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REPORTER/さにー
15分の休憩をはさみ、ライブはいよいよ後半戦へ。


目次(全4話)

  1. 序章〜Before Stage
  2. レポート〜Stage Act. Part 1
  3. レポート〜Stage Act. Part 2
  4. おまけ〜Another Talk

 Stage Act. Part 2 / Song of My Gratitude

スクリーンがゆっくりあがり、背景からはまばゆい照明!
かき鳴らされるギター!おなじみのイントロ!

18.光と影の季節

第2部はこの曲ですごく開放的に始まりました。
ステージ後方のスクリーンには、ステージ上の今の省吾のアップ映像。
第1部は曲のイメージ映像しか出なくて、ステージ上の省吾やミュージシャンの映像はなかったので
後ろのほうの席の方は、ここで初めてじっくり省吾を近くに観られました。
今回こそ前のほうの席だったけど、前回のフェスでは一番後ろの席だったからね(笑)
今にして思えば、すごく両極端な席でした。

ミニアルバム『Dream Catcher』にはだいぶアレンジが変わったものがおさめられていたけど
演奏されたのはオリジナルのバージョン。
(あとにやったほかの曲たちもそうでした)
変にいじらず、みんなの知っている通りの演奏をして、安心して歌ってもらおう。
第2部は、そんなステージだったように思います。
客席はみんな「待ってました!」という大合唱。
省吾がずっと笑顔だったのが印象的でした。

19.Thank you

そのままの流れでこの曲へ。
福田さんがカウベルを叩いて客席をあおったり、町支さんと長田さんがツインギターで競い合ったり。
何年ぶりかに見る光景がすごく懐かしかったです。

定番の曲ばかりでもつまらないけど、定番の曲がないのも寂しい。
そのあたりのジレンマが、常にありますね(笑)
この曲も、ライブではすごく盛り上がるので大好きな曲です。

20.I am a father

冒頭のコーラスは、女性二人で。
そうか!これを生コーラスで聴けるのか!
若くて綺麗な女性がメンバーに入って省吾と一緒にツアーをまわるのは、女性ファンにしてみればちょっと複雑かもしれないけど
僕は大賛成ですね。今回の彼女たち二人の働きはすごく大きかったと思います。

この曲も『Draem Catcher』のマーチっぽい感じじゃなく、オリジナルのアレンジ。
ロックばりばりのスピード感あふれる演奏で、60代半ばになっても、疾走感ハンパない。
ステージを降りると60代なかばのオジさんでも、ステージの上でロックをやっているときは
バリバリにカッコイイ!
バリバリという言葉もやや古いけど、そういう古さが逆に、色褪せないヴィンテージ感になっている。
うーん、とにかくカッコイイんです!!
やっぱり省吾のライブはすごくいい!

最初から叫びっぱなしの立ちっぱなしで、Tシャツも汗だくだけど、身体の中からあふれ出てくる喜び。
やっぱり浜田省吾のライブはすごい!

21.君の名を呼ぶ

いきなりここでバラード。
「おぉ?ここからバラードコーナーが始まるのかな?座るとこなのかな?」と思いつつも
この後の構成がわからないので、とりあえずそのまま、立ったままで様子見。

アコースティックギターのソロ部分は町支さんの演奏。
原曲より少し硬い感じの音色だったので、やっぱり町支さんも長い時間のライブは疲れるよなぁ…とか考えていました。
ジョンとポールみたいに、町支さんがいるから省吾がいる。二人の仲は、決して切ることができない。
町支さんにも、ずっと元気でいてほしいと思う。

ステージの上の省吾は、そんな心配とはお構いなしに、ドップリと歌の世界に入っている。
手や身体の身振りでアクションをつけつつ、情感たっぷりに歌い上げていました。

この曲は久しぶりに聴いたけど、いい曲ですね。
初めて演奏されたのは2001年のアリーナツアーのラストだったかな。
2001年のサンドーム福井で、隣で観てた女性の友達が号泣してたのをよく覚えています。

曲が終わり、省吾が無造作にギターを弾き始める。
そこに他のメンバーたちも加わっていき、イントロにつながっていく…これは!

