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第1話第2話第3話第4話

 Before Stage

客入れBGMで、徐々に気分が盛り上がっていく。
この高揚感は、ライブならではのものだね!
後のアンケートでわかることなんだけど、今回の琵琶湖公演も地元・滋賀県の方が多かった。
「地元に来てくれた!」という期待感は、やっぱり最もピュアなものだと思う。

インターネットの発達でチケットの取得方法が複雑になり、「どこへでも行ける」人が増えたのに対して
「情報社会」に精通していない方々には、とてもコンサートに行きづらい現状。
僕も恩恵をこうむっている1人だから、あまり偉そうなことは言えないんだけど…
だからこそ、「なるべく過度の遠征はしない」とか、地元に近い場所にしか行かないつもり。
それでも、富山県とか北陸地方って来てくれる絶対数が少ないから、どうしても1〜2回は旅をしてしまう。
「1ツアーにつき最低1回は観たい」と思ってるし。
「地元だけにしか行くな」と言われれば、僕は7年に1回しか省吾のライブに行けなくなってしまう(笑)
(※最近の富山公演は、2007年、2000年、1993年と7年おき)

だから今回の秋のツアーでは、行ける場所って滋賀公演しかなかったわけで。
直前までチケットが手に入らず、無理かなぁと思ってたんだけど。
参加できることになってとても嬉しかったです。
この秋、最初で最後。
もしかしたら、2005年以来の「最高級バンド」の演奏を聞けるのも最後かもしれないしね…。

そんなことを考えているうちに、ツアーロゴが消えて場内が暗転。
いよいよShowが始まる!

ON THE ROAD 2006-2007
My First Love is Rock'n'Roll

このツアーロゴも、今日で本当に見納め。

 Prologue〜ある晴れた夏の日の午後

最初のブーン…という低音。
僕のレポートを読んで、この低音の魅力に目覚めてくれた方が1人でもいれば嬉しい(笑)
そして、浜田省吾少年の育った呉(?)の、美しい瀬戸内の港町の景色にはこの曲が似合う。
今日も聞けると嬉しいなぁ。

 1.A PLACE IN THE SUN

最近思うんだけど、歌いだしの
♪Like a long…の直前に「ショーゴ!」と叫ぶ人いるよね。
あれ、どうかと思うなあ。
あまりにもタイミングがぴったりなんだよね。
明らかに、呼吸をはかって叫んでる。
「そのタイミングはあかんやろ」と思うのは、僕だけだろうか?
ライブをどのように楽しむのかは個人の自由だけど
やっぱり「間」というのは大事にしたいよね。
MCの最中に、間の悪い掛け声かけるとか。

このツアーのオープニング曲なわけだけど、すごくいいよね。
このオープニング、初めて観た時は驚いたけど
浜田省吾少年自身が初めて人前で歌った曲だしね。

個人的には、サビの力強い♪I Know〜!が好き。
前回の大阪から半年間開いているけど、これを聞くと「戻ってきた!」感じがします。

 2.光と影の季節

省吾やメンバーたちのノリ、客席の雰囲気ともにナイスなフィーリング!!
前の曲が終わった後、間髪いれずに省吾がかき鳴らすギターの音色。
それについていく伴奏やサックスの音色。
「Yaaaahhーーーー!!」という省吾のシャウト!!
いいね、いいね!やっぱりライブだよね!!
うおお、今日の省吾はいつにもましてカッコイイぞ!!
初めてライブに参加したわけでもないのに、なんか今まで以上にすごくドキドキ。
黄色いグレッチのギターをガンガン弾く省吾、めちゃくちゃカッコえぇーーー!!

斜め上から観ていると、メンバーたちの後ろの照明が思いっきりこちらにあたる(笑)
すごくまぶしくて、メンバーたちはシルエットしか見えないときもあったり。
それもそれで演出っぽいから、なんか楽しいんだけど。
この曲の最後に、ステージに向かって左側、会館の左側の壁に、大きな影絵が!
躍動してキーボードを弾く福田さんのシルエットでした(笑)
その動きの激しさが、なんか面白かった(笑)

 3.HELLO ROCK & ROLL CITY

Hello!大津City〜!

