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第1話/第2話/第3話
Stage Act.1
1.ある晴れた夏の日の午後
昨日1度聞いているだけに心の準備はできていたけど・・・
やっぱり意外なオープニングの曲。
僕のすぐ後ろの男性が「みんな予想外れたってことか!」と絶句していたのが印象的でした。
昨日の僕がそうだったし、みんなそう思ってるよ、きっと(笑)
前述したように、聞き入る心の準備をして望んだ分、昨日よりはじっくりと聞けました。
今回のニューアルバムで、この曲は僕のベスト3に入る大好きな曲。
壮大なんだけど、それでいて小さな景色を歌ったもので、切ないんだけど懐かしい。
そんな曲調に心揺さぶられて、この曲だけを1曲リピートしたりもしてました。
今までのアルバムのラスト曲に比べると、確かに「大曲感」は少ないかもしれません。
だけど、ものすごくインスピレーションをかきたてられる曲だし
曲に歌われた情景を思い浮かべるたびに胸にグッとこみあげるものがあって。
そんな曲だからこそ、コンサートの終盤でじっくりと聞きたかったんですよね。
この日聞いても、やっぱりそう思う。
この曲は、初めじゃなくて終盤に聴きたい。
できればアンコールの、「君と歩いた道」の次あたりで。
そして、思い切り号泣したい。
コンサートの最初から、アンコールの気持ちで待つのはなかなか難しかったですが・・・
やっぱり、この曲は素晴らしい。
やっぱり最後のあた・・・(以下略)
2.光と影の季節
アルバムの中で、「ある晴れた夏の日の午後」が影だとするなら光は間違いなくこの曲。
誰もが待ち望んでいた、浜田省吾らしいポップチューン。
この曲の爆発的なサビの部分の盛り上がりは最高ですね!
「待っていた!」という感情が、こんなにうまく表現されている詞。
こんな曲が書けてしまう浜田省吾。
彼の本当のピークは、まだまだ先にありそうです。
だって、デビューして30年で、もう52歳なのに
こんなにも魅力的な歌を、甘く切ないラブソングを書けてしまうんだもんね。
もう、じゃないよね。まだ52歳。
ファンは欲張りだよ。引退なんて許さないんだから(笑)
3.この夜に乾杯!
YEAH!
雨の中、コンサートに来てくれてどうもありがとう!
ステージの上の俺たちミュージシャンはもちろん、このツアーを支えるスタッフ、
そして集まってくれたみんな一人一人の熱気で、この日曜日の夜を、
素晴らしいものにしたいと思います。どうか最後まで、よろしく!
会場はもちろん大きな拍手!
ミュージシャンを紹介します。
ベース、美久月千春!
ここの美久月さんのベースソロ、すごくカッコイイ!
そして、長田さんの唸りを上げるギター!
小田原さんのビートも熱い。
新しいメンバーたちも、すっかりもうお馴染みという感じ。
これだけの一体感を出せるのは、やっぱり密度の濃いリハーサルを経たからなんだろうね。
♪両手あげてホーゥ!
4.旅立ちの朝
昨日同様、あまり印象がない(笑)
楽しくノッていたのは確かだけどね。
このあたり、もはやライブが始まった楽しさで脳も身体も揺れまくりです。
5.HELLO ROCK & ROLL CITY
HELLO 長野CITY!
HOW ARE YOU DOIN'?!
昨日は気づかなかったけど、この曲で長田さんのギターがすごいことになってました。
唸る唸る唸る!
めちゃくちゃカッコよかったですね。
やっぱり、ギターが二人だと厚みがあるね!
特に長田さんのギターは、かなり好きな雰囲気。
言葉にするのは難しいけど。
昨日同様、長野の映像が流れていました。
おぼろげな記憶で見ていたんだけど、どうやら昨日と同じ内容。
印象的なカレー屋さんとか、カッパとか出てきてたもんね。
もちろん街ごとに違う映像になるんだろうけど、地元の方は
どんな映像が流れるのか楽しみだね。
この企画は、来年に予定されているホールツアーでもぜひ継続してもらいたい。
6.勝利への道
新曲きたーーーーーー!!
