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 〜Concert Visual "MY FIRST LOVE"〜

この映像も、本当に見納め。
僕が2006年秋からのホールツアーに参加したのは全部で10回だから
この映画も10回観たことになる。
でも、何回観ても飽きないのはなぜだ?(笑)

今日初めて気がついたんだけど…橋の度胸試しのシーンで、主人公の少年が手をついた瞬間、
ガキ大将の取り巻き連中が騒いでる中、オレンジ色のズボンの幸薄そうなコは、カズダンスしてるんだね(笑)
あのコの、独特の存在感にはいつも笑ってしまいます(笑)

あと、りさ子の言ってるセリフ。
最後の10回目にして、ようやくちゃんと聞き取ることができました!
映像の内容は2006年の愛媛・松山でのクリスマス公演ライブの第3話で詳しく書いているけど、その途中の

妹・りさこの手をひいて、歩いて帰ってくる健一。
りさこは保育園の感想を兄の健一に話している。
健一「カッコイイ男の子、いたか?」
りさこ「ケンタくんってコがね。お菓子をくれたから、お返しにホッペにチュウしてあげたの」
健一「お菓子でだまされるなよ。お兄ちゃん、心配だな〜」
家への、のどかな帰り道。


の部分。改訂します。

妹・りさこの手をひいて、歩いて帰ってくる健一。
りさこは保育園の感想を兄の健一に話している。
りさこ「それでね。りさこがジャンケンしようって言ったらね、みんなジャンケン知らないからりさこが教えてあげたの」
健一「カッコイイ男の子、いたか?」
りさこ「ケンタくんってコがね。お菓子をくれてね。まんなかに穴があいてて、吹くとピーッて音がするの」
健一「お菓子でだまされるなよ。お兄ちゃん、りさこの将来が心配だな〜」
りさこ「お返しに、ホッペにチュウしてあげた」
家への、のどかな帰り道・・・。

マッタリとした空気から、いきなり始まる後半戦!!

 Stage Act.2

後半戦の1曲目は「初恋」
アリーナツアーの時の開放感はないけど、その分、スクリーンに映し出される映像が面白い。
曲の中にちりばめられた、「少年時代の浜田省吾が聞いていた曲たち」が
色とりどりのフォントで、画面狭しと踊り、ハネまわる。
こういう演出は、今までなかったと思う。
(僕が参加した1998年以降のライブで、の話だけどね)
映像のスタッフ、いいセンスしてると思う。

そして、間髪入れずに始まった「BIG BOY BLUES」
これがすごくよかった!!
今までに何度もライブで聞いたことはあるんだけど、めちゃくちゃカッコよかった。
なんだろう、エレキギターをぶらさげながらシャウトしてる省吾のロッカー姿?
ビカビカと光るステージのライティング?
硬質なガチガチのロックサウンドを奏でるバンドの演奏?
狂ったように叫びまくるオーディエンス(僕だけ?)の興奮?
いやいや、その全てです(笑)
もう、思い出しただけでもウァワーーーーーッ!!と叫び出したくなるぐらい
カッコイイ省吾でした!!
ライブへの予習を兼ねて、久しぶりにライブビデオでこの曲を観たからかな?
個人的には「勝利への道」とか「八月の歌」とのメドレーの流れが好きです。

激しいロックナンバーの次は、ダンスタイム。
今日はナンバーTシャツじゃないけど、いつもながらにスペシャルなグルーヴをはじき出すミックのベース!!
「土曜の夜と日曜の朝」でのあのキョンシーダンスは、この秋も健在でした(笑)

そして、ここからは再びロックタイム。
「Thank you」「I am a father」「J.BOY」
現在の浜田省吾のライブ構成を支える、鉄壁のロックナンバーたちです。
特に「Thank you」なんて、初めて視聴して聞いたときには「ナンじゃこりゃ?」と思ったけど
今、ライブで聴くとすごくいいもんね(笑)不思議なモンです。
「まぁ嬉しかったけどさ…」の後の盛り上がり、異常だよね(笑)