このとき初めて気づいた。そうか、ここは大津市なんだ(笑)
「びわ湖公演」もしくは「滋賀公演」というのが頭にあったから、何市なのか考えてなかったよ。

この曲は、地元参加の方々が最も嬉しい曲のひとつだろうね。
僕も、過去2回参加した地元・富山公演でこれを聞いた時は嬉しかったなぁ。
「省吾たちが僕の住む街に来てくれた!」という喜びがあってね。
だけど遠征の時は、「お邪魔してます」って気分(笑)
省吾と一緒の側に立って「こんにちは、大津市!今夜はご一緒させてください。よろしく!」ってぐらいの気分でね(笑)

そういえば、サビの途中のところ、以前はI'm Coming Back!と言ってたような気がするけど
最近はI'm Back!と言ってるよね。力強く「戻ってきたぜ!」ってことなのかな?

Hello!滋賀・大津City!!今夜気分はどうだい!?

もちろん最高っすよ!!
最後、メンバーそれぞれの短いソロみたいなところがあって…
自分が弾いた後、次のメンバーを両手で指差す町支さんのポーズがけっこう好き(笑)

Yahh!今夜はコンサートに来てくれてどうもありがとう!
オレたちみんなで、楽しい夜にしたいと思います。最後まで、どうかよろしく!
大きな拍手を!!ギター、長田進!!

この長田さんのソロ、観るたびに凄くなってる気がするんですけど!!(笑)

 4.この夜に乾杯!

腰をクネクネ回しながら歌う省吾。
この曲、2005年以来の定番になっている曲だけど、序盤の「ハジける曲」としてはすごくいい。
バンドの演奏、グルーヴ感もすごくいいし。
最後の古村さんのソロも、かなり熱いよね!
あの人マジで、ステージ上で窒息死するんじゃないかって心配しちゃうぐらいスゴイ(笑)

 5.旅立ちの朝

相変わらず、クネクネした妙なダンスの省吾。
レポートメモには一言、それしか書いてない(笑)
ほんと、それ以上のことは思い出せないんだけど。
「空港で〜」のところ、大げさなジェスチャーをしているのがけっこう好き。
カラオケとかでも、ついやってしまいそう(笑)

 6.あばずれセブンティーン

演奏が始まった瞬間、「またこれか〜!」と思ってしまったのは本音(笑)
この枠は日替わりでいろんな曲をやっているんだけど、2007年の春からこの秋の滋賀まで
僕が参加した5公演ではすべてこの「あばずれセブンティーン」(笑)
曲としては「二人の絆」、「君がいるところがMy sweet home」、「バックシート・ラブ」、「終りなき疾走」、
そしてこの「あばずれセブンティーン」と多彩な日替わり曲があるにも関わらず、ね(笑)
そのあまりの高確率に笑ってしまいました。

それ以外の感想、ないです(笑)
一言だけ付け加えるとするなら、間奏のところのワイパー振り付けは要らないと思う。
「結局これか!」的なね(笑)

ショートブレイク。

今夜また久しぶりに、本当にお世辞抜きで美しいこの大津の街に帰ってこれて嬉しいです!
コンサートに来てくれてどうもありがとう!
今日、滋賀県下の方ってどれぐらいいるのかな?

かなりたくさんの手が上がっていたように思います。
続けて聞いた「県外から来た人」より多かったぐらいじゃないかな?
って、地元の人間が少ない方がコンサートとしては異常なのか?(笑)

じゃあ、今日生まれて初めて浜田省吾のコンサートに来たって人、どのぐらいいるのかな?

こちらもけっこう多かった気がします。

初めまして!ようこそ。どう?予想通りだった?ガッカリした?(笑)
じゃあ、「お前のコンサートは、何度も来てやってるぜ!」って人は?

僕も含め、客席の多くが歓声!

今日初めて来てくれた人も、何度も来てくれてる人も、滋賀県内の人も、県外の人も。
誰にとっても、この2007年10月18日の夜は、たった一度きりしかありません!
ステージの上のオレたちミュージシャンも、たくさんのスタッフも、一期一会の気持ちで
この夜を大切にしたいと思います!最後までどうかヨロシク!

