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Mr.インクレディブル
THE INCREDIBLES
2004年アメリカ/ディズニー&ピクサー

<監督・脚本>
ブラッド・バード
<声優>
クレイグ・T・ネルソン
ホリー・ハンター
サラ・ヴォーウェル
スペンサー・フォックス
エリザベス・ペーニャ
ブラッド・バード
サミュエル・L・ジャクソン
ジェーソン・リー
<ストーリー&コメント>
かつて地球を守っていたスーパーヒーローたちは、その力を危険視した政府によってヒーロー活動を禁じられ、今では素性を隠して一般市民となっていた。Mr.インクレディブルもまた、過去の栄光を懐かしみながらサラリーマンに身をやつす元ヒーローの1人。一方、同じく元スーパーヒロインだった彼の妻は、超能力を受け継いだ子供たちの世話にいそしみながらも、過去を振り返ってばかりの夫を寂しく思っていた。そんなある日、インクレディブルのもとに謎の女ミラージュから極秘任務が入る。それは、ヒーロー全滅を企む発明家シンドロームの作った戦闘ロボットを倒すというものだった。妻に内緒でヒーロー復帰を決めたインクレディブルは、シンドロームの秘密基地がある孤島へと飛ぶのだが…。
メガヒットを連発するピクサー&ディズニーの最強タッグによるCGアニメーション。これまでおもちゃや虫などをキャラクターにしてきたピクサーが初めて人間を主人公に据え、超能力を持ったヒーロー一家が家族の絆を再生させてゆく姿を描いた。監督・脚本は傑作アニメ『アイアン・ジャイアント』のブラッド・バード。
すごく面白かったです。ストーリーとしては、「スーパーヒーローの復活」というすごく簡単な図式なんだけど、その描き方がいい。家族のそれぞれの持ってる能力が違ってて個性的だし、キャラが立ってる。個人的に好きなのが、終盤、フローズンがスケートする場面。あのあたり、大爆笑でした。
よく出来てるし、家族みんなで楽しめる娯楽作です。
116分/★★★★
(2008年1月23日)
第77回アカデミー賞(2004年) 音響編集賞、長編アニメーション賞

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アイアン・ジャイアント
THE IRON GIANT
1999年アメリカ/ワーナー

<監督>
ブラッド・バード
<声優>
イーライ・マリエンタール
ハリー・コニック・Jr.
ビン・ディーゼル
ジェニファー・アニストン
<ストーリー&コメント>
1957年、メイン州ロックウェルの沖合に宇宙から謎の物体が墜落した。それは身の丈数十メートルの巨大ロボット。上陸して森の中に隠れているロボットを発見したのは、近所に住む冒険好きの少年ホーガースだった。彼はロボットと友達になるが、同じ頃、巨大な鉄人の噂を聞きつけた政府の職員が町にやってくる。ホーガースは変わり者の芸術家ディーンとアイアンを守ろうとするのだが…。
アニメーション界のアカデミー賞「アニー賞」9部門独占受賞。
この作品に登場するロボットは、感情を持っています。彼は実は自己防衛機能を備えた戦闘マシンなのですが、少年の優しさと無邪気さに触れて「自分らしさ」を持ちはじめます。彼は、喜びのあまり湖にとびこんだり、悲しみに怒りを爆発させたり、とても人間らしいのです。
ラストシーンは、ハッキリ言って泣けます。一流のスタッフが仕上げた超一級の感動作。
86分/★★★★★
(2001年7月23日)

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アイス・エイジ
ICE AGE
2002年アメリカ/20世紀FOX

