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 Stage Act.I

場内が暗転し、いよいよショーが始まる!
何度観ても、その先がわかっていても、やっぱりこの時は興奮する。

Prologue〜ある晴れた夏の日の午後

浜田省吾少年の育った、呉の港。
“海辺の田舎町”の情景をバックに、「ある晴れた夏の日の午後」のInstrumental。
こういう映像、そのまま持って帰りたいよね〜。
せっかく手間ひまかけて作ってるのに、ひとつのツアーだけでお蔵入りなんて勿体ない(笑)
『Flash and Shadow』の第2弾は出るのか?
こういう映像もしっかり付録に入れて、ツアーまるごとのDVDを早く出してほしいものです。

ヘンに編集凝らなくても、ライブ1本で丸々出してくれればいいのにね。
むしろ、ファンはそういう方を望んでると思うんだけどなぁ(笑)

1.A PLACE IN THE SUN

♪Like a long… lonely stream…

省吾のアカペラでのワンフレーズが終わり、ドラムのカウントとともに幕が上がっていく。
その高揚感は、やっぱりいいね。
ライブに来た!という感激と熱気が、一瞬で全身を包んでいく。

ずっと使いまわし

2.光と影の季節

歌の最初のサビ、♪君に会いたくて戻ってきたよ〜のところで
ワケもなく胸が熱くなりました。
なんだかすごく、感動というか…嬉しかったですね、とにかく。

省吾やメンバーたちは、今日もゴキゲンみたいだ!
みんな笑顔で、いつも通りの素晴らしいグルーヴを聞かせてくれる。

特に、古村さんが飛びまくりのような・・・(笑)
5曲目の「旅立ちの朝」ぐらいまで、ずっとピョンピョン飛んでたなぁ。

3.HELLO ROCK & ROLL CITY

Hello!愛媛・松山City、How are you doin'!!!

3曲目あたりで、もう全身の疲れが出てきたっていうのは、どういうこと?(笑)
さすがに2日間連続だと、こうなるのか・・・
もう若くないんだなぁと実感したりしつつ(笑)

でも、省吾は「ヘイ、JUMP!」と言ってずっとタテに飛びまくってる。
あんな若々しい50代になりたいものです(笑)

Hello、愛媛・松山!今夜気分はどうだい!!

もちろん最高〜!!

この曲を聴くとき、「いつかまた自分の地元でこの曲を…」と思うのは僕だけ?
その思いは2007年4月、7年ぶりに叶うことになったんだけどね♪

4.この夜に乾杯!

コンサートに来てくれてありがとう!
このクリスマス・イヴの夜を、素晴らしいものにしたいと思います!
どうか最後まで、よろしく!
大きな拍手を!ギター、長田進!!

このとき、エレキギターを1回ギャ〜〜ン!と鳴らしてバンザイして、客席の喝采を受けてから
イントロのリズムを刻みだす長田さん。
サイコーにカッコイイっす。
単調に思えるけどグルーヴ感たっぷりの美久月さんのベースもいい感じ。

その後は、ライブメモ見ても、
古村さんとびまくり!ノリノリ!としか書いてない(笑)

とにかく、ノリノリなんです!
手も足もヘロヘロだけど、不思議と踊れるもんですね(笑)

古村さんのサックスの音色は、いつ聞いても艶っぽいよね。

5.旅立ちの朝

このあたりの曲も、すっかり定着したね。
途中でリズムが変わるところの手拍子も、みんなバッチリな感じ。

6.君がいるところがMy sweet home

このツアーでは、この曲の枠は「二人の絆」との日替わりだったんだけど
最近はすっかりこちらの曲で固定されてしまった。
2日間公演だったら、やっぱり両方聴きたかったなぁ。
というか、2006年は個人的に「二人の絆」をよく聴いていたので、ぜひライブで
もう一度聞きたかった。ちょっと残念。
もちろん、この曲のノリもすごく楽しくていいんだけどね。

ここでショート・ブレイク。

このクリスマス・イブの夜、またこの素晴らしい城下町・松山に帰ってこれて、
すごいたくさんの人が集まってくれて嬉しいです。
コンサートに来てくれてどうもありがとう!!
「今日初めて浜田省吾のコンサートに来た」って人、どのぐらいいますか?

初めての方、少なめだったかも。

初めまして、浜田です。よく来たね。
じゃあ、「お前のコンサート何度も来てやってるぜ!」って人は?

僕も含め、客席は大歓声。

久しぶり!
いつも言うんですが・・・
初めて来てくれた人も、何度も来てくれてる人も、コンサートは一期一会です。
オレたちミュージシャンも、ツアーで毎日演奏しているんですが
この2006年12月24日、クリスマス・イブの夜は、今日、今しかない。
その夜を、素晴らしいものにしたいと思います。どうか最後までヨロシク!