いや、新曲っていっても、もちろんお馴染みの曲なわけですが。
このツアーでは初めて演奏される曲、ということね。
もちろん、アリーナといっても、2日間の公演だから当然数曲は変わると思ってた。
正直、4〜5曲は変わるかな、と思ってたのね。
前日夜にも、友達とお酒の席で、書いたばかりのメモ・セットリストを見ながら
「ここと、この枠は変わるかもよ!?」という話をしてたの。
そして、この枠も当然その候補。
「ここで例えば、「勝利への道」をやってもいいし!」という話をしてたんだけど
予想的中でした!!と、一人で盛り上がってみる(笑)
この枠は、疾走感のあるロックナンバーがいい感じだね。
昨日の「終りなき疾走」でもいいし、「MAINSTREET」もいいかもしれない。
まるで「ON THE ROAD 2001」のホールツアーの時のような感覚だね!
個人的には、この枠で「明日なき世代」を聴いてみたい!!
僕の友達の友達に、「今回のツアーは「ON THE ROAD 2001」と同じでイマイチ」という
人がいるんだけど。信じられない!その人は、一体何を望んでいるんだろう。
前は地面からせり上がってきたから、次は空でも飛べというのか?
僕にとって前のツアーは、参加した初めてのツアーでもあるんだけど
それ以上に、選曲でも、ステージ上のアクティングでも、もちろんスタッフも。
すべてが完璧なツアーだったと思う。
富山県に1回しか来てくれなかった不満を除けば(笑)
今回のツアーは、それの発展系に位置していると思う。
アリーナツアーでありながら、前回のアリーナツアーほど完成されたショーではなく
むしろもっとラフな、音楽だけで勝負しようといういい意味での気楽さと
肩の力の抜けた、楽しいステージが構成されていると思う。
事実、僕の友達にも「とにかく楽しかった」という意見が多いし。
その楽しさが、僕にとっては「初日の公演があっというまに終わっちゃった」と錯覚した
時間間隔もマヒさせる疾走感、躍動感になっているわけだし。
この「豪華なホール的アリーナツアー」を、楽しまずにどうする!?
♪勝利への道を!俺と!走ってくれ〜
と歌われりゃ、そりゃどこまでも走るってもんですよ(笑)
いいね。この枠の日替わりは、どっちが来ても嬉しい。
4年ぶりに長野に帰ってきました!久しぶりです!
前回ここでやったのは2001年の10月27日。長野は秋でした。
あの時来てくれた人はいる?
後ほど恒例の世代調査をしますが・・・(笑)
あれから4年たってるってことは、みんな確実に4つ年をとったってことだね(笑)
そろそろ座りましょうか・・・(笑)
俺も、自分のために座ります。
このあたりのMC、前日の記憶と曖昧になってるかも。
今回の省吾は、休憩に入るときもそうだけど「自分のために」という言葉を
使っているのがけっこう印象的でした。
「そんな、衰えを感じさせるようなことは言わないでほしい」という人もいるかもしれないけど
ずっとガンガンにやれって方が無理だしね。
誰でも年をとるものだし。
それを、無理に隠したり、感じさせないように演出するんじゃなくて
さりげなく口にできる省吾って、やっぱり熟達してるというか。
なかなかできることじゃないよね、そういうの。
ファンだから、何もかも良いほうに捉えてしまうのかもしれないけど(笑)
前回のツアーから4年たってるということで、どんな曲をやるか、すごく悩みました。
4年も経ってるし、前のツアーで燃え尽きた感じもあったんでね。
でも、4年かけてしっかり復活したし、新しいアルバムも作ったし・・・
新しいアルバム、聴いてくれた?
客席は、大きな拍手!
ありがとう。
新しい曲もやりたいし、久しぶりなので古い曲もやりたいし。
いろんな人に相談したけど、みんなバラバラで。
ということで、自分のやりたい曲をやることにしました。
今、歌いたい曲を歌います。
だから、後になって「あの曲はやらなかったなー」とかあるかもしれないけど
「ハマダはこれが歌いたかったんだなぁ」と思って
愛情を持って、気に入ってくれたら嬉しいです。
客席、暖かい拍手。
自分にとってはベストチューンというか、ベストの選曲のつもりです。
もし気に入ったら、一緒に口ずさんでください。
この、「口ずさむ」というのが大事だからね(笑)
次に2曲続けて演奏しますが、最初は新しいアルバム『MY FIRST LOVE』から。
もうひとつは、すごく古い曲です。気に入ってくれたら嬉しいです。
7.誰かどこかで
正真正銘の新曲!
