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ナイアガラ
NIAGARA
1953年アメリカ/サスペンス

<監督>
ヘンリー・ハサウェイ
<出演>
マリリン・モンロー
ジョゼフ・コットン
ジーン・ピータース
マックス・ショーウォルター
ドン・ウィルソン
デニス・オデア
リチャード・アラン
<ストーリー&コメント>
ナイアガラの滝を優雅に観賞できるレインボーキャビンに、延期になっていた新婚旅行を楽しむ為にレイとポリーのカトラー夫妻が訪れる。彼らは先に滞在していたルーミス夫妻と知り合うが、二人には何やらただならぬ事情があるようだった…。ナイアガラの滝の美しい景観を舞台におこる殺人事件と、それに巻き込まれる若い夫婦を描くサスペンス。
『七年目の浮気』のマリリン・モンローが初めて本格的な主演を務めた記念すべき作品。また、彼女はこの映画で“モンロー・ウォーク”を披露、一大センセーションを巻き起こした。
主演はマリリン・モンローだけど、主役はどちらかといえばポリーを演じたジーン・ピータース。ストーリー的にも大きな謎があるわけではないし、淡々と進んでいくんだけど…注目はやはりマリリン・モンロー。彼女の出演作を観るのは、もしかしたらこれが初めてかもしれない。当時、世界をとりこにした美貌…頷ける気がします。本当に、綺麗な人だよね。他の出演作も観てみたくなりました。
89分/★★★☆☆
(2002年7月29日)

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ナイトウォッチ
NIGHTWATCH
1998年アメリカ/ホラー

<監督>
オーレ・ボールネダル
<出演>
ユアン・マクレガー
パトリシア・アークエット
ジョシュ・ブローリン
ニック・ノルティ
<ストーリー&コメント>
ロサンゼルスで、娼婦が皮をはがれ、眼をえぐられて殺される事件が続発。大学院生のマーティンは恋人の反対を押し切って死体置き場の夜警(ナイトウォッチ)のバイトを始めた。死体に囲まれた不気味な職場にもやっと慣れてきた頃、屍姦された美女が発見され、マーティンは連続殺人事件の第一容疑者にされてしまう。
ちょっとひねりのある終盤の展開。
102分/★★★☆☆

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ナイトミュージアム
NIGHT AT THE MUSEUM
2006年アメリカ/ファンタジー

<製作・監督>
ショーン・レヴィ
<原案・脚本>
ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン
<出演>
ベン・スティラー
カーラ・グギーノ
ディック・ヴァン・ダイク
ミッキー・ルーニー
ビル・コッブス
ジェイク・チェリー
ロビン・ウィリアムス
オーウェン・ウィルソン
<ストーリー&コメント>
ニューヨークに住む冴えないバツイチ男、ラリー。夢見がちな彼はどんな仕事も長続きせず、3ヶ月ごとに仕事や住まいを変えるトホホな日々で、最愛の息子ニッキーにも愛想を尽かされてしまう始末。そこで新しい職探しを始めたラリーは、自然史博物館の夜警の仕事にありつく。さっそく先輩の老警備員から仕事を引き継ぎ、夜の博物館で勤務初日を迎える。ところが見回りを始めたラリーは、誰もいないはずの展示室から不思議な物音を聞く。するとそこでは、走り回るティラノザウルスの全身骨格、喋り始めるモアイ像、動き出す偉人や原始人、動物たちなど、博物館の展示物が次々と蘇るのだった…。
なかなか面白かったです。予告編か何かで観てからずっと観たいと思ってたんだけど、ブルーレイをレンタルしてようやく観賞。ただ、『アバター』を観てしまった今では「これが3Dだったら…」と思ってしまうんだよね(笑)続編は2009年に作られてるけど、2D。更なる続編が作られるとしたら、きっと3Dになるだろうね。博物館の展示物が動き出すというアイデアも面白いし、映像も綺麗だから、これに3Dの迫力が加わったらきっとすごいよね。
作品の内容としては、『ジュマンジ』のようなファンタジック・コメディ。クセもなく、家族みんなで楽しめる娯楽作です。
108分/★★★☆☆
(2010年2月20日)