もちろん客席は大歓声!

5階席、大丈夫かい!?
4階席は!3階席!2階席!1階席は!?

ワーーッ!!

みんな最後まで、踊れるかい!?

ワーーッ!

ずっと立ったままで、大丈夫かい!?

ワーーーーッ!!

・・・ウソだね(笑)
でもそりゃムリだぜ!(笑)
でも、盛り上がる元気があるってことを確認したところで・・・
どうぞ座ってください。みんなの、オレの年齢も考えてね(笑)
ここから少し、アコースティック・セッションやります。

しばしざわざわとしつつ、みんな思い思いに座ってリラックス。
このメリハリ!のつけ方がいいよね。
いい意味で「オトナなコンサート」という気がします。

今日は、2006年12月24日。クリスマス・イブですね・・・

客席から「メリクリー!」という大きな声。

・・・略すなよ(笑)

ポローン・・・とアコースティック・ギターをかき鳴らして・・・

メリクリだぜ!

客席は大爆笑(笑)
こういうオチャメなところも、いい。

正確に言うと、メリクリ・イブだね。
今日でツアーも最終日だし、始まるのが早いから終わるのが早い。
家族で来たって人も、夫婦や恋人同士で来たって人も、友達と来た人も・・・
もちろん、一人で来たって人も、いると思う。
いろんな人がいると思うけど・・・
俺自身は、この時期、クリスマス、誕生日、大晦日に元旦にと、いろいろ重なるし
あまり好きな時期じゃないんだよね…。
でも今日は!
最高のミュージシャンたちの演奏と、素晴らしいスタッフたちと、君たちオーディエンスの熱気で
素晴らしい夜にならないはずがない!
「2006年のクリスマス・イブは楽しかったね!」って、そうなるようにしたいと思います。
最後まで、どうかよろしく。

客席は大きな拍手。

7.MIDNIGHT FLIGHT

MCに続き、そのまま小田原さんのドラムから演奏が始まる。
昨日初めて聞いて今日で2回目だけど、このイントロもいいね。
この曲の持つ、「すごく新しいわけじゃなく、なんか懐かしい」雰囲気にバッチリ合ってる気がする。

演奏が始まる前に、小田原豊さんの左横(客席から見たら右側)に
大きなクリスマス・ツリーが置かれるんだけど
これがキラキラ明滅してすごく綺麗。

演奏の前からか途中からか忘れたけど、古村さんはサンタの帽子をかぶってて。
昨日は古村さんだけだったような気がするけど、今日はドラムの小田原さんもかぶってました。
美久月さんも途中からかぶろうとしたんだけど、なぜかすぐにズリ落ちて(笑)
結局最後は帽子なしで演奏してましたね。
以前、「ON THE ROAD 2001」の時だったか2003年のファンクラブイベントの時だったか
忘れたけど、町支さんがサンタの格好をしてたよね。

曲の最後の、福田さんのオルガンも素敵。

「MIDNIGHT FLIGHT〜ひとりぼっちのクリスマス・イブ」でした。
…今、歌いながら一人で考え事してた(笑)
毎年クリスマス・イブに、「MIDNIGHT FLIGHT〜ひとりぼっちのクリスマス・イブ」っていう
コンサートをやったらどうだろうか?

突然のイベントのアイデア発表に、客席は興奮ぎみの拍手!

参加資格は、「恋人がいない人」限定(笑)
恋人のいない男のコと女のコだけが参加して、そこでオレがキューピット役に
なってみるというのはどうだろう…(笑)
ふと、そんなことを考えてました。
だんだん年齢を重ねてくると、人のために生きるのもいいんじゃないかと思ってくるのね。

客席、苦笑(笑)

年を重ねてくると、なかなか人と出会うきっかけというのもなくなるし。
こうやってみんなコンサートに来てくれているけど、一人で来て一人で帰っていくんだよね。
だけどそこで、「浜田省吾の音楽が好き」という共通点があれば、少しは感性が合うかもしれない。
そういう出会いも、いいんじゃないかって…。
そういうのも、年をとった人間の務めかなぁとか思うわけです。

客席、拍手。

それはさておき。
昨日、一昨日と松山に泊まってるんですが、なかなか眠れなくて。
何か本でも読もうかと思ったんだけど、持ってくるのを忘れてきてて。
ホテルにあるのはだいたい聖書なんだけど、松山のホテルにはなぜか『坊ちゃん』があるのね(笑)
「おおー!『坊ちゃん』だ、懐かしい!」と思って、小学生か中学生の時以来に読んだんですが。
印象的なシーンは覚えてるんだけど、それ以外のところは「あれ?こんなだったかな?」とか
新しい発見があってね。
そして、何よりも驚いたのは、あれが1906年に書かれたものだったってことでね。
今年で、ちょうど100年なんだよね。
オレがデビューして、今年でちょうど30年なんだけど…ここ、拍手するとこ。

客席、大拍手!(笑)

1976年にデビューして、今年でちょうど30年。
普通だったら、大きいところとかでやったりするんだろうけど・・・
オレの場合は、全国のホールツアーをまわることにしました。
『坊ちゃん』が100年。オレは30年だから、あと70年ある。
この後70年経って、オレの音楽は生き続けているのかな?と思ったんだよね。

客席は大きな拍手!

