| 追憶 | |
| THE WAY WE WERE | |
| 1973年アメリカ/ドラマ <監督> シドニー・ポラック <脚本> アーサー・ローレンツ <出演> バーブラ・ストライサンド ロバート・レッドフォード ブラッドフォード・ディルマン ロイス・チャイルズ パトリック・オニール ジェームズ・ウッズ サリー・カークランド |
<ストーリー&コメント> 1937年、第二次大戦前のアメリカ。政治活動に没頭し、お洒落や遊びに無縁の女子大生・ケイティは、洗練された仲間たちに囲まれる花形のハベルは別世界の存在だと思っていた。ところが、その作家としての才能を知ったケイティは、彼に淡い恋心を抱くようになる。時は過ぎ、偶然にも第二次大戦末期のニューヨークで再会した2人は、急速に接近、互いに愛し合うようになっていく。だが“赤狩り”の時代になり、生き方や信念の違いから、2人の愛情は次第にずれていき…。 バーブラ・ストライサンド本人が切なく歌い上げた主題歌「The Way We Wereがアカデミー歌曲賞に輝くなど(同賞では作曲賞も受賞)、今なお愛される恋愛映画。ハリウッドのメジャー映画としては初めて“赤狩り”を題材にし、公開当時は社会的に意義ある作品としてもヒットを記録したそうです。 正直、あまり共感できない作品でした。若きロバート・レッドフォード(当時はまだ30代半ば)はカッコいいんですが、やっぱりあのヒロインに惹かれる理由がよくわからない。自分にないものを持っているところに惹かれたんだとは思うけど、何かの折りに衝突し、「私は変わるわ」、「やっぱり信念は曲げられない」、「妥協は必要だよ」、「あの人たちを見捨てろというの?」というやりとり。その行きつく先は、やっぱり別れるしかないよね…。一度別れた次のシーンではもう結婚しているというところが、最大の謎だったかな。 |
| 119分/★★☆☆☆ (2021年8月7日) |
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| 第46回アカデミー賞(1973年) 作曲賞、歌曲賞 | |
| 追撃者 | |
| GET CARTER | |
| 2000年アメリカ/アクション <監督> スティーヴン・ケイ <脚本> デヴィッド・マッケンナ <出演> シルベスター・スタローン ミランダ・リチャードソン レイチェル・リー・クック ローナ・ミトラ ジョニー・ストロング アラン・カミング マイケル・ケイン ミッキー・ローク |
<ストーリー&コメント> ラスベガスの裏社会で取り立て屋をしているジャックは、故郷シアトルに住む弟リッチーの突然の事故死を知らされる。仕事を放棄して駆けつけたジャックは弟の死に疑念を感じ、事故の周辺を調べ始める。一方、ジャックの地元ラスベガスでは、仕事を放棄した彼に向けて殺し屋が放たれようとしていた…。 1970年代のイギリス映画『狙撃者』のリメイク。主演を努めたマイケル・ケインは本作でも悪役の一人として登場しています。 故郷を牛耳る巨悪と、裏社会の殺し屋に板挟みにされて戦う男をシルベスター・スタローンが渋く熱演。 なんか薄っぺらい印象しか残らなかった。キャストは豪華なのに、登場人物のそれぞれのキャラがいまいち確立していないし、ストーリーも盛り上がりに欠ける。シリアスな面が盛り上がらないから、見所のアクションもただ騒々しいだけ。二度あるカーチェイスシーン、『ロッキー』を彷彿とさせるファイトシーン。それぞれに面白いはずなのに、なんだか残念。 『シーズ・オール・ザット』などで人気急上昇の若手レイチェル・リー・クックが、事件の鍵を握る姪を演じています。なんだか、『レオン』のナタリー・ポートマンみたい…。 |
| 102分/★★☆☆☆ (2002年10月18日) |
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| ツイスター | |
| TWISTER | |
| 1996年アメリカ/アクションパニック <製作総指揮> スティーブン・スピルバーグ <監督> ヤン・デ・ボン <出演> ビル・パクストン ヘレン・ハント ジェイミー・ガーツ ケイリー・エルウィズ |
<ストーリー&コメント> ストームチェイサー(竜巻追跡者)のジョーと、その離婚寸前の夫ビルの前に、最大級の竜巻が出現。彼らはその恐怖に立ち向う! ハリウッド屈指のスタッフによるCGを駆使した竜巻の映像がパワフル。 車や牛が空から降ってくる! 最大級竜巻の衝撃!すごい。 |