<監督・声優>
クリス・ウェッジ
<脚本>
マイケル・バーグ
マイケル・J・ウィルソン
ピーター・アッカーマン
<声優>
レイ・ロマノ
ジョン・レグイザモ
デニス・レアリー
ゴラン・ヴィシュニッチ
ジャック・ブラック
タラ・ストロング
<ストーリー&コメント>
地球に氷河期が訪れ、動物や人間たちは寒さを避けて南へと大移動を開始していた。そんなある日、人間の親子が狂暴なサーベルタイガーの一団に襲われ、幼い赤ん坊だけが生き延びる。偶然、傷ついた母親から赤ん坊を託されてしまったナマケモノのシドは、孤独を愛するマンモスのマニーを説き伏せて、人間の群れに赤ん坊を返しに行くことになった。だが、赤ん坊の奪回を命じられたサーベルタイガーのディエゴが、思惑を隠して2匹の旅に加わることになって…。
氷河期を舞台に、人間の赤ちゃんを救うため、思惑も性格もまったく違う3匹の動物が繰り広げる珍道中を描くCGアニメ。アカデミー長編アニメ賞ノミネート作品(受賞作は『千と千尋の神隠し』)。
最初はちょっとナメてかかってたんですが、なかなかどうして。すごく面白い作品でした。子供向けかと思いきや、大人もグッとくる物語。適度な笑いと、スピード感のあるアクション。主役3匹のキャラクター設定もとても面白い。特に、シブイ味わいのディエゴが好き。初めて歩き出した赤ん坊に向かって「good job.」には笑いました(笑)僕ももしいつかそんな立場になったら、子供にそう言ってあげよう。
僕は日本のアニメを見て育った世代なので、アメリカのヌメヌメした動きのアニメにはちょっと違和感を覚える。その動きはこの作品でさらに顕著になっていた。あれはきっと、モーションキャプチャーで実際の人間や動物の動きを取り込んでいるんだろうね。妙に滑らかな動きと、不細工な赤ん坊の顔は論外として、内容だけで勝負しても充分面白い作品でした。時間もコンパクトだしね。
81分/★★★★★
(2003年12月11日)

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アイス・エイジ2
ICE AGE : THE MELTDOWN
2006年アメリカ/20世紀FOX

<監督・声優>
カルロス・サルダーニャ
<脚本>
ピーター・ゴールク
ジェリー・スワロー
<声優>
レイ・ロマノ
ジョン・レグイザモ
デニス・レアリー
ショーン・ウィリアム・スコット
ジョシュ・ペック
クイーン・ラティファ
ジェイ・レノ
<ストーリー&コメント>
およそ2万年前の地球。固い友情で結ばれたナマケモノのシド、マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴの3匹は、他の動物たちと共に谷でのんびりと暮らしていた。だが、氷河期が終わりに近づき、地球温暖化の影響で谷の周囲を囲む氷が溶け始めていた。やがてアルマジロのものしりトニーたちが「このままでは5日後に大洪水が起きる」と警告を発し、動物たちは安全な谷の向こうへと大移動を始めることになった。シドたちも住みかを後にするが、旅の途中、フクロネズミの兄弟と、自分もフクロネズミだと信じるメスマンモスのエリーの一行と出会い…。
氷河期の地球を舞台に、なんともミスマッチな3匹が大騒動を巻き起こすフルCGアニメの第2弾。
前作はすごく面白かったけど、だいぶこじんまりとした設定になってしまった気がする。もちろん、現代の社会問題を風刺した地球温暖化とか、家族・友との絆というテーマはあるんだけど、けっこう短調な流れに終始してしまっていて残念。裏テーマはほぼマンモス2頭の恋物語だし、終盤の盛り上げどころもちょっと迫力は欠いてしまっているかな。「ノアの箱舟」とか「モーゼの十戒」をモチーフとした設定は、最近観た『2012』にも通じるものがあるけど、失う文明環境がないぶん、動物たちの方がノンビリしてる気がするね。
2009年に更なる続編が製作されたそうです。
91分/★★★☆☆
(2009年11月29日)

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アナと雪の女王
FROZEN
2013年アメリカ/ディズニー

<監督>
クリス・バック
<監督・脚本>
ジェニファー・リー
<声優>
クリステン・ベル
イディナ・メンゼル
ジョナサン・グロフ
ジョシュ・ギャッド
サンティノ・フォンタナ
アラン・テュディック
キアラン・ハインズ
<ストーリー&コメント>
アレンデール王家の美しい姉妹、エルサとアナ。触れたものすべてを凍らせてしまう“禁断の魔力”を隠し続けてきた姉エルサは、その力を制御できずに王国を永遠の冬にしてしまう。姉の秘密と苦悩を知ったアナは、エルサと王国を救うために立ち上がるのだが…。
アンデルセン童話『雪の女王』からインスピレーションを得て、世界中にブームを巻き起こしたディズニーアニメーション映画史上最高のヒット作。運命に引き裂かれた王家の姉妹、エルサとアナを主人公に“真実の愛”を描き、第86回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と歌曲賞に輝いた大ヒットミュージカル。
エルサ役のイディナ・メンゼルの歌う主題歌「Let It Go」をはじめ、劇中で披露される楽曲も出色の出来栄え。日本語吹替版では、アナ役の神田沙也加、エルサ役の松たか子、2人の熱演と見事な歌声も話題を呼んだ。
当時、日本中がみんな沸いていた『アナ雪』。6年も経って、今さらですが初めて観ました(笑)話題になっただけあって、ベタに面白かったです。全編がミュージカルなのでリズムに乗れて楽しいし、物語もまっすぐだし、すごくわかりやすい。全編CGのキャラの顔があまり好みではないけど、美しい映像はさすがでした。
妙な訳が好きじゃないので本編は字幕版で観たんですが…全て観終わってからDVDの機能で[音:日本語/字幕:日本語]に切り替えて見ると、やっぱり妙な吹き替えの場面がチラホラ…(笑)でも、「ありのままに〜」という歌の訳詞は絶妙ですね。
まさに今、2019年冬に続編が公開されているので、観に行ってみようかな。
103分/★★★★★
(2019年12月1日)
第86回アカデミー賞(2013年) 歌曲賞、長編アニメーション賞

