
2024/10/12(土) 神戸国際会館 こくさいホール
ライブ本編(後半)
町の夜景の映像に、演奏を始めるカウントが重なる。
後半は静かなバラードからのスタートでした。
12.A LONG GOOD-BYE (長い別れ)
初演奏?
この曲がくるかなという予想はしていたので、あまり驚きはなかったんですが
後になって調べてみると、この曲って過去にライブでまったくやったことがないのかも?
アルバム『FATHER'S SON』の収録曲ですが、アルバムツアーの「ON THE ROAD '88」でもやってなさそう。

※僕はデジタルパンフレットで購入しています。
「'88」ツアーや渚園のメモリアルパンフレット『MEMORIES』を見ると
「長い別れ」なども歌われていた
という記述がありますが、どうやらこれは誤植の可能性があるようです。
僕の知る限り、その後のツアーでもやってないようなので、完全な初披露曲かもしれません。
2003年にリリースされたバラードベスト第4弾『初秋』にも収められていますが
そのアルバムをとりあげた「100% FAN FUN FAN 2003」でもやってないので。
最近の会報にも「初めてやる曲がある」という記述もありました。
あれは「バンドのメンバーが初めてやる曲」なのかと思っていましたが
まさか省吾自身にとっても初めての曲だとは思わなかった。
リリースされて36年。この曲をずっと好きだったという方は、今回初めて聞けて感動したんじゃないでしょうか。
そんな超レア曲だと意識して、もっとちゃんと、しっかり聞いておけばよかった…。
ふつ〜うに聞いてて「あらためていい曲だなぁ」と思った…ぐらいしか書ける感想がないです。

省吾の後半の衣装は、前半に着ていたセーター?の色違い(青)でした。
13.LONELY - 愛という約束事
“100% FAN FUN FAN” fearuring Katz Hoshi 2009年、春の音楽会「春来たりなば夏遠からじ…」以来の演奏
続けてこの曲。
僕にとっての「LONELY」は、「ON THE ROAD 2001」の時によく聞いていた、チェロの船田さんの音色から始まるイメージ。
今回のアレンジはギターがすごくフューチャーされてて、ヘビーなテイストが強くなってカッコよくなっていました。
たしか長田さんのエレキギターだったと思うけど、主旋律の繰り返しのところが
まるで「終わりのない長い夜が、決して明けない夜のように孤独をむしばんでゆく」というイメージで。
「底がない暗い暗い穴の底に落ちてゆく」ような…そんな絶望感を感じるほどのストーリー性を感じる演奏でした。
ありがとう!
曲が終わった後客席からの拍手に、なぜかささやき声で応える省吾(笑)
先ほど休憩の時に観てもらった映像は、2017年のファンクラブイベントの時の映像でした。
「The Moonlight Cats Radio Show」と題して、オレが少年だった頃に好きだった曲を
カバーしたアルバムなんだけど、最近レコードでもリリースされました。
あのアルバム聞いてくれた?
何度か客席の反応を見るようなしぐさ。
去年のツアーのライブ映像も最近リリースしたんですが…あれも観てくれた?
実際にはもっといろいろ聞かれていたと思います。
客席からは拍手が返ったりもしていましたが、あのアルバム聞いてくれた?あのライブ来てた?
等繰り返し聞かれるからか、一瞬シーンとなる場面もあり…
ちょっと、シーンとしないでよ!そのライブ来た!って人はなんかリアクションしてよ!(笑)
あれ?そのツアーとか、ファンクラブイベントとか…もしかしたら来てくれてないのかな…?
って不安になるじゃん!
とスネたコメントで会場は暖かい笑いに包まれました(笑)
去年のライブツアーの映像を最近リリースしたんですが…
あれは、なんかいくつかナンバーワンをいただいたそうです。
といっても、「最年長○○」とかいう…なんかちょっと複雑(笑)
あの中から何曲か映像サイトにあげてるじゃない?
で、そこに感想とかコメントがついたりしますよね。
あれ、けっこう見たりするんですよ。移動中の車とかで、スマホとかで。
(スマホをスワイプ操作するしぐさ)
最近見たのが、こんなコメント。
「親の影響で19歳の頃から聞いてます。そして今は51歳です」って。
「今は21歳」とかかなと思ったら、51歳って!(笑)
前のツアーの時も、年代別チェックして、10代!とか20代!とかやってたじゃん。
ああいう人たちは、てっきり「親の影響」だと思ってたんだけど…
下手したら「おじいちゃん・おばあちゃんの影響」だったり…?