昨日はやらなかったので、新しいアルバムからは2曲やらない曲があると思ったんだけど。
そのうちの片方をやってくれました。
この曲は、アコースティックコーナーで日替わりになるのかな。
アコースティックな感じなので、アルバムよりスローに感じました。
それでいて、よりJazzyな感じというかね。
客席が5つぐらいしかないようなオシャレなバーのカウンターで
素敵な女性に偶然出会った・・・そんな雰囲気でした(笑)
このニュアンス、伝わるかなぁ?
ちょっと地味なんだけど、だけどとても素晴らしい発見をしたような。
そんな感じの、あったかい曲調だったんですよね。
僕にとっては、なんですけど。
しかし、こうなってくると・・・
残った1曲、「デスク越しの恋」はレアな扱いに?(笑)
8.片想い
なんだかこれも、来た!という感じ。
前述したように、僕はこの曲にはさほど深い思い入れはないんですが
それでもこの日は、今までよりジンときましたね。
アレンジ自体は、小島さんのピアノを全体的にフィーチャリングした感じで
前回の「ON THE ROAD 2001」で何度か聴いた感じと似てましたね。
ただ、決定的に違うのは生弦がないことだけど。
マイクを両手で大切そうに握り締めながら、すごく感情をこめて、しっとりと
歌い上げる省吾が印象的でした。
新しいアルバムから「誰かどこかで」と、古いアルバムから「片想い」でした。
ピアノは小島良喜君。
今回もコジやんと一緒にツアーをまわれて・・・嬉しいよ!
省吾自身から見て右後ろ、客席から見てステージ左後方にいる小島さん。
立ち上がって、脇の下を逆の手で隠しながら(笑)手をふって応えていました。
「ようこそ!」とも言ってたかな。
昨日も言ったんですけど、音楽を長くやってきて、「浜田省吾は成功した」と
言われるんですが・・・成功の意味はよくわかりませんが、
この素晴らしいスタッフやミュージシャンと一緒にやれるということは
すごい幸せ者だと思います。ありがとうございます。
客席、大きな拍手。
次に演奏する曲も、古いアルバム『Promised Land』から。
この曲が書けたときは、「すごくいい曲が書けた」と思ったのね。
ソングライティングをしていて、時々、そういうことがあるんだけど。
例えば、さっき歌った「片想い」とか、「土曜日の夜と日曜の朝」・・・じゃなくて(笑)
「もうひとつの土曜日」とか(笑)
自分の書いた歌を間違ってどうするんだ。「もうひとつの土曜の夜と日曜の朝」。
どんな歌なんだ(笑)
「君に捧げる love song」とかね。今回のアルバムだと、「君と歩いた道」とか。
あれができたときは、「いい歌ができた」と思ったんですが。
この歌を書いたときは、まだ若かったから、自分でもあまりよくわからなくて
若い恋人たちの歌なのかなぁと思っていたんですが、ホームページの
ファンクラブの書き込みとかを見てるとね・・・
「子どもが生まれた時にこの歌を聴いてこの歌がもっともっといい歌に感じました」
と書いてあって。すごく嬉しかったです。
「愛しい人へ」。
9.愛しい人へ
省吾の書くラブソングはどれも素晴らしいんだけど
喪失的な愛を歌ったものが多いのが、ファンとしてみんな悩むところ(笑)
よく「結婚式でかけたいんだけど、どの曲がいいか」という話になるけど
・・・かなり難しいよね(笑)
前向きなラブソングって少ないし・・・。
その中でも、かなり人気のあるのがこれだろうね。
やっぱり名曲だね、この曲。
感動しました。
僕自身、この曲を聞いたのはいつ以来だろう?と思って調べてみたら・・・
1999年のファンクラブイベントと、野外ライブの時以来。
そうか、道理で・・・。
ものすごく久しぶりに聞いたのに、まるで新曲のように新しく思えました。
この曲で涙してしまった人も、多いんじゃないかな。
曲が終わり、唐突に鳴り響くポコスコという音。
さて!
