| ミクロキッズ | |
| HONEY, I SHRUNK THE KIDS | |
| 1989年アメリカ/SFコメディー <監督> ジョー・ジョンストン <脚本> エド・ナーハ トム・シュルマン <出演> リック・モラニス マット・フリューワー マーシャ・ストラスマン クリスティーン・サザーランド トーマス・ウィルソン・ブラウン ジャレッド・ラシュトン エミー・オニール ロバート・オリヴェリ |
<ストーリー&コメント> 自宅の研究室で電磁物体縮小装置を開発している、冴えない科学者のサリンスキー。彼の留守中、偶然部屋にやって来た4人の子供が、装置の誤作動で放たれた光線によって約6ミリのサイズに縮められてしまう。誰にも気付かれないまま、ゴミと一緒に裏庭へ捨てられてしまった子供たちの運命は…。 ミクロサイズになってしまった子供たちが裏庭で繰り広げる大冒険を描いた、ディズニー製作の傑作SFファンタジー・アドベンンチャー。 小さい頃に観たけど、うろ覚えだったので再観。今観ても全く衰えない傑作だと思います。とにかく、随所に笑える要素がいっぱい。仲の悪いお隣同士という設定も絶妙に生きてるし、何もかもミクロの世界では庭の雑草がジャングルになり、ハチやアリ、サソリ(なぜ庭にサソリが?)が巨大な怪物になったり。父親役のリック・モラリスも好演。研究にかかりっきりでダメな父親役で、宙ぶらりんで子供探しをする場面なども面白い。当時としては画期的だったろう大仕掛なSFX(ハチ、アリ、サソリ等は人形アニメーション・シーンらしい)も秀逸で、CG全盛の今観ても面白い。家族みんなで笑って楽しめる傑作です。 ちなみに原題は「ハニー、子供たちを縮めちゃったよ!」という意味。邦題はなかなかのセンスです。 『ツイン・ピークス』で警察署の受け付けをしていたルーシー役のキミー・ロバートソンをチョイ役で発見!なんだか懐かしかった。 |
| 93分/★★★☆☆ (2004年4月12日) |
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| 見知らぬ乗客 | |
| STRANGERS ON A TRAIN | |
| 1951年アメリカ/サスペンス <監督> アルフレッド・ヒッチコック <出演> ファーリー・グレンジャー ロバート・ウォーカー ルース・ローマン レオ・G・キャロル パトリシア・ヒッチコック ケイシー・ロジャース |
<ストーリー&コメント> テニス選手のガイは、ワシントンから乗り込んだ列車の中で見知らぬ男ブルーノと同席する。ブルーノはガイが離婚問題で悩んでいることを知っており、交換殺人を持ちかけられる。妻ミリアムに嫌気がさし、上院議員の娘アンと結婚したがっていたガイだったが、その話は聞き流す。ところがブルーノは勝手に計画を実行し、ミリアムを殺してしまう。交換条件として「私の父を殺せ」とブルーノはガイに迫るのだが…。 『太陽がいっぱい』の原作者パトリシア・ハイスミスのミステリーを、ハードボイルド作家レイモンド・チャンドラーが脚色、サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックが監督した。 あまり怖くなかった。ストーカーまがいのロバート・ウォーカーはちょっと不気味だったけど。この時代のサスペンスを見ていていつも思うんだけど、この時代に指紋判別の概念はないのかな?この作品ではライターが重要な鍵を握るんだけど、いろんな人間がベタベタさわってるし。現代的にみるとツメが甘いなぁと思えてしまうんですよねぇ。 |
| 102分/★★★☆☆ (2002年10月24日) |
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| ミスタア・ロバーツ | |
| MISTER ROBERTS | |
| 1955年アメリカ/コメディ <監督> ジョン・フォード マーヴィン・ルロイ <脚本> ジョシュア・ローガン フランク・ニュージェント <出演> ヘンリー・フォンダ ジェームズ・キャグニー ウィリアム・パウエル ジャック・レモン ベッツィ・パルマー ウォード・ボンド |