このあとは、「最後まで立って踊れるね!?…ウソだね(笑)」というおなじみとなったやりとりがあったんだけど
その間ずっと、小田原さんをはじめリズムセクションのメンバーがささやかに演奏。
去年の秋でいう、「花火」に入っていったときと同じ流れ。
最近のライブでも、季節外れにもかかわらず サプライズ的に演奏されたりしているし。
ここは新レパートリー曲が聞きたいところだけど…と思いつつドキドキ。

このあたりからしばらく、アコースティックセッションですこし静かな曲をやりますので座ってください。

バックで演奏されているポップな曲調は、やっぱり「モダンガール(21ctr.Version)」っぽい。
前にもこんな気配が…。
演奏が続く中、イスに腰掛けた省吾が話し始める。

歌の通り、最高級のバンドと一緒にツアーをまわっています。
ずっとこれを聞きながら踊っていたいよね(笑)
このコンサートツアーは、2005年の秋に長野でスタートしました。
2005年はアリーナをまわって、去年の秋からは全国のコンサートホールをまわっています。
その去年は、ソロデビューして30周年の記念の年でした。
大きなところでイベントをしようかとか、いろんなことを考えたんだけど
やっぱり自分の音楽活動の原点に戻って、全国のコンサートホールを回ることにしました。
そして今日のこのびわ湖ホールで、99回目を迎えました!

おお〜。そんな記念的なライブだったのか!

*参考資料*
"ON THE ROAD 2005" (2005/9/3〜12/11)/(アリーナツアー全26公演)
"ON THE ROAD 2006-2007" (2006/9/15〜12/24)/(ホールツアー全28公演)
"ON THE ROAD 2006-2007" (2007/4/3〜7/25)/(ホールツアー全35公演)
"ON THE ROAD 2006-2007" (2007/9/19〜2007/11/27)/(ホールツアー中、滋賀公演は10番目)

ミュージシャンたちと一緒にいろんな曲を演奏しています。
レパートリーはたくさんあるんですが、その日の気分で曲を選んでいます。
今日の気分は、この曲です。
2003年につくった「君に捧げる love song」。

新レパートリー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!

 7.君に捧げる love song

2003年のファンクラブ会員限定イベント“100% FAN FUN FAN 2003”以来の演奏。
「紫陽花のうた」同様、ツアーでの演奏曲としては今回初めてレパートリーに加わったスローナンバー。

前述のバンドの演奏は、省吾のタイトルコールとともに一度止まって、小田原さんの再カウントで演奏開始。
この曲が新レパートリーに加わったことは情報として知っていましたが、
具体的にこういう入り方をするとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。

この曲、よかったなぁー。
長田さんのエレキギターが、とても印象的なイントロ部分のメロディを奏でていて。
福田さんの「ポロロロン♪」というキーボードの音色もよく聴こえていました。
(これは、ただ単に席が右寄りだから?)
なんか、微妙に華やかにリアレンジしていたような気がします。
(一緒に参加した友達は「原曲そのまま」と言っていたので、ちょっと確証は持てません)

ライティングも、とても綺麗でした。明るいブルーと、エメラルド色のライトが
作品の世界観を淡く演出していて、まさに彩りの世界。
歌声が、音色が、光が、まるで洪水のようにステージ上から流れ出てくる感じ。
一言で言うと、ほんと淡い!!です。
オシャレで、とても素敵な演奏でした。

いやぁ、聞きたいと思ってた曲がいきなり聞けてラッキー!!
結果論ですが、僕がこの日ステージに臨む前に聞きたいと思ってた新レパートリー
「君に捧げる love song」、「サイドシートの影」、「ON THE ROAD」がすべて聞けたので
本当にラッキーでした。
もちろん、どんな曲を選んで演奏していても、素晴らしいライブには変わりないんですが
新しいレパートリーは聞きたいと思うのがファンとして、レポーター(笑)としての深層心理。
セットリストがどうこうではなく、この日の省吾はいつも以上にめちゃくちゃカッコよかったし
(ライブが始まった瞬間にそう思ったしね)
素晴らしいライブだったことには変わりないんですが…やっぱりラッキーでした♪

ありがとう。
ラブソングアルバム『初秋』の中から、「君に捧げる love song」でした。
昨日は三重県の津というところでコンサートをやって。
ライブが終わった後、車で移動してきたんですが…
甲賀・伊賀のあたりを通ってね。

このとき、シュシュッと手裏剣を放つポーズ!!(笑)


手裏剣省吾!

