| もしも昨日が選べたら | |
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| 2006年アメリカ/ファンタジー <監督> フランク・コラチ <脚本> スティーヴ・コーレン マーク・オキーフ <出演> アダム・サンドラー ケイト・ベッキンセール クリストファー・ウォーケン デヴィッド・ハッセルホフ ヘンリー・ウィンクラー ショーン・アスティン |
<ストーリー&コメント> 建築士のマイケルは、美しい妻のドナと2人の子供と裕福な生活をしたいと願い懸命に働くが、そのせいで仕事を優先し、家庭を顧みないという矛盾を抱え込む。あまりに毎日が忙しいマイケルは、どんな電化製品も操れるリモコンを探して街に出て、そこで出会った男から、人生をビデオのように早送りしたり巻き戻せる不思議なリモコンを手に入れる。おかげで人生を思い通りに操れるようになったマイケルだが、それがかえって予期せぬ事態を招くのだった…。 アダム・サンドラーを大変身させた特殊メークのチームから、日本人の辻一弘らがアカデミー賞のメイクアップ賞にノミネートされた。 仕事か家族の葛藤、アナザーストーリーの人生と、映画製作のテーマとしては過去に数多の作品が作られた、ありふれた題材。『天使のくれた時間』なんかもそうだしね。本作もご多分に漏れず、予想通りの展開。安心して観られるか、先が読めるからつまらないと考えるかは人次第だと思うけどね。 ものすごく下らなくはないけど、コレと言ってアピールポイントもない。そんな作品です。特筆事項は、ケイト・ベッキンセールはやっぱり美しい、というぐらいかな(笑) アダム・サンドラーがジョン・トラヴォルタに見えてしょうがないのは僕だけかな? |
| 108分/★★☆☆☆ (2008年1月20日) |
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| モダン・タイムス | |
| MODERN TIMES | |
| 1936年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・音楽・出演> チャールズ・チャップリン <出演> ポーレット・ゴダード ヘンリー・バーグマン スタンリー・スタンフォード チェスター・コンクリン ハンク・マン |
<ストーリー&コメント> オートメーション化の進む工場で、ベルトコンベアによる流れ作業に従事する労働者。彼は、働き過ぎによって頭がおかしくなり、病院に入院してしまう。仕事もクビになった彼は、勘違いから投獄されたり、ますます散々な目に。だが、ある貧しい娘と出会い、彼女と暮らすべく再就職しようとするのだが…。 喜劇王チャップリンの代表作のひとつにして、映画史に輝く名作コメディです。オートメーション化した工場で人間性を奪われる労働者を、チャップリンが哀しくもおかしく熱演。製作当時、将来訪れると考えられた(そして現実にやって来た)世界の機械文明化をいち早く風刺したブラックユーモア・コメディとしても秀逸。 また、本作が作られた頃、映画のトーキー化を頑なに拒んでいたチャップリンが初めて肉声を映画に吹き込んだという裏話も。だが、歌を披露する以外は台詞無しという手段で自身の映画観を貫いた。 すごく面白かったです。サイレント・コメディという独自の手法で社会問題を痛烈に諷刺したチャップリン。その多彩な才能の偉大さをあらためて知らしめてくれる傑作です。 |
| 83分/★★★★★ (2005年3月12日) |
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| ものすごくうるさくて、ありえないほど近い | |
| EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE | |
| 2011年アメリカ/ドラマ <監督> スティーヴン・ダルドリー <脚本> エリック・ロス <出演> トム・ハンクス サンドラ・ブロック トーマス・ホーン マックス・フォン・シドー ヴァイオラ・デイヴィス ジョン・グッドマン ジェフリー・ライト |