今日、初めて浜田省吾のコンサートに来てくれた人ってどのぐらいいるのかな?
けっこう少なかったような。
初めまして。浜田です。
次の歌は、出会いがテーマです。
人生にはいろんな醍醐味がある。
うまいものを食べるとか、何処かに行くとか、素晴らしいセックスをするとか、うまい酒を飲むとか。
だけど俺にとって、一番素晴らしいのは人に出会うこと。
いい出会いもあれば、最悪の出会いもある。
その中で素晴らしい関係を築いていくには、まず出会わなきゃならない。
そんな歌です。
10.さよならゲーム
前の日にも書いたけど、マイクスタンドを持って歌う省吾がすごくカッコよかった!
ちなみに、ライブ前半の省吾の衣装は・・・
上は白いシャツに、下はレザー地の真っ黒なズボン(パンツ?)。
ツアーポスターの写真、グッズチラシの表紙の写真そのままのイメージです。

マイクスタンドの似合う本物のロッカーだ!
ちなみに、イラストではシャツの中には何も着ていないけど
たぶん黒いTシャツを着ていたんじゃないかな。
ランニングにしては胸元が開いてなかったし。
今日は昨日と違って、ジャケットプレイはなかったけどね(笑)
11.君がいるところが My sweet home
ご機嫌なロックンロール!
何故だか、今回のツアーでこの曲が大好きになりました。
今の僕のお気に入りのヒット・チューンのひとつです。
「ラストショー」と同じで、この曲もコーラスが二重三重にある。
僕は♪君に恋して初めて〜 というコーラスの方を歌ってます。
昨日もそうだったけど、この曲、省吾はステージ左側の方でずっと歌ってた気がします。
客席から見て左側、ね。
あと、今回も最後の「君の住む街が・・・」のところには街の名前を入れていませんでした。
長野だけに限定せず、北陸や、全国から来ているファンのことを思ってなのかな?
ここで、15分間の短い休憩をとります。
みんなのために、俺のために(笑)
これ、オーイエー!の後だったので、唐突でかなり面白かったです(笑)
みんなも、トイレに行きたい人は行って、何か飲みたい人は飲んでください。
すぐ帰ってきます!
Break Time
〜Digest Of "Flash and Shadow"〜
今日も、流れたのは昨日同様、映像集DVDの宣伝っぽいダイジェスト。
メモリアルチケットがないことといい、映像が手抜き凝ってないことといい・・・
今までのツアーでは必要以上と思えるぐらい手の混んでいたサービス。
それがなくなると、やっぱり物足りない気がしてしまいます。
ダイジェストより、やっぱり「Midnight Cab」や「MARIA」みたいな映像が見たいなぁ。
省吾が出演していなくてもいいけど、ツアーのテーマに沿った
何らかの映像が見たい。
「間もなく開演いたします。お早めにご自分の席にお戻りください」
というアナウンス。
後半が始まる!
Stage Act.2
昨日は、青いストレートなライトがブヨブヨと動いて、まるで深海だった。
しかし今日は・・・グリーンのライトがフワフワと動いている。
昨日と違う!!
必然的に、期待も高まる。
今日はいったい、何を聞かせてくれるんだ!?
美しいライティングと、静かで深い音色が休憩前の興奮を呼び覚ます。
12.DARKNESS IN THE HEART
来たーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
これは本当に驚いた!!
まさかこの曲が聞けるとは!!
いや、正確に言えば『FATHER'S SON』からの曲が聞けるとは!!という驚き。
前のツアー「ON THE ROAD 2001」では、全198公演で本当にたくさんの曲を演ってくれた。
もちろん僕はそのすべてを聞いたわけではないけど・・・
曲をいっぱいやっているアルバムと、そうじゃないアルバムってあるのね。
(そのあたりは、コチラを参照)
で、『FATHER'S SON』からはほとんどやってない。
沖縄での野外ライブで「BLOOD LINE」をチョコっとやった(らしい)以外には
1998年〜1999年春にかけて「NEW YEAR'S EVE」をやっただけ。
だから、省吾の中ではあのアルバムは封印してるのかと思ってたわけ。
亡くなられたお父さんのことを思い出すのか、それとも時期的になんとなく
掘り返す気分じゃなかったのか・・・
とにかく、その時期には確実にナシだったはずのアルバム。
それが、復活した!!