<ストーリー&コメント> 第二次世界大戦末期、アメリカ海軍の輸送船・通称“バケツ号”は、激戦地を遠くはなれた南太平洋の小島に停泊していた。甲板士官のロバーツ大尉は、横暴な艦長と乗組員の間のパイプ役を懸命に務め、乗組員から厚い信頼を得ていた。そんなある日、上陸許可を求める乗組員の怨嗟の声はついに頂点に達してしまう…。 輸送船に乗り込んだ船員の生活をコミカルに描くコメディ。ブロードウェイの大ヒット舞台劇を一流スタッフ&キャストで映画化。 主役はもちろんミスター・ロバーツことヘンリー・フォンダなのだが、真面目な下士官という役柄がコメディの中では浮いているせいか、どうしても脇役のはずのジャック・レモンの方が目立つ。こっそり上陸して看護婦に声をかけたり、階段は滑り降りるし、しまいには爆竹を密造して泡まみれになったり。やることなすこと、話すこと、全てがコミカル。オスカーに輝いたのも納得の、抜群の存在感です。 最後にちょっとしたドラマがあるけど、作品の内容自体はあまり大した事はないので、この作品はこれからも名優ジャック・レモンの出世作として語り継がれていくことでしょう。 |
| 123分/★★★☆☆ (2003年10月7日) |
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| 第28回アカデミー賞(1955年) 助演男優賞 | |
| ミスティック・リバー | |
| MYSTIC RIVER | |
| 2003年アメリカ/サスペンス <製作・監督> クリント・イーストウッド <脚本> ブライアン・ヘルゲランド <出演> ショーン・ペン ティム・ロビンス ケビン・ベーコン ローレンス・フィッシュバーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローラ・リニー エミー・ロッサム |
<ストーリー&コメント> ジミー、デーヴ、ショーンは、同じボストンの下町で生まれ育った幼馴染み。いつものように路上で遊んでいた彼らは、警官を装った2人組の男に呼び止められ、デーヴだけが車で彼らに連れ去られてしまう。実は児童虐待犯であった彼らに4日間誘拐・監禁され、それ以来すっかり彼の人生は軌道が狂い、仲良し3人組の絆もバラバラになってしまう。それから25年後。ジミーの最愛の19歳の娘が惨殺死体となって発見され、今では刑事となっているショーンが事件の捜査を開始。ジミーは犯人への激しい憎悪をむき出しにして荒れ狂うが、やがて捜査線上に浮かび上がってきた容疑者はデイブだった…。 事件は意外な形で収束していくんだけど、むしろそれは本筋ではないんだね。とにかく、豪華演技派俳優たちの演技に括目。主演格の3人だけでなく、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニーといった演技派が脇を支えています。ただ、物語、演技ともに重厚すぎるため、重くなりすぎるきらいはあるかもしれないけど。 それにしても、クリント・イーストウッド監督の作品はどれも演出が丁寧だね。派手さはなく、じっくりと腰を据えて観る作品を作るように意識しているんだろうね。 |
| 138分/★★★★☆ (2005年6月5日) |
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| 第76回アカデミー賞(2003年) 主演男優賞、助演男優賞 | |
| ミステリー・デイト | |
| MYSTERY DATE | |
| 1991年アメリカ/ラブコメディ <監督> ジョナサン・ワックス <出演> イーサン・ホーク テリー・ポロ ブライアン・マクナマラ フィッシャー・スティーブンス B.D.ウォン |
