
2018/10/19(金) 本多の森ホール
2018/11/24(土) 大阪/フェスティバルホール
開演前(金沢編)|開演前(大阪編)
ライブ本編(第1部)|ライブ本編(第2部〜アンコール)
<第二部〜バンドスタイル>
10.雨の日のささやき
後半スタートはバンドスタイルでのオープニング。
演奏が始まると同時に幕があがっていき、第一部のシンプルな感じとは対照的に
きらびやかなライティング。バンドは、おなじみのメンバーです。
省吾の衣装は、白いシャツに、明るめのブルーのジャケット。

女性コーラス二人は、ステージ右奥の方。前は左側だったような?
古い曲だけど、すごく瑞々しい演奏がかっこいい!
背景のスクリーンは真ん中3面、左右に3面ずつの9面。
ガラス窓をうつ雨の雫の映像でした。
11.恋に気づいて
続けてこの曲。2ndアルバム『LOVE TRAIN』でもおなじみの流れだけど、ライブで聞くのは初めて。
省吾本人が窓をたたくしぐさをしていたけど、コーラスの女性2人も
窓をノックするようなしぐさをしていました。
この2曲は『初夏の頃』のアレンジを、もっとゴージャスにした感じでした。
12.悲しみ深すぎて
続いて、この曲。イントロを聞いて、おおっ!?と思いました。
どこかで観たことがあるような、聞いたことがあるような気がしていたけど
ライブで聞くのは完全に初めて。
アルバムとしては『LOVE TRAIN』とか『その永遠の一秒に』に入ってるんですね。
アレンジとしては『その永遠の一秒に』の感じだったかな。
なんかちょっと意外な感じだったので、逆に印象が薄い(笑)
13.ラブ・トレイン
シングルカットされてリニューアルされたこの曲。
サビのところは予想通り腕振りワイパーでした。
最初は省吾本人が、胸の前ぐらいで小さく手のひらを左右にユラユラ。
だんだんフリが大きくなって、「ラ〜ブトレ〜イン」のところでは大きく。
でも、金沢ではワイパーしてたけど、大阪ではしてなかったです。
本人的にしっくりこなかったのかな?
細かいことだけど、リリースされたCDでは最後がフェイドアウトしていくけど
ライブではちゃんとジャーンジャーンジャ〜ンと終わるんだよね。
個人的にはフェイドアウトの終わり方ってボンヤリするからあまり好きじゃないので
こっちでいいやん!と思ってしまう(笑)
ここらでちょっと座ってください。
会報にも書いていた通り、今回のステージでやる曲はすべて70年代の曲たちです。
そして次にやる曲は、今までツアーではとりあげたことがなくて、ステージで初めてやる曲です。
この曲は自分で歌詞を書いていないんですが、その当時はこの曲の良さがわからなくて。
今あらためてじっくり振り返ってみると、すごくいい歌詞だなと思って、今回取り上げてみることにしました。
『MIND SCREEN』の中から、この曲です。
14.子午線
会報でにおわせていた「ステージで初めてやる曲」はこのチョイスだったかぁ〜。
いろいろ可能性もあったと思うし、僕の大好きでイチ押しな「悪い夢」も期待してたんだけど
これはこれで好きな曲でもあるので、聞けてうれしかった。
今回のライブでは、このあたりのマニアックな曲がたくさん聞けると思っていたので
終わった後に考えると、意外とベタなところというか、超レアなのは少なかったかなぁ。
「汐風の日々」とか「25番目の夢」とか「恋人達の舗道」とかね。
「25番目の夢」なんか、「一緒に歌ってくれる?」と言われて、みんなで「ウウ〜ウウ〜アア〜」とか
コーラスしてるっていう、シュールな妄想もしてたんだけどね(笑)
省吾はイスに座って、ハンドマイクを手に歌っていました。
『MIND SCREEN』から「子午線」でした。
曲が終わって、スタッフからアコースティックギターを受け取りながらのMC。
ベッドの横に、MARTINのギターを置いてあるんですが、「ON THE ROAD 2001」が終わった後に
全国のイベンターの方々がお金を出し合って買ってくれたもので、すごくいいギターで大切にしています。
『MY FIRST LOVE』や『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』の曲は、ほとんどそのギターで作りました。
