2003/12/3(水) 新潟テルサ
“100% FAN FUN FAN 2003”(ファンクラブイベント)
第6章・アンコール


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 Encore

アンコールを求める拍手は、ものすごい熱を帯びていた。
コンサートレポートで僕はよく「熱」という字を使うけど、他にいい言葉を知らないんだよね(笑)
コンサートの時の盛り上がりを象徴する言葉としては、やっぱり「熱」という字が一番ふさわしい。

その間は、3分か5分か・・・
正確に時間をはかっていたわけではないけれど、時間にするときっと短いんだろうね。
だけど、待ってる方にはすごく長く感じる。

以前、何かの本かインタビューで読んだ事があるんだけど・・・
アンコールの間、メンバーは何をしているのか。
客席では長く感じるかもしれないけど、裏では慌しい時間らしい。
汗をかいた衣装を着替えたり、何か飲んだり、タバコを吸ったり、トイレに行ったり。
人それぞれいろいろらしいけど、決してのんびりしているわけではないらしい。
完成されたひとつの物語としての本編を一旦終えて、メンタル的にもフィジカル的にも、
一度リフレッシュした環境を作るんだそうだ。
アンコールは本編とは全く別のもので、観客の熱気に任せるところが大きい。
だから演奏曲も、リラックスして踊れるものや、ノリのいいものを選ぶんだそうだ。
ひとつの物語を終えた後のエピローグとでも言おうか。
浜田省吾というアーティストにとってのアンコールは、そんな位置付けのものらしい。
だからこの時も、着替えたり、休憩したり・・・
もしかしたら、今夜の客のノリはどうだとか、そんな話をしていたかもしれない。

そしてステージに再び照明が灯り、明るい笑顔でメンバーたちが再登場。
アンコールってある程度決まりきったものとはいえ、この時はやっぱり嬉しいよね。
もう一度歌って、演奏してくれるんだ!もう少し、この時間を楽しめるんだ!と素直に喜べるよね。

再登場した省吾は、上着が変わっていました。
ちょっと緑っぽい生地に、緑と赤(白だったかな?)のチェック柄のシャツ。
チェックのボーダー(格子)はけっこう太目だったと思う。
パッと見は、ちょっと釣り人風な感じ。いつになくリラックスした衣装だ・・・。もしや自前?

なんか色合いがカワイイ・・・
こんな感じのシャツだった・・・と思う。
1週間経って(現在12月10日です)、さすがにちょっと記憶が薄れてきたなぁ。
イラストだけでも、記憶が鮮明なうちに書いておけば良かった・・・。
生地のウグイス色は、もっと薄いというか・・・緑なのかな?という感じの色あいだったような。

1.MIDNIGHT FLIGHT

「僕は別にキリスト教信者ではないんですが・・・
 街にはクリスマスツリーやイルミネーションがあふれて、そろそろクリスマスの時期ということで。
 クリスマスソングを歌います」

そう言って始まったこの曲。やっぱり、何度聴いてもいいよね〜。
この時期は、やっぱりこれ!って感じですね。

本編とは違って、とてもリラックスした雰囲気の演奏で、僕らも楽しい。
ステージ上の照明も、星みたいに小さな光がキラキラしてて。
(洞窟のセットは再び上へ引きずり上げられていた)
まるで、ステージ全体が巨大なクリスマスツリーみたいで。
メンバーという色とりどりの飾りが、そこで輝いている感じ。

この曲でひとつ確実に覚えていることは、省吾はたしかアコースティックギターを持ってたんだけど。
カポタストはしてなかったですね。
「浜田省吾ギター弾き語り全曲集」(ドレミ出版)を見ると、この曲は原曲キーがAで、カポ2プレイGになってる。
でもカポをしてなかったということは、原曲よりキーを下げて歌っていたのかな?
サビのところで指元を注意して見てたんだけど、しっかりGのコードを押さえてたと思うし。
特に低いという感じはしなかったし、今の声質ではこのキーの方があってるってことなんだろうね。
他にもキーを下げて歌ってる曲、けっこうあるし。
あ、ギターに興味のない人にはチンプンカンプン(死語?)な話題ですね。