これには本当に驚きました。
これが復活したということは、ぜひ「BLOOD LINE」や「BREATHLESS LOVE」を聴きたいものです。
驚き方の内容がマニアックだけどね(笑)
その驚きで曲の内容はあまり覚えてなかったりする罠・・・(笑)
アレンジ的には、オリジナル版とあまり変わらなかったような気がします。
「マイホームタウン」みたいに歌詞も変えてはいなかったんじゃないかな。
ちなみに、ライブ後半の省吾の衣装は・・・昨日の前半で着ていたものと
ほとんど(全く?)同じようだったと思います。

こういう衣装のネ
13.Thank You
14.I am a father
15.花火
16.SWEET LITTLE DARLIN'
このあたりの流れは昨日とほぼ同じなので、割愛。
やっぱり続けて2日間見てるから、感想もそんなに大きくは変わらないし。
MCの内容もほとんど同じだったんじゃないかな。
ただ、全体的なスタッフの流れ(目にははっきり見えないけど)とか
バンドのグルーヴ、演奏とか、初日より明らかにまとまっている感じがしましたね。
慣れていくというか、ライブ全体の完成度が上がっていく感じ。
*
「SWEET LITTLE DARLIN'」がしっとりと終わって、バンドが一斉にブレイクする演奏。
ほんと、なんていうんだろう、あれ。
とにかく、ジャーーン!とかギャ〜〜ン!っていう感じ。
うぅむ、表現が稚拙すぎる(笑)
そして、今日も来ましたよ。この時間が!!
昨日のライブが終わったあと、友達とも盛り上がっていた話題。
あれはどうなんだ、と。
「モノクロームの虹」での映像の不可解な乱れ具合について。
今日は直ってるのか、注目して待っていたら・・・
曲違うし!!(笑)
17.MONEY
今日は「MONEY」でした。
昨日、この曲が外れていたことは、すごい英断だと思ったのね。
「今回のツアーの内容は「ON THE ROAD 2001」と同じ」と言っている人は
何人かいるみたいだけど、僕は声を大にして言いたい。
この曲が外れているじゃないか、と。
前述したコチラのページを見てもらえばわかると思うけど・・・
「ON THE ROAD 2001」の、10回のファンクラブイベントを除いた188公演
そのすべての公演で演奏された曲は3曲ある。
「モノクロームの虹」、「J.BOY」、そして「MONEY」だ。
「MONEY」〜「J.BOY」という流れは鉄板の王道だと思うので、その曲が
ないことは、実は昨日のライブの中では衝撃的事項のひとつだった。
「J.BOY」はどうしても外せない(外して欲しくもない)だろうし
この曲を外したことは、選曲面ではかなり冒険だったと思うし
新しいものを作ろうという気概を感じられて、拍手を送りたいと思った。
だけどやっぱり、「MONEY」〜「J.BOY」の流れはスムーズでもある(笑)
今日聞いて、それをあらためて実感した。
この2曲はライブの中でも核、爆発的なムーヴメントを発生させる場面なんだよね。
でも、日替わりになっただけでもすごいことだと思う。
個人的には「モノクロームの虹」の方が好きなので、どちらか選べといわれたら
そちらを聞きたいけど。
ここまで読んで「なるほど」と思った方。ひとつ盲点に陥っていますね。
「ON THE ROAD 2001」のツアータイトル曲でもあった「モノクロームの虹」が
外れていないことこそが、「前のツアーと同じ」と思わせる要因のひとつでも
あるってことも、たしかにあるんですけどね(笑)まぁ、それはそれで。
*
だいぶ話が逸れましたが、この日の「MONEY」。
曲のテイストとしては、僕の聞きなれたアレンジでしたね。
間奏のギターソロは・・・たしか町支さんが弾いていたんじゃなかったかな。
長田さんだったかな。ちょっと自信ない(笑)