ところが最近は、あまり弾いてなくて…
アコースティックギターって飾ってあるだけでもすごくいいものなんですが、ある晩、ふと目が覚めて…
みんなも、あるでしょ?夜中に目が覚めたりとか…(笑)
パッと目が覚めたときに、夜中の2時だったりすると、「まだ2時かよ〜」って結構きつかったりするんですが
ふと、そのギターを手に取ってポロポロと弾いてみたんです。
そしたら、やっぱりアコースティックギターの音色っていいなぁと思って。
それで今回のステージでは、アコースティックな音色をフューチャリングしてやろうと思いました。
次にやるこの曲は、全員がアコースティックな楽器を演奏します。
ここのところ、金沢では
「次にやるこの曲は、全員がアコースティックギターを演奏します」と言っていたので
「ええっ!?福田さんも、ハジメちゃんもギターを!?」とか思ったんですが
(後で奥さんとも「あれ、驚いたよね」と話していました)
大阪のMCを聞くと、単に言い間違えてた感じですね(笑)
マニアックなSunny's Dayの管理人ですから、そういうところがすごく気になる(笑)
15.4年目の秋
いつぞやのFFFでも聞いた記憶のあるこの曲。
これはこれで好きな曲なので、もちろん聞けてうれしかったんだけど
「さよならにくちづけ」とかも聞きたかったなぁ…(笑)
スクリーンには、ちょっとモザイクっぽいカラータイルのデザインと、通勤電車に揺られる女性のシルエット。
満員電車で座れなくて、つり革につかまりながらイヤフォンでは流行りの曲を聴いて、
日々の仕事のつらさを紛らわせてるような…そんなイメージでした。
アレンジは『初夏の頃』のリアレンジではなく、『君が人生の時』のオリジナルバージョン。
サビのところの「今日はなにを着ていこうかな」という女性パートのところは
女性コーラスの二人が歌っていましたが、けっこうキーが低かった気がしました。
前半でやっていたように、70年代は町支君と二人で演奏旅行をしていたんですが
だんだんサポートが増えて、バンドで全国を回れるようになって。
70年代の終わりころには、毎晩ステージを終えてから、バンドの連中と飲みに行ってた。
その頃は、こんな不文律があった。「ロックンローラーは夜が明けるまでホテルには帰らない」と。
夜も明けないうちにホテルに帰るなんて、ロッカーじゃねぇって。
そうやって、全国各地の町に…大阪の方々にもたくさん迷惑をおかけしました(笑)
次の曲は、そんな頃の情景を、すごく綺麗に描いた歌です。
16.ミス・ロンリー・ハート
背景のスクリーンにはメタリックシルバーの大きなハートがきらめいていました。
アレンジ的には『初夏の頃』のバージョンだったかな。
今日、夫婦で来たって人、いるかな?(そんなに多くない拍手)
じゃあ、今日カップルで来たって人は?(こちらもそんなに多くない)
基本的にシングルで参加のファンクラブイベントだから、仕方ないかもね。
ウチは夫婦で二人とも会員になっているけど、届く会報は2冊だし…
そろそろ「家族会員」みたいな制度を作ってほしいですよね。
このMCは、ちゃんと次の曲につながるんだけど…
最近、友達の家族と食事をしたときの話なんだけど。
アメリカでは夫婦の約50%が離婚をするそうです。
その友達の家族(ご夫婦と娘さん)と、食事をしてたんだけど
だいぶお酒も入ってたので、オレは先輩風を吹かせて、その娘さんにいろいろ言ってたわけ。
いいかい。もしキミが恋に落ちて、特定の男性と付き合うことになったとしたら
その男性のことをよ〜く、よ〜く見極めて、じっくり考えてからお付き合いするんだよ。
そして、万が一結婚をすることになっても、もしそいつが本当はひどいやつだったり
お金にだらしなかったり、暴力をふるうような男だったりしたら、すぐに別れなさい。
結婚の失敗で人生を台無しにするようなことにならないように、すぐ別れなさい。
そして、君自身を大切にしなきゃだめだよ…
というようなことを言ってたら、その母親が
「あの〜浜田さん…気持ちは嬉しいんですが、娘はまだ12歳なので
離婚の話はまだ早いんじゃないかと…初恋もまだなんですけど…」って。
…大失敗!