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ナイトミュージアム2
NIGHT AT THE MUSEUM : BATTLE OF THE SMITHSONIAN
2009年アメリカ/ファンタジー

<監督>
ショーン・レヴィ
<脚本>
ロバート・ベン・ガラント
トーマス・レノン
<出演>
ベン・スティラー
エイミー・アダムス
オーウェン・ウィルソン
ハンク・アザリア
ロビン・ウィリアムス
クリストファー・ゲスト
アラン・シャバ
スティーヴ・クーガン
<ストーリー&コメント>
ラリーはニューヨーク自然史博物館の警備員を辞め、当時の経験を活かしたアイデアで発明品会社を経営し、成功を収めていた。一方、自然史博物館の展示物たちも“魔法の石板”の効力で毎晩自由に動き回り、楽しく過ごしていた。一方、自然史博物館でホログラム展示が導入され、不要になった展示物が、ワシントンにあるスミソニアン博物館の保管庫へ移されることに。ところが、誤って魔法の石板までもが運び出され、スミソニアン博物館の展示物が動き出してしまう。そんな中、古代エジプト王カームンラーが世界征服の企みを進めるのだが…。
今度は世界最大の博物館の展示物が動き出す!展示物の種類もスケールもアップした冒険シリーズ第2弾。
前作を観てから9年が経っていて、作品のディテールは忘れてしまっていたけど、観たら「ああ、こんな感じだった」というのが思い出せて、楽しく観られました。基本的にはドタバタコメディなんですが、随所に笑える仕掛けもあり、歴史に対する独自の解釈も潜んでいたりして、観終わった後に「あの人どんな人物だったんだろう?」とか調べたりするのも面白いですね。僕はアメリア・イヤハートという人を初めて知りましたが、絶大な人気がある女性冒険家だったんですね。
『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディを演じたラミ・マレックがチョイ役で出ていました!
105分/★★★☆☆
(2019年2月17日)

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ナイトミュージアム/エジプト王の秘密
NIGHT AT THE MUSEUM: SECRET OF THE TOMB
2014年アメリカ/ファンタジー

<監督>
ショーン・レヴィ
<脚本>
デヴィッド・ギヨン
マイケル・ハンデルマン
<出演>
ベン・スティラー
ロビン・ウィリアムス
オーウェン・ウィルソン
ダン・スティーヴンス
ベン・キングズレー
スティーヴ・クーガン
リッキー・ジャーヴェイス
レベル・ウィルソン
スカイラー・ギソンド
ラミ・マレック
パトリック・ギャラガー
<ストーリー&コメント>
アメリカ自然史博物館の夜警ラリーと展示物たちは、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティーを準備する。ところが、いざ本番で展示物たちに異変が発生し、パーティーは台無しに。騒動の原因を調べたところ、展示物に生命を吹き込む“魔法の石板”の異変が明らかに。石板の秘密を解くため、ラリーは高校生になった息子ニッキーや展示物たちと共に、石板を作った古代エジプト王アクメンラーの父がいる大英博物館へと向かうのだが…。
夜の博物館で展示物が動き出す騒動が、大英博物館まで舞台を広げ新たな興奮へとエスカレートするシリーズ第3作。
すごく面白かったです。シリーズの作り上げてきた流れをそのままに、今回はイギリスに舞台を移したことで、描く歴史の幅も広くなり、なんとランスロットが悪役?で登場。いつも通りのドタバタした展開は安心感があるし、今回は父と息子(ラリーと、アクメンラーそれぞれの)の関係性や、少年の成長物語(ランスロットがやけに親身に語る)の要素もありますね。本作の撮影終了後に亡くなったロビン・ウィリアムスの遺作として考えると、最後の別れの言葉はかなりグッとくるものがありました。
チョイ役でヒュー・ジャックマンとアリス・イブが出ています。
98分/★★★☆☆
(2019年3月2日)