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アラジン
ALADDIN
1992年アメリカ/ディズニー

<監督>
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
<声優>
スコット・ウェインガー
ロビン・ウィリアムス
リンダ・ラーキン
ジョナサン・フリーマン
ダグラス・シール
<ストーリー&コメント>
貧しいけれど清い心を持った青年アラジン。彼が手に入れた魔法のランプをこすると飛び出したのは、パフォーマンスあり、ジョークあり、さらに願い事をかなえてくれるとういうとっても愉快な魔人のジーニー。ところが邪悪な右大臣ジャファーも、魔法のランプを手に入れようと狙っていた。アラジンはジャファーをやっつけ、自由奔放な王女ジャスミンとの恋を実らせることができるのか?
アカデミー歌曲賞に輝いた名曲「ホール・ニュー・ワールド」をはじめとする美しいミュージカルナンバーにのせて綴る息つく間もないスリリングなディズニーのファンタジーの世界。音楽もノリノリだし、すごく楽しい映画です。
★★★★
第65回アカデミー賞(1992年) 作曲賞、歌曲賞

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アナスタシア
ANASTASIA
1997年アメリカ/20世紀FOX

<監督>
ドン・ブルース
ゲイリー・ゴールドマン
<声優>
メグ・ライアン
クリストファー・ロイド
ケルシー・グラマー
ジョン・キューザック
キルステン・ダンスト
<ストーリー&コメント>
1916年ロシア。王政300年を祝う宴の最中、王に追放された恨みを持つ怪人ラスプーチンが王家に呪いをかけ、ロシア革命が勃発。8歳の皇女アナスタシアは、パリから来た祖母のマリーは、召使いの少年ディミトリによって宮殿から脱出し、パリへ逃げようとするが、混乱の中で離れ離れになってしまう…。
それから10年後。幼い頃の記憶のない18歳の孤児アーニャは、捨犬プーカを友に自らの過去を求めて旅に出る。途中で出会った詐欺師の青年ディミトリと元貴族のウラジミールは、彼女を皇女に仕立て上げてマリーから賞金をもらおうと画策する。そのことに気づいた不死身の怪人ラスプーチンは、アーニャたちを追い、度重なる攻撃を仕掛けるが…。
ミュージカル調の作りで、音楽がナイス。
同時期に見た『ムーラン』より、こっちの方が好きです。
★★★★
(1998年8月29日)

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エアボーン
AIRBORNE
2021年ポーランド/ドラマ

<監督・脚本>
Andrzej Jobczyk
<ストーリー&コメント>
航空機と動植物の世界をつなぐ、シュールなアニメーション。戦いに夢中になったパイロットが一瞬のアクシデントでターゲットを見失い、飛行機は撃墜され、墜落して木に激突してしまう。終わりのように見えたこの悲劇が、歴史の新たな扉を開くのだった…。
戦闘機や兵器が草花や蝶になり、破壊され尽くした世界に芽吹いていく。単色で描かれた不思議なアニメでした。
8分/★★★☆☆
(2023年7月22日)

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岸辺のふたり
FATHER AND DAUGHTER
2000年イギリス、オランダ/クラウドランナー