22.ON THE ROAD

ここで「ON THE ROAD」きたー!
バラードコーナーじゃなかったー!!
一度静かになっていた客席が、再び爆発的なうねりに包まれていく。
立ち去りかけた人に対して「まだ行かせないよ」と手を強く弾いているような。
妙な例えだけど、そんな気がしながら観ていました。
第2部の密度は濃く、そして熱い。

背景やサイドのスクリーンには、黒いバックに、走る省吾が赤いシルエットで描かれていました。
このアニメーション・シルエットの前髪が、やけにふっくらしてモサモサしてた気がします(笑)
映像がリリースされたらもう一度チェックしてみよう。

23.J.BOY

続けて、この曲のイントロ。
「ON THE ROAD 2011」のときの、打ち込みのリズムで始まっていくバージョン。
イントロが始まったらすぐにこの曲とわかるので、「ええー!もう終わりなのー!?」と思いました。
ここでいう「終わり」とは、僕にとっては「本編ラス前」のイメージ。
「J.BOY」があって、「家路」や「日はまた昇る」や「君が人生の時…」や「僕と彼女と週末に」のような
アルバムラスト的な大曲がきて、本編が終わるというイメージ。
まさかこの曲でそのまま本編が終わるとは思いませんでした。
演奏が終わって、メンバーたちがスーッと去っていったときは
「えぇえー!ちよっと待てよ!待ってくれよ!」って感じでした(笑)
隣の奥さんに「ちょっ、2部短すぎん!?」と言った記憶があります。

この曲を聴くときは、不思議といろんな気持ちで聴くことが多くて。
 途方も無い悲しみに打ちひしがれながら…
 ぶつけようのない怒りに身体と心をふるわせながら…
 やりきれない思いに、涙があふれて止まらなくなりながら…
今日はなんというか、祭りの終わりを予感しながら、まだまだ踊り足りないという感じ。
終わりがあることは当然理解しているけど、気持ち的に受け入れたくない。
そんな、まるで子どものような無邪気さで。
でもその反面、今この瞬間を、全力で生ききっているという実感もあって。
日々の暮らしとか、いろんなことがあって。
僕だけじゃなく、そういういろいろを抱えた人たちがここに集まってきて。
浜田省吾というひとつの存在のもとに、無数の曲線が交差していく一瞬。
そんな瞬間に、今まさにそこにいるという実感があるからなのか、自然と笑顔が止まらなくて。
たぶん、すごく笑いながら観ていた気がします(笑)

間奏のソロでは町支さんや古村さんが目の前(ステージ左側)に来て演奏してくれました。
映像がリリースされて、彼らのアップが収録されていたら、カメラを通してそのすぐ反対側で
僕が観ていたということになるのかな。
この夜に観ていたのとほとんど同じ視線で、ライブをもう一度観賞できる。
それはやっぱり嬉しいなぁ。編集に時間をかけずに、なるべく早くリリースしてほしいな。

ちなみに町支さんは、ソロパートが終わるとブルブルと全身をふるわせてました(笑)

演奏が終わると、客席からは手拍子と「ショーゴ!」コール!

 Encore 1

ステージ上が再び明るくなり、アンコールに登場してきたメンバーたち。
省吾はグレーのTシャツ(ツアーグッズのもの)を着ていました。

胸のところに、入国審査のスタンプが押してあるデザインのやつ。
だけど背中に書いてあるはずのツアースケジュールは無く、無地でした。
なんでだろう?

アンコールありがとう!
今年は2015年。今から40年前、おれは愛奴というバンドでドラムを叩いていて
町支くんはギターを弾いて、歌を歌っていて。そして1975年に、プロとしてデビューしました。
次にやる曲は、その懐かしいデビュー曲です。
そしてステージのスクリーンには、そのレコードジャケットが登場します。

1.二人の夏

そういうコメントから始まったこの曲。
映し出されたジャケットは、愛奴のデビューシングルのものでした。

二人の夏

上の画像はネットで検索して出てきたものだけど、あれ…?
ライブの時の画像は、夜空じゃなくて昼間だったような気が?
最初は人物はいなくて、真ん中の木と背景の建物とかだけで。
しばらくしたらカップルの二人が小さなシルエットで登場してきて、だんだん大きくなってきて。
最後には木のそばに二人が立ち、ヤシの木にお互いの名前を彫る…そんなアニメでした。
ちなみに名前は、ボブとナンシー(笑)
うーん。やっぱり昼間で、青空だったような気がする。
これから参加される方、しっかり観て確かめてきてください(笑)