2.永遠の恋人

「MIDNIGHT FLIGHT」に引き続き始まったこの曲。
豪華なクリスマスナンバー集だね!
記録によると、この曲が今までにステージで歌われたことはない。
今回のイベントが初めての披露というわけだ。それもまた、嬉しい。
この曲も1曲目の「君に捧げる love song」と一緒で、あまり印象にないんだよね。
それだけきっと、CDのアレンジと同じ感じで演奏したから違和感がなかったんだと思う。

僕はCDをかなり聴きこむほうだし、コンサートの時もだいたい一緒に歌う。
(バラードの時はもちろん、声に出さずに口ずさむ程度ですよ)
だから、歌詞が変わってたり、演奏が変わってたり、アレンジが変わってるとけっこう気づくのね。
(これがレポ書きの秘訣でもあるんですが)
だけどそういうのが全くなかったし、スムーズに聞こえていましたね。

もちろん、演奏も歌も、とても素晴らしいものでした。
それ以上の感想を書けないのがもどかしいんですが(笑)

演奏が終わった後の短いコメントは面白かったのでハッキリ覚えてますよ。
言葉とかニュアンスはちょっと違うかもしれないけど、中身はほとんど同じです。

「ミッドナイト・クリスマス・・・じゃない(笑)」
明らかな間違いに客席も笑いと拍手(笑)
「続けて聴いてもらったのは、「MIDNIGHT FLIGHT」と、新潟でリクエストが0票(もしくは1)
 しかなかった「永遠の恋人」でした(笑)でも、みんな聴きたくなかったんだよね」

「そんなことないよー」という声と、追随する拍手。
「ホントかよー(笑)じゃあこれから、「永遠の恋人」を毎日聴いてください(笑)」

たしかこのあたりで、「ジェネレーション・アンケート」がありました。
年齢を聞かれて、手拍子で応える恒例の儀式みたいなもの(笑)
コンサートの前半で「どこから来たの?アンケート」はあったけど、年齢は聞かれてなかったんだよね。

この日は、30代が圧倒的に多かったですね。ほとんどだったんじゃないかな?
僕を含めた20代は、ごくわずか。
10代は2人か3人ぐらい、40代もけっこう少なかった。50代がこの日の最高齢でしたね。
あと、気になったところでは、10代未満の子供がいたんですよ。
僕のずっと前の方の席で、お母さんに抱きかかえられた2歳半の子供。

「じゃあ、10代未満の子っている?」
お母さんが子供の手をとって、挙げさせて。年を聞かれて、2歳半と応えてました。
「スピーカーの目の前だね・・・大丈夫?」
そうなんです。僕の前、多分5列目あたりの席だと思うんだけど、スピーカーのまん前だったのね。
あんな小さな子供連れて・・・どういうつもりなんだろう?
そりゃ、連れてきたい気持ちもわからないではないけど。
預かってくれる人がいなかったのかもしれないけど。
だけど、あれはあんまりじゃないかなぁと思ったね。
コンサート用のスピーカーの大音響って、大人は絶えられるけど、子供の鼓膜にはよくないらしいのね。
しかもそれが、ほとんどまん前。難聴になってしまったりしてもいいんだろうか?
ファンとして参加したい気持ちはわかるけど、まず子供のことを考えてあげるべきなのでは?
もしくは、後ろのほうの席が全部空いてたわけだから、スタッフに理由を話して席を替えてもらうとか。
前で見たいという欲が、子供の健康に勝ってしまったんだろうか?
若そうなお母さんだったけど、現代っ子ママなのかなぁ。子供がかわいそうでした。

それにしても、僕が「20代」で手をたたくのはきっとこれが最後。
なんだか感慨深いものがあります。

そんな感じの明るい流れから、続けてお馴染みの曲!