最後にピック投げていた気がするから、やっぱり町支さんかな。
そして、話題の「ストーカーカメラ」。
今日もやっぱり、いましたよ・・・。
曲が始まって、いつの間にかスルスルとステージ上に出没。

こんな距離で撮っているんです。しかも、微動だにせず。

カメラ目線
たしかに、スクリーンにドアップで映る省吾は迫力があるけど・・・
でもやっぱり、邪魔だと思うよ。アレは。
後ろの人、省吾が見えないんじゃないかな、多分。
ステージ上でプレイするのは、曲の間はやっぱりミュージシャンだけであってほしい。
なんか、チョロチョロしてて気になってしょうがない。
ちなみに、上のはいい時の状態で・・・

グニャリ
実際にはこんな感じの映像でした。
昨日の「モノクロームの虹」のときは、最初はちょっとセピアっぽいモノクロ映像で
ノイズのかかったような映像効果で。
さらに画面がザーザーと乱れていたんだけど。
今回はたしか、最初からカラー。
といっても、クッキリした色彩ではなく、ちょっとくすんだ感じの色。
昨日の今日で直ってるかと思いきや、そのままだったことで、これがおそらく
意図的にこう演出しているらしいことが判明。
言いたいことは昨日書いたので、今日はちょっと控えておくけど・・・
やっぱり疑問だなぁ、あの映像は。
*
ちなみに、なにもあの女性カメラマンの人を非難しているわけではありません。
彼女は彼女で、与えられた任務を必死にこなしているんだろうし。
何千人もの人の前で、石造になってしまうのもわからなくはない。
ただ、浜田省吾のステージといえば、スーパープロフェッショナルの集団だと僕は思ってるから。
笑顔でいて、しかしひとつのミスも許されないような極限の緊張感。
ライブって一度きりのものだから、スタッフの人たちみんながそういう緊張を
持っていると思うのね。
だからこそ、あの人にもプロフェッショナルな、ステージにも、オーディエンスにも
邪魔にならない動きをしてほしいと思うし。
この企画を考えたのが省吾本人なのか、ステージスタッフの人なのかわからないけど
正直、僕は個人的には賛成しかねる。
大掛かりな特殊効果や、休憩時間の映像も省き、今回のツアーは
バンドの持つ音楽性、楽しくロックを演奏している雰囲気、それらの
音楽自体が持つレベルで勝負しているんだと思うから、なにもあんな
奇を衒ったような映像効果は必要じゃないと思うんだけどね。
もしかしたら、前のツアーのセンターステージで省吾自身がハンディカメラを持って
会場内の風景を撮影していたような・・・
ああいう効果を狙ったんだろうか?
でもあれは、やっぱり省吾だから面白かったんであって。
センターステージに、カメラを持ったスタッフが立ってたら邪魔だったと思うのね。
それと同じことだよ。
このネタは、見た人によって感想は異なると思うけど。
ちなみに、昨日のことがあったので、僕は省吾の周りをうろつく人影を
意識しないで見ないようにしていました。
見てしまうと、どうしても気になるし。
その影は、曲が終わる頃にはいつの間にか消えていたけど。
18.J.BOY
やっぱり盛り上がるね、この曲。
過去にファンクラブのイベントなどでは、この曲をやらないライブもあった
みたいだけど、きっと物足りなかったんじゃないかな。
間奏の長田さんのギターソロはやっぱりカッコイイ!!
あと、前回のツアーではストリングスの女性たちが演奏していた間奏の部分。
今回は、福田さんがキーボードでそれっぽい演奏をしていました。
でもやっぱり、生の弦があったほうがいいなぁ。
19.家路
昨日と同じ流れ、同じ流れなのに・・・。
日によって、やっぱり違う。それがライブなんだろう。
昨日ももちろん感動したんだけど・・・この日はまた、何か別の感動がありました。
楽しみに待ち焦がれていた夜が、もうすぐ終わってしまうからか?