その頃はもうCDとかなくなっててさ、ホテルの部屋にはスイッチがあって、そこから音楽が流れてきたりして。
で、それがなぜか壊れてて、1976年のところから勝手に「路地裏の少年」が流れてきたりして。
「あぁ、100年前にはこんな音楽があったんだな」とか思ったりするのかな…
とか、ふと思ったりしました。
ということで。
30年記念なので、古い歌を聞いてもらおうと思います。
1曲は1982年、もう1曲は1981年に作った歌です。

8.ロマンス・ブルー

この曲、このツアーでは定番のレパートリー曲になっているけど
その前を遡ると、「ON THE ROAD 2001」の、2000年のホールツアー以来なんだよね。
なんか意外な感じ。
僕自身すごく好きな曲だし、よくギター弾いて歌ったりしてるからかもしれないけど。
省吾のラブソングは、どの曲も製作年度は古かったりするけど
全然古さを感じさせないよね。不思議。
今の省吾の声でしっとりと歌われると、それがそのまま最新アルバムの中の1曲でも
おかしくないような気がするんだよね。

小島さんのピアノと、長田さんのアコースティックギター。
ふたつの繊細な音色が、特に美しく響き渡っていたような気がします。

9.愛という名のもとに

ステージ背景全体がスクリーンになって、青い町並みが夜景となって映し出される。
あの映像、固定画像なのかと思いきや、ビルのライトが点いたり消えたり、車が動いたりと
微妙にちゃんと動いてるんだよね。

この曲も、すごく好きなバラード。

この2曲はどちらもベスト盤に収録された2006年のリメイク・バージョンだけど
この曲の最後のところ、町支さんのコーラスというか、歌声が重なって
絶妙な調和を生み出しているんだよね。すごく素敵。

ありがとう。
素晴らしいピアノを弾いてくれたのは、小島良喜くん。

客席は盛大な拍手。
立ち上がって、おどけながらそれを受ける小島さん。

どんなに好きだ、どんなに愛していると思っていても・・・
永遠に変わらないものって、ないんだよね。
終わらないと思っていても、いつかは終わりがくる。
最良だと思っていたものが最悪だっていう場合もあるし、
最悪だと思っていたものが最良だっていう場合もあるんだよね・・・。

なんだか客席は重い雰囲気に(笑)
その間も、ステージが暗転する中でスタッフたちが慌しく動き出す。
いつもはここで、短いコメントの後にわりと省吾がサッと引っ込んで
福田さんの1970年代講座が始まるんじゃなかったっけ?
なんか、いつもとは微妙に違うスタッフの動きに、何かを期待してしまう。

ところで。
オレ、ずっと下向いてこうやって話してるけど・・・
5階席の人たち、オレの話聞き取れる?

すごく上のほうから「大丈夫!」という声が。

大丈夫?
リハーサルの前に、オレもそこに行ってみた。
5階席、最前列。そして、やってみた。

立ち上がり、コブシを振り上げながら踊る仕草。

・・・怖かった(笑)
音楽聴いてるどころじゃないよね!?
みんなよくそんなに立って・・・。
でも、5階席のみんなはステージの上がすごくよく見えるでしょ?
1階席のみんなは、ステージの上、全然見えないでしょ(笑)
だからなんだっていうんだけど(笑)

客席を上から下まで使った、軽妙なトーク(笑)
さらに、5階席を見ながら

そこはそこで、楽しいよな!?大丈夫だよな!?
つまり、そこはそこで楽しんでほしいんだ!
たぶん日本で一番高い位置の客席なんじゃないかな?

5階席の人たちは、みんな熱い(笑)

まぁそれで、1976年にソロデビューしたんですが。
バンドをやってるから、プロとしてはもっと前からなんだけど。
今日も、客席をパッと見て・・・決して年齢層は低くない(笑)
でもさすがに、その頃のことをハッキリ覚えている人は少ないよね。
ということで、そんな、1970年代のことを、少し語ろうと思う。
といっても、語るのはオレじゃないよ。
オルガンを弾いても、シンセサイザーを弾いても、何をやらせても一流です。
福田裕彦。

そう言い残して、省吾は一旦バックステージへ。
福田さんにスポットライトがあたり、ビートルズや、当時のヒット曲をBGMに福田さんの「1970年代講座」が始まる。
その間も、スタッフはあれこれとセットを組み立てています。
結局、やっぱり、いつもと同じ流れだった。
このあたりの、微妙〜な間に、何かを期待した人は多かったんじゃないだろうか?