<ストーリー&コメント> ニューヨーク。アスペルガー症候群を抱える11歳の少年オスカーは、宝石商を営む父トーマスとの知的な遊びが大好きな子どもだった。しかし、2001年9月11日、トーマスが同時多発テロに巻き込まれて命を落としてしまう。それから1年が経過しても、オスカーは父の死を受け止めることができないでいた。そんなある日、父のクローゼットから<ブラック>と書かれた封筒の中に謎の鍵が入っているのを発見する。ブラック氏に鍵を届けることが父の遺志だと確信したオスカーは、ニューヨークに住む全てのブラック氏を訪ねることを決意するのだが…。 ジョナサン・サフラン・フォアの同名小説を映画化。突然のテロで父を失った少年が、父の遺品である鍵の秘密を探るうちに喪失感を乗り越えていく姿を描くドラマ。 ハートウォーミングなドラマかと思えば、なかなかヘビーなものでした。同時多発テロからまだ日が浅く、人々の心の中には大きな悲しみがあるし、オスカーと同じように愛する人を突然失った人も多い。そんな人たちの喪失感をどう描くか。だけど、そんな答えはなんだよね。どれだけ時間が経っても、失った者の大きさは変わらないし、愛しいと思う心も決して消えはしない。そんな描写のひとつが、この作品なのかもしれないですね。少年役に大抜擢されたトーマス・ホーンの、悲しみを秘めつつ凛とした佇まい堂々としていてすごい存在感でした。 |
| 132分/★★★☆☆ (2020年11月23日) |
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| モ’・ベター・ブルース | |
| MO' BETTER BLUES | |
| 1990年アメリカ/ミュージックドラマ <製作・監督・脚本・出演> スパイク・リー <出演> デンゼル・ワシントン ウェズリー・スナイプス ジョイ・リー シンダ・ウィリアムス サミュエル・L・ジャクソン |
<ストーリー&コメント> ニューヨークのブルックリン。ジャズクラブの人気クィンテットのリーダー、トランペッターのブリーク・ギリアム。彼は、ひとたび舞台に立てば観客を酔わせるが、舞台裏では自己中心的なその性格からトラブルが絶えない。彼の二人の恋人、小学校教師のインディゴと、シンガー志望のクラークも彼の性格に愛想が着き始めていた。そんなある日、とうとう金銭トラブルに巻き込まれて殴られ、再起不能になってしまう…。 ある黒人トランペッターの栄光と悲劇をジャズの名曲の数々に乗せて綴る音楽映画。 デンゼル・ワシントンのトランペット演奏姿がカッコいいし、バンドの演奏も素晴らしい。この作品がデビューであるシンダ・ウイリアムズの歌唱力も見事です。「音楽作品」としてはこれだけでも満足なんだけど…いかんせん、「映画作品」としてはドキュメント調のストーリーが起伏に欠けて退屈でした。監督のスパイク・リー自ら、バンドのマネージャー役のジャイアントを演じています。 |
| 129分/★★☆☆☆ (2002年10月25日) |
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| モリー | |
| MOLLY | |
| 1999年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ジョン・ダイガン <出演> エリザベス・シュー アーロン・エッカート ジル・ヘネッシー トーマス・ジェーン ルーシー・リュー |
<ストーリー&コメント> 28歳のモリーは、知的障害のため両親の死後、12年間養護施設に預けられていた。だが施設の閉鎖が決定し、彼女は兄のバックに引き取られる。見かけは大人でも幼児程度の知能しかないモリーの突拍子もない言動や行動に周囲の人々は戸惑うばかり。そんな時、モリーは治療と研究のため脳の手術を受ける。そして、ある日を境にモリーの脳は画期的な発展を遂げていく…。 実話を基に、モリーの無垢で純粋なハートを描く心温まるドラマ。 『アルジャーノンに花束を』とか『レナードの朝』に通じるものがあるね。アメリカではこの手の医療実験が多数行われているのだろうか? |
| 92分/★★★☆☆ (2002年5月24日) |
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| モリー先生との火曜日 |
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| TUESDAYS WITH MORRIE | |
| 1999年アメリカ/ヒューマンドラマ <監督> ミック・ジャクソン <原作> ミッチ・アルボム <脚本> トム・リックマン <出演> ジャック・レモン ハンク・アザリア ウェンディ・モニツ キャロライン・アーロン ボニー・バートレット アーロン・ラスティグ |
