
| 白河 三兎 | (?.?.?−) |
| しらかわ・みと 年齢・性別いずれも不明の覆面作家。生まれは外国で、帰国子女。 2009年、『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞し小説家デビュー。 |
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*読んだ著書*
クリスマス・ストーリーズ
(2016年刊/新潮社)
〔概要〕
もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる―。
六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。
自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、
そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士…。
ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。
〔感想〕
5.白河三兎/子の心、サンタ知らず
もっとスイートな物語の集合を予想してたんだけど、どれも予想外のものばかり…。
その中で、この作品が最もイメージに近かったかな。
生意気な子どもの目的は、実は…という展開は真新しさはないけど、ホッとした読了感がありました。
評価/★★★☆☆
ひとすじの光を辿れ
(2023年刊/新潮文庫)
〔概要〕
皆が振り返る清楚系美人の沙都美。
その中身はなんと口を開けばゲートボールのことしか話さないスポ根少女だった。
妙なきっかけから助っ人を引き受けた僕は、競技の魅力と、彼女のひたむきな思いに惹き込まれていく。
でも、僕は未だ知らなかった、彼女の情熱の理由も、その胸に抱えた秘密も。
ゴールへ向かうひとすじの光の軌跡に、青春のきらめきの全てをかける高校生たちの熱い物語。
女子高生(JK)×ゲートボール(GB)! 彼女と出会うまで、僕は、青春を知らなかった――。
〔感想〕
序盤は「軽いなぁ」と思いながら読んでたけど、中盤の合宿のあたりから盛り上がって面白くなりました。
終盤の展開はちょっと予想していたものとは違ったけど、こういう展開がイマドキって感じもするかな。
「年配の方がのんびりやるスポーツ」という主人公同様のイメージしか持っていなかったので
ゲートボールの奥の深さに少しでも触れることができるのも魅力のひとつかなと思います。
評価/★★★☆☆