
2019/10/27(日) 富山 オーバード・ホール
開演前|ライブ本編(前半)|ライブ本編(後半〜アンコール)
<オープニング>
1.終りなき疾走
幕があがり、省吾がエレキギターをかき鳴らす。
ミュートさせながら、ジャカジャカ…とかき鳴らすその音階は、かつての「ON THE ROAD 2001」の
「モノクロームの虹」を髣髴とさせるものだったが、そこから「ワン、ツー、ワンツースリーフォー!」と始まったのは「終りなき疾走」。
会場のボルテージは一瞬にして沸点に達し、はじかれるように立ち上がるオーディエンス。
アレンジも、最近のツアーでよく演じられているお馴染みのものなんだけど、なぜか、いつもよりさらに熱く感じました。
「稲妻が〜」でビカビカッ!と、まぶしい照明もさらに演奏を煽っているようで、バンドも、客席も、すごい熱気。
1曲目の冒頭から既に最高。これこそが浜田省吾の、1980年代の熱量なのか!
ステージセットは、5つの建物が立ち並んでいる街の風景。
意外だったのが、「100% FAN FUN FAN 2019」とか「80's」みたいな言葉がどこにも書いてなかったこと。
去年・一昨年の時はそういうのが前面に出てたけど、今回のセットはけっこうシンプルで、こういうのはけっこう好きかも。
2.独立記念日
3.反抗期
続けてこの2曲のリズム&ブルース。
この流れは「ON THE ROAD 2011」でやっていたのと同じものなので、すごく自然で懐かしい。
ちなみに、序盤の省吾の衣装は、上がブルーで下が黒。
濃いブルーのシャツの上に、濃いブルーのベストを着ていました。
下は色の濃いブラックのパンツじゃなかったかな。

4.あばずれセブンティーン
この曲、しょっちゅう聞いているような気がしてたけど、意外と久しぶり。
レギュラー曲として演奏されたのは、「ON THE ROAD 2006-2007」の2007年のツアー以来。
なんか、アリーナツアーのセンターステージとかでもやってたような記憶があるけど…
「朝からごきげん」とかと混同してるのかな?
昔はいろいろハッキリ覚えてたけど、最近さすがに記憶があやふやになってきました(笑)
今夜観たライブの内容も、レポを書く時ぐらいまではほとんど覚えてるけど
字に起こしてしまうと、少しずつ霧散する気がするんだよなぁ…。
純粋にトシとったってことなのかな?
でも、60いくつになってる人が「あぁばぁずぅれぇ〜セブンティ〜ン〜」とか歌ってるのは
励みになるよね(笑)
曲の内容も、ちょっと書いておこう。
鮮明に覚えてるのは、この曲のライティング。
背景の建物がライトブルーとライトピンクにあやしく交互に明滅していました。
ああいうのは、ライティングの妙だね。