<ストーリー&コメント> スポーツ新聞の人気コラムニストのミッチは、テレビやラジオへ手を広げ、恋人のジャニーともすれ違いの忙しい日々を送っていた。そんなある日偶然、大学時代の恩師・モリー教授が不治の病に冒され、余命が幾ばくもないことを知る。ミッチは、失ってしまった自分を取り戻すためにモリー先生に会いに行く。そして、人生と死をテーマに、最後の講義を受けるようになるのだった…。 多忙な生活を送るスポーツライターと、不治の病に冒されながらも人生の意味を説きつづける大学教授の交流を心温まるタッチで描く感動ドラマ。大ヒットしたミッチ・アルボムの同名小説を原作としたテレビドラマで、2000年度のアメリカのTV映画賞を総ナメにした。 ジャック・レモン最後の主演作。同様のテーマの作品に1989年の『晩秋』があるけど、その当時よりも彼自身の体調が遥かに悪化している(この頃にはおそらく、ガンの病状も出ていたのではないだろうか)だけに、よりリアルな迫力があります。死の淵に際してもなお人生の意味を説き続ける様は、演技なのか、彼自身の本当の魂の訴えなのか…。最後は、涙なくしては観られませんでした。生きることの意味、愛することの意味に迷った時には、また帰ってきたい作品です。 |
| 90分/★★★★★ (2002年5月24日) |
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| モール・ラッツ | |
| MALLRATS | |
| 1995年アメリカ/コメディ <監督> ケヴィン・スミス <出演> シャナン・ドハーテイ ジェイソン・リー ジェレミー・ロンドン クレア・フォラーニ ベン・アフレック |
<ストーリー&コメント> ショッピング・モールを舞台にしたドタバタコメディ。 なかなか面白かった。 『BEVERLY HILLS 90210』のブレンダが主演で出ている他、個性派俳優達がチョイ役でいろいろ登場している。 それにしても…ショッピング・センターっていろいろあって楽しいものだよね。 |
| 94分/★★★☆☆ | |
| モンキー・ビジネス | |
| MONKEY BUSINESS | |
| 1952年アメリカ/コメディ <監督> ハワード・ホークス <脚本> ベン・ヘクト チャールズ・レデラー I・A・L・ダイアモンド <出演> ケーリー・グラント ジンジャー・ロジャース チャールズ・コバーン マリリン・モンロー ヒュー・マーロウ ヘンリー・レトンダル ロバート・コーンスウェイト ラリー・キーティング ダグラス・スペンサー |
<ストーリー&コメント> 製薬会社の研究所につとめる生真面目な科学者のバーナビーは、研究用のチンパンジーがイタズラして飲料水に混ぜてしまった新しい薬品を飲んでしまう。その新薬は人間を若返らせるものだった。やがて心身共に妙な元気が出てきたバーナビーは、社長の若い秘書ロイスを連れて町に飛び出し、スポーツカーでのドライブやローラースケートを楽しむ。やがて彼の妻エドウィナもその薬によって若者のような行動を取りはじめてしまう…。 若返りの薬をめぐって繰り広げられるドタバタコメディ。主演二人のハジけた演技がとにかく笑えます。二枚目ケーリー・グラントが珍しく軽妙きわまる大ボケ演技に徹したり、ミュージカルのスーパー・スター、ジンジャー・ロジャースも得意のステップをご披露するなどの豪華編。 当時売出し中だったマリリン・モンローが、ちょっと頭のにぶい秘書役で登場しています。いきなり足を露わにしてストッキングの話をしたり、社長の後をちょこちょこついていったりするなど、必死にやってるんだなぁというのが伝わってくる演技でした。彼女はこの翌年、『ナイアガラ』で大ブレイクすることになります。 |
| 97分/★★★☆☆ (2004年3月11日) |
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| モンキーボーン | |
| MONKEYBONE | |
| 2001年アメリカ/ファンタジー <監督> ヘンリー・セリック <脚本> サム・ハム <出演> ブレンダン・フレイザー ブリジット・フォンダ クリス・カタン ウーピー・ゴールドバーグ ジャンカルロ・エスポジト ローズ・マッゴーワン |
<ストーリー&コメント> マンガ家のスチュ・マイリーは、自作の「モンキーボーン」の連続アニメ化が決まり、またキャラクター・グッズも続々発売されるとあって今や人気絶頂。だが彼自身は、華やかなスポットライトを浴びる生活よりも、恋人のジュリーと静かに暮らしたいと願っていた。そんなある日、スチュは不慮の自動車事故で昏睡状態に陥ってしまう。ようやくスチュが目覚めた場所は、人間の悪夢が実体化した世界「ダーク・タウン」だった…。 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』、『ジャイアントピーチ』などの人形アニメを手がけたヘンリー・セリック監督の初の実写映画。得意のCG技術は、モンキーボーンや悪夢の世界の映像化に活かされている。コメディあり、ラブストーリーありのファンタジーです。 物語は、大きく二つに分けられる。前半は「ダーク・タウン」での奮闘、後半は現実の世界。前半は独特の世界観で不思議な感じ。後半はドタバタコメディ。元体操選手の死体が元気に飛び跳ねる姿は大爆笑です。 芸達者な主演陣が頑張っているけど、とても軽いのであまり長く記憶には残らない、典型的なB級コメディです。 |