3.演奏旅行

残念ながら「演奏旅行だよぉー!」はありませんでしたが、やっぱりこの曲は楽しい。
アリーナツアーのセンターステージを思い出すよね!
会場が、まさにひとつになるひとときです。

このあたりに関しては、特に美辞麗句を並べ立てる必要はないですよね?(笑)
ご自分の参加されたコンサートを思い出してみてください。
「まだ一度も参加したことがない」という方は・・・次のツアーにはぜひ参加してみてくださいね!
きっと、やめられなくなりますよ(笑)

ちなみに、「演奏旅行」が始まってすぐに、先ほどのママは子供を抱えて廊下に飛び出していきました。
泣き出したのか、グズッたのかわからないけど。
あんな子供を連れて片手間で観ても、コンサート楽しめないと思うけどなぁ。
周りの人にも迷惑だと思うしね。
冷たい言い方かもしれないけど、コンサートってやっぱり大人だけの楽しみだと思うのね。
バラードに聴き入ってるときに、横で子供が走りまわってたらハッキリ言って迷惑だし。
野外コンサートみたいな開放的なものは別として、我慢できないような小さい子供は遠慮してほしいものです。

そして、次の曲は聴き馴染みのないものでした・・・。

4.THE KING OF ROCK'N ROLL

こここ、これはーーーー!!!
まさにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!という感じですか?(笑)
まさにファンクラブイベントならではの、超激レアな1曲!
これだ、これを待ってましたよーー!!

キング・オブ・ロックンロール。
レコードにも、CDにもなっていない幻の曲です。
なんで僕がそんな曲を知っているかというと、以前、ファンクラブの会報に紹介されてたんですよ。
(ファンクラブ会員の方は、今すぐ会報116号を見てみよう!)

1970年代の若き頃に演奏されていた曲で、原曲はチャック・ベリーの「SWEET LITTLE SIXTEEN」
コードはG、C、Fと3つしか出てこない黄金律。まさに王道なロックナンバー。
ちょっとだけ歌詞を書き出してみると・・・

♪大阪には SO BAD REVIEW
♪名古屋には SENTIMENTAL CITY ROMANCE(センチ)
♪金沢には めんたんぴん・・・

という感じで、各地のロックバンドを歌い上げて、みんなすごいゼって曲なんですよね。
すごい単純で、中身のカラッポな歌詞(笑)
若い頃じゃないと絶対書けないぞーって歌詞なんですよね。
でも、それだからこそ勢いがあって、夢と希望みたいのに満ち溢れていて。
この曲を聴けただけでも、イベントに参加したかいがあったってもんですよ(笑)

家に帰ってから早速コピー(ギターで歌うことね)してみました(笑)
存外に簡単で、すぐに歌えちゃいましたよ〜。
でも、ギターだけでやっててもちょっとサムイ。これはバンドで、ガーン!とやらなきゃダメな曲だね。
来年あたりの一宮J.BOYの野外コンサートで、きっとやるバンドがいるはず(笑)

もちろんみんな初めて聴く曲なんですが、わかりやすいノリですごい興奮状態。
歌詞はわからなくても、歌えなくても、手拍子で、踊りで、みんなそれぞれに爆発してましたね(笑)

だけど、まだまだ興奮は終わらなかったんですよ(笑)
そして、さらに・・・。

曲の終わった後に、「もう1曲、ロックンロールやるかーい!?」というコール。
それに応えてオーイエー!って感じのシャウトがあって。
ギターをガーン!と振るアクションを何回も何回も、これでもかってほどやってました。
こんなのも珍しい(笑)
若い頃の映像をおさめたビデオ『ON THE ROAD "FILMS"』の中で、「MONEY」「DANCE」か・・・
どの曲か忘れたけど、やってましたよね。ギターをガンガン振って。
若い頃の、若すぎる激しさの行き場所がないとでもいうかのような、そんな思いを思いっきり弾けさせていたステージ。
その頃の雰囲気と、似ている。
若い頃の曲をやって、精神状態も若返ってしまったんだろうか?(笑)

ガン!ガン!
かなりの回数を・・・5回以上は確実に振ってました。
ちなみに、5回と書いてるけどアニメは止まりません(笑)

そして、カウントのシャウトが始まる!
ワン、ツー、ワンツースリーフォー!レッツゴー!!

