らしている敬虔なクリスチャンのマンソン夫人。そんな彼女の屋敷に、ある日“教授”と名乗る1人の紳士が訪れ、仲間と一緒に教会音楽の練習をするためという口実で。まんまと地下室を借りることに成功。実は彼らの正体は犯罪者集団で、屋敷の地下室からミシシッピー川に繋留されたカジノ船の地下金庫室を目指して、せっせと穴を掘り進めるのだったが…。
完全犯罪を目論むプロの泥棒集団が、ひとりの純朴な老婦人に振り回されながら計画を遂行していく姿をユーモラスに描く。アレック・ギネス主演のイギリス映画『マダムと泥棒』のリメイク。
すごく面白かったです。登場人物がみんないい!屋敷のマダムは元気いっぱいだし、トム・ハンクスの演じる教授は、とにかく胡散臭さ満点(笑)中盤まではコミカルな流れだけど、終盤にはものすごい急展開で話が進んでいきます。最後はちょっとブラックな味付けだけど、そのあたりもコーエン兄弟ならでは。
細かいところでは、“将軍”のタバコをパクッとやる仕草が面白い。
この作品が好きな方は、『オー・ブラザー!』もぜひ。
104分/★★★☆☆
(2005年9月24日)

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レナードの朝
AWAKENINGS
1990年アメリカ/ヒューマンドラマ

<監督>
ペニー・マーシャル
<原作>
オリバー・サックス
<出演>
ロバート・デ・ニーロ
ロビン・ウィリアムス
ペネロープ・アン・ミラー
<ストーリー&コメント>
30年間も、半昏睡状態でいる重度の障害者レナードに興味を覚えた医師セイヤーは、彼に新薬を投与。ある朝、レナードは奇跡的に目覚めるが…。
30年ぶりに街に出てその変わり様に驚きはしゃぐ中年男レナードの、少年のように無邪気な目の輝きが心を打つ。
史実を基にした感動の名作。
122分/★★★★

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レベッカ
REBECCA
1940年アメリカ/サスペンス

<監督>
アルフレッド・ヒッチコック
<原作>
ダフネ・デュ・モーリア
<脚本>
ロバート・E・シャーウッド
ジョーン・ハリソン
<出演>
ローレンス・オリビエ
ジョーン・フォンテイン
ジョージ・サンダース
ジュディス・アンダーソン
グラディス・クーパー
ナイジェル・ブルース
<ストーリー&コメント>
旅行でモンテカルロにやってきたマリアンは、イギリスの富豪マキシムと出会い、たちまちのうちに恋に落ちる。結婚し、彼の後妻としてマンダレーにある屋敷へやって来ると、そこは今も前妻レベッカの見えない影が支配しているのだった…。
ヒッチコックの渡米第一作となったロマンチック・サスペンス。
冒頭からラブロマンス調のストーリーでちょっと意表をつかれたけど、そこはヒッチコック、やはり単なるラブストーリーには終わりませんでした。マキシムには、やはり口外できない秘密があったのです。
ことある毎に「前妻の存在感」に怯え、一般市民とは違いすぎる富豪の生活に萎縮するヒロインをジョーン・フォンテインが熱演。そのあまりに気の毒な様子は『ガス燈』のイングリッド・バーグマンのよう。
他の登場人物では、家政婦長のダンバース夫人が不気味。若い後妻と前妻に仕えた古参給仕の関係は、まるで嫁と姑のそれ。この二人の関係が、作品中の大きなキーとなっていきます。
仮装舞踏会の開かれる中盤からドラマは急展開。そこから最後までは息をもつかせぬ展開の連続でした。
アカデミー作品賞を受賞してるだけに優れた作品ですが、実は製作サイドから撮影・編集に関してかなりの強制的な修正があったとのこと。渡米したばかりのヒッチコックだけに、何もかも思い通りにはならなかった頃の話。結果的に、これがヒッチコックにとっては最初で最後の作品賞受賞となり、本人は納得のいかない作品だったようです。
130分/★★★★
(2003年9月10日)
第13回アカデミー賞(1940年) 作品賞、撮影賞(白黒)

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レ・ミゼラブル
Les Miserables
1998年アメリカ/文芸ドラマ