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ナイト・オブ・ザ・スカイ
Les chevaliers du ciel
THE KNIGHTS OF THE SKY
2005年フランス/アクション

<監督・脚本>
ジェラール・ピレス
<脚本>
ジル・マランソン
<出演>
ブノワ・マジメル
クロヴィス・コルニアック
ジェラルディン・ペラス
アリス・タグリオーニ
フィリップ・トレトン
レイ・レイエス
ピーター・ハドソン
ジャン=バティスト・ピュシュ
<ストーリー&コメント>
イギリスの航空ショーに参加していたフランスの主力戦闘機“ミラージュ2000”がショーの最中に忽然と消息を絶ってしまう。この非常事態に対応したのは、仏空軍のエース、マルシェリ大尉とヴァロワ大尉。二人は旅客機の影でレーダーから逃れるミラージュを発見。たちまち三機のミラージュによる壮絶なドッグファイトが始まるが、油断したヴァロワが敵機の照準にロックオンされる。司令部から追撃中止命令が下る中、マルシェリはとっさの判断で敵機を撃墜。責任を問われた二人は軍籍を剥奪されてしまう。だが事件の裏には、国家を揺るがす陰謀が潜んでいるのだった…。
『TAXi』のジェラール・ピレス監督が、フランス空軍を舞台に渦巻く巨大な陰謀に立ち向かう敏腕パイロットの活躍を描く痛快スカイ・アクション。フランス空軍の全面協力の下、同軍主力戦闘機“ミラージュ2000”に最大4台のカメラを持ち込み実写撮影を敢行するなど、デジタル処理を極力排した臨場感溢れる飛行シーンが展開。
物語的にはボチボチだったけど、映像はなかなかの土迫力でした。フランス版『トップガン』って感じです。旋回や急加速といったジェット戦闘機の魅力をふんだんに発揮しているし、CG全盛のご時世に実写撮影というのも好感が持てます。ただ、残念ながら肝心のドラマがイマイチ。陰謀というわりにはなんだか薄っぺらいんだよね。密約も、恋愛や裏切りも。けっこうアッサリとした、フランス映画にありがちな「指先でつまめてしまう」程度のオシャレ感覚脚本です。唐突に挟まれてる、アメリカンなパーティーのシーン。あれが作品全体の重さを端的にあらわしてるといっても過言ではありません。
100分/★★☆☆☆
(2010年2月21日)

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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
1993年アメリカ/ファミリードラマ

<監督>
ヘンリー・セレック
<製作・原案>
ティム・バートン
<声の出演>
ダニー・エルフマン
クリス・サランドン
キャサリン・オハラ
<ストーリー&コメント>
ハロウィンタウンの王様ジャックはハロウィンの最高の演出家として皆に尊敬されているが、実はそのお祭り騒ぎにうんざりしていた。ある日、森の中で奇妙な扉を見つけ開けてみると、そこは真っ白な雪と楽しそうな笑い声に包まれたクリスマスタウンであった。その光景にすっかり魅せられたジャックは自分なりのクリスマスを行おうとするのだが…。
人形たちの表情豊かな動きや、ミュージカル調のテンポが楽しい。ストップ・モーション・アニメの技法を使ったメルヘンチックなユニーク作。
105分/★★★☆☆

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ナインスゲート
THE NINTH GATE
1999年スペイン・フランス/オカルト・サスペンス