5.さよならの前に

さらにキタキタキタキターーーー!!
これも待ってましたー!という1曲。
この曲は、レコードでしか出ていない曲で、CDにはなっていません。
1981年のシングル(SP盤というらしい)「ラストショー」のB面の曲です。
CDになっていないのでなかなか聴く機会はないんですが、友達にテープにダビングしてもらったので
もうすっかり歌えるお馴染みの曲なんです(笑)
よく、ギターを弾いて歌ったりもするしね。

(ちなみに、「ON THE ROAD 2001」ではたった1度だけ、ファンクラブイベントの大阪好演で歌われています)

まさか聴けるとは思っていなかった曲のひとつでしたね。
もちろん生で聞くのは初めて。すごく嬉しかったです。
あとは「独りぼっちのハイウェイ」だけだな(笑)

「THE KING OF ROCK'N ROLL」「さよならの前に」の2曲で、歌いすぎて、叫びすぎて、
僕はもうかなりヘロヘロの酸欠状態になっていました(笑)
1970年代の曲って、こんなにヘビーだったんだ・・・(笑)
まさに、ノンストップのロックンロールトレイン。もう、どうにも止まりません(笑)

たった2曲でこうなんだから、「LITTLE ROCKER'S MEDLEY」ってどうだったんだろ・・・?
10分以上もあるロックンロールメドレー。メンバーも吐きそうになりながらやってたらしいし(笑)
いつか聴いてみたいけど、もうやってくれないだろうなぁ〜。
「LITTLE ROCKER'S MEDLEY」はCDシングルとしてリリースされています)

この2曲は、余韻も含めて、かなり長かったような気がする。
マジで酸欠で、窒息して死にそうになってたもん(笑)
省吾のライブはこれで20回目だけど、息がつまって苦しかったのは初めてです。

この曲で再びメンバーはバックステージに戻って行ったんだけど、「省吾ーーーーー!」と叫びたくても
しばらく声が出なかったもんね(笑)

レアな2曲で僕のお腹はもういっぱい。
ハッキリ言って、この2曲だけで終わってもよかった感じ。
この後にもう1曲あったんだけど、しんみりして終わるよりバーン!と華やかに終わるほうが好きだなぁ。
アリーナツアーの「君の名を呼ぶ」で終わるのも切なかったよね・・・。

 More Encore

2度目のアンコール。

6.初秋

バラードアルバム『初秋』バージョン。
個人的には『その永遠の一秒に』のオリジナルの、重い感じが好きなんだけど
こっちのバージョンもライブで聴くと、やっぱりいいものだとなと思った。
前奏の町支さんのギターソロと、古村さんの・・・フルートかな?あの笛が、とても印象的でした。

この曲の時は、一種別空間にさまよい込んだ感じがしました。
先ほどまでの熱気はどこへやら、荒野を駆け抜ける一陣の風のように、行くあてのない旅人のように・・・。

なんとも言葉にできない思いが、身体中を去来しました。
涙こそなかったけれど、高ぶる高揚こそなかったけれど。
切なさというか、哀しさというか、胸を焦がす苦しさみたいな感覚が、全身を走ったんですよね。
浜田省吾のラブソングはたくさんあるけど・・・
こんなにもまっすぐで、ひたむきな「無償の愛」を歌った曲は少ないんじゃないだろうか。
そう、この曲のテーマは「無償の愛」なんだと思う。
若い恋人同士の燃えあがるような恋とは違って、夫婦がそれぞれの連れ合いを、家族を思うような愛。
もはやそこになくてはならないものを、いとおしみ、慈しむような愛。
求める愛じゃなくて、与えられる愛。