福田さんの語りは、いつもとちょっと違っていたように思います。
フレーズの語り口、微妙に毎回変えてるのかも?
語りの終盤には、クリスマス限定のトークが。

福田「そして迎えた1976年。ここからは、クリスマス限定!
メンバー全員の当時を振り返りながら、語ります!」

客席は、大きな歓声と拍手!!特別なことは、やっぱり嬉しい。
それぞれの内容はさすがにハッキリとは覚えていませんが、レポートメモには順番が。
小田原さん、長田さん、小島さん、美久月さん、福田さん、古村さん、町支さんの順番。
年の若い方から、ということだったと思います。
長田さんが高校球児で、エースだったけど「バカらしい」か何かの理由で野球をやめた、という話と
福田さんが、大失恋の痛手でブランコをこぎすぎて、足をケガしたという話が特に新鮮で印象的でした。

そして浜田省吾は、アルバム『生まれたところを遠く離れて』でソロデビュー。ライブツアーに出た」

語りの終盤、ステージソデから再び省吾が登場。

使いまわし

福田「彼らはそこで、こんな歌を聞いた・・・」

省吾は、普通はここで何か喋るんだけど、この日はいきなりハーモニカ。
だけど何か、いつもとは違うフレーズ。ギターも少しポロポロと。
「特別な何かをやるのか!?」と思った人、たくさんいたはず(笑)
だけど結局、始まったのはやっぱり「路地裏の少年」。

10.路地裏の少年

やっぱりというと失礼だけど、なんか、特別な何かを期待する流れは、確かに、あった。
客席中だけでなく、ステージの上にも。
その雰囲気で、省吾は何か躊躇してるような、そんな感じでした。
そんな雰囲気の中で歌が始まったので、客席はなんかフワ〜ンとした浮いた感じでした。

路地裏の少年
<ステージ上のイメージ図>

なんだろう。
なんかやっぱり、ヘンだったなぁ。あの雰囲気は。
なんとも言えないけど、ノドから出かかった言葉が、なかなか出ないような。

ありがとう。
1976年にリリースされたデビューシングル「路地裏の少年」でした。
一緒に歌ってくれてありがとう。
次に歌う歌も、「路地裏の少年」と同じ頃、22歳のときに書いた歌です。
歌詞の内容も大げさだったり、ナイーブだったりするんですが・・・
でも、この歌の中の少年は、あの頃の自分、そのままなのかなぁという気がします。
1960年代は、戦争が終わって10年ちょっとで、日本はまだ貧しかった。
オレの家だけじゃなく、みんな貧しかった。
父は警察官をしていて、当時の地方公務員ってのはとても苦しい生活で。
きょうだいは3人いましたから、いつも借家の2間を、片方は両親、
もう片方はオレたちきょうだいが使っていて。
そんな頃の父の夢は、きょうだい1人1人に、それぞれの部屋を持たせてやることで。
それをいつも夢のように語っては、図面に理想の家を描いたりして。
ここは誰の部屋、ここは誰の部屋…って。
だけどその夢は、叶うこともなくて。
そんな父の、苦しかった世代にオレ自身なっていって・・・
この歌を書いた当時は貧しい暮らしで、恋人もいなくて、お金もなくて。
だけど夢だけは、ずっと持ち続けていた。
そんな世代を歌った歌です。

11.生まれたところを遠く離れて

使いまわし

いつもより少し長めのコメントに、省吾自身のこの曲に対する思いが
すごくグッと伝わってきました。
このツアーで初めてライブで聞くまで、それまではあまり好きな歌ではなかったんだけど
今ではこの曲、すごく好きです。
このツアーのコンサートレポートでもずっと書いているけど
やっぱり、このツアーの中で最も核となる曲なんじゃないかなという気がします。

長い曲だし、歌詞も今聞くと重たいんだけど
ソロデビュー30年記念のツアーの中で、新しい曲や定番の曲たちに混じっても
決して失われない、大きな大きな存在感を放っていたと思います。

この曲の映像は、いつか出るDVDに必ず収めてほしいなぁと思います。

幕が下りてくる最後の最後まで、バンドの演奏はとても力強く
浜田省吾というアーティストの生きてきた30年の歴史を音で奏でていました。


3.コンサートレポート映像〜"MY FIRST LOVE"〜へ続く