<ストーリー&コメント> 大学進学が決まったトムは気弱な若者。辻向かいに住む美少女に夢中なのに声もかけられないでいた。両親が旅行に出かけたのと入れ違いに帰って来た兄クレイグは、そんな弟を見かねて手助けをする。兄の入れ知恵で変身したトムに、最初は警戒していたジーナも次第に気を許し、ふたりはデートに出かける。だが、クレイグの車を借りたことをきっかけに彼らは思わぬ災難に巻き込まれてしまう…。 とんだ災難に巻き込まれてしまうデート、という設定は『ブラインド・デート』と同じ。ただ、こちらのイーサン・ホークはブルース・ウィリスほどコメディ上手ではないし、謎の事件に巻き込まれてしまうサスペンス色を加えたのが余計に失敗している感じ。事件そのものよりも花屋の兄ちゃんの方が面白かったし。まだ21歳のイーサン・ホーク、若いです。 |
| 99分/★★★☆☆ (2002年11月23日) |
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| ミス・ポター | |
| MISS POTTER | |
| 2006年アメリカ/伝記ドラマ <監督> クリス・ヌーナン <脚本> リチャード・モルトビー・ジュニア <製作総指揮・出演> レネー・ゼルウィガー <出演> ユアン・マクレガー エミリー・ワトソン ビル・パターソン バーバラ・フリン マッティエロック・ギブス |
<ストーリー&コメント> 1902年のロンドン。世の中には、まだヴィクトリア王朝時代の封建的な風潮が残り、上流階級の女性が仕事を持つなど考えられなかった。そんな中、裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクス・ポターは、自ら描いた動物たちを子供向けの絵本として出版する。“ピーターラビットのおはなし”はたちまちベストセラーとなり、シリーズ化される。また一方、出版社の編集者ノーマンと次第に惹かれ合い、恋に落ちるビアトリクスだが…。 今もなお世界中で愛されているキャラクター、ピーター・ラビットを生んだ女流作家ビアトリクス・ポターの半生を綴る伝記ドラマ。 僕も当然ピーター・ラビットぐらいは知っているけど、その誕生秘話までは知らなかったので、なかなか興味深いドラマでした。物語の序盤は、夢だった出版をかなえるまで、中盤はノーマンとの恋、そして終盤は悲しい別れとの後の彼女の生き様について。すごくしっとりとした静かなドラマだけど、確かな芯を持って生きたビアトリクスという女性をレネー・ゼルウィガーが好演していました。この時代のイギリスの上流階級の暮らしも描かれていて面白いです。 それにしても、ノーマンの舞台からの降板はあまりにも突然すぎて、何かの陰謀かと思ってしまいました。でもこのあたり、史実なんですね。悲しいけど、真実はドラマより奇なり、かな。 |
| 93分/★★★☆☆ (2014年9月6日) |
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| ミセス・ラスベガスの幸せになれる方法 | |
| SPARKLER | |
| 1998年アメリカ/コメディードラマ <監督> ダレン・スタイン <出演> パーク・オーバーオール ドン・ハーヴェイ ベロニカ・カートライト ジェイミー・ケネディ スティーブン・ペトラルカ フレディ・プリンゼJr. サンディ・マーティン |
<ストーリー&コメント> しがないトラック運転者の妻メルバは、横暴な亭主とトレーラー住まいに嫌気がさしていた。そんなある日、幸せになるためには“三人の王”を捜すよう占い師に言われる。偶然ラスベガスヘと向かうトレント、ブラッド、ジョエルの三人と出会った彼女は、彼らこそ“三人の王”だと思い込み、彼らについて行くことにした。ラスベガスに着いたメルバは、旧友のドティーと再会するが…。 最初から最後まで「二流感」に溢れてます(笑) いちばん驚きなのはこれが1998年の作品だということ。まるで1980年代のような古臭い映像にビックリ! |
| 91分/★★☆☆☆ (2002年2月8日) |
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| 魅せられて | |
| STEALING BEAUTY | |