<監督・脚本>
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
<ストーリー&コメント>
父は幼い娘に別れを告げ、ボートに乗って去っていく。少女はやがて成長し、大人になり、結婚し、母になる。季節は移ろっていき、彼女もやがて年をとる。そんな彼女が、一目会いたいと思い慕うのは、幼い頃に別れた父親だった…。
老婆になっても小さな頃別れた父を慕い続ける娘の姿を描き大きな感動を呼んだ、アカデミー賞短編アニメーション賞に輝く傑作アニメ。
なかなか面白かったです。楽しい面白さではなく、とても味わい深い人間の感情を丁寧に描いた物語。わずか8分間の物語の中に、人が人を思い続ける気持ちの美しさが描かれています。セリフもなく、登場人物はシルエットが多いので細かい表情もわからない。だけど、しっかりと感情は伝わるから不思議。ピアノやアコーディオンの音色が、物語の切なさをさらに引き立てています。
作品を観た後に監督自身のコメントを観たんだけど、「空間(スペース)を意識して作った。登場人物はわざと小さく描いているが、風景が如実に感情を物語る」と語っており、なるほどと納得。とても素晴らしい小品です。
8分/★★★☆☆
(2004年9月7日)
第73回アカデミー賞(2000年) 短編アニメーション賞

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シュレック
SHREK
2001年アメリカ/ドリームワークス

<監督>
アンドリュー・アダムソン
ヴィッキー・ジェンソン
<脚本>
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ジョー・スティルマン
<声優>
マイク・マイヤーズ
エディ・マーフィ
キャメロン・ディアス
ジョン・リスゴー
ヴァンサン・カッセル
ピーター・デニス
ジム・カミングス
ボビー・ブロック
<ストーリー&コメント>
人里離れた森に住む緑の大男シュレック。彼は本来優しい心の持ち主だったが、醜い姿から人々に恐れられ、すっかり人嫌いとなっていた。そんなある日、言葉を話すロバのドンキーが、おとぎ話を禁じるファークアード卿の取り締まりから逃れてシュレックのもとへ駆け込んできた。やがてシュレックの周りには追放されたおとぎ話のキャラクターが集まり、口々に助けを求めだした。シュレックはやむなくファークアード卿に掛け合うが、卿は条件として、ドラゴンに捕らわれたフィオナ姫を救い出し、后として差し出すことを求めてくるのだった…。
第74回アカデミー賞で初めて設立された「長編アニメーション映画賞」に輝いた。同時に脚色賞にもノミネートされるなど、物語自体も楽しめるものになっている。
なかなか楽しい物語だった。「白雪姫」や「ピノキオ」など、勧善懲悪・予定調和のおとぎ話への皮肉とパロディをたっぷりのギャグにくるんでいるのが新鮮。主人公は実は心優しい怪人(オーガ)なんだけど、主人公以上にお供のロバが面白い。よく喋る。とにかく喋る。オーガが無口な分、ロバがよく喋っていた。その声は誰かと思いきや、コメディアンのエディ・マーフィ。なるほどって感じですね。キャメロン・ディアスが声優を担当したお姫様もクール。途中で山賊に襲われたときに、『チャーリーズ・エンジェル』みたいに敵をやっつけちゃうのが笑えた。
90分/★★★☆☆
(2004年2月10日)
第74回アカデミー賞(2001年) 長編アニメーション賞

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シュレック2
SHREK 2
2004年アメリカ/ドリームワークス

<監督・脚本>
アンドリュー・アダムソン
<監督>
ケリー・アズベリー
コンラッド・ヴァーノン
<脚本>
J・デヴィッド・ステム
ジョー・スティルマン
デヴィッド・N・ワイス
<声優>
マイク・マイヤーズ
エディ・マーフィ
キャメロン・ディアス
アントニオ・バンデラス
ジュリー・アンドリュース
ジョン・クリーズ
ルパート・エヴェレット
ジェニファー・ソーンダース
<ストーリー&コメント>
冒険の末、ついに結ばれたシュレックとフィオナ姫。そんな彼らのもとに、フィオナの両親である国王と王妃から舞踏会への招待状が届く。結婚を認めてもらういい機会とばかりに、2人はロバのドンキーを連れて旅立つ。だが、歓迎ムード一色に包まれていた城下町は、馬車から降りた2人の姿を見て声を失う。ハンサムな王子を想像していたはずが、新郎は醜い巨人、しかも姫までもが緑の怪人になっていたのだ。王はこの結婚をなかったことにしようと、密かに腕利きの殺し屋“長靴をはいたネコ”を雇う。一方、フィオナとの政略結婚を企む妖精のゴッドマザーと息子のチャーミング王子もまた、シュレックとフィオナを罠にかけようと企んでいた…。
おとぎ話の予定調和をブチ壊すパロディCGアニメの大ヒット作第2弾!前作同様、絵本やアニメでおなじみのおとぎ話が徹底的に茶化されるのはもちろん、『スパイダーマン』など最新のヒット映画も次々とパロディとなって登場。
声優は相変わらずの豪華キャスト。最近のアメリカンアニメって、声優陣がすごいね。前作を楽しめた人なら、安心して楽しめるノリ。だけど、前作ほどのはちゃめちゃなパワーがないのがちょっと残念。
キャラクターの中では、長靴をはいたネコがダントツにかっこいい。終始ラテン系のノリで、誰かと思えばアントニオ・バンデラス。どうりで。
93分/★★★☆☆
(2006年8月29日)