それとも・・・。
曲の途中までは普通だったんだけどね。
この曲では僕は手拍子をしないから、いつものように、胸に手をあてて・・・
じっくりと聞き入ってたんだけど。
途中、どこだったかな。
♪どんなに遠くてもたどりついてみせる・・・
のあたりからかな。なんか急に、涙があふれてきて止まらなくなってしまって。
その後の ♪青く沈んだ夕闇に浮かぶ街を見下ろし・・・のあたりでは
もう胸が苦しくて仕方がなかった。
最後まで、結局涙は止まることなく幾筋にも流れて。
昔はよくライブで泣いてたけど、ある時をきっかけに、最近はあまり泣かなくなってきた。
むしろ、自分の中で涙も枯れ果てたかな、というのもあって。
とてもチープな表現だけどね。
だから突然、しかも曲の途中から、わけもなく涙があふれてきたことには
自分でも驚いてしまった。まだ流せる涙があるんだ、と思った。
そのことに驚いたし、嬉しくもあった。
まだまだいけるんじゃないか・・・と。
僕がどんな想いでこのコンサートを観ていたか・・・
それを省吾やメンバーたちは当然知らない。
僕は僕だけが知りうる、この日この夜の気持ちでそこにいた。
開演前、通路のベンチに座って見ていた、通路を歩く人たち。
それぞれの顔で、動きで、開演を待ちわびる人たち。
その人たちすべてに、たったひとつだけしかない生活があり・・・
喜びや悲しみがあり、夢や希望、絶望があり、人生がある。
それを僕は知らないし、それら無数にあるドラマが接することはほとんどない。
だけど、そんなたくさんの感慨をひとつ残らずすべて載せて、
ライブという箱舟は終演に向けて大海原を走っていく。
時には凪の海を、静かな波の中を、荒れ狂う嵐の中を。
音楽は、ステージは、それらの感慨をすべて受け止めてくれる。
そして、受け入れてくれる。
もちろん、ステージの上のミュージシャンたちは意識してはいないだろうけど
ひとつひとつの楽曲が、そんな無数に集まっている人たちに
どれほどの感動を与え、勇気を与え、そして活力を与えているか。
これほどまでに胸を焦がし、心を奮わせる想いを与えてくれているか。
コンサートの空間って、すごいと思う。
想像を絶するエネルギーが満ちていて、それが昇華していく・・・。
それを、公演ごとに毎日やっているんだからね。
本当にすごい。それしか言葉が見つからない。
曲が終わって、福田さんのオルガンの音色が響いていたときには
悲しくて、寂しくて、切なくて・・・いろんな感情が一気にこみ上げてきて
どうしようもない状態になっていた。
「家路」は、僕にとって本当に特別な曲。
この曲は、僕には感情の扉を開く鍵なのかもしれない。
個人的な感想ばかりですが・・・
演奏はもちろんとても素晴らしかったです。
言葉がありません。
大切な人に出会って、楽しい時間を過ごすけど、やがて別れの時がくる。
そのときに、相手のことを思って何か言葉をかけてあげたいと思うんだけど・・・
なかなか言葉が出てこない。
結局は「元気でな」とか「また会おうな」とか「頑張れよ」とか
そんなありきたりの言葉になってしまって。
だけど言葉じゃなくて、そういう気持ちって相手に伝わるものだと思う。
相手を思いやる気持ち、それこそが大切なんだ。
元気で・・・身体に気をつけて。
また近いうちに会える日を楽しみにしています。
今夜はどうもありがとう。
20.日はまた昇る
すべてが素晴らしかった。
カメラマンがどうとか、そういう小さいことは、いい。
この曲の優しさと慈愛に包まれて、すべてが「うまくいく」と思えた。
このツアーを支えてくれている素晴らしいスタッフに。
ステージの上のミュージシャンに。
そして、集まってくれたオーディエンスの君たちに。
一人一人に、大きな拍手を。
「Prelude of "Blue Sky"」が演奏される中、僕も大きい声で
「省吾ーーーーーーッ!」と叫んでいました。
誰よりも大きな声で、気持ちで、この感激を伝えたい。
省吾はよく「ありがとう」と言うけど、感謝したいのは僕の方。
たくさんの感動に、大きな声でありがとうと言いたい。
*
演奏を終えて、バックステージに戻っていくメンバーたち。
そして、場内中央のセンターステージ周辺、つまり僕の目の前に
駆け寄ってくるたくさんのスタッフたち。
けっこう早い時間から動いているんだね、あれ。
曲の終わりきるちょっと前から動いてたもん。
僕は感激に浸りたいのに・・・。
その動きには関係なく、叫んでいたけど。
慌しく動きまわるスタッフたち。
運び込まれる楽器。目の前に伸びてくる花道。
センターステージの下にもぐり、上昇の準備を始めるスタッフたち。
いよいよだ。