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第1話第2話第3話

 Stage Act.I

ビロード状の幕に映し出されていた
ON THE ROAD 2006-2007
My First Love is Rock'n'Roll

のツアーロゴが消え、場内は大歓声!

Prologue〜ある晴れた夏の日の午後

そのまま、幕に映像が映し出されました。
BGMは「ある晴れた夏の日の午後」のInstrumental。
昨年のツアーでは、1曲目に演奏されていたこの曲。
結果的に、この曲は今回のツアーのセットリストからは外れてしまったんだよね。
アルバム『MY FIRST LOVE』の中で、個人的に1、2を争うぐらい好きな曲なのでちょっと残念。

このライブに来る前に、Sunny's Dayの管理人として、一応セットリストだけは知ってたんですよね。
前の公演までの、全ての演奏曲順。
だから当然この曲がないのも知ってたんだけど、オープニングでこの曲とは!
「なんだ〜やっぱりアタマにあるんじゃん!」と思いつつ、やっぱり歌つきで聞きたかった。

映像は、単純にどこかの景色を映し出したもの。
たぶんあれは、省吾が育った広島県・呉の景色なんだろうね。
青い稲穂や、夕暮れの海辺を走る電車が印象に残っています。
あの電車は富山県の氷見か?と思ってしまったけど(笑)

去年のツアーと今年のツアーを、繋がった1つの流れとして見るならば、やっぱり最初は
この曲以外にありえないんだろうなぁ。
歌なしのインストではあるけれど、それだけ省吾の思い入れも強い曲なんだろう。
インストででも、聞けて嬉しかった。

1.A PLACE IN THE SUN

映像はそのまま転じて、白い雲の走る青い空。
コンサートビデオ『ON THE ROAD "FILMS"』で観た、渚園の映像のイメージ。
そこに、省吾の生の声が重なっていく。
♪Like a long… lonely stream…

この曲は・・・!
って、残念ながら先にもうネタバレして知ってたんだけど(苦笑)

♪Movin' on… Movin' On…
まで歌って、前奏が始まりながら幕が明けていく。
いよいよShowが始まる!!

ソロデビュー30周年を飾るツアーのオープニング曲は、
デビュー曲の「路地裏の少年」でも「二人の夏」でもなく、
浜田省吾少年が初めて人前で歌った曲という「A PLACE IN THE SUN」。
まさか、そこまで遡ってくるとは(笑)
全く予想できなかった選曲でした。
スタンダードなナンバーだけど、最高級バンドの演奏はやっぱりゴージャス。
シンプルな音がそのままシンプルに聞こえるんだけど、そこに深みがある。
やっぱりスゴイや、このバンド!

省吾のステージ衣装は、ツアーポスターなどでもお馴染みの紫のシャツ。
下は真っ黒ではない薄い黒のパンツでした。
ギターは、レンガをバックにした写真で弾いてるギターでした。
髪はちょっとフサフサした感じ。真っ黒というより、少しブラウン系?

席はやっぱりとてもいい場所で、ステージ全体がしっかり見えました。
町支さんと小島さんがピッタリ重なってて、町支さんが動かない時は
小島さんが全く見えなかったけど(笑)

メンバーの立ち位置は、センターにもちろんボーカルの省吾。
手前列は、左から古村さん(Sax)、町支さん(G)、省吾、美久月さん(B)、長田さん(G)。
奥の列は、左から小島さん(P)、小田原さん(D)、福田さん(Key)。
去年と変わらない、全8名の最高級バンドです。


メンバーの扱いがぞんざいで申し訳ない!(汗)

2.光と影の季節

2曲目はやっぱりこれ!
省吾のかき鳴らすギターから始まり、小田原さんのドラム、古村さんのサックスが絡んでいく。
客席は一気に、爆発的な盛り上がり!
Wow〜!のところは、客席もみんな拳を振り上げて叫んでいました。
この一体感、これこそまさにライブ!!

省吾も笑顔がたくさんでゴキゲンな様子。
今日もいいライブになりそうだ!!

3.HELLO ROCK & ROLL CITY

盛り上がった勢いはそのままで、この曲へ。
その町の名前が歌詞に入る、ご当地ソング。
僕にとっては初めての♪Hello〜松江City!でした。
僕が地元・富山でこれを聞いたのは2000年のたった1回きり。
それからもう6年・・・来年こそは聞けるのだろうか?

この曲、去年のツアーではご当地の観光名所などを映した映像が
背景のスクリーンに映し出されていたけど、今回はナシ。残念。
まぁ、公演地の数が多すぎて大変だろうしね(笑)

印象的だったのが、曲の途中で、歓声がかかったのかな。
「ハイッ」と返事しながら、左側の最前列のお客さんと握手してました(笑)

Hello!島根・松江City!今夜気分はどうだい!?

もちろん最高ですよ!

4.この夜に乾杯!