演奏は、小田原さんがパーカッションで、他のメンバーはほとんどコーラス。
古村さん、佐々木さん、清岡さんの3人は揃ってスウィング。

『ON THE ROAD 2001』の時の映像にも収録されている野外ライブの演奏がすごく印象深いけど
何度かライブでも聴いている気がして。
でも帰ってきて調べたら(出展はもちろんSunny's Day)、なんと1999年の野外、2000年の長岡の2回しか
聴いていないようです。意外、意外。

2.演奏旅行

そしてまたまた久しぶりのこの曲!
うぉー!これは嬉しい!好きな曲(どれもそうだけど)なので、聴けて嬉しい!
この曲も、2001年のツアーと、2003年のファンクラブイベント以来の演奏。
12年ぶりの演奏とか、嬉しすぎる!
ほんともう、どの曲聴いても懐かしくて、嬉しくて、感動の連続ですよ。
省吾の全曲ライブとかあったら、チケット代10万円でも行くぞ(笑)

どのメンバーがどんな楽器を担当していたか、ちょっと細かくは覚えていないけど
みんなすごく楽しそうに演奏していて、観ている側もすごくハッピーになれる曲ですね。

この曲は、たぶん1970年代に、省吾と町支さんの二人だけでツアーを回っていた頃のイメージを
オマージュして演奏していたような気がします。
エンディングは、センターマイクで二人並んでコーラスしていました。

グレーのTシャツを着た省吾、なんかすごく胸板が厚く見えました。
またトレーニングしてるのかな?

さぁ次は…と思ったら、またここで終わり。
楽器を置き、手をふりながら去っていくメンバーたち。
「だからぁー!ちよっと待てよ!待ってくれよ!(笑)
 まだまだまだ聴きたいんだよー!」

 Encore 2

大「ショーゴ」コールに応えて、2回目のアンコール。
あれ?メンバーが少ない…。ホーンとか、コーラスの女性とかいない。
そう思ったら、始まったのはこの曲でした。

3.永遠のワルツ

ここできたかぁー!
ライブ最初にインストで流れて、これから始まる舞踏会への期待を高まらせてくれて。
演奏するはずの第1部で演奏せず、ガッカリさせて。
そしてついに、ここで…!!
休憩のときに「永遠のワルツないなんて」と奥さんにグチッてたけど、それに対して
何のリアクションもなかったのはこういうことか!
(奥さんはセットリストのネタバレOK派)
僕がこの曲好きで、やらないのをブチブチ言ってたけど、そこでネタバレはできんと
我慢しててくれたらしいです(笑)
いやぁ、最後に聞けてよかった…!本当に嬉しい。
アルバムの中でも好きな曲だけど、一番というわけではないし。
だけどやっぱり、好きだからやっぱり聴きたかったし。聴けて嬉しい。
へんな印象も残さず、全部やってくれてよかった。

この曲のときは、ステージサイドのスクリーン(横2枚のところ)に、暖炉の映像が映っていて。
年末かクリスマスの、雪の降る夜。家族で暖かい暖炉を囲んで、スープかワインを飲みながら
今年の1年間を振り返っているような。そんな優しさを感じました。

だけど曲の内容は、ウェディングソングなんだよね(笑)

 ♪風と波と音楽が 春の宵に溶けて
というところがすごく好きです。

あまりにもサプライズで嬉しくて、フワフワしてるうちに演奏が終わっちゃった感じでした。

そしてまた、去っていくメンバーたち。
「3回目かよー!(笑)」

まだ…まだ終わりたくない。
僕も必死に「ショーゴ!」コールをしました。
ここのアンコールはけっこう短く出てきてくれたかな?

 Encore 3

みたびステージに出てきてくれた省吾と、全メンバー。

省吾は赤いストールを巻いて、帽子を持って出てきました。
さらに無言のサイレントで、左腕の腕時計(実は時計ではなくグッズのブレスレット)を指差して
「もう時間だぜ。どうするんだい?」みたいなポーズ。外国人が「Why?」って肩をすくめるようなポーズのイメージ。
客席からは大歓声!
すると指を1本立てて、「もう1曲だけ」のアクション。