この曲は、1991年に内戦が始まったユーゴスラビアの冬のイメージを歌ったものなんだそうです。
戦場を離れた兵士が、恋人のもとに向かって戻って行く。
兵士は、愛の悲しみ、安らぎ、ぬくもりを知っているし、求めてもいるんだけど、そのぬくもりは
決して永遠のものではなく、はかなくて、永遠ではないものだと兵士は知ってしまっている。
愛が深ければ深いほど、悲しみも深くなる。そこは決して約束の地ではなく、いつかきっと別れが訪れる。
だからこそ今を、その一瞬を永遠に胸の中に刻んでおきたい・・・。
そんな、どこか諦観とも思えるような危うさと切なさ、悲しみの淵のギリギリのところに留まっている
最後の愛を歌った曲なんだと思うんですよね。真摯な愛の姿を描いた傑作だと思います。

バラードアルバム『初秋』では、この曲の後に「我が心のマリア」がある。
求めて、たどりついたぬくもり。だけどその安らぎも、いつか失われてしまう。
そんな時、彼の胸中によぎる愛しい思い。それを象徴しているのが「マリア」なんだと思います。
マリアとはすなわち聖母マリアに他ならず、すべての優しさ、愛の象徴。
そんな意味のある曲順なのかなぁ・・・と漠然と思いました。
♪どんなに二人で過ごした人生が幸せに満ちてたか
♪約束も誓いの言葉も何もいらない君がそこにいるだけで

そう思える愛を手に入れることができたら・・・
きっとそれだけで、人生はすごく意味のあるものになるんだと思うんですね。

圧巻のバラードでした。
浜田省吾・究極のラブソングかもしれません。

メンバー勢ぞろいのお辞儀がなかったので、もしや・・・と思ったけど、これが本当の最後でした。
あっという間に終わってしまった、そんなコンサートでした。

 Special Film "Shogo News"

メンバーがバックステージに戻り、ステージには再び幕が降りてきて映像が映し出されました。
冒頭のビデオと同じような、ニュース番組風のセット。司会はもちろん新川さんと中西さんです。
新川「どうでしたか。今回のイベント、たのしんでいただけたらと思います」
中西「(小声で)違うでしょ」
新川「あっ・・・。楽しんでいただけたと思います(笑)それでは最後に、「君に捧げる love song」の
 プロモーションビデオの完全版を見て頂きながらお別れです。さようなら〜」
中西「(小声で)さようならじゃないでしょ(笑)」
新川「あっ・・・そうか!(笑)」

二人、居住まいを正しつつテイク2のカット。まるでNG集のようなフィルムに客席は大爆笑。
新川「どうでしたか。今回のイベント、たのしんでいただけ・・・たと思います」
中西「ハイ」
新川「それでは最後に、「君に捧げる love song」のプロモーションビデオの完全版を見て頂きます」
中西「その後には、恒例となりましたポスターの抽選会もありますのでご期待ください」
新川「それでは、さようなら〜」
中西「・・・」
新川「・・・ププッ!(笑)」

思わず、噴出してしまう二人(笑)
スタッフ「ハイ、オッケー!」
中西「えー!今のでオッケーですかー?(笑)」

ほんと、コントみたいな映像でしたが(笑)
まぁ、この二人にはあまり多くを望んでいませんから(笑)
もちろん、いい意味でですよ。完璧に司会をこなしてしまうより、デコボココンビみたいな感じで
所々つっかえつつ、アタフタと司会をしてくれた方がそれっぽいというか・・・ロード&スカイっぽいというか(笑)
浜田さんのイベントにも、そういう雰囲気の方が合ってるなぁという気がするんですよね。
新川&中西ペア、お見事(?)な司会ぶりでした(笑)

そして、スクリーンでは「君に捧げる love song」のプロモーションビデオが流れました。
石田ゆり子さんが出演している、話題のフィルム。
何度見てもいい感じの映像です。
今までのプロモとはちょっと違ったテイストですよね。

そしてその後に、新潟のベスト10とそれぞれの投票数(この時は会話中で、これはメモってなかった!無念!)と
イベント特製ポスターの当選者の氏名・会員番号が、まるで合格発表みたいに映し出されました。
この時のBGM、なんだったかなぁ〜。たしか「青空」の歌なしバージョンだったような・・・。
ちなみにポスターは各会場50名とも20名とも30名とも言われていますが、実数は定かではありません。
僕もそんなに真剣には数えてなかったし。たぶん20人ぐらいだったと思うんだけど・・・。
会場(入場者数)によって違うのかな?