| 94分/★★★☆☆ (2003年2月11日) |
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| モンスター | |
| MONSTER | |
| 2003年アメリカ、ドイツ/ドラマ <監督・脚本> パティ・ジェンキンス <製作・出演> シャーリズ・セロン <出演> クリスティナ・リッチ ブルース・ダーン リー・ターゲセン アニー・コーレイ プルーイット・テイラー・ヴィンス マルコ・セント・ジョン |
<ストーリー&コメント> 1986年、フロリダ。各地をヒッチハイクしながら、自らの身体を売って生活する毎日に疲れ果てたアイリーンは、有り金を使い果たしたところで死のうと思いつめていた。手近なバーに飛び込み、そこで1人の少女と運命的な出会いを果たす。同性愛者であるセルビーもまた、家族や社会からつまはじきにされ、アイリーン同様、絶望と疎外感を募らせていた。2人は思わず意気投合し、どこかで一緒に暮らそうと話し合う。金の必要に迫られ、アイリーンは元の商売を再開するようになるが、ある日、1人の客に森の奥へ連れ込まれ、凄まじい暴力をふるわれるのだが…。 アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯として人々を震撼させたアイリーン・ウォーノスの真実に迫る衝撃の実録サスペンス・ドラマ。 現代のハリウッドきっての美人女優として知られるシャーリズ・セロンが、体重を13キロ以上も増やして、実在の女性連続殺人犯という汚れ役に体当たりで挑戦。鬼気迫る熱演を披露し、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ほか、数々の主演女優賞をみごと独占した。 すごく見応えがある重厚なドラマでした。だけどその反面、『ミスティック・リバー』なんかもそうだけど、見どころは演技だったり演出だったりするので、単純に映画として考えたら「面白い」作品ではないのかも。 見どころはやっぱり、シャーリズ・セロンの熱演。迫真の狂気でした。こういう役をすると、オスカー狙いとか言われたりするけど、ただ演じるだけでは賞は獲れない。それだけの価値のある存在感でした。これは僕の偏見かもしれないけど…誰とは言わないけど、セロンと同じように「美しいと評されている位置づけの日本人女優」(英語がペラペラだとしても)が同じ役を演じても、オスカーは獲れないはず。やっぱり演技のレベルの高さ、ケタの違いって歴然とあると思うんだよね。 タイトルの意味するところは「女連続殺人犯」なんだろうけど、最後に、無言で指をさすセルビーの怖さもまたモンスターなのかなと思ったりしました。アイリーンは、ただ純粋すぎただけなんじゃないか、と。そういう描かれ方をしてる…よね。 |
| 110分/★★★☆☆ (2007年6月16日) |
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| 第76回アカデミー賞(2003年) 主演女優賞 | |
| モンタナの風に抱かれて | |
| THE HORSE WHISPER | |
| 1998年アメリカ/ヒューマンドラマ <製作・監督・出演> ロバート・レッドフォード <出演> クリスティン・スコット・トーマス サム・ニール ダイアン・ウィースト スカーレット・ヨハンソン |
<ストーリー&コメント> ある冬の朝、13才の少女グレースは、乗馬中の突然の事故により親友と片足を失ってしまった。彼女の愛馬ピルグリムも重傷を負い、暴れ馬になってしまう。グレースの母で雑誌編集長のアニーは、娘とその愛馬の心の傷を癒す方法を必死で探る。自在に馬と交流するという“ホース・ウィスパラー”と呼ばれるモンタナのカウボーイ、トム・ブッカーの存在を知った彼女は、断られながらも、自閉した娘と馬を連れての長い旅の末、彼の元に強引に押し掛ける…。 雄大な美しい景色と、儚い恋が見事な演出。 |
| 171分/★★★☆☆ (2000年6月7日) |
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