| 113分/★★★★☆ | |
| 追想 | |
| ANASTASIA | |
| 1956年アメリカ/ラブ・ストーリー <監督> アナトール・リトヴァク <原作> ガイ・ボルトン <出演> イングリッド・バーグマン ユル・ブリナー ヘレン・ヘイズ アキーム・タミロフ |
<ストーリー&コメント> 元ロマノフ王朝の将軍ボーニンは、ニコライ二世の娘である皇女アナスタシアがまだ生きていると主張し、ロシア皇帝が英国に預けた莫大な金を手にいれようとする。彼は自殺未遂によって記憶喪失になった女性アンナをアナスタシアに仕立て上げようとするが…。 イタリアに渡った後、久しぶりにハリウッド復帰を果たしたイングリッド・バーグマンの主演作。虚実入りまじったヒロインを演じ、2度目のオスカーを受賞。再び世間を唸らせた気品あふれる演技がみどころです。 悪僧ラスプーチンこそ出てこないものの、1997年にアニメ化された『アナスタシア』と大筋は同じです。 |
| 105分/★★★☆☆ (2002年2月26日) |
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| 第29回アカデミー賞(1956年) 主演女優賞 | |
| ツインズ | |
| TWINS | |
| 1988年アメリカ/コメディ <監督> アイヴァン・ライトマン <出演> アーノルド・シュワルツェネッガー ダニー・デヴィート ケリー・プレストン クロエ・ウェッブ ボニー・バートレット マーシャル・ベル |
<ストーリー&コメント> 最新の遺伝子操作実験から生まれたジュリアスは、研究対象として孤島で育てられた。しかし35歳の誕生日に双子の兄がいると知らされ、彼を探そうと旅立つ。生まれて初めて都会に来たジュリアスは、ようやく兄・ヴィンセントに会うことが出来たが、双子の兄弟は見た目も知能も全く正反対。兄弟の母親が生きていると知ったジュリアスは兄を説得し、兄の恋人やその妹も連れて母親を訪ねていくのだが…。 コメディ初挑戦の巨体アーノルド・シュワルツェネッガーと、小さなダニー・デヴィートが双子を演ずるという奇想天外なアイディアが話題になった。 物語の核は、ジュリアスよりもむしろヴィンセント。愛されて育った弟とは違い、一人で生き抜いてきた兄。弟と出会って初めて「家族」や「本当の愛」を知ることになるのです。1980年代のハリウッドは「家族愛」を描くことがトレンドだけど、まさにそのままの作品。ストーリーにもとくにヒネりとかはないけど、安心して見られるコメディです。 |
| 106分/★★★☆☆ (2002年8月6日) |
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| ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 | |
| TWIN PEAKS : FIRE WALK WITH ME | |
| 1992年アメリカ/ミステリードラマ <製作総指揮・監督・脚本・出演> デビッド・リンチ <出演> カイル・マクラクラン シェリル・リー レイ・ワイズ デビッド・ボウイ キーファー・サザーランド ハリー・ディーン・スタントン |
<ストーリー&コメント> 大ヒットしたテレビ・ドラマ・シリーズ『ツイン・ピークス』の映画版。テレビ・シリーズでは描かれなかったローラ・パーマーの死の謎に迫る。劇場版でははローラが死を迎えるまでの7日間の出来事を克明に描いている。 テレビ・シリーズでお馴染みの登場人物が登場しているほか、新たなる登場人物が次々と謎を起こしていく。 ちょっとわかりづらい部分が多かったかな。テレビシリーズの謎が解き明かされても、また新たな謎が出てくるし。更なる続編を作るつもりだったらしいんだけど、結局企画倒れになったのだとか。結果的に消化不良な作品になってしまった。 キャストの一部がテレビ・シリーズと違っていたのも残念だった。 |
| 135分/★★☆☆☆ (1992年7月3日) |
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| 次の停車駅 |