※あまりにもヘタピーなイラスト(笑)だけど、ペンタブレットを使った
初の作品(?)ということで掲載です。ペンタブ、便利でおもしれーけどムズカシー!

大津に着いたのは、日付が変わってて。
そこでふと思いだしたことがあったんだけど、前に、ポルノグラフティの岡野くんと話した話で。
前に琵琶湖に行ったって聞いたから、「何してたの」って聞いたのね。
そうしたら「ずっと釣りをしてました」って。
「へぇー。琵琶湖で釣りか…いいな」と思って、ホテルに着いたときにフロントで見たら
釣竿と、セット一式を貸してくれるって書いてあって。
「よーし、明日は早起きをして釣りをするぞ!」と思ったのね。
朝起きて比叡山に行って、釣りをして、それから会館に入ればちょうどいいかな、って。

ツアーをしていて、なぜか最近、とても健康的に早寝早起きの生活リズムになってて。
…年をとったのかな?(笑)
だから今夜は早く寝て、明日に備えようと思ったわけ。
ベッドに入って、ウトウトしながらテレビをちょっとつけたのね。
そしたら、オリンピック予選のサッカーの試合をやってたわけ。
日本対カタールの試合。昨日その試合、観たって人いる?
よし、これを観ながら、気持ちよく寝ようと思ったわけ。
…それが失敗だったんだよね(笑)
テレビつけたら1−0で、「よし、これでいけるかな」と思って、ウトウトしてたのね。
そしたらズドンとヘディングで決められて同点になって、バチッ!と目が覚めたわけ(笑)
そこからはテレビにかじりついて見てたんだけど、なかなか点が入らなくてイライラして。
しかもそのまま引き分けかと思ったら、なんと試合終了間際になってPKを決められて逆転負け。
なんだよこれ、「ドーハの悲劇」の再来じゃないか!って。
…「ドーハの悲劇」、知らないほどみんな若くはないよね?(笑)
で…チョーむかつぃてぇー(笑)、ビール飲みはじめてしまって。
全然眠れなくて、そのまま酒飲んでて…気がついたら朝でした(笑)
ということで、ハマダ、全然寝てませーん(笑)

客席からザワッとどよめきが。

当然釣りにも行けず。行こうと思ってた比叡山にも行けず。
だけどその代わりに、ホテルの窓から、すっごく綺麗な琵琶湖が見えました。
ホテルのすぐ側が琵琶湖で。本当に美しい景色だよね。
キミたちは、すっごくいいところに住んでるね!

滋賀県民と思しき、客席のあちこちから拍手が。

オレはコンサートツアーを始めてから、もうずっと全国のいろんな街をまわっているんだけど。
そのとき、いろんな景色を見てるわけ。
オレは今東京に住んでるんだけど…仕事に追われるだけの日々じゃなくて、
仕事をしたり、ゆっくりしたりっていう、そういう、もっとスローな生活にいずれシフトしてもいいかなと思ってるのね。
そのときに、全国の、何処に住みたいか。それをリサーチしながらまわってるのね(笑)
それは例えば、京都とか、博多とか…温暖化に備えるなら札幌かな?とかね。
大津も、そのリストに入ったね。

客席から大きな拍手と歓声!!
たしか富山県に来た時も、同じようなことを言ってたような気が…(笑)

なんかこう、空間がすごく広々としてて。京都も近いしね。
水も豊富だから断水の心配もないしね(笑)

話は変わります。
初めて滋賀でコンサートをやったのは、1979年12月14日、長浜市民文化芸術会館。
…28年前だね。

当然、カンペを見ながら(笑)

そして、大津で初めてやったのが、1980年5月27日、大津市民会館。
…それ以来やってないんですけど(笑)
それから、「ON THE ROAD 2001」の時に既にこの会場はあったんですけど
なぜかクラシックの人にしか貸さないってことで。
滋賀県では1998年10月6日、彦根市文化プラザグランドホールでやりました。
あと、「君と歩いた道」っていう映画を…コレ、何て読むんだっけ?クリバヤシ中学。