この大失敗!の言い方がすごくコミカルでかわいいしぐさだったので、会場は沸きました(笑)
ちなみに金沢の時は「アメリカ人の友達の家族」と言ってた気がします。
「日本語を流暢に話すアメリカ人の友達」だったような。
だからアメリカ人の離婚率の話になってたし。
イメージだけど、アメリカ人の12歳の少女と、日本の12歳じゃ
だいぶ雰囲気というか、大人っぽさが違う気がするよね。
そんなお話から、次の曲。
『MIND SCREEN』の中から、この曲です。
17.いつわりの日々
そういう流れなのね(笑)
この曲、すごく好きな曲なので、今日聞けてうれしかったトップ3に入るかも。
1999年のファンクラブイベントで、ワンフレーズだけ歌ってただけなのでライブでちゃんと聞くのは初めて。
イスから立ち、マイク片手に軽くステップをふみながら情感たっぷりに歌う様子がすごくかっこよかったです。
曲が終わり、ステージは暗転して、ここからまたアップテンポなナンバーが続きました。
省吾はブルーのジャケットを脱ぎ、白いシャツ1枚の姿に。
この姿で、少し身体をのけぞらせてマイクスタンドを持つ形が一番かっこいいと思います。

18.風を感じて
「ON THE ROAD 2011」でレギュラーだったナンバー。
このツアーはライブ映像としてリリースもされているので、頻繁に聞くテイクですね。
ライブでは何回も聞いてる曲ではありますが、盛り上がるし、年代的にも、今回のツアーでは必須の曲かも。
終盤、演奏が止まって、頭の上で手拍子をしながら、客席をあおって「It's so easy〜」と歌うところがすごく好きです。
最後の「It's so easy!」という終わり方もバシッとしてかっこいい。
19.涙あふれて
これも「ON THE ROAD 2011」のバージョンで。
これをやるなら、ぜひ「ガラスの恋」や「独りぼっちのハイウェイ」を聞きたかった…(笑)
今にして思えば、この曲を再発見したあたりから、去年(60's)と今年(70's)のイベントコンセプトが
浮かび上がってきたのかもしれないですね。
最後のMCでも言ってたんですが
「古い曲をオールディーズとして埋もれさせるんじゃなくて、その曲を愛してくれているファンの方たちと楽しむ」
というコンセプトはすごくいいと思うんですよね。
もちろん新しい曲も聞きたいけど、古い歌もいっぱい好きだし、今のバンドの音で再演してほしい。
20.今夜はごきげん
「悲しみ深すぎて」同様、この曲は、ライブで聞くのは完全に初めて。
昔の資料(「浜田省吾事典」とか)を見ると、ライブではよくやっていたようなんですが
僕がライブに行き始めた「ON THE ROAD 2001」以降では全くやっていないはず。
「今夜こそ」とか「こんな気持ちのまま」とイメージがカブって、初めてというのがちょっと意外な感じ。
これも「風を感じて」と同様、終盤で演奏が止まって、何度もコール&レスポンスがありました。
なんか、シンプルだけど、めちゃくちゃいい曲だなぁと再発見(笑)
ついでにバンドメンバーの紹介も曲中にあって、とってもごきげんな1曲でした。
バンドメンバーの紹介は第2部の序盤の方でもやってたと思うんだけど
コーラスの竹内さんのところで「ついにアルバムを作っています」という話をしていました。
ユキノさん同様、省吾がプロデュースするのかな?