最近はライブに3世帯で来てくれたりしてるみたいで。とても嬉しいです。
長く頑張ってきてよかったなと思います。
前回のファンクラブイベントは5年前。
あの時は1976年〜1986年の10年間につくった曲でセットリストを作ったんだけど
今日はその後の数年のアルバムから、2〜3曲はちがうんですが…
その頃の懐かしいアルバムから選びました。
次の曲はアルバム『FATHER'S SON』の中からです。
けっこう長く、笑いもまじえたMCでした。
14.BREATHLESS LOVE
“100% FAN FUN FAN” fearuring Katz Hoshi 2009年、春の音楽会「春来たりなば夏遠からじ…」以来の演奏
これもかなり久しぶりの演奏。いつだったか聞いた記憶がある…と思ったら、2009年のファンクラブイベントでした。
15年も前のことですが(笑)
間奏で古村さんのマンドリンがすごくよく響いてたのが印象的でした。
背景の映像ははっきり覚えてないんだけど、なんか景色の映像だったかな。
個人的には、モノクロのミュージックビデオを流してほしかった。
1988年当時のもので、家具とかテレビとか壊すやつね。
その映像は『Visual Collection Flash & Shadow』に収められているので、久しぶりに観てチェックしてみると
やや暴力的な内容だから無理だったのかなぁ。
この世代の曲ってなかなかライブでは聞けないから、嬉しい選曲でした。
15.Theme of "Midnight Cab" (Instrumental)
ON THE ROAD 2001 "THE SHOGO MUST GO ON"以来の演奏
これまた完全に予想外(笑)やられたぁー!と笑っちゃいました。
しかも背景のスクリーンには、「Midnight Cab」の映像が。
「ON THE ROAD 2001」に参加されていた方にはお馴染みですが、開演の時と、休憩の時に流れてた映像です。
ニューヨークで、省吾がタクシードライバーに扮して様々な乗客を乗せて走るというストーリー。
1998年の大阪のライブで、じっくり考えた考察がレポートに残っていました。
| <ムービー/Midnight Cab> ニューヨークの夜、タクシーを舞台にして様々な人間模様が繰り広げられる。 いろんな生活があって、それぞれの断面をさらしていく。そんな数々の場面。 そこにひとつの法則をみつけました。 この日もアコースティックコーナーで、 「今日、10代の人はいる?」という恒例の年齢調査をしていました。 「10代から50代まで、この幅広いファンの層が俺の誇りです」 というMCがありました。それがなんか頭の中にあってムービーを見ていたら、気づいたのです。 省吾のタクシーに乗ってくる客は、 「Street Kids」(喧嘩をした少年たち) 「The Hooker」(殴られた娼婦) 「The Stockbroker」(ビジネスマン) 「The Husband and the Wife」(別れに際した夫婦) 「The Man in Black」(友を亡くした老人) 「The Last Passenger」(最後の乗客) この順序です。年齢を考えてみると、最初の少年はおそらく10代。 娼婦は20代。ビジネスマンは20代後半から30代ぐらい。 夫婦は40代ぐらい。老人は50代。 そう、まさに省吾のファン層に沿うような形でさまざまな人間模様がくりかえされるのです。 そう考えると、省吾のタクシーというコンサート会場にやってくる客は、 様々な年代の、様々な問題を抱えてくる僕たちそのものだというようにもとれるのです。 それに対して運転手である省吾は、いつも同じ様に接します。 いつも最高のステージを見せてくれます。 いろんな側面を持つ僕たちを、優しく歌の魔法で素敵なところへ導いてくれるのです。 そして省吾自身(最後の乗客)は、 「Where are you going?」 「I’m going back home」 と自問自答しています。何処へ辿り着くのか?何処へ行くのか? そこに、かつて通り過ぎてきた様々な景色がよぎる。 そして「homeに戻る」という答えに達するのです。 「home」とは「ROAD」であり、僕たちの住むあらゆる「HOME」であり、省吾自身の安らげる家族や友人のいる場所でもあります。 彼の出会った人たち、彼に出会った僕たち。そのすべての人への感謝を常に忘れない省吾。 常に僕たちの期待に、全身で応えてくれる省吾。 そういう彼自身のコンサートや日常に対する思いが形になった映像なのかな、と思いました。 考えすぎなのかもしれないですけどね(笑) |
当時このレポートを書いていた僕は24歳。
そして今、このレポートを書いている僕は50歳。
「50代で老人はないだろう」と思いますが、当時は遠い未来のことのように思っていたのも事実。
26年間も省吾のライブに通い続けられたことも嬉しいし
またあの頃のことを思い出させてくれる演出も楽しかった。
近年、武道館の再演とか、1980年代の構成とか、渚園の映画とか、一番多いファン層の方々を楽しませる演出が多かったけど
その方々はきっとこういう気持ちだったんだろうな。
当時のことを思い出せて懐かしい。だけど今でも新しい。