<監督>
ビレ・アウグスト
<原作>
ヴィクトル・ユーゴー
<脚本>
ラファエル・イグレシアス
<出演>
リーアム・ニーソン
ジェフリー・ラッシュ
ユマ・サーマン
クレア・デーンズ
ハンス・マシソン
リーネ・ブリュノルフソン
ピーター・ヴォーン
<ストーリー&コメント>
1812年、フランス。パンを盗んだ罪で19年間服役していたジャン・バルジャンは、仮釈放の身で逃亡する。その途中に出会った司教の慈悲で改心した彼は、過去を葬り、9年後にはヴィゴーの工場主兼市長として人々に慕われるようになっていた。だが、その彼の前に監獄時代の官吏、ジャベールが新任の警察署長として赴任してくるのだった…。
ヴィクトル・ユーゴーの名作古典を現代的な解釈で映画化。
僕は原作を読んだ事がないんだけど、数十年にわたる大河ドラマを133分に凝縮した本作は、魅力的な脇役やエピソードが削られていることで、原作を読んだ人にとっては物足りなく思えてしまうようです。でも『項羽と劉邦』なんかもそうだけど、とても映画にはできない分量を映像化するには、ある程度主要な人物にスポットを絞ったほうが物語の大筋としてはまとまるのかもしれません。そうしないと、ただ間延びした長尺のドラマになってしまう危険もあるし。その点、ジャン・バルジャンとジャベールを中心に構成されたこの作品は成功していると思えます。
映像やドラマの背景自体はとても素晴らしいものなので、この長編に興味を抱くきっかけのひとつとしてはいいんじゃないかと。いつか原作も読んでみたいと思ったし。
キャストでは、主演の二人が好演。特に、憎々しい敵役のジェフリー・ラッシュ。悪役のオーラが滲み出ていて、とてもよかったです。リーアム・ニーソンは相変わらずの渋い演技がよかったけど、何十年も年をとるにしてはあまり見た目が変わらなかったのが残念。その点は『マイケル・コリンズ』もそうだったけどね。
133分/★★★★
(2003年11月7日)

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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
LEMONY SNICKET'S A SERIES OF UNFORTUNATE EVENTS
2004年アメリカ/ファンタジー

<監督>
ブラッド・シルバーリング
<原作>
レモニー・スニケット
<脚本>
ロバート・ゴードン
<出演>
ジム・キャリー
メリル・ストリープ
エミリー・ブラウニング
リーアム・エイケン
カラ・ホフマン
シェルビー・ホフマン
ティモシー・スポール
ビリー・コノリー
ジュード・ロウ(声優)
<ストーリー&コメント>
裕福な両親に愛され、何不自由ない生活を送っていた、ボードレール家の3姉弟妹、ヴァイオレット、クラウス、サニー。ところがある日、自宅が火事で全焼して両親は死に、彼らは孤児となってしまう。両親からの巨額な遺産は、ヴァイオレットが成長するまで使えず、身近に頼るものもない3人は、遠縁にあたるオラフ伯爵のもとに引き取られることとなる。けれども3人はすぐさま、強欲な悪人であるオラフ伯爵が、彼らの遺産を付け狙っていることに気づく。3人の後見人として正式な手続きをすませるやいなや、伯爵は、3人の命を亡きものにしようとあの手この手で暗殺計画を企て…。
「あまりにも可哀相で読むのを止められない」と評判を呼び、世界中でベストセラーを記録した小説を映画化した話題の娯楽ファンタジーコメディ。
なかなか面白かったです(★4ツは甘いかもしれないけど)。子どもたちがよく頑張っていて、タイトルほど「ものすごく不幸」ではないです。対象は子供向けだと思うんだけど、子役たちも可憐だし、ジム・キャリー、メリル・ストリープら豪華共演陣の怪演も楽しい。ちょっと怪しげな世界観を表現したセットも楽しい。特に面白かったのが、中盤の、崖から崩れる家。あれは『チャップリンの黄金狂時代』から着想を得ているのかな?オチがちょっとイマイチだったけど、充分楽しめる作品でした。
ヴァイオレット役のエミリー・ブラウニングがすごくかわいいです。勢いで人名別リストを作ろうと(笑)したんだけど…あれ?そうでもない…。他の写真見ると、あんまりかわいくない。何故?メイクアップ賞のオスカーはエミリーの化けっぷりに贈られたものなのか?(笑)『ゴーストシップ』にも出てたみたいだけど、印象ないしなぁ。
チョイ役でダスティン・ホフマンが出演。ノークレジットだけど、誰がどう見ても彼な存在感(笑)
109分/★★★★
(2007年4月22日)
第77回アカデミー賞(2004年) メイクアップ賞

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恋愛小説家
AS GOOD AS IT GETS
1997年アメリカ/ラブストーリー

<監督>
ジェームズ・L・ブルックス
<出演>
ジャック・ニコルソン
ヘレン・ハント
キューバ・グッディングJr.
スキート・ウーリッチ
グレッグ・キニア
<ストーリー&コメント>
甘い恋愛小説で暮らしを立てているくせに、極めつけの毒舌家で異常なほどの潔癖症。誰もが認める変人男のメルビンが、なんと子持ちウェイトレスのキャロルに恋をした。想いは募る一方なのに、口を開けば暴言ばかり。果たして偏屈の恋愛小説家にハッピーエンドが来る日はあるか?
最高に楽しかった。ジャック・ニコルソンの演技が最高!
138分/★★★★★
(2000年4月24日)
第70回アカデミー賞(1997年) 主演男優賞、主演女優賞

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恋愛の法則
BODIES, REST & MOTION
1993年アメリカ/ラブストーリー

<監督>
マイケル・ステインバーグ
<出演>
ブリジット・フォンダ
エリック・ストルツ
ティム・ロス
フィービー・ケイツ
ピーター・フォンダ
<ストーリー&コメント>
アリゾナの小さな町。人生に漠然とした不安を抱く三角関係の若い男女。そこに1人の青年が加わったことで彼らの関係が動き始める。
週末の48時間に変化する恋愛模様をユーモラスなタッチで描く。
いまいち。盛り上がりに欠ける。
95分/★★☆☆☆