あと、福田さんと小田原さんがバンドを組んだという話も。
「MONEY」をレゲエバージョンでやったりしてるみたいです。
→関連情報? https://unsouya.trans.ne.jp/?p=3126
21.青春のヴィジョン
前の曲が終わり、長田さんのかっこいいギターリフから始まったこの曲。
あまりにもかっこよくなりすぎていて、最初はなんの曲かわからなかったぐらい(笑)
この曲がすごく好きな友達も多いんですが、個人的には特に思い入れもなかったんだけど
今日聞いてすごく好きになりました。
サビのギターのとこ(ジャッジャッジャッジャッジャ〜ジャッジャジャッ)も完コピ再現なんだけど、超かっこよくなってて。
バンドの演奏はすごく重厚でヘビーなんだけど、歌詞の世界観がすごくストレートなので
ものすごく瑞々しくて、まっすぐなロックナンバーに仕上がっていて、とにかくかっこよかった。
あぁ、この曲をライブ音源(もしくはリメイク)として出してほしいなぁ。
ライブの思い出とともに家で聞くと、昔のオリジナル音源は音が貧弱すぎて…(笑)
ちなみに金沢では、最後のキメのところで歌詞を間違っていたんだけど
大阪ではバッチリ決まっていました!(笑)
◆
クールなナンバーが終わり、河内さんの弾くピアノの音色が静かながらも、確実に終わりの刻を告げる。
あらためて、今日は「100% FAN FUN FAN」に来てくださって、ありがとうございます。
このコンセプトでライブをやろうと思ったのは…
入口で配ったパンフレットにも書いてあるんだけど、1960年代は、オレの好きなミュージシャンがたくさんいた。
もしジョン・レノンが今も生きていて、ジョージやポールとわだかまりもとけて
またビートルズがみんなで集まって「In My Life」とかやってくれたら、どんなにいいだろう。
町支くんや、オレも大好きなカレン・カーペンターが今も生きていて「Yesterday once more」を
歌ってくれたら、どんなに素敵だろう。
レッド・ツェッペリンのドラマーのジョン・ボーナムが生きていて、「Good Times Bad Times」を
ライブでやってくれたら、なんていいだろう。
他にも、ジャニス・ジョップリンや、ジミ・ヘンドリックスや、たくさんのスターたちがいたけど
みんな死んでしまって、もうライブを観ることはできない…。
だけどオレは今、元気で生きてる。
みんなに愛されているおかげで、この年までずっと音楽を続けていられるのは、すごく幸せです。
本当にありがとう。
客席からは大きな拍手。
これまでたくさんの曲を作ってきたけど、その曲たちを、みんなが愛してくださっていて…
古いアルバムを取り出してきて、1枚1枚それをめくって、いろんな写真を観ながら
「あの頃はこんなことがあったよね」とか「あの頃オレたちバカやってたよね」とか
懐かしい友人と語り合うように、そんなふうに懐かしい曲たちをもう一度やってみようと。
オールディーズとして埋もれさせるのではなくて、みんなともう一度、そんなふうに
懐かしい曲たちをやってみたら楽しいんじゃないか、そんなコンセプトで
去年、今年とライブをやりました。楽しんでいただけましたか?
客席はもちろん、大きな拍手。
ありがとう。でもまたこのコンセプトでやるとしたら、次は…80年代?
客席からはさらに大きく拍手!
やっぱりこの年代は人気があるのかなぁ。
でも80年代は、オレが20代後半から30代で、一番元気があってバリバリやってた頃だよ?
それに、アルバムをたくさん作ってるし、やるとしたら前半、後半に分けてやるとか…?
みんなちゃんとついてこれる?(笑)
客席は、興奮のるつぼです(笑)
…じゃあちょっと、半年ぐらい考えさせてくれる?(笑)
オレの音楽人生はまだまだ続くし、新しいアルバムも考えているし…
またツアーもやりたいと思っているので、それまでみんな、ちゃんと元気でいてくださいね。
客席からは、この日一番の大きな拍手でした。
新しいアルバムとか、またツアーやるという宣言のひとつひとつが、すごく嬉しい。
人間は誰もが年をとるし、それはどんなスーパーヒーローでも、ロックスターでも変わらない。
いつかは必ず、終わりが来る。
それを知っていても、それに気づいていても、まだもう少し…目を背けていたい。
いつまでもこの時が続くと、信じ続けていたい。
今日この夜が、ふいに終わりに…最後の時になるなんて、思いたくもない。
だからその言葉ひとつひとつが、すごく心にしみて、本当に嬉しい。
22.君が人生の時…
本編ラストは、イベントタイトルにもなっているこの曲。
「ON THE ROAD 2011」のツアーでも演奏されたナンバーで、大好きな曲なので感動モノでした。
あの時は星さんが指揮をして、オーケストラのメンバーも加わっての演奏だったけど、今回はバンドだけのスタイル。
人数は少なくなっても、音の厚みは遜色なく素晴らしい演奏でした。
大阪の時は、最後の女性コーラスの「ア〜ア〜…」という主旋律のコーラスと、バンドの演奏。
あそこでやられました。なんか、かなりグッと来ました。
<アンコール1>
金沢の時は「ショーゴ!」コールだったけど、大阪では手拍子のアンコール。
アンコールひとつとっても、地域性があって面白いですね。
メンバーが登場してきて、演奏が始まりました。
ああそうか、これをまだやってなかったか!
