おわら風の盆・体験記2004
ここでは、撮影した写真(画像)をもとに
3日間での体験を簡単に回顧します。
おわら風の盆・体験記
[1日目|2日目(前半)|2日目(後半)|3日目]
2004年9月2日(木)/前半
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初日は夜のおわらを堪能できたので、2日目の今日は 明るい時間のおわらを楽しもうというのがコンセプト。 おわらの始まる3時までに着こうと2時すぎに家を出たんだけど、 道が混んでたりして思うような時間には着けず。 結局、駐車場となるスポーツアリーナに到着したのは3時半頃。 そこからシャトルバス(無料)に乗り、30分ほどかけて八尾町へ。 バスの発着場は、おわら演舞場となる八尾小学校を見下ろす丘の上。 そこから坂を下りていくと、おわら資料館の横に出ます。 このシャトルバスは最終便が午後11時なので、それを過ぎると 歩いて行く(1時間ぐらいかかる)か、朝までおわらを見ていくか。 2つしか選択肢がなくなります。タクシーを使うという手もあるけど。 ちなみに、帰りのバスはものすごい長蛇の列になります。 明るい時間の八尾町は、昨夜とは一転して賑やかな雰囲気。 人はあいかわらず多いし、石畳の道に行灯が映えています。 写真に映っているのは、諏訪町の町並みです。 小旗を持った人に誘導された団体さんも多く見かけます。 団体さんがよく手に持っているウチワは、おわら資料館に入ると もらえるみたいです。入場料は300円だったかな。 町のお店にもいろんなウチワが売られている(400円)けど ウチワ程度は持参した方が賢いかも。 人が多くて、けっこう蒸し暑いからね。 |
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ぶらぶらと歩いていると、町流しの集団を発見。 西新町の人たちです。 (どこの町の人かは、法被を見るとわかりやすい) おわらの集団を見つけたら、その後をついていくのがいい。 そうしたら、行く先々で町流しを見られるからね。 ポジション的には、行列の一番前当たりに一緒にくっついて歩く のがベスト。行列の歩みが止まって「ここで輪踊りするぞ〜」という 時に、すぐに好位置をゲットできるからね。 後ろから来る人は、やっぱり人ごみの後ろのほうになってしまうから。 これは覚えておくと、かなり有効なコツです。 |
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今日最初の輪踊り。 昼間の町流しは、小さな子供も一緒になって踊るようです。 明るいからか、編み笠もかぶってなかったし。 西新町がそうなのか、時間によるものかはわからないけど 夜とはまたちょっと違う発見がいっぱいです。 これは、この夜に出会ったおわらに詳しいおじさんから聞いたんだけど 女性の浴衣の違いは、年齢を表しているようです。 例えばこの西新町で言うと、濃いピンクの浴衣は高校生。 中学生以下は自前のカラフルな浴衣らしいです。 高校生以上の大人は、もう少しシックな色合いのもの。 テレビでもやってたけど、踊り子は25歳で引退というのが 暗黙の了解らしいので、高校生以上、25歳以下ということかな。 男性の法被にも、おそらく同じような年齢差があるんじゃないかな。 西新町の行列は、くっついて町流しを2、3回見てから離脱。 |
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またブラブラと町を歩いていると、また違う“町”の町流しに遭遇。 すでに踊りが始まっていたので、すごい人ごみ。 町流しを普通に見ようと思うと、通常はこんな感じになります。 背が低いと、ほとんど見えないかもしれないね。 カメラマンの人みたいに小さな脚立を持ってくるのもアイデアのひとつ。 慣れている人は、それぞれに何らかの方法を編み出していくようです。 ひとつのところに留まって見るのと、精力的に歩き回るのと。 おわらの楽しみ方には2つの方法があると思うけど、やっぱり 歩き回って見るほうがいいんじゃないかな。 せっかくだし、いろんな“町”の踊りを見たほうがいいしね。 八尾町は普段は狭い町だけど、おわらの時にはすごい人出になるし 歩きにくくなるから、ある程度歩きやすい靴のほうがいいね。 |
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おわらの風景写真シリーズ(1) 昨日と違って、少しずつ余裕が出てきて、町の風景も じっくり見られるようになったので幾つか気づいたことがあります。 そんな街角の風景を紹介。 軒先にさげられている行灯は、町によって違いますが こんなふうに唄が書いてあるものも多くあります。 よく見ると、それぞれに唄の文句が違うんだよね。 |
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おわらの風景写真シリーズ(2) 特等席。 地元の人ならではの俯瞰が楽しめそう。 |
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上新町での町流し。 それぞれの町区にそれぞれのチームがあるんだけど 必ずしも自分たちの区域だけで踊ってるわけじゃなくて あちこち練り歩き回るので、例えば上新町で見た町流しでも 必ずしも上新町の人ではない場合があります。 厳密に深く見ていけば、たぶん町ごとに服装や音楽とか、 踊りの種類の違いなんかがわかってくるんだろうけど そこまではまだ、なかなか。 |
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おわらの風景写真シリーズ(3) 干してあるビニールボートだと思うけど… 編み笠をかぶせられて、ピングーもおわら風です。 |
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東町での町流し。 後方には、にしんそばを食べたおそば屋さん「高野」があります。 有名な店らしく、食事時にはすごい行列になります。 昼間の町流しは、夜と違ってなんだかのりびりとした雰囲気。 列に子供が加わっているのも要因のひとつかも。 |
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楽士のおじさんたち。 三味線、胡弓、太鼓でおわらの音色は奏でられています。 楽器を持っていない人たちは、主に唄を担当している人たちです。 たまに、全く唄ってない人もいるけど。 |
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西町の町流し。 町流しには、大きく分けて3つのパターンがあります。 楽士を中心に、グルグルと輪を描く輪踊り。 細長い隊列を組んで、踊り歩くもの。 そして、ひとつの場所で小人数が見せる四季踊り(新踊り)です。 これは、昔ながらの豊年踊り(旧踊り)と違い、新しく創られたもので 日本舞踊を取り入れた複雑な所作の踊りになっています。 時折、ポーズを決めたりする場面もあったりします。 豊年踊りはあまり違いはわからないけど、この四季踊りは 町ごとにかなり違いがあるようです。 |
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引き続き、西町の町流し。 男女一緒になって踊るパターンもあります。 この場所ではたくさん写真を撮ってみました。 |
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西町をブラブラした後、今町にある聞名寺へ。 浄土真宗本願寺派のお寺。 1290年に創建された由緒あるお寺で、八尾町はこの寺の 門前町として栄えたんだそうです。 お寺の境内では踊りの振り付けを指導しているらしく、 一般の人も輪踊りに加わって踊っていました。 |
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時間は、午後5時半。 町流しも一旦終わって、八尾町に訪れている観光客も 食事をしたり、休んだりしながら思い思いの時間を過ごします。 僕はかき氷を食べながら、十三石橋で夕日を見ていました。 |
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おいしいおそばを食べようと思って「高野」に行ったら… すでに長蛇の列でした。 結局、助六寿司の寿司折りを買って食事。 |
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八尾町にも宵闇が訪れ、行灯にも火が灯されます。 午後7時、おわら風の盆の夜の部が始まります。 |