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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
THE ADVENTURES OF TINTIN: THE SECRET OF THE UNICORN
2011年アメリカ/ドリームワークス

<製作・監督>
スティーブン・スピルバーグ
<製作>
ピーター・ジャクソン
<脚本>
エドガー・ライト
スティーヴン・モファット
ジョー・コーニッシュ
<声優>
ジェイミー・ベル
アンディ・サーキス
ダニエル・クレイグ
サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
トビー・ジョーンズ
<ストーリー&コメント>
少年記者タンタンは相棒の愛犬スノーウィと世界各地に向かい、いつしか難事件に巻き込まれる毎日。そんなある日、のみの市でタンタンは帆船の模型を購入するが、その直後から怪しげな男たちに付け回されることに。実はその模型は、17世紀に海上で消息を絶った伝説の軍艦・ユニコーン号だった。偶然、模型に隠された巻物を見つけたタンタンは、ユニコーン号船長の子孫ハドックと協力し、愛犬スノーウィと共に宝探しの旅に出るのだが…。
世界中で愛されているベルギーの漫画家エルジェ原作の『タンタンの冒険』を、いずれも原作ファンだという2大ヒットメーカー、スピルバーグとジャクソンがタッグを組んで映画化。俳優陣が実際に演技した映像をCGで加工してアニメにする、凝った手法を採用。おかげで登場人物たちのナチュラルな動きとCGならではのスケール、両者の良さが組み合わさり、老若男女幅広く楽しめる娯楽編に仕上がった。劇場公開ではスピルバーグ初の3D映画としても注目された。
予想以上に面白かったです。ヌルヌルしたCGアニメが最初は気持ち悪かったけど、それに慣れたら、スピルバーグならではのノンストップ・アクションでした。
原作を知らないんだけど、タンタンはいったい何歳なんだろう?車や飛行機やバイクは運転・操縦するわ、拳銃を撃ちまくるわ、街の中をめちゃくちゃにして暴れまわる様子はすごすぎる(笑)
107分/★★★☆☆
(2022年9月18日)

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トレジャー・プラネット
TREASURE PLANET
2002年アメリカ/ディズニー

<監督・脚本>
ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
<脚本>
ロブ・エドワーズ
<声優>
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
ブライアン・マーレイ
エマ・トンプソン
デヴィッド・ハイド・ピアース
マーティン・ショート
ロスコー・リー・ブラウン
ローリー・メトカーフ
マイケル・ウィンコット
<ストーリー&コメント>
辺境の惑星で旅宿を営む母と暮らす15歳の少年ジム。ある日、彼は宇宙船の事故で不時着した男から不思議な金属の球を託される。だがその球こそは、莫大な財宝が眠るという“トレジャー・プラネット”を示す地図だったのだ。男を追ってきた海賊から逃れ、ジムは宇宙物理学者のドップラー博士を伴い、宝探しの旅へと出発するのだが…。
スティーヴンソンの名作冒険小説『宝島』をベースに、莫大な財宝が眠る惑星を目指して少年ジムと宇宙海賊たちの争奪戦が展開するスペース・アドベンチャー・アニメーション。
5ツ★でもいいぐらい、ものすごく面白かった。各映画サイトを見るとあまり評価は芳しくないけど、個人的にはDVDを買いたいぐらい大好きです。まず、アニメがカッコイイ!宇宙帆船の壮観さ、広がりのある宇宙、超新星の爆発などのスリル。そして、名作がベースなだけに物語もいい!ジムと海賊ジョン・シルバーとの間に次第に芽生えていく友情とも父子愛とも呼べる感情。終盤は、わかっていても感動してしまいました。少年の成長と冒険心を描いたテーマは不変。大人も童心に帰ってワクワクできる素晴らしい作品だと思います。
95分/★★★★
(2004年11月23日)

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ファインディング・ニモ
FINDING NEMO
2004年アメリカ/ディズニー