| 1996年アメリカ、イギリス、イタリア、フランス/青春ドラマ <原案・監督> ベルナルド・ベルトルッチ <脚本> スーザン・ミノー <出演> リヴ・タイラー ジェレミー・アイアンズ シニード・キューザック カルロ・チェッキ ジャン・マレー ドナル・マッキャン ステファニア・サンドレッリ レイチェル・ワイズ D・W・モフェット ジョセフ・ファインズ |
<ストーリー&コメント> アメリカに住む19歳のルーシーは、自殺した母親の遺した一編の詩を手がかりに、自分の実の父親を探すべく4年ぶりにイタリアを訪れる。母の旧友で彫刻家のイアン家を訪れたルーシーの無垢な美しさは、バカンスでそこに滞在していた男性たちをたちまち魅了する。白血病で余命わずかな作家アレックスもその一人だった…。 イタリアのトスカーナ地方を舞台に、一人の少女のひと夏の成長を官能的に、かつ詩情豊かな映像美で描く青春物語。 僕にとって、映画の中のフランス人やイタリア人のイメージって大雑把に言うと「二人がここで出会ったのは運命なんだ。だから二人が愛し合わないのはおかしい」とか言って常に女を口説いているような男ばかり。だから、食事や呼吸すること以上に、四六時中愛を語ってるようなフランス映画は好きになれない。この作品がまさにそんなイメージ通りの西欧映画。19歳のリヴ・タイラーの色香に惑わされた男たちが、妄想で作り上げたような作品に思える。『ジュエルに気をつけろ!』なんかもそうだけどね。物語とかテーマとか、途中でどうでもよくなっちゃうもんなぁ。付けたしだけど、イタリアのトスカーナ地方の景色は美しいです。 それにしても、レイチェル・ワイズがかなり大胆な役で出ているのには驚いた。思わず巻き戻して観直しちゃいました。 |
| 118分/★★☆☆☆ (2004年6月20日) |
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| 道 | |
| LA STRADA | |
| 1954年イタリア/ドラマ <監督・脚本> フェデリコ・フェリーニ <脚本> トゥリオ・ピネッリ エンニオ・フライアーノ <出演> アンソニー・クイン ジュリエッタ・マシーナ リチャード・ベイスハート アルド・シルヴァーニ マルセーラ・ロヴェーレ |
<ストーリー&コメント> 街から街へと旅を続ける、力自慢の大道芸人・ザンパノ。彼が新しく買った道連れの女・ジェルソミーナは無垢な心の持ち主だった。男の粗暴な振る舞いにも逆らわず、彼女は献身的に仕え、懸命に芸を覚えていった。やがて二人の旅も終わりを告げ、ザンパノは、ある町で彼女の口ずさんでいた歌を耳にするのだった… 大道芸人のわびしい浮草生活を描く。 終盤の展開は秀逸だし、なかなかのドラマだとは思うけど…如何せん、それと面白さのバロメーターは別物。同時代のイタリア作品としては『自転車泥棒』の方が面白い。 |
| 115分/★★★☆☆ (2005年3月27日) |
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| 第29回アカデミー賞(1956年) 外国語映画賞 | |
| 未知との遭遇[ファイナル・カット版] | |
| CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND | |
| 1980年アメリカ/SFファンタジー <監督・脚本> スティーブン・スピルバーグ <出演> リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー テリー・ガー メリンダ・ディロン ボブ・バラバン ジャスティン・ドレイファス ランス・ヘンリクセン |