瑞々しい気持ちは、決して色褪せてないんだと。
2001年から現在に戻ります(笑)
この曲を、まさかバンドで演奏する日が来るとは。全く予想していませんでした。
佐々木さんのトランペットがすごくしっとりと鳴っていました。
たしかに、今のバンドで演奏すれば、より一層音に深みを感じられる。
途中でセンターに座る省吾(椅子に座っている)にスポットライトがあたり、語りが始まる。
これは黒人男性の語り、「The Man in Black」のパートです。

※「ON THE ROAD 2001」ツアーパンフレットより
ムービーでは「Hey mister. do you have family?」ですが、日本語で「なぁあんた。家族はいるかい?と。
16の時から付き合っている親友が亡くなったんだ。だけど、全然悲しくないんだよね。
もちろん、悲しいのは悲しい。40年以上の付き合いだからね…。
死って、残された者にのみ意味があるんだよね…
そんなふうに省吾の語りが入っている間は、スクリーンには映像は流れていませんでした。
ステージ上で語っている本人を観てほしいからかな。
最後は省吾自身が運転するタクシーに、ギターケースを持って乗り込んでくる省吾。ここのセリフももちろん覚えてる。
「Where are you going?」
「I'm going back home.」
メーターをピッピッと操作して、最後の表示は「END」。
先の考察でも書いた通り、このタクシーは省吾の音楽人生そのもの。
24年前以上に、「終わり」が近いことを、本人も確実に意識してるのでは…?
悲しいけど、そこから目を背けるわけにはいかないし、描かれてる全てのプランを観たいし、しっかり最後までついていきたいと思う。
「MIDNIGHT CAB」が流れたということは、当然次は…!
16.…to be "Kissin' you"
ON THE ROAD 2022 Welcome Back to The Rock Show “EVE”以来の演奏
“100% FAN FUN FAN 2017” The Moonlight Cats Radio Show以来の演奏
こっちかー!(笑)
この流れは当然「モノクロームの虹」と思ったら、これ。でもこれも大好きな曲だから嬉しい。
この曲、「2022」ツアーの初日の高崎で1回のみ演奏されたんですよね。
2日目からは「モノクロームの虹」になって、最後までずっとそのままだったので
あのツアーでは初日に参加された方のみ聞けたという幻の1曲。
その前の演奏はというと、2017年のファンクラブイベントです。
前半は1960年代の洋楽カバーをやって、後半はオリジナルソングが演奏されて。
本編ラストがこの曲でした。
「2022」以来お蔵入りになってたから、もう聞けないと思っていました。
原曲はやや早口だからか、それと比べるとテンポが少しゆっくりになってたかも?
歌詞をひとつひとつ確実に丁寧に歌ってた印象があります。
ブリティッシュなテイストのロックだから、音は決して優しくなく、むしろ攻撃的なサウンドなんだけど
歌詞の内容は実は切ないラブソング。
「もうひとつの土曜日」も「LOVE HAS NO PRIDE」も「きっと明日」も、流れるテーマは実は同じ。
「悲しい恋をしている女性を見つめる男」の歌ですよね。
ギターはエレキを2カポで弾いていました。
サビでジャーンというストロークをかき鳴らしてて、それが無造作だけど「荒野の広がり」を感じさせてかっこいい。
これもぜひ当時のミュージックビデオをスクリーンに流してほしかった。
海苔みたいなペラペラなコートを着て、砂漠で歌ってるやつね。
(当時のパンフレットを再確認すると、カリフォルニアのモハーベ砂漠で撮影されたもののようです)

※「ON THE ROAD 2001」ツアーパンフレットより
今回のスクリーンでは、演奏している省吾やメンバーのアップ等が映されていました。
演奏はショートバージョンの「french edit」ではなく、歌詞が3番まであるフルのロングバージョン。
シングルに収められた両バージョン、アルバムバージョン、それぞれに少しずつ違いがあるので
聞き比べてみるのも面白いですよね。
17.境界線上のアリア
ON THE ROAD 2001 "THE SHOGO MUST GO ON"以来の演奏
ここからはアルバム『その永遠の一秒に』からの選曲が続きました。
この曲は「ON THE ROAD 2001」の時は「DANCE」とメドレーになっていたんですよね。
DVDとしてもリリースされているので、印象にも強く残っています。
原曲はテクノっぽいエッセンスの強いサウンドですが、今回はロック色が強いアレンジだった気がします。
間奏では各メンバーのソロがすごく際立っていて、ホーンもかっこよかった。
サビの「一人〜一人きり!」というところでは客席は一本指を立てて大合唱でした。
23年ぶりの演奏でも、なんか自然とそうなるものなんですよね。
18.傷だらけの欲望
ON THE ROAD '94 "The Moment Of The Moment"以来の演奏
アルバム通りの流れでこの曲へ。僕はこの曲をライブで聴くのは初めてです。