<監督>
ロマン・ポランスキー
<出演>
ジョニー・デップ
フランク・ランジェラ
レナ・オリン
ジェームズ・ルッソ
エマニュエル・セイナー
バーバラ・ジェフォード
ジャック・テイラー
<ストーリー&コメント>
古書の鑑定人として有名なコルソの裏の顔は、世界中の希少本を探す書籍の探偵。そんな彼にコレクターのバルカンが依頼したのは、悪魔の著述書「影の王国への九つの扉」の鑑定だった。世界中に現存する3冊の比較によって、書に隠された秘密に近づくコルソ。だがそんな彼に正体不明の女が近づき、奇怪な殺人事件が起きるのだった…。
うーん…惜しい。途中まではすごくスリリングなんだけど、最後がなぁ。最後には幾つかの謎が残ったまま終わってしまいます。謎が綺麗に解決されていて、後味が良ければ5ツ★でもいい内容だったんだけどね。
(以下、ネタバレ文。観た後で、マウスでなぞってお読みください)
最大の謎は、彼がなぜ扉に踏み入ってしまうのか。コルソの人物像からして、絵は燃やしてしまうか、処分してしまうのが筋では?もし彼女の正体が悪魔だとして、何度も見つめられたことによって秘められた闇への欲求が露わになった、とかなら納得もできるけど。そこらへんの描写が全くナシだもんなぁ。つくづく…惜しいよなぁ。名作になり損ねたかな。
141分/★★★☆☆
(2002年2月28日)

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眺めのいい部屋
A ROOM WITH A VIEW
1986年イギリス/ラブストーリー

<監督>
ジェームズ・アイヴォリー
<出演>
ヘレナ・ボナム・カーター
ジュリアン・サンズ
ダニエル・デイ・ルイス
ルパード・グレイブス
<ストーリー&コメント>
1907年、イギリスの良家の令嬢ルーシーは年上の従姉シャーロットに付き添われてフィレンツェに旅をする。やがてルーシーはそこで出会った風変わりなジョージと惹かれ合うが、そのことに気付いたシャーロットはルーシーをイギリスに連れ帰ってしまう。そして数ヶ月後、ルーシーは家柄のよいセシルの求婚を受けいれるが、近所にジョージたちが引っ越してきて…。
この映画を語るときによく言われるのが「美しい映像美」。確かにイタリアやイギリスの景色の描写は美しいが…それだけでは2時間楽しめなかった。ストーリーの展開が僕にとってはゆったりすぎたかな。
117分/★★☆☆☆
(2002年1月21日)
第59回アカデミー賞(1986年) 脚色賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞

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ナショナル・セキュリティ
NATIONAL SECURITY
2003年アメリカ/コメディ

<監督>
デニス・デューガン
<脚本>
ジェイ・シェリック
デヴィッド・ロン
<製作総指揮・出演>
マーティン・ローレンス
<出演>
スティーブ・ザーン
コルム・フィオーレ
ビル・デューク
エリック・ロバーツ
ティモシー・バスフィールド
ロビン・リー
<ストーリー&コメント>
ロス市警のハンクはある時、強盗犯との銃撃戦の末に相棒を失ってしまう。犯人にも逃げられ、失意の彼はある日、パトロール中に挙動不審の黒人アールと出会い、とんだ誤解から警官をクビになってしまう。やがて警備会社に勤め始めたハンクは独自に相棒殺しの犯人を追う中、アールと思わぬ再会を果たすのだが…。
ひょんなことからコンビを組む羽目になったふたりの警備員が、巨大な陰謀に立ち向かう姿を描いたアクション・コメディ。
大爆笑・大満足でした。コメディって、笑えればどうしても評価が甘くなってしまうので、あえて辛く3ツ★。とにかく、主演二人の絡みが最高です。内容自体は、わりとどうってことないんだけどね。
出会いから相性最悪の二人、特に笑えたのがトラックの後ろにへばりつくシーン。ドアが開くたびに大爆笑でした。マーティン・ローレンス、今一番好きなコメディエンヌかも。けっこうお気に入りの脇役俳優スティーブ・ザーンもいい味出してるし、シリーズ化してくれてもいいかも。
88分/★★★☆☆
(2004年12月26日)

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ナショナル・トレジャー
NATIONAL TREASURE
2004年アメリカ/アドベンチャー