ここで最初のMC。
今日は「100% FAN FUN FAN 2019」へ来てくれてどうもありがとう。
やっと、富山にたどり着くことが出来ました!
昨日まではね、台風19号の大きな被害で北陸新幹線が動かなかったら、飛行機で来るか、
それとも米原周りで名古屋を通って来るか…それも面白そうだったけど。
必死の復旧のおかげで、北陸新幹線が動いてくれて。
無事に富山に来ることができました。
今回の台風で、長野をはじめ、大きな被害に遭われた方がたくさんいらっしゃいます。
そういう方たちには申し訳ないという気持ちはもちろんあるんだけど…
今日この日、この夜にここに来てくれたみんなが、そういうことはほんのつかの間だけ忘れて
最高に熱く、楽しい夜をすごしてくれたらいいなと思います。
最後まで、どうかよろしく。
舞台上のセッティングが行われていて、メンバーたちはイスに座っている。
ところで今日、みんなはどこから来てくれたのかな?
という問いかけで、「どこから来たの?調査」がありました。
僕は福井で手を上げましたが、本音で言えばやっぱり地元・富山で手をあげたい。
やっぱり、新潟をふくめて近場の北陸地方の人が多かったけど
僕の席のあたり、4階席の後ろのほうは「それ以外!」という他県からの方が多かった。
僕と同じく、二次申込で来られた方たちは後ろの方の席にまとまっているのかもしれないね。
選択肢がいろいろある中で、富山の公演を選んで、来てくれてありがとうとお礼を言いたいですね。
ぜひグルメも含めて、富山の夜を楽しんでいってくれてるといいな。日帰りじゃなくね。
あと、ここでひとつお知らせなんですが…
ヴォーカルの中嶋ユキノさんが、風邪をこじらせてしまい、それでも無理をして頑張っていたので、
声帯をいためてしまったので、本日はお休みさせていただきます。
彼女の声を聞きたくて来られた方には申し訳ないんですが…
そのぶん、他のメンバーたちがみんな彼女の分まで頑張りますので、よろしくお願いします。
紅一点・竹内さんと、オレたち野郎どものバンドですが、最後までよろしく!
以上、連絡事項終わり!
「終わり!」のハッキリとした言い方が、なんだか面白かったです。
言葉で表現するのは難しいけど…
かなりヘビーな事柄のはずなんだけど、わざと明るく伝えることで、休んだ本人にもプレッシャーをかけないようにという配慮だろうね。
今回はコーラスが竹内さん一人で頑張ってたけど、やっぱり二人そろってる方がいいね。
残念だけど、早くよくなってほしいですね。
9月に、去年の「100% FAN FUN FAN 2018」の映像をリリースしたんだけど、観てくれたかな?
あれを観てもらえればわかると思うんだけど、今回のツアーは、1980年代前半にリリースした3枚のアルバム…
『HOME BOUND』、『愛の世代の前に』、『プロミストランド』からしかやりません。
それを知らずにここに来てしまった方は
「えー、星の指輪やらないの?」とか「I'm a fatherないの?」とか
「もうひとつの土曜日は…?」とか思うかもしれませんが、やりません!
「でもさすがにJ.BOYはやるだろう…」やりません!(笑)
今回はすべて、3枚のアルバムからの選曲です。
最初の4曲を見て、皆さんがまだまだ体力があって、盛り上がれることはわかりました。
でも、皆さんの年代もわかっていますので(笑)
大丈夫です。途中に休憩をはさみますので、それぞれの体力に応じて、無理なく最後まで楽しんでいってください。
ではここらでちょっと腰掛けていただいて…次はスローなナンバーをやります。
アルバム『プロミストランド』の中から、自分でもけっこう気に入ってる曲です。
「恋に落ちたら」。
5.恋に落ちたら
この曲は、2013年のファンクラブイベントで聴いて以来。
普段のツアーではレギュラーナンバーとしてはやっていないので、けっこうレアな曲ですね。
この曲で特に印象的だったのが、福田さんの弾いていた楽器。
メインの大きなキーボードの上のあたりに、サイズの小さい鍵盤みたいなのがあって、それを弾くと、ピポピポという音がしていて。
あれはなんていう楽器なんだろう…。
6.愛という名のもとに
続いてこの曲。僕も大好きな、珠玉のバラードです。
調べてみると、「ON THE ROAD 2006-2007」のホールツアーで日替わり曲として演奏されていました。
今回のライブで聞きたい曲のひとつだったので、嬉しかったです。
この曲、キーがすごく低いので、コーラスの町支さんの声の方が
省吾の声より大きく聞こえるところが多々ありますよね(笑)

このあたりには、着ていたベストを脱いで青いシャツになっていました。
「愛という名のもとに」が終わり、会場内に「ブルルン…」という何かの音が流れ始める。
曲が終わったタイミングだったこともあり、客席からは「省吾最高やでー!」という声が。
一泊おいて、照れたように「ありがとう」と省吾。客席が沸く様子を見て…
そんなに気を使ってくれなくても…いや、嬉しいけど。
気を使って…って、どっちなんだよ、っていう(笑)
なんかモジモジした様子に、さらに沸く客席(笑)
このときの、なんかテレっテレだった様子がなんともかわいかったです(笑)
場内には、引き続きブルルルル…という音が流れている。
ここでちょっと、車の話をします。
オレが学生だった当時、好きになった女の子のボーイフレンドたちはみんな、車を持ってた。
だけどオレはバンドマンだったから、車よりも、楽器を買わなくちゃいけないから
初めて車を買ったのは、だいぶ後になってからだった。
20代の後半か、30代の初め頃だったと思う。免許をとったのも遅かったしね。
ちなみに、オレが初めて買った車って、何か知ってるかな?
客席からは「カローラ!」という声があがる。
そう。それは…真っ白なメルセデス・ベンツ。
その車で、最高の女を乗せ…ドンペリ飲んで…って、それはウソ!(笑)
そう、初めて買った車は、茶色のカローラだった。
なんでそれを選んで買ったのか、今では覚えていないけど。
たしか、7万円ぐらいだったのかな?
カローラと、○○○(もうひとつ車種を言ってたけど、失念しました)を比べて、
「こっちの方がカッコイイ」と思って買ったのが、その茶色のカローラだった。
でも安い車だったから、パワステがついてなくて、夏なんか切り返しのたびに汗だくになってた。
そんな車だったけど、すごい気に入ってたんだよね。
その後も何台か車を乗り換えて…
今、後ろで流れてるのは車のアイドリングの音。
(ブルル…という音と、カーラジオっぽい音質で流れる「愛奴」の曲)
今では無駄にアイドリングとかしなくなったけど、なんだかドライブっぽい気持ちになるよね。
車を運転するのはすごく好きで、今でも海や山や湖のほとりなんかに車を走らせて
そこでいくつか曲を作ったりしました。
次に演奏するのも、そんなふうに作った曲です。
7.DJお願い!
8.バックシート・ラブ
アルバム『プロミストランド』に収められた2曲。
アルバムでは2曲続けて収録されているので、この流れはすごく自然なんだけど
実は近年のライブでは「DJお願い!」はなかなか演奏されていなかったんだよね。
「バックシート・ラブ」だけは「ON THE ROAD 2001」のホールツアーや、「ON THE ROAD 2005」の
アリーナツアーのアンコールで、センターステージで演奏されたりしていた。
だけどずっと1曲だけだったから、この2曲をセットでやってくれないかなぁとずっと思っていて。
その夢がかなったのが、「ON THE ROAD 2016」のアリーナツアー。
もちろん、今の女性コーラス2人が加わってからのレパートリーです。
やっぱりこの2曲はセットで演奏してくれるのが一番いい!