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| NEXT STOP | |
| 2017年イスラエル/ドラマ <監督> エイナト・ガウラン <出演> Netta Shpigelman Dalia Shimko |
<ストーリー&コメント> バスの車内アナウンスから流れるルースの声。すべての乗客に向けられたその声に、あえて耳を傾ける者はいない。精神科医のアドバイスに従って人と繋がろうと努力するも失敗ばかりのルースだったが、そんな彼女がある一瞬、人気者になる不思議な出来事が起こる。 どうということはない内容だったかな。やっぱり背景・人物名を語る「起」の部分は必要かな。 監督のエイナト・ガウランは1992年、イスラエル・エルサレム生まれの女性監督です。 |
| 11分/★★☆☆☆ (2023年4月24日) |
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| つばさ | |
| WINGS | |
| 1927年アメリカ/戦争ドラマ <監督> ウィリアム・A・ウェルマン <脚本> ホープ・ローリング ルイス・D・レイトン <出演> チャールズ・ロジャース リチャード・アーレン クララ・ボウ ジョビナ・ラルストン エル・ブレンデル リチャード・タッカー ゲイリー・クーパー ガンボート・スミス ヘンリー・B・ウォルトホール ロスコー・カーンズ ジュリア・スウェイン・ゴードン アルレット・マルシャル |
<ストーリー&コメント> 田舎町育ちのジャックは、好奇心旺盛で活発な若者。隣家の幼なじみメアリーはそんな彼に恋していたが、鈍感な彼はそれに気づかず、お洒落なシルヴィアに夢中。だがシルヴィアは、名家の御曹子デヴィッドと相思相愛の仲だった。そんなある日、アメリカは、第一次世界大戦に参戦。共に空軍に入隊した恋敵のジャックとデヴィッドはやがて強い友情の絆で結ばれていく。そして二人は空軍のエースパイロットの名コンビとして活躍していくのだが…。 激闘する米空軍の若者たちの恋と勇姿を描き、記念すべき第1回アカデミー作品賞に輝いたサイレント末期の航空映画の大作。監督、原作者とも元航空兵という経験を生かした航空シーンはなかなかの迫力。のちに大スターとなるゲーリー・クーパーが端役で出演しています。 あまり期待せす観たんだけど、すごく面白かったです。作品自体は無声映画で、テレビでは活弁(ナレーション)入りの放送。現代の映画のようなしっかりと作りこまれた効果音や、会話すらないにもかかわらず、脚本と作品の映像だけでも充分に楽しめる作品でした。この頃の無声映画はヒッチコックのものやキートンの数本しか観ていないんだけど、そんなに面白いものではなかったんだよね。でも、考え方を改めないといけないなぁ。映画作品の評価を決める最大の分かれ目は、やっぱり脚本なんだと。 舞台は、第一次世界大戦。空軍に志願した二人の青年、ジャックとデヴィッドが主人公。最初は仲が悪かったけど、次第に固い友情で結ばれ、いつしか二人は空軍の名コンビとなる。そんな二人の運命を弄ぶ戦争という名の悲劇。途中で気付いたんだけど、後の『パール・ハーバー』のストーリーは本作とそっくりですね。名作は時を越え、語り継がれていくものなんでしょうね。 |
| 135分/★★★★★ (2004年2月15日) |
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| 第1回アカデミー賞(1927〜28年) 作品賞、技術効果賞 | |
| 翼よ!あれが巴里の灯だ | |
| THE SPIRIT OF ST. LOUIS | |
| 1957年アメリカ/伝記ドラマ <監督・脚本> ビリー・ワイルダー <脚本> ウェンデル・メイズ <出演> ジェームズ・スチュワート バートレット・ロビンソン パトリシア・スミス マリー・ハミルトン マーク・コネリー |
<ストーリー&コメント> 史上初の大西洋横断無着陸飛行という快挙を成し遂げたチャールズ・リンドバーグの自伝的回想録の映画化。悪天候、睡魔、機体の凍結と、次々に訪れる絶体絶命の危機を一つ一つしのいでいくリンドバーグ。「神などいらない。信じるのは自分の腕と直に手で触れる圧力計や計器盤のみ」と頑固に言い張るほどの自信家だったリンドバーグが、いかにして大西洋横断を成し遂げたのかを描く。 |
| 135分/★★★☆☆ | |