<製作・監督>
ジョン・タートルトーブ
<製作>
ジェリー・ブラッカイマー
<脚本>
ジム・カウフ
コーマック・ウィバーリー
マリアンヌ・ウィバーリー
<出演>
ニコラス・ケイジ
ダイアン・クルーガー
ジャスティン・バーサ
ショーン・ビーン
ジョン・ヴォイト
ハーヴェイ・カイテル
クリストファー・プラマー
<ストーリー&コメント>
昔、テンプル騎士団の財宝は、その子孫である秘密結社フリーメイソンによってアメリカに持ち込まれたという。歴史学者であり冒険家でもあるベン・ゲイツは、先祖が聞いた謎の言葉を手がかりに財宝のゆくえを探す。やがてベンは、財宝のありかがアメリカ独立宣言書に隠されていることを知るが、彼に捜索の資金を提供したはずの実業家イアンは財宝を独り占めしようと企み、ベンと独立宣言書の争奪戦を開始。ベンは相棒であるハッカーのライリーや国立公文書館で働く女性博士アビゲイルと共に、財宝を追い求めるのだが…。
ニコラス・ケイジが秘宝を探す冒険家に扮したノンストップ・アクション・アドベンチャー。プロデューサーは大物ジェリー・ブラッカイマー。監督は『クール・ランニング』のジョン・タートルトーブ。
随所に『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』を思わせる、痛快な宝探しのアドベンチャー。テンポのいい謎解きの面白さや、次はどうなるんだろうというスリルなどアドベンチャーものの王道的な作品。☆4ツでもいいぐらい面白かった。
ニコラス・ケイジは相変わらず気持ちワルイけど(笑)、彼の出演作にはあまりハズレがないんだよね。不思議な俳優です。出番は少ないけど美しいダイアン・クルーガーや、飄々としたジャスティン・バーサ、FBIなのに悪者オーラがプンプン出ているハーヴェイ・カイテルなど、キャストもなかなか充実。
2007年には続編も製作されるみたいです。
132分/★★★☆☆
(2006年7月22日)

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ナチョ・リブレ/覆面の神様
NACHO LIBRE
2006年アメリカ/コメディ

<監督・脚本>
ジャレッド・ヘス
<脚本>
マイク・ホワイト
ジェルーシャ・ヘス
<製作・出演>
ジャック・ブラック
<出演>
アナ・デ・ラ・レゲラ
エクトル・ヒメネス
ピーター・ストーメア
リチャード・モントーヤ
セサール・ゴンサレス
ダリウス・ロセ
<ストーリー&コメント>
修道院育ちのイグナシオは、今やその修道院で料理番となり、親がいない子供たちの面倒をみている。だが修道院は経営難にあり、子供たちに満足な食事を与えられなくなってしまう。それを見かねたイグナシオは、子供の頃からの憧れでもあるメキシカン・プロレスの《ルチャ・リブレ》の世界に飛び込み、覆面レスラー《ナチョ》となって修道院を困窮から救おうと決心。《ヤセ》ことスティーブンを相棒に、猛特訓を開始する。だが、ナチョの憧れのシスター・エンカルナシオンら修道院の関係者たちはルチャ・リブレを野蛮だとして、よく思わず…。
梶原一騎原作のプロレス漫画『タイガー・マスク』の原案とも言われる、メキシコの伝説的ルチャドール、フライ・トルメンタ(日本名:暴風神父)の実話を元に、ジャック・ブラックが奮闘!
内容は…まぁ、ボチボチという感じ。実話を元にした話というのは観た後で知ったので、もちろん単なるコメディとして観てたんだけど。それにしては、あまりジャックがハジけてない。そういう意味では、修道士という設定が裏目に出てしまったかな。デブとヤセという設定もコテコテで面白いし、特訓中に牛にハネられたり、笑えるシーンもたくさん用意されています。
ただ、最後のオチが理解できなかった。えっ!それで終わりなの!?という試合の終わり方。ルチャのルールはよく知らないから、とてもビックリ。
おまけ[偉人列伝]
フライ・トルメンタ(1945〜 本名セルヒオ・グラディエス・ベニトス)
メキシコで神父の傍ら、経営する孤児院の経営基金のためにプロレスラーとしても戦う「暴風神父」。現在は、この孤児院出身者の一人が「フライ・トルメンタJr」として活躍。
少年時代は手がつけられない不良だったが、そんな生活から抜け出すために訪れた教会で神の声を聞き、神父になることを志す。神父になって人に教え諭す一方、身寄りのない孤児を預かるための施設を作る必要性を強く感じ、その資金を稼ぐため、マスクをつけてプロレスラーに。既に30歳を過ぎ、ずん胴の体格、もともと格闘技の心得があったわけでもなく、ただ孤児のためだけにリングに立つも連戦連敗。それから16年が経ち、ついに孤児院が完成。その5年後にリング上で自らマスクを脱ぎ、引退した。現在は「フライ・トルメンタ孤児院」で子供たちにプロレスを教えながら彼らを育てている。
彼をモデルにした映画作品としては、ジャン・レノ主演の映画『グラン・マスクの男』がある。
93分/★★★☆☆
(2008年1月31日)