前の曲が終わり、小田原さんのドラムがビートを刻む。
そこで、お馴染みの挨拶。

Yeaah!コンサートに来てくれてどうもありがとう!
この夜を、素晴らしいものにしたいと思います。どうか最後まで、よろしく!

そして、長田さんのギターソロから曲が始まる!!
この曲、去年は美久月さんのベースソロから始まってたよね。
あれ、けっこう好きだったのに〜。
でも、長田さんのギターも好きだから、まぁいっか(笑)

この曲は、各パートの持ち味が存分に発揮されますね。
サックスソロの直前、暗闇の中をステージ右端(僕がいる方)に寄ってきて
ソロが始まる瞬間、パッとスポットライトが当たる古村さん!!
なんというか、濡れた音色なんだよね。古村さんのサックスは。
Jazzyでいて、それでいてRock。バリバリという音色が、空気を震わせて届く。
まさに“音”という波動を感じさせてくれる音色。

5.旅立ちの朝

このあたりの流れは、去年のツアーでもうお馴染みになった感があるね。
やっぱり今回のツアーは、去年のツアーの延長戦上にある。
アリーナからホールになったけど、縮小じゃなくて発展。
そのあたりが、省吾の、このバンドのすごいところだと思う。

曲中の♪空港で〜のあたりだったと思うけど、謎の手の動きをしてました(笑)
腕を、直角にカクカク動かすアレね(笑)
これ、アニメで再現しようとしたけど・・・難しいなぁ(笑)

タンバリンを振り回しながら、とても楽しそうな省吾の笑顔が印象的でした。

6.二人の絆

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
この曲、すごく聞きたかったんだよね。
前奏が始まったとき、本当に「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!」って叫んじゃったもん(笑)

この松江の前まで、僕が参加した全25回の省吾のライブのうち、8回も演奏されているんだけど
気分的に、今が一番フィットしているんですよ、この曲が(笑)
ベスト盤に収録されていたのも嬉しかったし。
アレンジが全く変わっていないのがアレだったけどね(笑)

この曲は、とにかく楽しく踊りながら聞きました。

ここでちょっとブレイク。

コンサートに来てくれてどうもありがとう!!
「今日初めて浜田省吾のコンサートに来た」って人、どのぐらいいますか?

けっこうパラパラと手が挙がってました。

初めまして、浜田です。
じゃあ、「何度もお前のコンサート来てやってるぜ!」って人は?

僕も含め、ウオォ!という歓声。やっぱり、大部分がリピーター。

ありがとう。
松江には久しぶりに来たんだけど、こんなにたくさんの人が集まってくれて嬉しいです。
いつもステージで言ってるんですが、ライブは一期一会です。
初めての人も、何度も来てるよって人も、今日が初めてのコンサートのつもりで
やりたいと思います!最後までどうかヨロシク!

大拍手!

君たちの年齢層を考えると、このあたりでゆっくり座りたいんじゃない?(笑)
ここから少しスローな曲が続くので、どうぞ、ゆっくり座ってください。

僕も、ちょっとホッとしたり(笑)

一昨日、山口県の周南でライブをやって、昨日松江に来たんですが、ちょうど夕暮れ時で。
湖が、すごく綺麗でね。松江の町は、本当に美しいなぁと思いました。
松江には、僕がライブツアーをやり始めた最初の頃からずっと来ているんですね。
でも、若い頃は食べ物にばっかり目がいって、他の事にはなかなか興味が
いかなかったんですが、この年になると、だんだん美しい景色とかが染みるようになってきてね。
松江は、すごく美しい町だね。

大きな拍手。

前回ここでやったのは1998年の12月21日。その時来てくれたって人は?

すごい歓声。さすがに、地元の人が多い。ホールツアーならではだね。

ありがとう。松江に来るのはその時以来8年ぶりになるんだけど
その間に、『MY FIRST LOVE』っていうアルバムをリリースしました。
だから、松江のみんなには、まだこのアルバムの曲を聴いてもらってないんだよね。
今日は新しい歌も古い歌もたくさん歌いますが、次の曲は、そのアルバムの中から。
「誰かどこかで」、聞いてください。

7.誰かどこかで

しっとりと聞き入りました。
前のツアーでも1度だけ聞いているけど、
福田さんのキーボードのポワンポワンとした音がとても印象的でした。

歌い終わって、また喋りだそうと振り返った時、マイクに頭をぶつけてしまった省吾。
「イテッ」という声がとてもかわいかったです(笑)

客席からは暖かい笑い声が。

今年は、ソロになって30年になるんです。
プロのミュージシャンには、もう少し前になっているんだけど。
30周年だし、もっと大きなことをやってもいいかなとも思ったんだけど
全国のホールをまわっているほうが、やっぱり俺には合ってるかなと。
今年の来年にかけて、去年のアリーナツアーでは行ってない町を回る事にしました。
だから今回は、30周年のお誕生日会、記念パーティーみたいなものです。
ですから、皆さんはそのパーティーに招待されたわけですね。
パーティーといっても、会費をとりますが(笑)すいませんね。
そのわりに、飲み物も食べ物も出ませんが、最高のバンドの奏でる音楽とまごころで
おもてなしさせていただきます。
どうか最後まで、よろしく。

