
REPORTER/さにー
数々のサプライズを見せてくれたツアー初日。
最高級の音楽旅団は、果たして今日は、どんな魔法を見せてくれるのか?

目次(全3話)
Before Stage
[到着〜開場]
この日は朝からバタバタといろいろあって、ちょっとヘコんだ気分のまま(笑)会場入り。
前日にも停めたビッグハットの駐車場は午後2時に開くということで、着いたのは2時半ぐらいかな。
でも、早く着いたら、その分駐車場の奥の奥の方に停めさせられるので
帰りに脱出するのも遅くなるんだよね。これは失敗だった。
しかも、駐車場とは名ばかりの、ただのだだっ広い広場だからね。
帰りはものすごい土砂降りで、足元は湖と化してたんだけど。
とにかく、うまくいかないもんで。
それはさておき・・・
会場に着くと、会場前のスペースに、昨日はなかったトラックが。

ちなみに、映っているのは全く知らない人たちです(笑)
「どいてくれ」というのもアレだったので、そのまま撮ってしまいました。
トラック、7台だったかな。
ペイントの施されている、いわゆる「宣伝車」とでもいうのかな。
あれはグッズなどを運ぶ車らしいね。
トラックの装飾を楽しみにしている僕たちファンのために
むしろわざわざ用意してくれているものだと聞いたことがあります。
アリーナツアーともなると、毎日物流が動いてるわけではないから
当然トラックをキープしておくのも無駄になる。
ということで、器材やステージの資材などは、装飾のないトラックが運ぶんですね。
1台はファンのために用意されたものだけど、それ以外のトラックは
週イチのみの登場となるわけです。
このトラックたちが、次の街へステージを運んでいくんだね。
会場前には、それなりに人が集まり始めていました。

写真は、掲載用に明るく加工してあるんだけど
実際には、今にも泣き出しそうな空。
重く垂れ込めた雲が、今日もやはり雨を降らしそうです。
昨日は撮れなかったので、ツアートラックの前で写真を撮ってもらいました。
ちなみに、着ているのは2000年のホールツアーの時のグッズTシャツです。

みんなタイミングを見計らってるから、トラックの前で写真を撮るのって
けっこう難しいんだよね(笑)
初日だけしか来てない人もいれば、今日だけ来ている人もいる。
いろんな友達と会ったり、話をしたりしているうちに時間は過ぎ・・・
今日も開場の時間を迎えた。
[開場]
・・・すると、また雨。
毎日、いやなタイミングで雨が降る。
だけどやっぱり、開場時間は早くならない。
正直、このときの僕のテンションはものすごく低かった。
昨夜からバタバタといろんなアクシデントや出来事があったのもそうだけど・・・
何より、昨日のライブで燃え尽きてたんだよね。
「とっつぁん・・・もう真っ白だゼ」ってぐらいに。
昨日だけで満足したから、もう今日は観なくてもいいんじゃないか?
もしここで誰か、チケットを持ってない人に出くわしたりしたら
チケットを惜しげもなく譲ってしまうんじゃないか?
そんなふうに思ったりもした。
開場を待つ人たちの列には、いろんな表情が見える。
何年も待ちに待って、今日初めて浜田省吾のライブを見るのかもしれない人。
出産直前の妻を残し、心ここらあらずで参加しているのかもしれない人。
会社をリストラされ、明日の行方も知れないが、今だけは楽しもうとしているかもしれない人。
熱狂的な彼女に連れられ、嫌々ながら参加しているのかもしれない人。
道ならぬ恋に苦しみ、人の視線を避けながら日々を暮らしているのかもしれない人。
初めて家族で一緒にコンサートに参加するのかもしれない親子連れ。
(今回は家族で参加できるファミリーエリアという席があった)
毎日の鬱屈した日々を、今日だけは晴らしたいとめかしこんでいるのかもしれない人。
直前に家族の死に際したのか、どうしても楽しみきれないような表情の人。
その顔から読み取れる様々なストーリーが、人それぞれの暮らしがある。
みんな、いろんなものを抱えてここに来ている。
そんな中に、僕は贅沢にも2日間も参加していいのだろうか?
そんなことを悶々と考えているうちに、開場のアナウンスが。
ここまで来れば、引き返せない。
せめて、素晴らしいライブを見せてくれるメンバーやスタッフに恥じないように
チケットがとれず、この日、来たくても来られなかった人たちのためにも。
僕は僕なりに、精一杯ライブを楽しむしかない。
[開場〜開演]
会場内に入っても、あまりテンションは上がってこず・・・
ステージを見れば違うかと思ったけど、そうでもなかった。
結局、開演前に客席の照明が暗くなるまでそのままだったんだけど
「All need is love」を合唱しているうちにテンションは上がった!
心配することはなかった。
ただ疲れていただけなのかもしれない。
やっぱり、ライブは楽しまなきゃ!
この、今しかない瞬間を心に刻み込むんだ・・・。
それはそれとして、今回はステージの様子を伝えてみようと思う。
ちょっとうまく表現できないんだけど・・・
輪っかが奥行きを持ってつながっている感じ。