客席から「りっとーう!」という声がかかる。

そう。栗東中学で撮影したんだよね。

リットウなら栗東だよね。クリバヤシ(栗林?)ではないはず。
カンペが間違えて書かれていたのか、省吾が読み間違ったのかわからないけど
このエピソードはかなり印象的だったので、ハッキリ覚えています。

※このあたりのデータは、さすがに僕も確実に覚えてはいないので、Sunny's Dayの
ON THE ROAD "LIVE SCHEDULE"で確認しました。我ながら、便利便利(笑)

ということで、大津に来るのはなんと27年ぶりなんだよね!
あの時来てくれてた人っている?

パチパチという拍手が!

大きくなったよね!(笑)
久しぶりに大津に帰ってきたにもかかわらず、こんなに綺麗な会場でコンサートができて
そして、たくさんのオーディエンスが集まってくれて嬉しいです。

客席は大きな拍手!

それにしても、本当に綺麗な会場だよね!
特にロビー。ロビー、すごく綺麗だよね!正直言って、オレはあそこでライブやりたい(笑)
「じゃあ、アンコールはロビーでやりまーす。みんな集まってくださーい」ってね。

客席からは爆笑と、大きな拍手!!

…ムリだよ(笑)
でも、そのぐらい素晴らしいホールだよね。
先ほども言いましたが、今日は30年というのもテーマなので、次は古い曲を2曲続けてやります。
最初の曲は1981年『愛の世代の前に』に入っている曲です。
次にやるのは、1990年『誰がために鐘は鳴る』に入っている曲です。
気に入ってくれたら嬉しいです。

 8.愛という名のもとに

発表年度聞いただけで、嬉しくなっちゃった。
僕、この曲すごく好きだから。
よく1980年代からのファンが「片想い」や、「もうひとつの土曜日」なんかを聞くと嬉しいっていう
その感覚と似ているのかもしれない。
今回のレパートリーのバラード曲の中から、この枠で聞きたい曲をひとつ選ぶとすれば
たぶんこの曲を選ぶだろうし。すごく好きなんです。純粋に、聞けて嬉しかった。

演奏も相変わらず素晴らしいけど、映像的にも素敵。
このバラードコーナーのおなじみとなった青い街角の夜景がバックに映し出されながら
メンバーそれぞれの頭上からはスポットライトが。
それぞれの足元に、円ができていて、簡単に言うとオリンピックのマークの、円が多い感じ(笑)
なんか不思議だったけど、演奏の雰囲気とマッチしていて、世界観にシリアスな深みを醸し出していました。

 9.サイドシートの影

これまた新レパートリー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!
これも聞きたいと思っていたので、ラッキー♪
前の曲のラストから、そのまま流れていく感じで福田さんのオルガンが入ってきて。
「君に捧げる…」同様、長田さんのエレギキターの音色もすごくよかった。
特に冒頭のボワワワ〜〜ンというゴージャスな空気の感じは福田モード爆発(笑)
ベスト盤の演奏がそのまま、リアルでゴージャスになった仕上がり。
なんかよくわからん表現だけど(笑)

アレンジ的には『誰がために鐘は鳴る』、『ベスト盤』のテイスト。
個人的には『Road Out "Tracks"』のも好きなんだけどなぁ。

1982年の「愛という名のもとに」と、1990年の「サイドシートの影」でした。
素晴らしいピアノを弾いてくれたのは、小島良喜くん。
「サイドシートの影」が入ってる『誰がために鐘は鳴る』を作ったのは、ちょうど40歳になった時で。
精神的にダウンしてたというか、バーンアウトしてた頃だったのね。
父が亡くなったのもその頃だし。
今考えると、ちょっと危ない精神状態の頃でした。
『Father's Son』とか『誰がために鐘は鳴る』というアルバムを作って、少しずつその状態から
脱していくことができたんだけど…。

オレが音楽を始めた1970年代というのは、ちょうど学園紛争が盛んな頃で。
大学があまり開いていなくて、授業料ももったいないってんで、20歳のときに大学をやめて
町支君たちとバンドを組んだんだけどね。