<監督・原案・脚本>
アンドリュー・スタントン
<脚本>
ボブ・ピーターソン
デヴィッド・レイノルズ
<声優>
アルバート・ブルックス
エレン・デジュネレス
アレクサンダー・グールド
ウィレム・デフォー
ブラッド・ギャレット
アリソン・ジャネイ
<ストーリー&コメント>
オーストラリアのグレートバリアリーフ。広大な海の中でカクレクマノミの400個の卵が孵化しようとしていた。しかし、無事に生まれたのは母親の命と引き換えに助かったたった1つだけ。父マーリンは、この子を“ニモ”と名付け、同じ悲劇を繰り返さないと誓い過保護なまでに大事に育てていく。そして6歳になったニモに、初めて学校へ行く日がやって来る。しかし、突然の悲劇がニモを襲う。彼は、人間のダイバーにさらわれてしまったのだ。打ちひしがれるマーリンだったが、陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りて最愛の息子を助け出す旅へと出るのだった…。
サンゴ礁の海を舞台に、“人間の世界”へさらわれた我が子を懸命に探す父親の大冒険を描いたファンタジー・アニメ。
なかなか面白かったです。巷で言われていたほど「感動で号泣!」というわけではなかったんですが、それは僕に子どもがいないからかな。子どもがいる親の人が観たら、ものすごい感動みたいです。
物語はけっこう一本調子だけど、次々といろんな障害が出てきて、マーリン(ニモの父)がそれを乗り越えていく様はなかなか感動的です。
海の中のぼんやりした感じとか、水の動きとか、CGがすごく綺麗。実写映画の背景がCGだらけなのは辟易するけど、こういう映画では当然しっくりと来るので、最近の技術の新保をまざまざと見せつけられるね。画力と技術を伴ったアメリカの“カートゥーン(アニメーション)”。日本の“アニメ”とは全く違う方向性だけど、日本もうかうかしていられないよね。
101分/★★★☆☆
(2006年9月26日)
第76回アカデミー賞(2003年) 長編アニメーション賞

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ベルヴィル・ランデブー
LES TRIPLETTERS DE BELLEVILLE
2002年フランス、ベルギー、カナダ、イギリス/クロックワークス

<監督・脚本>
シルヴァン・ショメ
<音楽>
ブノワ・シャレスト
<声優>
ジャン=クロード・ドンダ
ミシェル・ロバン
モニカ・ヴィエガス
ベアトリス・ボニファッシ
リナ・ブドロー
マリ=ルー・ゴーティエ
<ストーリー&コメント>
戦後間もないフランス。内気な孫のシャンピオンが自転車に興味があることを知ったおばあちゃんは、彼がトレーニングに励むのを温かく見守り、やがてシャンピオンは世界最高峰の自転車競技ツール・ド・フランスに参加するまでに成長する。ところがそのレースの最中、彼は謎のマフィアに誘拐され、行方不明となってしまう。最愛の孫を救出すべく、おばあちゃんは愛犬ブルーノを連れ、海を越えて探索の旅に出るのだが…。
本国フランスで熱狂的大ヒットを記録したほか、様々な映画賞に輝いた、痛快フレンチ・アニメーション。
アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたのを観た瞬間から、ずっと観たいと思って待っていた作品。その期待通り、なんとも不思議で、なんとも奇妙な作品!だけど僕は大好き!人に教えず、こっそり楽しみたい佳作です(笑)
どこかエキセントリックにデフォルメされたキャラクターたち、セリフがほとんどないのにわかりやすいストーリー、そして何よりも抜群の音楽センス。三姉妹が歌う主題歌や、どのBGMも素敵。カエルだらけの食卓や、手榴弾(!)とか、四角い肩の黒服男たち、どのシーンをとっても、ナンセンスでいて、だけど微笑ましい。サントラ欲しくなったなぁ。
82分/★★★★
(2006年2月5日)

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ポーラー・エクスプレス
THE POLAR EXPRESS
2004年アメリカ/キャッスルロック