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夏物語
CONTE D'ETE
1996年フランス/ラブコメディ

<監督・脚本>
エリック・ロメール
<出演>
メルヴィル・プポー
アマンダ・ラングレ
グウェナウェル・シモン
オーレリア・ノリン
<ストーリー&コメント>
ガスパールは夏のバカンスを過ごすため、友人の家を借りてディナールへやってきた。街をぶらぶらするうち、彼はマルゴというウェイトレスの女性と仲良くなる。さらに、ソレーヌという女性ともいい仲になるのだが、ガスパールには実は恋焦がれる相手がいるのだった…。海辺での一人の青年と三人の女の気まぐれな恋模様を、軽快なタッチで描く。
『冬物語』に続く「四季の物語」シリーズ第三作。
前二作はあまり好感を持てなかったけど、これは面白かった。一人対三人、しかもそのうち一人は話だけでしかなかなか登場しないという構図は『冬物語』によく似ています。ただ、決定的に違うのは、『冬物語』のフェリシーは自分の気まぐれで男たちを振りまわしていたけど、今回はガスパールの優柔不断なところが女たちをヤキモキさせてしまうところです。たとえ待ち人がいたとしても、美女に次々声をかけられれば嫌な気はしないもの。しかも、待っている相手がなかなか現れないとなれば…。ここで描かれているのは、男ならず女でも、誰もが身におぼえのありそうな日常の光景です。だからこそ、映画として飽きずに観られました。
最後のオチもしっくりと来たし、フランス映画のオシャレな一面を見せてもらったような。「四季の物語」では唯一面白かった作品でした。
マルゴを演じたアマンダ・ラングレ、可愛いかったなぁ。僕なら絶対、ソレーヌよりもレナよりもマルゴだね。
114分/★★★☆☆
(2002年11月19日)

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涙のメッセンジャー/14歳の約束
ITHACA
2015年アメリカ/ドラマ

<製作総指揮・出演>
トム・ハンクスほか
<監督・出演>
メグ・ライアン
<製作・脚本>
エリク・ジェンドレセン
<出演>
アレックス・ニューステッター
サム・シェパード
ハミッシュ・リンクレイター
ジャック・クエイド
スペンサー・ハウェル
クリスティーン・ネルソン
<ストーリー&コメント>
第二次世界大戦中のアメリカの片田舎(カリフォルニア州イサカ)。父親が死に、長兄のマーカスが戦争へ出征してしまったため、14歳の弟ホーマーは学校に通いながら電報配達屋として働くことになった。家には母親と姉、幼い弟。ホーマーは毎日人々の「愛」、「希望」、「痛み」のメッセージを配達していく。だがもちろん彼には「訃報」を届ける役目もあった…。人の死を伝える自分の役割に戸惑いを覚えつつも、町の人々との触れあいの中でホーマーは次第に大人へと成長していく。
原作はウィリアム・サローヤンの1943年の小説『人間喜劇』。人気女優メグ・ライアンがトム・ハンクスらに製作総指揮を任せ、恋人の歌手ジョン・メレンキャンプに音楽を依頼するなど、頼れる面々の協力のもとで監督デビュー。第2次世界大戦中の米国の地方を舞台に、平和への祈りを込めながら感動的なドラマを描いた。
良質なドラマだけど、あと一歩という感じかな。戦争、若くして働く配達員、街の大人たち…と舞台は整ってるし、若い頃のレオナルド・ディカプリオを彷彿とさせるアレックス・ニューステッターも秀麗。だけど盛り上がりに欠け、そのままぼんやり終わっていく。脚本は悪くないと思うけど、演出なのかなぁ。
それと、亡父役のトム・ハンクスは出なくてもよかったのではと思いました。主演級がこの二人だとどうしても『めぐり逢えたら』とか『ユー・ガット・メール』が頭にチラついちゃうしね。
90分/★★☆☆☆
(2025年10月19日)