絵にすると蚊取り線香になってしまう・・・(涙)
今回のステージは、だいぶ変化するんだよね。
これは、ほぼ最後の段階。
一番最初は「MY FIRST LOVE」と書いた白い幕にすべてが覆われていて、それが左右に開いて
このステージセットが出てくるのね。
さらに、最初の頃は、スクリーンの前に輪っかがもうひとつ吊り下げられていて、スクリーンは
最初は横長の楕円形に見える。これはかなりスタイリッシュなデザインだった。
その頃は、輪っかは全部で5つ。
それぞれにムービングライトが仕掛けられていたり、スピーカーがぶら下がったりしている。
固定の輪っかが4つで、移動式の吊り下げのが1つ。で、5つね。
で、バラードの頃には、輪っかが見えなくなるぐらい?の幕にステージが覆われて。
一言で言うと、サランラップかアルミホイルを一度ぐしゃぐしゃに丸めて開いた感じ。
それがまた、七色に照らされてすごく綺麗でね。
むう、言葉の表現の限界を越えているな(笑)
で、後半になると、いつのまにか楕円形だったスクリーンは四角になってて。
数えると、輪っかも4つになっていた、という具合です。
あ、そうだな・・・神戸のルミナリエ。
僕は写真でしか観たことないけど、あんな感じかなぁ・・・
光の輪というか、ゲートが4つ連なっている感じ。
最初の5つの時は、ゲートというよりも、輪廻転生を表した五行の相克とも受け取れるんだけど。
ちょっと考えすぎだな(笑)
とにかく、今回のステージはこんな雰囲気です。輪っか(完全な円ではなく、一部分だけだけど)が
ぐぐっと連なってる、と。
*
そういえば、今日もやっぱりメモリアルチケットはありませんでした。
かなり残念。
*
そうこうしているうちに、開演時間を告げるアナウンス。
客入れBGMは昨日と曲順が違ってた。
あれはやっぱり、省吾の選曲をランダムで流してるんだね。
最後が「All need is love」だったのは一緒だけど。
そして、幕が開き、印象的な映像が始まると同時にメンバーが登場してきました!
最初はもちろん、あの曲。
今日の楽しみは、昨日とどのへんが変わってるか。
昨日の注意点(省吾のライブにしては珍しくハウリングしてたりしたからね)が改善されているか。
そしてやっぱり、気になるあのストーカーカメラ。
さらに何よりも・・・ちょっとしたネタを仕込んできたセンターステージ。
なんたってこの日の席は、センターステージの最前列!いわゆる特別リングサイド席。
これはもう、なにかしないわけにはいかなかった・・・んです。
そんな、僕の長野2日目が始まりました。