<ストーリー&コメント> 第2次世界大戦以来消息を絶っていた戦闘機が、メキシコの砂漠で思いがけず発見され、その後も世界各地で不思議な出来事が相次ぐ。アメリカのインディアナ州に住む電気技師のロイは、偶然UFOを目撃して以来、奇妙な幻想に取り憑かれるようになり、やがて何かに引き寄せられるようにして、ワイオミングにある謎の山のふもとへ辿り着く。異星人研究の第一人者ラコーム博士が不思議な5音階の旋律を奏でて、異星人との交信を試みる中、やがて巨大なマザーシップが天空から降り立ってきて…。 ※オリジナル劇場版は1977年。 スピルバーグが、人類と異星人との“第三種接近遭遇”を壮大なスケールで描いて、1975年の『ジョーズ』に続いて大ヒットを記録。同じ1977年に発表されたジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』と共に、ハリウッドの新時代の到来を一躍世界中の映画ファンに力強くアピールしたSFファンタジー大作。 ボチボチ…かな。まず、序盤からいきなりUFOが出てくるのに驚いた。でも終盤までは、かなり人間くさいドラマ。かと思えば、最後はぶっ飛んだファンタジー。あの赤い服の集団は、宇宙との交換留学生か何か?けっこうドタバタと話が展開するわりには、アッサリとしたテイストの結末で…。正直、あまりよくわからない物語でした。 |
| 138分/★★★☆☆ (2007年5月30日) |
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| 第50回アカデミー賞(1977年) 撮影賞、特別業績賞 | |
| ミッション・インポッシブル | |
| MISSION : IMPOSSIBLE | |
| 1996年アメリカ/スパイアクション <監督> ブライアン・デ・パルマ <脚本> デビッド・コープ ロバート・タウン <出演> トム・クルーズ ジョン・ボイト エマニュエル・ベアール ヘンリー・チェルニー ジャン・レノ ビング・レイムズ エミリオ・エステベス |
<ストーリー&コメント> 実行不可能な任務に挑むアメリカのスパイ部隊IMF。今回の任務は、東欧へ派遣されているCIA諜報員を記したNOCリストを奪回すること。リーダーであるジム・フェルプスの指示で、イーサン・ハントらスパイチームが任務にあたるが、任務は失敗。さらにイーサンはIMF本部から裏切りの容疑をかけられてしまう。イーサンは濡れ衣を晴らそうと、敏腕の仲間を集めるのだった…。 豪華キャストの集結したアクション娯楽作。スパイ物的な要素はちょっと薄いけど、端末室に吊るされて侵入したり、トンネルの中で迫るヘリコプターなどアクションは圧巻です。 実は続編の『M:I-2/ミッション・インポッシブル2』をすでに観ていたんだけど…こちらの方が面白いね。続編は単なるアクション物だったけど、こちらの方はストーリーにひねりが効いているし、変装のSFXもすごいし、小道具も色々登場してちゃんとスパイ物な感じがする。 そして何より、耳について離れないテーマ曲。トム・クルーズのファンならずとも、一見の価値はあると思います。 |
| 110分/★★★★☆ (2002年9月30日) |
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| M:I-2/ミッション・インポッシブル2 | |
| MISSION : IMPOSSIBLE II | |
| 2000年アメリカ/スパイアクション <監督> ジョン・ウー <出演> トム・クルーズ ダグレー・スコット サンディ・ニュートン ヴィング・レイムズ リチャード・ロクスバーグ ジョン・ポルソン ブレンダン・グリーソン |
<ストーリー&コメント> 休暇中のイーサン・ハントに下された新たな任務。それは、元同僚ショーンらが盗んだ殺人ウイルス「キメラ」を奪還することだった。イーサンは本部の指令でショーンの元恋人の女泥棒ナイアと接触するが、ふたりはたちまち恋に落ちてしまう…。 …かなり期待して観ただけに、期待外れだったかな。いちばん面白かったのは冒頭のロック・クライミングシーン。「そんなバカな!」と思いきりつっこんでましたが(笑) あまりにも無敵すぎるヒーロー、作品のほとんどを占めるアクション・シーン。単純にスカッとしたい人向けかも。 |
| 123分/★★☆☆☆ (2002年3月24日) |
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| ミッション・トゥ・マーズ | |
| MISSION TO MARS | |