<製作・監督・脚本>
ロバート・ゼメキス
<脚本>
ウィリアム・ブロイルス・Jr.
<製作総指揮・声優>
トム・ハンクス
<声優>
ノーナ・ゲイ
マイケル・ジェッター
ピーター・スコラーリ
エディ・ディーゼン
チャールズ・フライシャー
ダリル・サバラ
ジミー・ベネット
レスリー・ゼメキス
<ストーリー&コメント>
クリスマスイブの夜。「もうサンタの存在など信じない」と思い始めた少年は、それでもベッドの中でトナカイの鈴の音が聞こえないかと耳をすましていた。すると真夜中近く、鈴の代わりに汽車の走る音が聞こえてくる。驚いた少年が窓の外に見たものは、家の前に走りこんできた大きな蒸気機関車だった。玄関を飛び出した少年に、車掌はその列車が北極行きの急行“ポーラー・エクスプレス”だと告げる。突然のことに戸惑う少年だったが、やがて列車が動き始めると、たまらず飛び乗ってしまうのだった…。
クリスマス本の定番として人気を集めるクリス・ヴァン・オールズバーグの名作絵本『急行「北極号」』を、ロバート・ゼメキスとトム・ハンクスのコンビで映画化。
俳優の演技をコンピュータに取り込み、その動きにCGを当てはめるパフォーマンス・キャプチャーという技術を使い、原作を再現した美しい絵と、俳優による演技を両立させた。特にトム・ハンクスは、主人公の少年(声は子役)を始め、父親、車掌、サンタなど1人何役ものパフォーマンスを担当するという大活躍。
フルCGアニメですが、なかなか面白かったです。子どもの頃には信じていたサンタクロースを、誰もがいつの頃からか信じられなくなっていく…。そんな、ごくありふれた場面を幻想的にふくらませたお話です。クリスマスって、こういう話がどれだけでも造れる独特の世界観があるよね。最初は『銀河鉄道の夜』か『銀河鉄道999』みたいな感じかと思ってたけど、中盤のハイスピードな列車の疾走とか、北極でのシーンの数々はハリウッドならではのCG技術を駆使したもので、なかなか楽しめました。
それにしてもこの作品、アカデミー賞の3部門(録音賞(音響賞)、音響編集賞(音響効果賞)、歌曲賞)でノミネートされているんだけど、アニメ賞にはノミネートされなかったんだよね。ちょっと不思議。
101分/★★★☆☆
(2009年11月7日)

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マロナの幻想的な物語り
Marona's Fantastic Tale
2020年ルーマニア・フランス・ベルギー/リスキット

<監督>
アンカ・ダミアン
<脚本>
アンゲル・ダミアン
<声優>
リジー・ブロシュレ
ブルーノ・サロモネ
ティエリー・アンシス
ナタリー・ブトゥフ
シレル・メ・イバート
マイラ・シュミット
<ストーリー&コメント>

血統書付きで差別主義者の父と、混血で元のら犬だけど美しくて博愛主義の母との間に生まれた、ハート型の鼻を持つメスの子犬。同時に生まれた9匹の末っ子だったため「ナイン」と呼ばれたが、生まれてすぐ曲芸師マノーレの手にわたり「アナ」と名付けられる。大好きなマノーレと幸せな日々を送っていたアナだったが、仕事の邪魔になってはいけないと、彼の元を去るのだった。やがて「サラ」、「マロナ」と名前も変わり、様々な飼い主の元で暮らしていくのだが…。
ハート型の鼻を持つミックス犬マロナの生涯を、手書きをベースとした独特なアニメーション表現で描いた長編アニメ。
女優ののんさんの日本語吹き替え版で観ました。独特の画のタッチ、カラフルな世界観を楽しむことができたけど、ちょっとクセが強すぎて、好き嫌いが分かれるかも。最後の結末も冒頭からわかってしまうので、終盤はとても切ない気分で観ました。
92分/★★★☆☆
(2022年2月23日)

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ムーラン
MULAN
1998年アメリカ/ディズニー

<監督>
バリー・クック
トニー・バンクロフト
<声優>
ミンナ・ウェン
エディ・マーフィ
B・D・ウォン
ハービィ・ファイアスティーン
<ストーリー&コメント>
舞台は6世紀末頃の中国。国境である万里の長城がフン族の侵攻を受け、時の皇帝は、すべての家から一人ずつ兵士を出征させるよう命じる。皇帝の徴兵はムーランの村にもやってきた。ファ家の唯一の男である父は、前の戦で足を悪くし、年老いてもいた。名門ファ家の一人娘ムーランは密かに長い髪を切り、父の武具をまとって父の代わりに出陣する。
家の守護竜ムーシューの助言を得ながら、男として振る舞う彼女の闘いが始まった…。
ディズニー初の中国モノ。
作品自体は面白いと思うんだけど…これ、宣伝しすぎだったねぇ。劇場行ってもテレビ見てても、この頃『ムーラン』のCMばっかりで。名場面がいっぱい見られて「面白そう!」って思ったんだけど、なんとほとんどのシーンが宣伝で見たものばかりだったんだよね。だから、新鮮味に欠けたというか…過度の広告が弊害になった悪例だったかな。前知識なしに見たら面白いと思いますが。
★★★☆☆
(1998年9月30日)