4.青空のゆくえ

そして始まったのが、この曲でした。
正直、この曲がここで待っているとは全く想像していなかったので、びっくりしました。
もちろん大好きな曲なので嬉しかったんですが「ああそうか、「家路」は無いんだな」という気持ちが半々。
でも、そういうのもアリだと思います。
ちょっと先にも書いたけど、定番ばかりのライブもつまらない。
「家路」がなくても、「MONEY」がなくても、「HELLO ROCK & EOLL CITY」がなくても。
「終りなき疾走」や「ラストショー」や「片想い」や「悲しみは雪のように」がなくても。
今日のセットリストは大満足だし、素晴らしいセレクトだったと思います。
むしろ「J.BOY」がなくても、そこにはきっと新しいイメージが広がってくれるはず。
きっと2013年のファンクラブイベントが、いいキッカケになったんじゃないかな。
あのときのライブは定番と言われる曲はほとんどやらなかったのに
素晴らしい印象が強く残っているし。これもアリだよね!と思ったから。

この曲を聴くのは「ON THE ROAD 2005」以来かな?それでももう10年ぶり…。

省吾と11人の仲間たちが奏でる「新曲発表」の舞踏会は、とても濃密な空間で。
技術の粋をこめられた至極のスイーツを味わったみたいな喜びと感動があって。
そして最後には、明日からも頑張っていけるように、優しく背中を包んでくれる…
そんな暖かい空気に包まれて、約3時間のライブは終わっていきました。

演奏が終わり、ステージ前で全員が一列に並んでカーテンコールに応えてくれたけど
まだ終わらない気がして。まだもうひとつ、先がある気がして。
何度も奥さんに「これで終わりなの!?」と聴きました。
また今にも、ステージの照明がついて、アコギを抱えた省吾が出てきてくれそうな…。

あっという間の3時間、大満足だけど、まだまだ物足りない感じ…。
でも本当に、最高のライブでした。
浜田省吾の音楽と出会うことが出来て、本当に良かった。
あらためてそう思えた夜でした。

 After Show

ライブが終わり、友達と合流して、素敵な余韻でマッタリ。
そして、撤収中のトラックを観に行こうということに。

そう。ここまで読んできていただいて、疑問に思った方は上級者(笑)
今回のレポートに、ツアートラックの話がひとつも出てきていないことに気がつきました?

大阪フェスは大都会の中にある会場という理由(奥さん・談)で、みんなが見えるところに
トラックを置くスペースがないらしいんですね。
それを聞いてすごく残念に思っていたんです。
自分で見て、写真撮って、それでミニカーを作るのが毎回の楽しみだったし…。
「でも今回は観られないんじゃ、ミニカー買うしかないか」というのもあってミニカーを買ったんですが。
でも、チケット、ライブ、トラック、それが揃っての三種の神器(なぜ)でしょう!?
大阪だけトラック見せないなんて、どういうことやねん!
暴動起こすぞー!トラック見せろー!ってなもんですよ(笑)

ということで、撤収が始まってる今なら、もしかして観られるかも?ということになったわけです。
外に出て、裏手にまわってみるとトラックがあった。

白って…

白いし!(笑)
なんでだよー。見えるところに置いてくれよー!
あまりにも残念で、スタッフの方に「トラックないんですか?」と聞いたら
あと1時間は出てこないんじゃないか、という回答。
それは残念…とか思ってると、キャー!という歓声が!
なんと、すぐ近くの出口に省吾が出てきて、出待ちの方々(ものすごい団体)が
歓声をあげたところでした。

僕たちは出待ちのエリアとは反対側にいたので、たまたま観られた感じ。
暗くてよくわからなかったけど、省吾は周囲のみんなに手を振ってくれていました。
たまたまだけど、出待ちに遭遇してしまった…。これはこれでラッキーかも。

出待ちといっても、これでもう帰るってことではなさそう。
周囲を見回して手を振って、また中に入っていったから。
寒い中待ってるファンのために一度顔を見せて
「今夜はありがとう。気をつけて帰ってね」というメッセージなのかな。
ライブが終わり、関係者やいろんなゲストと話をしたりして、だいぶ時間が経つだろうから
その間ずっと待たせるわけにはいかないという心遣いだろうね。
そういうのが終わったら、黒塗りのバンとかでサッと会場を出るんだろうね。

僕たちもそれで満足して、会場を後にしました。

ということで、今回は結局ツアートラックは観られず。
残念すぎる!

パンフに載っているグッズの説明とかを見ると、ミニカーは
「実物とちょっと違うので、見比べてみてください」とか書いてあるし。
実物見られねぇーんだよ!(笑)

ということで、友達にいただいた画像を参考までに貼っておきます。
某会場は、今回もトラックが見放題。いいなぁ…。

見たかった


MCこぼれ話をまとめました。
おまけ〜Another Talkもどうぞ