うねりまくる長田さんのギターも、福田さんのロックなノリも(笑)
右寄りの席だからよく見えました。
今日は省吾、長田さん、福田さんばかり観ていた気がする。

叫んで、歌って、あっという間に時間が過ぎていく…。

昨日三重でコンサートを終えて、スタッフたちは夜中に滋賀に移動してきて。
そして今日は朝早くから、このステージセットを組んで、コンサートの準備をしてくれました。
みんなからは見えないかもしれないけど、「ON THE ROAD」というこのツアーを
本当の意味で影で支えてくれているのは大勢の優れたスタッフたちです。
どうか、大きな拍手を。

そして、もっと本当の意味でオレたちの音楽を支えてくれているのは
今日集まってくれたキミたちオーディエンスです。
キミたちみんな一人一人が、このツアーを支えてくれています。どうもありがとう。
オーディエンスのみんなを一人ずつ紹介したいけど、それはできないから…
代表してミュージシャンたちを紹介します。
お互いに、自分たちみんなにするつもりで、大きな拍手を。

 ドラムス、小田原豊。
 ベース、美久月千春。
 ギター、バッキングボーカルアレンジメント、町支寛二。
 バンドにロックな息吹を吹き込んでくれる、ギター、長田進。
 キーボード、オルガン、ストリングスアレンジメント、福田裕彦。
 サキソフォン、パーカッション、古村敏比古。
 そしてピアノ、小島良喜。

ライブ中、小島さんにスポットが当たるたびに何かしてるのが気になったんだよね。
両手で大きな丸をつくって、その後にピースサイン。
あれは一体何を意味しているんだろう?
全然わからなくてさ(笑)
ライブが終わった後、友達とその話になったら、軽く一蹴されてしまいました。
両手でつくっていたのは、丸ではなく「オー」
そして、ピースサインではなく「ツー」
つまり、オーツー。おおつー。大津…。
なるほど!!
目からウロコ、本当に「スッキリ!」でしたね(笑)
って、気づくの遅すぎ(笑)

最初は小島さん(もしかしたら町支さん、古村さんも)だけだったのに
アンコールの時だったかな、省吾もやってたからね(笑)
オーツー。大津。
演奏はスペシャルな音楽旅団だけど、笑いに関してはやっぱりただのオヤジたちです(笑)

「家路」
戦いを終えた兵士たちが、それぞれの家族のもとへ帰っていく。
まるでそんな絵巻を見るかのような、穏やかで暖かい空気。
この「家路」の時の幸福感、達成感みたいなものに触れたとき
本当に、浜田省吾のファンでいてよかったと思います。

小島さんのピアノ、いいよなぁ。
町支さんと長田さんのツインギターも、いいよなぁ。

次のライブツアーはいつになるかわからないけど、メンバーには
小島さんと、町支さん以外にもう一人ギターを必ず入れてほしいなぁ。

身体中から、少しずつ波のようにひいていく熱。流れ落ちる汗。
心地いい興奮が、この魔法の夜が終わってしまう寂しさを、確実に感じている。

 Encore 1

アンコールに応えて、メンバーは再登場。
最後に登場した省吾は、新しいツアーグッズのツアーTシャツを着ていました。
茶色で、背中に「83」のナンバーとスケジュールが刻印されてるやつね。

「ラストショー」では、いつもの通り客席は総ワイパー状態。
あれ、正直腕が疲れます(笑)
といっても、僕はサビのところで2回左右に振るタイプしかしないですけどね。
最初から最後までずっとワイパーし続けるのは、メリハリがないんじゃないかなぁ。
レポのたびに毎回書いてるけど、僕はこの曲に対して特に思い入れがないので
特筆事項が振りつけ以外に思い出せない(笑)

1980年代からのファンだった方たちには、この曲、すごく人気がありますよね。
だけど僕にとっては、ドラマ『愛という名のもとに』でボート部のみんなが肩を組んで
大合唱してるイメージがいまだに強いんです(笑)
曲の情景が映像としてイメージしやすいし、メロディもキャッチーだし、優れた楽曲だとは思うけど…
やっぱり、好き嫌いは思い入れによって大きく左右しますよね。
そんなマニアックな僕の思い入れタップり曲は「あれから二人」だったり「陽のあたる場所」だったりするんですけどね。
どちらも生で聞いたことがないので、次のツアーではぜひレパートリーにして欲しいです。

