Last Update : 2021/5/24

ビリー・ワイルダー
作品をよく観ている監督・脚本家

ビリー・ワイルダー/Billy Wilder
(1906年6月22日・オーストリア(現ポーランド領)・ズーハ生まれ)
(2002年3月27日・アメリカ・ビバリーヒルズにて死去、享年95)
Billy Wilder 本名はサミュエル・ワイルダー。身長は180cm。ウィーンの大学に入学するが4ヶ月で退学、新聞社に就職して記者として働き始める。やがて、映画に魅了され脚本家に転向し、1929年にドイツ映画界でデビュー、1933年にヒトラーが政権を握るまで多くの脚本を書く。ユダヤ人のワイルダーはナチの台頭とともにパリに移住し、労働許可証がない為に偽名で脚本を執筆した。1934年の『Mauvaise graine』では監督デビューも果たすが、コロムビア社の製作者で、友人でもあるヨーエ・マイの誘いでアメリカに渡る。
長い下積み生活の後、パラマウント社に脚本を売り込むことに成功、チャールズ・ブラケットと共同で1938年の『青髭八人目の妻』の脚本を手がける。ブラケットとの黄金コンビは1950年に解消されるまで数多くのヒット作を生み出し、パラマウント社の看板となった。やがて自ら監督を兼任するようになり、1944年の『深夜の告白』はアカデミー賞で作品賞と監督賞を含む7部門にノミネートされ、彼の名を一挙に高めた。続く1945年の『失われた週末』ではアカデミー監督賞を受賞した。1954年の『麗しのサブリナ』を最後にパラマウントを離れてフリーランスとなる。
1957年の『昼下がりの情事』では新たな脚本執筆パートナーとなるI・A・L・ダイヤモンドと出会い、このコンビはジャック・レモンやウォルター・マッソーら個性豊かな俳優を起用し、『お熱いのがお好き』『アパートの鍵貸します』など数々の傑作を生み出した。
1981年の『新・おかしな二人/バディ・バディ』を最後に引退。オスカーにノミネートされること20回、5度(監督賞2回、脚本賞2回、脚色賞1回)の受賞を果たし、1987年にはアーヴィング・タルバーグ記念賞が贈られた。気難しい性格のため、俳優やスタッフと口論になることも少なくなかったが、シチュエーション・コメディの傑作を次々と生み出す一方、サスペンスにも類い希な才能を発揮、職人気質の監督として映画史に燦然と輝く偉大な足跡を記した。2002年、肺炎で亡くなった。
プライベートでは、1936年に結婚するが1646年に離婚、1949年に女優のオードリー・ヤングと再婚。オードリーとはおしどり夫婦として有名だった。
監督作品
 〜ヨーロッパ時代〜
1929 23 Der Teufelsreporter (原題・脚本)
1930 24 Menschen am Sonntag (原題・脚本)
Ein Burschenlied aus Heidelberg (原題・脚本)
1931 25 Der Mann, der seinen Morder sucht (原題・脚本)
女王様御命令 (脚本)
Der Falsche Ehemann (原題・脚本)
Princesse, a vos ordres! (原題・脚本)
少年探偵団 (脚本)
1932 26 Der Sieger (原題・脚本)
Ein Blonder Traum (原題・脚本)
Un reve blond (原題・脚本)
Scampolo, ein Kind der Strase (原題・脚本)
Happy Ever After (原題・脚本)
Es war einmal ein Walzer (原題・脚本)
Das Blaue vom Himmel (原題・脚本)
1933 27 Adorable (原題・脚本)
Madame wunscht keine Kinder (原題・脚本)
Was Frauen traumen (原題・脚本)
Madame ne veut pas d'enfants (原題・脚本)
1934 28 One Exciting Adventure (原題・原案)
空飛ぶ音楽 (脚本)
Mauvaise graine (原題・監督・脚本)
 〜アメリカ下積み時代〜
1935 29 Under Pressure (原題・脚本)
The Lottery Lover (原題・脚本)
Emil and the Detectives (原題・脚本)
1936 30
1937 31 Champagne Waltz (原題・原案)
 〜パラマウント時代〜
1938 32 青髭八人目の妻 (脚本)
That Certain Age (原題・脚本)
1939 33 ミッドナイト (脚本)
What a Life (原題・脚本)
ニノチカ (脚本)(アカデミー脚色賞ノミネート)
1940 34 Rhythm on the River (原題・原案)
囁きの木陰 (脚本)
1941 35 Hold Back the Dawn (原題・脚本)
(アカデミー脚色賞ノミネート)
教授と美女 (原案)(アカデミー原案賞ノミネート)
1942 36 少佐と少女 (監督・脚本)
1943 37 熱砂の秘密 (監督・脚本)
1944 38 深夜の告白 (監督・脚本)
(アカデミー監督賞・脚色賞ノミネート)
1945 39 失われた週末 (監督・脚本)
(アカデミー監督賞・脚色賞受賞)
Death Mills (原題・監督)
1946 40
1947 41 The Bishop's Wife (原題・脚本)
1948 42 皇帝円舞曲 (監督・脚本)
異国の出来事 (監督・脚本)
(アカデミー脚色賞ノミネート)
ヒット・パレード (脚本)
1949 43
1950 44 サンセット大通り (監督・脚本)
(アカデミー脚本賞受賞、作品賞、監督賞ノミネート)
1951 45 地獄の英雄 (製作・監督・脚本)
(アカデミー脚本賞ノミネート)
1952 46
1953 47 第十七捕虜収容所 (製作・監督・脚本)
(アカデミー監督賞ノミネート)
1954 48 麗しのサブリナ (製作・監督・脚本)
(アカデミー監督賞・脚色賞ノミネート)
Emil und die Detektive (原題・脚本)
 〜フリーランス時代〜
1955 49 七年目の浮気 (製作・監督・脚本)
1956 50
1957 51 翼よ!あれが巴里の灯だ (監督・脚本)
昼下りの情事 (製作・監督・脚本)
情婦 (監督・脚本)(アカデミー監督賞ノミネート)
1958 52
1959 53 お熱いのがお好き (製作・監督・脚本)
(アカデミー監督賞・脚色賞ノミネート)
1960 54 アパートの鍵貸します (製作・監督・脚本)
(アカデミー監督賞・脚本賞受賞)
オーシャンと11人の仲間 (脚本)
1961 55 ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦 (製作・監督・脚本)
1962 56
1963 57 あなただけ今晩は (製作・監督・脚本)
1964 58 ねえ!キスしてよ (製作・監督・脚本)
1965 59
1966 60 恋人よ帰れ!わが胸に (製作・監督・脚本)
(アカデミー脚本賞ノミネート)
1967 61 Casino Royale (原題・脚本)
1968 62
1969 63
1970 64 シャーロック・ホームズの冒険 (製作・監督・脚本)
1971 65
1972 66 お熱い夜をあなたに (製作・監督・脚本)
1973 67
1974 68 フロント・ページ (監督・脚本)
1975 69
1976 70
1977 71
1978 72 悲愁 (製作・監督・脚本)
1979 73
1980 74
1981 75 新・おかしな二人/バディ・バディ (監督・脚本)
1982 76
1983 77
1984 78
1985 79
1986 80
1987 81 (アービング・G・サルバーグ賞)
1988 82
1989 83
1990 84
1991 85
1992 86
1993 87
1994 88
1995 89
1996 90
1997 91
1998 92
1999 93
2000 94
2001 95
2002 -

IMDb : Billy Wilder