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名もなき者
A COMPLETE UNKNOWN
2024年/伝記ドラマ

<監督・脚本>
ジェームズ・マンゴールド
<出演>
ティモシー・シャラメ
エドワード・ノートン
エル・ファニング
モニカ・バルバロ
ボイド・ホルブルック
ダン・フォグラー
ノーバート・レオ・バッツ
スクート・マクネイリー
<ストーリー&コメント>
1961年、フォークギターだけを手にニューヨークへやってきた青年、ボブ・ディラン。恋人、音楽上のパートナー、才能を認める先輩と出会い、激動の時代に呼応するミュージックシーンの中で、彼の魅力と歌は大きな注目を集めていく。次第に“フォーク界のプリンス”、“若者の代弁者”と祭り上げられていくボブ。しかし彼の才能と魂は、次第に違和感を感じていく。そして1965年夏、大観衆を前にした彼の手にはエレクトリック・ギターがあった…。
2015年に出版されたイライジャ・ウォルド著の『Dylan Goes Electric』を原作に、ミネソタ出身の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが時代の寵児となり、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでを描く。ティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じ、劇中で40曲の生歌・生演奏を披露している。
少し長尺の映画ですが、なかなか面白かったです。ずっと音楽が鳴り響いている中で、ディランの成長が描かれていきます。シルヴィは、ディランの当時の恋人だったスーズ・ロトロにインスパイアされたキャラクターなんだとか。
ディランの伝記ものではあるんですが、彼の心情が詳細に描かれることはなく、周囲の人たちのフィルターを通して観た様子で描かれるので、視点によってだいぶ異なる人間性なのかなと思います。特に良かったのが、ピート・シーガーのTV番組に飛び入りして不満気な様子ながらも、ギターを弾いてブルースを歌いだした時の楽しそうな様子。好奇心が旺盛で、ギターを弾いて自由に歌うことが大好きなんだよね。そこに過度な期待・要求をされたりするのが気に入らなくて孤独を深めていく…。どのスターも通る道ですね。
終盤にはエレキを弾いてロックを歌うことに反発を浴びる様子が描かれますが、クレジットで原作タイトルを見てなるほど、と思いました。
140分/★★★☆☆
(2025年3月3日)

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南京の基督
南京の基督
1995年香港、日本/ラブストーリー

<監督>
トニー・オウ
<原作>
芥川龍之介
<脚本>
ジョイス・チャン
<出演>
レオン・カーフェイ
富田靖子
トゥオ・ツォンホワ
ジェシカ・チャウ
中村久美
ユイン・ダッチョウ
千原しのぶ
<ストーリー&コメント>
1920年代の南京。新聞社の海外特派員として中国を訪れた日本人作家の岡川。彼は、貧しい家計を助けるため、遊郭にやってきたばかりの少女・金花と出会い、たちまち彼女の可憐な魅力に心惹かれる。二人はしばし蜜月を過ごすが、国元に残してきた妻が出産したとの知らせがやがて届き、岡川は後ろ髪を引かれつつ帰国。一方、彼の不在中に金花は客から梅毒を移され、次第に病状が悪化。彼女の身を案じて岡川は再び南京を訪れるが…。
天使のような純真さで神を信じながら、狂おしいほどの官能に身を委ねる少女。東京国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた富田靖子の演技が素晴らしい。彼女はほんと、年齢を感じさせない凛とした美しさを持っているよね。
99分/★★★☆☆