「ラストショー」が終わり、いつもならすぐに次の曲にいくところ…
ところが今日は、何かが違う!
おぼろげなブルーのライトと、楽器の奏でる硬質な音色で浮かび上がる、ステージ上の音楽の町並み。
その路地の影から歩み出てきた男が、つぶやき始める。

27年ぶりに大津に帰ってきて、こんなにたくさんのオーディエンスの前で、
そしてこんなに素晴らしいホールで演奏できて、すごく嬉しく思ってます。
その頃のコンサートツアーには、まだ「ON THE ROAD」っていうタイトルがついてなくて。
1982年の武道館をやってから、そのタイトルをつけてコンサートツアーをやるようになりました。
それから25年。オレの音楽を、ずっと支えてくれてどうもありがとう。

圧巻の「ON THE ROAD」
このレポシリーズ(?)でも前から書き続けていたけど、やっぱりコレだよ!!
「MONEY」もいいけど、やっぱりコレが聴きたかった!!
そしてこれがまた、めちゃくちゃカッコよかったんです。
浜田省吾というロッカーは、30年音楽をやり続けているわけだけど
本当にカッコいい、めちゃくちゃカッコイイ曲は、既に25年も前にあったんだ。
この曲を生で聞くのは、僕は今日で7回目。
「ON THE ROAD 2001」の時のホールツアー(1999松本、2000富山、2000長岡)、1999年の野外(北海道)、
2度のファンクラブイベント(1999名古屋、2003新潟)以来で、7回目。
2003年の新潟FAN FUN FAN以来、4年ぶり。
だけど、こんなにカッコイイと思ったのは、今までなかった。
いや、違うな。
今までに観た、どの、どんな省吾よりも一番カッコよかった
なんでだろう、なぜだかわからないけど、とにかくカッコよかったんだよね。
歌も、演奏も、ステージングも、すべてが完璧。まさにパーフェクト。大絶賛。
どんなに言葉を探しても表現できないぐらい、そこで観たままの瞬間にしか味わえない頂点。
それがまさに、今日このとき、その瞬間にあった。
僕が省吾のライブに参加するのは今日で35回目だけど、断言できる。
今までに観たどの省吾よりも、今日の、今この瞬間の省吾が一番カッコイイ

しつこいけど、本当にカッコよかった(笑)
今までも、「カッコイイ」と思うことは毎回だけど、それまでのどのシーンを比べても
それぞれにカッコイイと思ってたんだよね。
だけど初めて、「今までで一番」と思えた。
滋賀という、僕にとっては地元・富山のように特別な思い入れのある場所でもない。
この日のコンサートに向けて、特別な何かがあったわけでもない。
何故だか、本当に理由がわからないけど、カッコイイ。
それはつまり、省吾自身がさらに進化しているということなんだろうか?
それとも、僕が年をとっていくにつれて、モノの見方が変わってきたんだろうか?
理由は全くわからない。
だけど、変わらないことはただひとつ。
ステージ上のロッカー・浜田省吾は本当にカッコイイ。
そして、その理由を求めて、僕はきっとまた彼に会いにライブに行くだろう。

最後の、小田原さんのドラムソロもめちゃくちゃカッコえぇ!
圧倒的な興奮に飲まれているうちに、あっという間に演奏終わっちゃいました。

 Encore 2

客席からは、大アンコール!

手拍子から、次第に「ショーゴ!」コールになって、「J.BOY」オ〜オオ〜というコーラスに。
だけど、それはすぐにかき消されて「ショーゴ!」コールに。
なんか、これがよかった。
「J.BOY」オ〜オオ〜というコーラスでアンコールするやつ。
今年の福井公演から始まったやつだけど、その後、アンコールの時の定番になっていった様子。
つまり、これを知っている人、これをやっている人というのは、明らかに今回のツアーに何回も参加してる常連さん。
(もちろん僕もそうだけど…)