その映像の後に、さらに省吾本人からの手書きの英語のメッセージが表示されたそうなんですけど。
僕は見てないし、他に見てた人もいないし、新潟では表示されなかったんじゃないかなぁ。
最初にあった東京の公演に行った人は見たらしいんですけど。
ちなみに、「Thank you for your support since 1983」と書いてあったそうです。
(又聞きの情報なので確実ではないかもしれません)

ポスター、福井から来た友達が当選しました!福井から来たかいがあったってもんだよね(笑)

 After FAN FUN FAN

全ての公演を終えてロビーに出たのが、午後9時50分でした。
6時半開演だから、約3時間のイベントってことになるよね。
当初の予定では、ビデオとライブをあわせて2時間半ってアナウンスされてたんだけど、
やっぱりライブが好きな彼のこと!このくらいにはなるだろうと思ってました(笑)
でも、ホントにこんなに素敵な楽しいイベントを開催してくれて、感謝感謝です!
浜田さん、集まってくれたメンバーの皆さん、そしてロード&スカイスタッフの皆さん。
本当にありがとうございました!

個人的な感想ですが、何より嬉しかったのは浜田さん本人の体調が良さそうだったこと。
前回の名古屋のイベントの時は、見ているのもつらいぐらいにものすごく体調悪そうだったから。
それがちょっと心配だったんですが、杞憂でしたね。
本人もメンバーもすごく弾けてて、楽しそうな笑顔がいっぱいで。僕たちも嬉しかったです。

公演終了後、友達と雑談したりしてから家路につきました。
日帰りだったものですからね。オフ会みたいのはナシです。
コンサートの素敵な余韻にひたりながら、富山までのドライブ・・・
来たときと同じように車中は5人だったから、ワイワイと今見てきたばかりのライブの興奮で盛り上がりましたよ!
こういうのは、やっぱり楽しい。

帰り道の高速道路。米山SAだったかな?遅めの夕食を食べたんですが。
カルビ焼肉定食、美味しかったですー。
昼間のカニ汁定食がイマイチだっただけに、喜びもひとしお。
素敵なコンサートと、おいしい食事で気分はかなりハイ(笑)
帰り道のSAって、けっこうすれ違ったりしますよね。まさに「同じところから来た人なんだね」って人と。
僕たちは5人でしたが、男性が一人、まさに「2001ツアー」の時のグッズのシルバーのスタジャンを着て
食事をしていました。声はかけませんでしたが、明らかにコンサート帰りの人でしたね。
片やこんなに賑やかなのに、片や一人での参加・・・。
もちろん、インターネットや草の根の交流で出会っていなければ、僕たちも一人ずつだったわけだし。
そういう意味では、ありがたいツールだなぁと思いますね、ネットって。

2004年は曲作り、レコーディングに没頭して、おそらくツアーはないだろうという浜田さん。
この余韻だけで、またしばらく楽しめそうです。
本当に、素敵で楽しいコンサートでした。

後書き〜レポ執筆後に
やっぱり・・・かなり長くなりましたね(笑)
全6章という、今までにない空前のボリュームでお送りしましたが、いかがだったでしょうか?
今日は12月11日、あの夜から1週間が経過しました。
全体的なイメージとして余韻は残っていますが、さすがに細かいところは記憶が薄れてきています。
残念ながら完全再現というわけにはいかなかったけど、MCの再現率、レポとしての内容はそれなりに
充実させることができたんじゃないかと思います。やっぱりメモを持っていったおかげかな。
明日は名古屋での公演が待っています。
名古屋でもきっと、たくさんの人たちがあの素敵なステージに魅了されることでしょう!

メンバーやスタッフの方々も、参加するオーディエンスの皆さんも、体調だけには気をつけて
楽しいコンサートにしてほしいと思います。


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