| 2000年アメリカ/SFファンタジー <監督> ブライアン・デ・パルマ <脚本> ジム・トーマス グレアム・ヨスト ジョン・C・トーマス <出演> ゲイリー・シニーズ ティム・ロビンス ドン・チードル コニー・ニールセン ジェリー・オコネル キム・デラニー |
<ストーリー&コメント> 2020年、人類初の有人火星探査計画が行われる。宇宙船マーズ1号の4人の隊員が火星に着陸を果たすが、謎の物体を調査中、突如何かが隊員たちを襲い3人が死亡。残る1人のルークも地球への通信途中に消息を絶った。マーズ2号は救出ミッションのため火星へと旅立つのだが…。 ブライアン・デ・パルマ監督が『ミッション・インポッシブル2』製作の依頼を蹴り、NASA全面協力で描いたSF作品。 なんでだろうなぁ…かなり力が入ってるんだろうけど、なんか面白くない。最後の方なんて変な意味での驚きの連続で。「おいおい、それでいいのかよ!」ってつっこんでしまった。 SFモノとしては、ゲイリー・シニーズも出演している『アポロ13』の方が絶対に面白いです。 |
| 113分/★★☆☆☆ (2002年3月23日) |
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| ミート・ザ・ペアレンツ | |
| MEET THE PARENTS | |
| 2000年アメリカ/ラブコメディ <製作・監督> ジェイ・ローチ <脚本> グレグ・グリエナ メアリー・ルース・クラーク <製作・出演> ロバート・デ・ニーロ <出演> ベン・スティラー テリー・ポロ ブリス・ダナー ニコール・デハフ ジョン・アブラハムズ オーウェン・ウィルソン ジェームズ・レブホーン トーマス・マッカーシー フィリス・ジョージ |
<ストーリー&コメント> シカゴで看護士をしているグレッグは、恋人のパムにプロポーズする直前、彼女の家ではまず父親の許しを得なければならないことを知る。そんな折、彼女の妹が結婚することになり、グレッグもパムと一緒に彼女の実家へ。パムの父ジャックは、元CIAで心理尋問官を務めていたキレ者。そんな父親になんとか気に入られようとするグレッグだが、彼の行動はことごとく裏目に出てジャックの気に障ってしまう…。 最高に笑えるコメディでした。とにかく、何もかも裏目。恋人の父親に気に入られたいと思うあまり、ことごとく空回りしてしまうんですよね。しかも、相手は元凄腕のスパイ。嘘発見器まで備えていれば、そりゃ逃げ出したくもなるってもんです。シャンパンの場面と、火事の場面は特に大爆笑でした。とにかく哀れな男を、『メリーに首ったけ』のベン・ステイラーが熱演。恋人のパム役には『ミステリー・デイト』のテリー・ポロ。頑固親父が主役なので出番は少ないけど、なかなか魅力的な女優さんです。他には、グレッグ以上に哀れな友人役のオーウェン・ウィルソンも好演だったね。全体的に、キャスティングが絶妙に成功しているのが面白さの秘訣なんでしょうね。 2004年に、同じキャストで続編『Meet the Fockers(原題)』の製作が予定されているんですが、どうやら今度はグレッグの両親に会いに行くという話らしい。そのグレッグの父親にはダスティン・ホフマン。デ・ニーロとの共演で話題になること間違いナシという感じです。 |
| 108分/★★★★☆ (2004年4月17日) |
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| ミニミニ大作戦 | |
| THE ITALIAN JOB | |
| 2003年アメリカ/クライムアクション <監督> F・ゲーリー・グレイ <脚本> ドナ・パワーズ ウェイン・パワーズ <出演> マーク・ウォールバーグ シャーリズ・セロン ドナルド・サザーランド ジェーソン・ステーサム セス・グリーン モス・デフ エドワード・ノートン |