「ON THE ROAD 2001」「J.BOY」のサビのタメが変わったのと一緒でさ。
「オ〜オオ〜」ってやってる人は「今のアンコールはネ、こうやるのが新しいんだヨ」的なさ。匂いを感じるわけ。
だけど「そんなの関係ねぇ!」とばかりに「ショーゴ!」コールをしてる人ってのは、まさに自分の内側から
出てくる声だと思うのね。微妙なニュアンスなんだけど…伝わるかなぁ。

もちろん、どっちがいいとか、悪いとかじゃない。
どっちも正解なんだけど、僕個人的には、というかこの日の僕の気分としては「ショーゴ!」コールの方に
より熱いバイブレーションを感じた、ということなんだけどね。
「今の新しいのがどうだろうと関係ない。オレたちの知ってるアンコールは、コレなんだ!」的なね(笑)
そういう人って、やっぱり地元参加の方が多いと思うんだよね。
2000年の長岡公演の時にもすごく感じたんだけど、都会の公演より、やっぱり田舎の公演の方が
「来てくれるのを待ってたんだ」という空気はすごく濃い。
だから僕は、田舎の公演の方が好き。
(だったらあちこち行くな、というツッコミはナシね)
ただ単に、僕が田舎者だからそう思うだけなのかもしれないけどね(笑)

アンコールで再登場した省吾は、いつものラグランシャツ(背番号ナシ)を着ていました。
「2種類着てください」って物販の方から依頼があったのかな?(笑)

再登場したメンバーたちは、サラッと「君と歩いた道」を演奏。
この「サラッとした」というのが、重要。
極上のバラードを、情感タップリに歌うのも、それはそれでアリ。
だけど、サラッと聞かせてしまえるのも、また究極のテクニック。
しっとりと歌いながらも、しつこすぎない。
メロディや歌詞も素晴らしいし、バックで流れている映像も涙腺崩壊の序曲。
そう、この曲に関しては、あえてタップリに入れ込まなくても、充分環境は整っているのだ。

決して嫌らしい「お涙ちょうだい」じゃなく「無理せず、泣いてもいいんだよ」的な優しさと、ゆとりがある。
3年間の「MY FIRST LOVE」ツアーで、最も演出的に優れた曲だと言ってもいいだろう。

途中で、30周年をテーマにしたツアーという話をしましたが、ハマダ、まだまだ後ろを振り返るつもりはありません。
このツアーはもうすぐ終わりますが、そうしたら、一度ゼロにリセットして。
そしてまた新しい歌を書いて、アルバムを作って。そしてまたツアーに出て、みんなと再会したいと思います。
日々の暮らしは大変なことも多いと思うけど、心と身体のバランスに気をつけて。
今日会えた人みんな誰一人欠けることなく、またこの場所で、元気な姿で再会できることを楽しみにしています。
今夜はどうもありがとう。

今夜も「ラスト・ダンス」でミラーボールが回った。
いっぱい叫んで、いっぱい興奮して、いっぱい感動して。
たくさんの思い出が、まるでメリーゴーランドのように光の束になって駆け巡って。
それは、今日ここに集った全ての人々の暮らしを示すもので。
日常の暮らしの中で、楽しいことや嬉しいこと、悲しいことや辛いことが繰り返されて
沈んで、浮かんで、過ぎ去って、また現れて…。
その道のりの過程に、このコンサートもあって。
それぞれの人生のラインが、一瞬だけ交錯して、そしてまた離れていって。
そして、たくさんの束になって。
そうやって僕たちは毎日生きている。
今日のコンサートはこれで終わってしまうけれど、大きな流れは、決してとどまることがない。
たくさんの「ラスト・ダンス」を繰り返して、そうやって日々は続いていく。

♪靴が磨り減るほど 歩いた大津…

これで僕の「MY FIRST LOVE」ツアーは全て終了しました。
たくさんの思い出を、ありがとう。
また再会できることを、信じて。

"Thanks for the 15 magical nights !!"

 My Best Tune

この夜のお気に入りベスト5

君に捧げる love song
愛という名のもとに
サイドシートの影
BIG BOY BLUES
ON THE ROAD


“The Last Report”〜あとがきにかえて〜