En1.グッド・ナイト・エンジェル
1度目のアンコールは、演奏が始まってから軽やかなステップで省吾登場!
グッズの紺色Tシャツに着替えていました。
ツアーの前にシングルとしてリリースされた曲。
オールディーズかと思いきや、しっかりと今の音になってる。
バンドメンバーの演奏、サウンドのハイレベルさをすごく感じる曲ですね。

大阪では、曲の途中で、話題のUSAダンスをやっていました。
(金沢ではやってなかった)
演奏が終わり、また去っていくメンバー。
あれっ!?アンコール1曲だけなの!?
<アンコール2>
2度目のアンコールは、メンバーと一緒に登場。
一同で礼をしてから、演奏スタート。
En2.行かないで
最後(バンドでの最後)がまさかこの曲とは…意外。
2009年のファンクラブイベントで聞いた曲。『初夏の頃』バージョンでした。
「行かないで〜」と言われても、貴方たちは行っちゃうんでしょ?(笑)
まだまだいてほしいのに…もっといろいろ聞かせてほしいのに。
正直、なんかモヤッとした終わり方でした。これだったら「悪い夢」でもいいのでは…(笑)
En3.ラスト・ダンス
メンバーを見送ってから、省吾一人がアコギを持ってもう1曲。
アンコールありがとう。
このステージを支えてくれたバンドメンバー、スタッフたちにもう一度大きな拍手を。
アコースティックな感じで始まったライブなので、最後もアコースティックに終わりたいと思います。
「みんなで歌おうプロジェクト」、もう1曲一緒に歌ってくれる?
最後は実は予想通りだったかも。
このあたりの曲をアコギの弾き語りで聞くと、どうしても想いは「ON THE ROAD 2001」の頃にタイムスリップします。
僕はまだ20代で若かったし、怖いものもなくて、いろんな人との出会いを重ねながら
いろんな場所で、いろんな会場で、省吾のライブを観ていた。
僕にとっては間違いなく、一番思い入れのあるツアー。
あのツアーでは、前半のロックナンバーの後と、アンコールの1曲目でアコギで歌ってた。
あれから20年が経ち、僕自身も、僕を取り巻く環境もいろいろ変わったけど
今も変わらず省吾の音楽が好きで、そのステージを観ることができることがすごく幸せです。
うまく言葉にできないけど、今こうしていることは、当たり前のようではいても
実は全然当たり前じゃなく、すごい偶然が積み重なっている奇跡の瞬間なんだよね。
そういうことを意識しすぎると人間は疲れてしまうから、気にしないようにできているけど
ふと立ち止まって振り返ると、ここまでの歩みは決して平たんな道のりではなくて
たくさんの物事を乗り越え、振り払い、時には迂回して、こうしてみんな生きてる。
そうしてここに集い、みんなで声をひとつにして、大好きな人のギターの音色に合わせて歌っている。
きっとこういう瞬間のひとつひとつに心を揺さぶられるから、普段は意識しない瞬間に気づかされるから
彼のライブステージは、深く、潔く、激しく、優しく、切なく、そしてたまらなく愛おしい。
幸せを画にしたら、そのひとつはきっと…こういう場面なのかもしれないな。そう、思う。
演奏後は、オープニングと同じ「とらわれの貧しい心で」のインストが流れての終演。
約3時間20分の圧巻のステージでした。