<ストーリー&コメント> 天才的な知性を持つ窃盗のプロ、チャーリーの率いるチームは、50億円相当の金塊を強奪することに成功する。だが、仲間の一人スティーヴが裏切り、金塊のみならずチャーリーが父のように慕っていた金庫破りの天才ジョンの命まで奪われてしまう。1年後、再結集したチャーリーたちは、ジョンの娘ステラを新たな仲間に加え、スティーヴに奪われた金塊の奪還を計画するのだが…。 犯罪のスペシャリストたちが金塊を巡って激しいカーチェイスを繰り広げる1969年製作の同名作品を、『交渉人』のF・ゲーリー・グレイ監督がリメイクしたクライム・アクション。 なかなか面白かった。オリジナル作品ではローバー・ミニが走り回るのはトリノの街らしいけど、今作の舞台はベニスとロサンゼルス。新型ミニ・クーパーが見せる縦横無尽な激走は圧巻でした。 犯罪のスペシャリストたちが集う作品としては2001年の『オーシャンズ11』が思い浮かぶけど、キャストのギャラは別として、作品的にはこちらの方が面白かったです。 |
| 110分/★★★☆☆ (2005年2月4日) |
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| 身代金 | |
| RANSOM | |
| 1996年アメリカ/サスペンス <監督> ロン・ハワード <脚本> リチャード・プライス <出演> メル・ギブソン レネ・ルッソ ブローリー・ノルティ ゲイリー・シニーズ デルロイ・リンド リリ・テイラー |
<ストーリー&コメント> 新参航空会社のオーナー、トムは一代で財を成し、美しい妻と聡明な息子に囲まれ、幸せに暮らしていた。そんなある日、一人息子が誘拐されてしまう。FBIに助けを求めた夫婦だったが、その捜査に不満を抱き、トムは事件を自力で解決しようとする。姿なき犯人の度重なる脅迫に業を煮やした彼は、犯人を捕まえるために驚くべき提案をする…。 かつての誘拐モノにはない斬新なアイデアが面白かったです。ただ、犯人の動機がいまいち弱いのと、不必要な伏線が幾つかみられる点が残念。アイデアは面白いだけに、もうワンパンチあれば最高な作品になれたかも。 メル・ギブソンが父親役を熱演。対する犯人役を演じるのは、ゲイリー・シニーズ。シブイながらも重要な役柄の多い彼ですが、けっこう好きな俳優さんの一人です。あと、『ホーンティング』にも出ていたリリ・テイラーだけど…あの笑顔の裏に、何か狂気が隠れていそうでなんかちょっとコワイです。 |
| 117分/★★★★☆ (2002年9月2日) |
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| 耳に残るは君の歌声 | |
| THE MAN WHO CRIED | |
| 2000年イギリス、フランス/ドラマ <監督・脚本> サリー・ポッター <出演> クリスティナ・リッチ ケイト・ブランシェット ジョン・タトゥーロ ジョニー・デップ ハリー・ディーン・スタントン オレグ・ヤンコフスキー クローディア・ランダー=デューク |
<ストーリー&コメント> 1927年のロシア。少女フィゲレは貧しい村で父や祖母と暮らしていたが、村にユダヤ人迫害の危機が迫り、父娘の運命は無情にも引き裂かれてしまう。戦火の荒波を逃れたフィゲレは、イギリスの平和な家庭に引き取られ、スーザンと名付けられて新たな生活を送り始める。10年後、成長した彼女はコーラス・ガールとしてパリで働き出し、父を探す旅に出ることを決意するのだが…。 少女が父の歌声だけを頼りに旅をする『母をたずねて三千里』みたいな作品かと思ったら、だいぶテイストが違っていました。フィゲレ(スージー)だけが主人公ではなく、スージー同様故郷を遠く離れたロシア人のローラ、イタリア人オペラ歌手のダンテ、ジプシーのチェーザーと、第二次大戦下でそれぞれに生きている四者四様の姿を描いたものでした。中盤あたりのスージーは恋に夢中になって、父親探しなんて忘れてしまったのかと思うほど。ただ、全体的な雰囲気がとても好きです。戦時下にあり、どこか物悲しく、薄暗い雰囲気。そして、哀しげな歌声…。相手に直接感情を伝えるような台詞は少ないけど、女性監督ならではの情感溢れる描写がとてもいい感じでした。 幼少のフィゲレを演じたクローディア・ランダー=デュークは、出番は短いけど好演。『アイ・アム・サム』のダコタ・ファニングか、『ポネット』のヴィクトワール・ティヴィソルか…という感じでした。 |