ちなみに、背景のビルのセットに、車の写真が映されていて、くるくる回っていました。
僕は車に疎いので車種はわからないけど、外車だったかな。
アルバム『愛の世代の前に』のジャケットの、「フォード サンダーバード」という車だったかな?
9.さよならスウィート・ホーム
続けてこの曲。
これは完全に初めて聞くレア曲!まさに1980年代前半ライブ!という感じの選曲です。
ライブでも、当時のツアーからずっとやってないんじゃないかな?
曲の最後が、オリジナルバージョンとはちょっと変わっていました。
「グ〜ッバイ スウィートホーム、グ〜〜ッバ〜イ」
というコール&レスポンスが何度かありました。
「一緒に!」と言われたけど、初めて聞く演奏だからわからんっちゅーの!(笑)
でもけっこうな回数をやってたので、みんな覚えて「グ〜ッバイ スウィートホーム、グ〜〜ッバ〜イ」と
繰り返していました。こういうの、言葉にするのはすごく難しいな(笑)
曲が終わり、ここで短いMC。
オレは1975年にソロデビューして、それからたくさんの歌を作ってきました。
その中ではラブソングもいっぱいあるんだけど…
オレの作るラブソングは、みんなも知っての通り、ややこしいものが多い(笑)
そりゃあオレだって、本当はシンプルなラブソングが好きなんだけどね。
シンプルに、君が好きだよって曲を書けたらいいと思うけど…
「君を好きなんだけど、こういう側面もあるし…」みたいに、どうしても考えてしまう。
だけど、そうじゃない?愛ってもっと複雑なものだろ?
場内はシーン…となって、省吾は苦笑。
まぁ今日来てくれてる皆さんも、いい大人の方が多いですから(笑)
いろんな経験をしてきてると思う。
みんなだって、急にその年になったわけじゃないだろ?(笑)
それぞれの人生の中で、愛する人の対象が、どんどん変わってきただろうね。
家族だったり、恋人だったり、妻や夫、息子や娘…孫だったり。
「孫だったり…」で振り向いて、後方(ドラムの方)へ歩いていく。
ピンスポットライトから外れていって、そのまま次の曲のイントロが始まりました。
なんか唐突にトークが終わったので、逆にちょっと印象に残ったシーンでした。
10.愛しい人へ
これも、大好きなバラード。
僕がこれをライブで聴いたのは、「ON THE ROAD 2005」のアリーナツアー以来。
あれからもう、14年も経ってるんだなぁ。
その前というと、「ON THE ROAD 2001」の名古屋でのファンクラブイベントと
1999年、北海道・キロロリゾートで参加した野外ライブの時だけ。
特別な時にしか演奏しない、特別なラブソングという気がします。
今回の3枚のアルバムでいうと、「愛という名のもとに」、「愛しい人へ」、「ロマンス・ブルー」が
珠玉のラブソングという気がします。
曲が終わり、バックヤードへと戻っていくメンバーたち。
えー、ここでしばらく休憩の時間をとります。
ロビーに戻って何か食べたり飲んだりしてもいいし、トイレに行ったり、タバコを吸ったり
自由に時間をすごしてください。
特にやることないよって方は、またラジオを作ってきましたので、それを聞いていてください。
前半終了時点で、約1時間ちょうどの公演時間でした。
<休憩>
♪The Moonlight Cats Radio Show〜
というおなじみのジングルが流れて、ファンクラブ会員限定のインターネットラジオの
休憩時間用特別バージョンが流れました。
スクリーンにはネコのイラストが。
これ、2017年のファンクラブイベントではポストカードとして販売されていたデザインでした。

たしか、カバーアルバム『The Moonlight Cats Radio Show』の3番目のデザインだったんじゃないかな。
左のネコの顔が曲にあわせてユラユラと動いていました。
ちなみにこのネコ、女優の石田ゆり子さんの飼い猫らしいですね。
ラジオで流れた曲は、クリスマスソングアルバム『Club Snowbound』からの選曲でした。
Intermission 〜 ラジオ特別版
それぞれに想い出とか語っていたけど、さすがにそこまでは覚えていません(笑)
今回のライブの映像がリリースされたら、特典として入れてほしいなぁ。
最後の「MIDNIGHT FLIGHT」が終わり、ライブ後半のスタートです。
開演前|ライブ本編(前半)|ライブ本編(後半〜アンコール)