そんな1970年代のことを、語ってみたい。
ただ、それを語るのにはオレよりずっと上手な人がバンドにいます。
新しい首相と、同じ名前だね。
オルガンを弾かせても、シンセサイザーを弾かせても、何をやらせても一流なんだけど
語りも一流です。福田裕彦。

そう言い残して、省吾は一旦バックステージへ。
それから、ステージ上でスタッフたちが慌しく動き出す。
福田さんにスポットライトがあたり、様々な懐メロをBGMに福田さんの「1970年代講座」が始まる。

福田「大阪万博。よど号事件。三島由紀夫事件。
この3つの出来事を覚えている人は、言うまでもなく、相当年寄りだ。残念ながら福田は、よ〜く覚えている…」

スタッフがステージ上に簡易バーのセットを組み立てる。
バンドのメンバーたちは左右のテーブルに分かれて座り、飲み物を飲んだりタバコを吸ったりしている。
向かって左側の低いテーブルに座っているのは、小田原さん、小島さん、古村さん、町支さん。
彼らはここでトランプをしているんだけど、その勝負で負けた人が、次の「路地裏の少年」の時に客席を煽るという
役割分担が決まっているらしい(笑)

福田「そして1976年。23歳の浜田省吾は、アルバム『生まれたところを遠く離れて』でソロデビュー。ライブツアーに出た」

語りも終わりにさしかかった頃、ステージソデから再び省吾が登場。

ステージ中央のパイプイスに座り、アコースティックギターにハーモニカ(ホルダー付き)という省吾。

こんばんは。浜田省吾です。
大津に来るのは、今日が初めてです。

いつぞやのようにボソボソした感じじゃなく、ハッキリと喋ってました。

広島で生まれて、18歳のときに横浜に出ました。
23歳独身です。童貞ではありません(笑)

この春まで、バンドでドラムを叩いてましたが、ソロでデビューしました。
オイルショックで塩化ビニールが不足してて、オレみたいな新人のレコードは3000枚しかプレスされていません。
だから、滋賀県には50枚ぐらいしか来てないはず。
その中で大津にまわって来たのは…どう考えても2枚ぐらいかな?(笑)
だから、今日の客席の皆さんはオレの歌を知らないかもしれません。
でももし、一人でも知っている人がいたら、一緒に大きな声で歌ってください。
知らない人は手拍子をしてください。励みになります。
すくなくとも30歳までは音楽でメシを食っていきたいと思っています。
50歳のことなんて、何も考えていません(笑)
よろしく!

 10.路地裏の少年

今日の煽り役は小島さん(だったような…古村さんだったかも?)

使いまわし

1976年の「路地裏の少年」、オレのソロデビュー曲です。
一緒に歌ってくれてどうもありがとう。
今歌った「路地裏の少年」はオレの一番古い歌のひとつだけど、次に演奏するのは
新しいアルバム『MY FIRST LOVE』の中から一番新しい歌です。
今日、琵琶湖の美しい湖と、よく晴れた青い空を見てこれを歌いたいと思いました。
「ある晴れた夏の日の午後」。

 11.ある晴れた夏の日の午後

何回聞いても、胸をうつ熱い感動があります。
僕、やっぱりこの曲が大好き。
歴代の省吾の全曲の中でも、ベスト10に入るぐらい好きかも。
前奏、間奏、エンディング、歌詞、メロディ、たゆまざる鼓動…
全てが最高に好きです。

この枠で歌ったものでも、オープニングに歌ったアリーナツアーのものでも、どちらでもいいから
DVDでは必ず映像にしてほしいと思ってます。
編集でカットされたら…マジで泣く(笑)
個人的には、最後に幕が下りて終わっていく、このホールツアーのバージョンが好き。

新しくリリースされるであろうDVDに期待の曲は…
序盤の要、バンドのグルーヴ感が最高の「この夜に乾杯!」、ツアーのタイトル曲「初恋」。
新たなる代表曲「I am a father」、そしてこの「ある晴れた夏の日の午後」。
この4曲だけは、必ず映像にして手元に置きたい。


4.コンサートレポート後編〜Stage Act IIへ続く