| 97分/★★★★☆ (2003年9月18日) |
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| ミュージック・オブ・ハート | |
| MUSIC OF THE HEART | |
| 1999年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ウェス・クレイヴン <出演> メリル・ストリープ アンジェラ・バセット グロリア・エステファン アイダン・クイン ジェイン・リーヴス アイザック・スターン イツァーク・パールマン アーノルド・スタインハート マーク・オコーナー |
<ストーリー&コメント> 夫に去られ、意気消沈気味の2児の母ロベルタは、かつての同級生ブライアンの口添えでニューヨーク・ハーレムの小学校で、貧しい家庭の子供たちを相手にバイオリンを教える授業を開始。音楽教育に賭ける彼女の情熱で、次第に彼女のクラスは高い評判を勝ち得るようになる。それから10年後。市の教育委員会の予算削減のため、ロベルタのクラスは不意に存続の危機に見舞われる…。 実話に基づく話って、2種類だと思うんですよね。実話を元に、うまく映画化されているもの、実話を描こうとするあまり、枠を出ることが出来ずに終わってしまうもの。この作品は、僕にとっては後者でした。ストーリーがあまりによも耽々としすぎていて。序盤〜中盤のブライアンとのロマンス、教え子の突然の死。これらのエピソードは省いてしまってもいいんじゃないかとすら思えます。 物語の転換は、ようやく終盤、残り30分になってから。教室存続の危機、救済コンサートの準備。たしかにコンサートの場面は感動的ですが、そこまでの流れがあまりにも急で感情移入できません。 アカデミー賞にノミネートされたメリル・ストリープのせっかくの演技も、展開の仕方ひとつで虚しいものに思えてしまいました。 |
| 123分/★★☆☆☆ (2002年2月14日) |
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| ミリオンダラー・ベイビー | |
| MILLION DOLLAR BABY | |
| 2004年アメリカ/ドラマ <製作・監督・出演> クリント・イーストウッド <脚本> ポール・ハギス <出演> ヒラリー・スワンク モーガン・フリーマン ジェイ・バルチェル マイク・コルター ルチア・リッカー ブライアン・F・オバーン アンソニー・マッキー マーゴ・マーティンデール |
<ストーリー&コメント> 小さなボクシング・ジムを営む、老トレーナーのフランキー。一流の腕は持っているものの、何よりも選手生命を重んじる彼のポリシーのため、リスクを冒してでも成功を得たいと望むボクサーは、次々と彼の元を去ってしまう。そんなある日、マギーと名乗る女性が、フランキーに弟子入りを志願。女性ボクサーはお断り、と最初はすげなかった彼も、彼女の熱意に負けて次第に彼女の指導に熱が入るようになり、マギーは快進撃を続けていよいよタイトル・マッチに臨むのだが…。 女性ボクサーと老トレーナーとの、実の父娘よりも強く尊い心の絆を厳粛に描き、第77回アカデミー賞で主要4部門を制した。 前作の『ミスティック・リバー』と同じく、とても重厚なドラマでした。ボクシングものなのでもっとフレッシュな感じなのかと思いきや、そこはやっぱり実力派の老優二人が主演だからなのかな。ボクサー役のヒラリー・スワンクもすごい熱演でした。ただ、終盤の展開はちょっと意外…。単なるボクシングもの、スポーツものとして終わらせないところがクリント・イーストウッドならではなのかなぁ。ちょっとやりきれないというか、なんというか…あまり後味のいい作品ではないかも。 |
| 133分/★★★☆☆ (2006年5月29日) |
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| 第77回アカデミー賞(2004年) 作品賞、主演女優賞、助演男優賞、監督賞 | |