「'94」のツアーでしか演奏されていないので、30年ぶりの演奏。
ステージで流れていた映像は、「ON THE ROAD '94」で流れていたもの。
裸の女性ダンサーが暗闇で踊り、省吾が都会の雑踏を練り歩く、というような映像です。
この映像も『Visual Collection Flash & Shadow』に収められています。
今回のライブは、オープニングとラストのトラックの映像以外は本人出演の映像はなく、
過去の写真のスライドショーばかりでした。
「これまでに歩んできた懐かしい風景を一緒にたどる」というようなコンセプトだったんじゃないかな。
激しめの2曲の演奏が終わり、静かな雰囲気が流れる。
「ソングライターの旅」というテーマで音楽の旅を続けています。
またこんなふうにファンクラブコンサートだったり
「ON THE ROAD」のツアーを続けていきたいと思っていますが…
世のの中ではいろんなことが起こっているし、パンデミックなどもあって
身体の調子をこわしてしまうことがあるかもしれない。
だけど元気でいるうちは、またこうやってステージをやって
みんなと再会できたらいいなぁと思っています。
もうしばらく、この旅に付き合ってもらえたら嬉しいです。
今夜はどうもありがとう。
19.初秋
“100% FAN FUN FAN” fearuring Katz Hoshi 2009年、春の音楽会「春来たりなば夏遠からじ…」以来の演奏
本編ラストとして、ある程度予想してた曲。季節的にもぴったりだし、すごく沁みるバラードです。
ここまで客席は総立ちだったんですが、省吾自ら両手を伏せる仕草で座らせて。
背景映像は「ON THE ROAD '94」の時に流れていたという、雪の中を歩く姿。
これも【CONCERT VISUAL】初秋 '94として『Visual Collection Flash & Shadow』に収められていますね。
「いつか訪れる愛しい人との別れ」を描いた歌ですが…
そういうことをリアルに感じる年ごろになってきたとあらためて感じます。
省吾の音楽だけに限らず、家族や友だち、大切なもの…
だからこそ何気ない毎日を大切に生きていかなければならないんですよね。
アンコール1
アンコールに応えて再び戻ってきてくれたバンドメンバーたち。
福田さんが手拍子で客席を煽り、最後に省吾が登場。
アンコールの衣装も、ライブ後半と同じ青いセーターで、ツアーグッズの帽子をかぶっていました。
ライトの色の加減ではっきりとしないけど、白バージョンだったんじゃないかな。
売られているのは青、ピンクの2色だけ。
どうして「本人限定」の色をつくるのかなぁ…(苦笑)
ラグランTシャツも、非売品の黒バージョンがあるらしいし。
アンコールで本人が身に着けて出てくれば、終演後に同じものが欲しいと思う人もいると思うんだけどね。
「白い帽子はないんですか?」ってなるよねぇ。
E1.DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)
“100% FAN FUN FAN 2017” The Moonlight Cats Radio Show以来の演奏
そう来たか、と思いました。
この流れからすると「太陽の下へ」はやってくれなさそう…残念。
「ON THE ROAD 2005」のアリーナツアーでも日替わり曲として演奏されています。
発売されているDVDには「マイホームタウン」の方が収録されているので
この曲の印象はだいぶ薄いのが残念。

席に置かれていたパンフレット。右は J.S.Foundationで寄付をしていただいたハガキ。
入場時に各席に置かれていた薄い冊子(全8ページ)があるんですが、その中に
今年は「瞬きの中“Fifty Years”」と歌える、という記事がありました。
(原曲歌詞は「瞬きの中“Fifteen Years”」ですね)
後で読んだのでライブ中は気にしてなかったのですが、おそらくそう歌われていたんだと思います。
スクリーンでは、シンプルな柄の「ON THE ROAD」トラックが走るCGアニメの映像。
初めてのライブ作品『ON THE ROAD "FILMS"』のセルフオマージュですね。
E2.RIVER OF TEARS
ON THE ROAD '88 "FATHER'S SON"以来の演奏
これも予想していた1曲(オマケの大予想には付け加え忘れてたけど)。
みんなで大合唱のすごく楽しいエンディングは、まさにイメージ通りのものでした。
昔は裏方のスタッフさんたちをステージ上に呼んで大合唱したそうです。
竹内さんとユキノさんのコーラス二人が前へ出て客席を煽って。
「オーイェ〜 イェイェイェ〜」と大合唱でした。
あと、曲の途中でバンドメンバーの紹介もありました。
「さよならの前に」とか「こんな気持ちのまま」もそうですが、楽しく終われる曲はいいですね。
あれ?そういえばライブ中のMCで
「さぁ立ち上がって一緒に踊ろう」という歌詞があるけど
当時は客席のオーディエンスは座って観るのが当たり前で
「最後ぐらいはみんなで立ち上がって楽しく歌って踊って終わろうよ」
という意味で書いた歌詞だったんだよ。
という話を聞いたような気もする…前半のMCだったかな?
