| きみに微笑む雨 | |
| A GOOD RAIN KNOWS | |
| 2009年韓国、中国/ラブストーリー <監督・脚本> ホ・ジノ <出演> チョン・ウソン/パク・ドンハ カオ・ユアンユアン/メイ キム・サンホ/支社長 |
<ストーリー&コメント> 韓国の建設機械メーカーに勤める韓国人のドンハは、中国の成都へ出張することになった。観光の為にふと足を向けた杜甫草堂で、彼は偶然懐かしい友人に再会する。それは、外国人向けの観光ガイドとして働く中国人女性のメイだった。アメリカでの留学時代に秘めた思いを抱きつつ、連絡が途絶えていた2人は、10年ぶりの再会を喜ぶが、当時から好きだったと告白するドンハに対し、会話を冗談めかしてはぐらかしてしまうメイだったが…。 2008年5月12日に起きた大地震の傷跡が残る中国四川省・成都を舞台に、杜甫の詩「春夜喜雨」の一節のように歳月を経てすれ違う、韓国人男性と中国人女性との切ない恋を綴る。 監督は『八月のクリスマス』、『春の日は過ぎゆく』、『四月の雪』のホ・ジノ。 ホ・ジノ監督のラブストーリーは、静かな展開の丁寧なタッチに定評がありますね。他の作品に比べると、今作はわりと先の展開が読めてしまいました。「きっとメイの大切な人が地震で亡くなったんだろうなぁ」と思ったら、まさにそのまんま。久しぶりに会った男性から思いを告げられて逡巡するにしては、ちょっとメイの心理的な描写が弱かったかな。観光ガイドではなく、例えばもっと地震の復興に関する仕事とかだったら痛みももっと伝わってきたと思うけどね。地震のことも、杜甫草堂のロケーションも、可愛いパンダ(笑)も、単なる恋のエッセンスでしかない気がしてしまう。そもそも、杜甫の研究をするのにアメリカ留学するというのも不自然な気が。 余韻の残るエピローグ的なラストはいい感じでした。 ちょこちょこ出てくる支社長のキム・サンホが、お邪魔虫としていい味を出していました。 |
| 102分/★★★☆☆ (2017年7月1日) |
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| 白夜行/白い闇の中を歩く | |
| WHITE NIGHT | |
| 2009年韓国/サスペンス <監督・脚本> パク・シヌ <脚本> パク・ヨンソン <出演> ハン・ソッキュ/ハン・ドンス ソン・イェジン/ユ・ミホ(イ・ジア) コ・ス/キム・ヨハン チャ・ファヨン/ソ・ヘヨン パク・ソンウン/チャ・スンジョ イ・ミンジョン/イ・シヨン |
<ストーリー&コメント> 密室となった廃船で、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決をみる。 しかし、担当刑事のハン・ドンスだけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない妖艶な魅力を放つ少女イ・ジアと、被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年キム・ヨハンの姿がいつまでも目蓋から離れないのだ。 やがて成長した二人の周辺で不可解な事件が立て続けに起こり、意外な関係が姿を現し始めるのだが…。 東野圭吾のベストセラーを韓国で映画化したミステリー・ドラマ。 原作小説はだいぶ前に読んだので、内容をはっきりとは覚えていないけど、ラストだけは「あぁ、こんな感じだったかな」と覚えていたものと同じでした。随所でアレンジはあるけど、全体的にダークなトーンで進むので、原作の世界観に忠実でした。原作では最後の最後まで二人が接するシーンはなかったと思うんだけど、今作では後半にかなり一緒のシーンがあります。そのあたりだけが違和感だったかなぁ。ソン・イェジンが美しすぎるので、ヨハンが振り回されるのも頷けるけど、ちょっと浮かばれないよね…。 |
| 135分/★★★☆☆ (2018年4月1日) |
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