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リロ&スティッチ
LILO & STITCH
2002年アメリカ/ディズニー

<監督・脚本>
ディーン・デュボワ
クリス・サンダース
<声優>
デヴリン・チェイス
クリス・サンダース
ティア・カレル
デヴィッド・オグデン・スティアーズ
ケヴィン・マクドナルド
ヴィング・ラームス
ゾーイ・カルドウェル
ジェイソン・スコット・リー
ケヴィン・マイケル・リチャードソン
<ストーリー&コメント>
ハワイのカウアイ島。両親を亡くした5歳の少女リロは、19歳の姉ナニと共に暮らしていたが、福祉局から養育環境を問題視され、施設へ送られようとしていた。そんなある日、リロは奇妙なペットを飼い始める。ところが、スティッチと名づけられたこの生物は、実は宇宙のマッド・サイエンティストが密かに作り上げた凶暴なモンスターなのだった…。
地球に迷い込んだエイリアンと幼い少女との交流を描く、ディズニーのファンタジー・アニメーション。
なかなか面白かったです。正直、最初はどうかなと思ったんですが、観ているうちに楽しくなりました。スティッチはどう見てもかわいいとは思えない凶悪さですが、「みにくいアヒルの子」を読んでから、だんだんしおらしくなっていく様子はよかったです。ピンと立ってる耳が下がったりとかね。ハワイの人たちも、日本人から見たら「どうなの?」と思える絵柄ですが…これはこれで、アメリカの趣味なんでしょう。
主人公のリロも、単純な“いい子”ではないし、家庭の崩壊や福祉局といったシビアなテーマが出てくるなど、ディズニーにしてはかなり型破りなアニメではありますが、最後はやっぱりハッピー・ェンドな予定調和。ディズニーに悲しい結末は望んでないし、これはこれで心地いいんだけどね。作品の随所にエルヴィス・プレスリーの音楽が出てくるのは、なかなかのセンス。個人的には、サーフィンのシーンが好きです。
85分/★★★☆☆
(2004年11月6日)

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ロング・ウェイ・ノース/地球のてっぺん
Tout en haut du monde
2015年フランス、デンマーク/リスキット、太秦

<監督>
レミ・シャイエ
<脚本>
クレール・パオレッティ
パトリシア・バレイクス
<声優>
クリスタ・テレ
フェオドール・アトキン
ファビアン・ブリシェ
レミ・カイユボ
ロイック・ウードレ
ヴィヴィアン・ヴェルメシュ
レミ・ビシェット
<ストーリー&コメント>
19世紀の帝政ロシア、サンクトペテルブルグ。貴族の子女・14歳のサーシャの大好きだった冒険家の祖父は1年前に北極航路の探検に出たきり行方不明となっていた。サーシャは失われた祖父の名誉を回復するため、数々の困難を乗り越えて北方行きの船に乗り込み、祖父の軌跡を追って“地球のてっぺん”を目指す大冒険に出るのだが…。
キャラの輪郭の実線の無い独特の絵柄と、パステル調で描かれる氷の大地の美しさが話題を呼んだ。
すごく面白かったです。限りなく★4ツに近いぐらい面白かった。一緒に観ていた奥さんにはあまり刺さらなかったようなので、人を選ぶのかもしれないけど。独特のタッチの画もかわいいし、何より脚本・演出が秀逸でした。物語はストレートなものだけど、終盤の氷山のあたりはやっぱり「おおっ!」と思ったし。サーシャが旅に出る動機、逞しく成長していく様子はコンパクトながら説得力のあるものだしね。貴族の子女が急に大冒険に出られるかというツッコミは、ちょっと野暮かな。冒頭の家族の様子を観ていると、政治家の父よりも、冒険家の祖父との方が仲が良かった描写があるし、図書館に忍び込む行動力からしても、ちょっとおてんばで活発な女の子だとわかるからね。
荒くれ者の船乗りたちの様子もリアリティがあるし、物語全体としても面白かった。日本のアニメとは全く異なる魅力があって、こういう作品が日本でももっと広まればいいのになと思いました。
81分/★★★☆☆
(2022年1月30日)