話してくれた内容も多いので、すべてはなかなか覚えられないですね(笑)
ちなみに、このレポートとして書いてる言葉も多分にアレンジが入っていると思うので
一言一句話してくれた内容と合致しているわけではないので、あしからず…。
楽しい雰囲気のまま演奏が終わり、再びバックステージに下がるメンバーたち。
アンコール2
再びアンコールで登場してくれたメンバーたち。
ステージで横一列に並んでの礼。
「あぁ、もう終わっちゃうんだ」という寂しさがつのります。
E3.最後のキス
“100% FAN FUN FAN” On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」以来の演奏
これがオーラスはちょっと予想外だけど、当然アリといえばアリだったかも。
2013年のファンクラブイベントでもオーラスがこれで、その時の雰囲気とよく似ていました。
11年も前のことだから、正確に覚えているわけではないけど
その時の様子は映像作品としてリリースされているので、印象も強いですね。
ステージ上ではミラーボールが回っていて「ラスト・ダンス」のような雰囲気。
約3時間のライブは、すごく優しい、穏やかな空気で終わっていきました。
振り返ってみれば、「LONELY - 愛という約束事」が1986年の『J.BOY』からで
「Theme of "Midnight Cab"」、「…to be "Kissin' you" 」の2曲は1998〜1999年。
それ以外は1988年〜1993年、36歳から41歳までの6年間にリリースされた3つのアルバムからの選曲。
これが省吾の思い描く「青の時間」だったんだな。
30代後半から40歳にかけてはダウンな気分が続いて、精神的に苦しい時期だったと聞きます。
そんな葛藤の中から生み出された曲たちに、当時高校生だった僕は刺激を受けて
彼の音楽の虜になっていきました。
その「青の時代」(「時間」ではなく、あえて「時代」)があったからこそ
後の「ON THE ROAD 2001」で時代を超えたロングツアーの開放感へとつながっていったんだと思うし
それがなければ、僕は彼の音楽ともっと違う出会い方をしていたかもしれない。
そう考えると、僕にとってはやっぱり幸せだったし、必然の出会いだったと思えるんですよね。
その頃の僕に、もし一言告げることができるとしたら
「いつかこの曲たちをライブで聴ける日が来るよ」
と言ってあげたいです。
1990年代前半の曲で構成されたライブは、僕にとってはまさに夢のような「青春のジュークボックス」でした。
そうなると当然この次、『青空の扉』や『SAVE OUR SHIP』、久しぶりの『MY FIRST LOVE』の曲を
散りばめたライブが観てみたいな。
ENDING/滑走路-夕景
ライブが終わり、席を離れる人が多い中、ステージのスクリーンではまだ映像が流れていました。
オープニングで観たトラックが、再び荒野を走っている映像。
そのBGMには『J.BOY』のラストトラック「滑走路-夕景」が流れていました。
画面の奥へ走り去るトラック。
そしてその後には「青の時間」のツアーイメージ画像(省吾本人がいないバージョン)が映し出されて
これでライブが完全に終わりました。
全体を通して流れるテーマみたいなものを、もう一度じっくり咀嚼したいけど
このツアーは1人1回きりの参加なんだよねぇ…。
たった1回ですべてを理解するには難しいし、もったいない。
できるなら、もう一度観たいなぁ。
完全版での映像リリースをお願いします!