大きな拍手。

さっきも言ったけど、松江には、僕がライブツアーをやり始めた最初の頃から
ずっと来ているんですね。広島出身だったから、近いし。
中国地方を取り仕切っているイベンターの「夢番地」が、すごくプッシュしてくれてね。
他の地域では人気が出なくても、とにかくライブはいっぱいやろうってことで、このあたりでは
最初の頃から何度もライブをやらせてもらいました。
その頃来てくれてた人っている?

けっこう拍手があがってました。すごい。

「夢番地」には、本当に感謝しています。
とてもありがたかったんですが、いろんな場所でライブしましたね(笑)
祭りのステージで歌ったり、デパートの屋上とか。
最初の頃は一人でギターだけで弾き語りしてね。
途中からはバンドがついたり、町支君がギター兼マネージャーとして一緒にツアーを
回ってくれるようになったりして。
この県民会館でも、この大ホールじゃなくて、隣の小ホールとかでやってたんですが
その頃のことで一番よく覚えているのが、あるとき、町支君がピアノの上に・・・
グランドピアノの上に乗っかってギター弾いてたんです(笑)
そしたら後で、会館の館長さんに呼び出されまして。
「お前ら、ピアノは弾くもので上に乗るものじゃないぞ!」って、こっぴどく叱られまして(笑)
後で一升瓶持って、その館長さんの家まで誤りに行ったというね(笑)
もう時効だよねぇ(笑)
そんな思い出が、いっぱいある松江の町です。
次に演奏する2曲は、そんな松江に、最初に来てた頃によく演奏していた曲です。

8.ロマンス・ブルー
9.愛という名のもとに

どちらも、ベスト盤に収録されていたNewアレンジによる演奏。
両方とも、すごく好きな曲なのでしっとりと聞き入りました。
情感たっぷりに歌う省吾の姿には、すごいオーラが出ている感じでした。

「ロマンス・ブルー」は、最初のストリングスがちょっと「君に会うまでは」と区別つかなくて
歌が始まるまでどっちかわかりませんでしたね(笑)

「愛という名のもとに」の演奏が始まる少し前、背景のセットの裏にもうひとつ
スクリーンが降りてきて。そこに、青い町の夜景が映し出されていました。
今回のセットは、いろんな仕掛けがあってビックリでした。

この2曲、ライブで聴いたあとにあらためてベスト盤のNewアレンジで聞いてみると・・・
すごくいいね。ライブの時の映像が蘇ってきます。

曲が終わり、暗くなっている間に、ステージ上でスタッフたちが慌しく動き出す。

ありがとう。
1982年の「ロマンス・ブルー」と、1981年の「愛という名のもとに」でした。
素晴らしいピアノを聞かせてくれたのは、小島良喜くん。
小島くんは、昨日の朝4時まで飲んでいたみたいです(笑)
なかなか・・・ね。素晴らしいツワモノたちと旅ができて・・・(ハァ)楽しいです。

ためいきのタイミングが絶妙で、面白かったです(笑)

さっきも言ったけど、1976年にソロデビューしたのね。
その頃は、まだみんな子どもだったと思うんだよね。そうじやない人もいるみたいですが(笑)
俺だって、生まれた時から53歳じゃないし(笑)20代の頃もあったんだよ。
そんな、俺がデビューした1970年代の後半のことを、この人に語ってもらおうと思います。
何事も、語らせたら右に出る者はありません。
オルガンとシンセサイザー、福田裕彦。

そう言い残して、省吾は一旦バックステージへ。
福田さんにスポットライトがあたり、ビートルズをBGMに福田さんの「1970年代講座」が始まる。
その間も、スタッフはあれこれとセットを組み立てています。
他のメンバーたちは、ステージにセットされた2つのテーブルに分かれて座り
バーテンが飲み物を持ってきたりしていました。あれは、本物のお酒かも?
長田さんは、普通〜にタバコ吸ってましたね(笑)館内は禁煙じゃないのか?(笑)

福田さんの語りの内容はハッキリとは覚えていませんが、大阪万博やオイルショックの話から始まって、
すっごい真面目な話なのかと思いきや、随所に笑いをとってくれてなかなか面白かったです。
 −世間では○○事件が起きた。その頃△歳の浜田省吾は、バンドを組んでいた。
 −その頃、町支寛二は新婚でアツアツの生活だった。
 −その頃、古村敏比古は酒を飲んでいた。
みたいな感じのね(笑)

語り(けっこう長い)が終わった頃、ステージソデから再び省吾が登場。
すっかり1970年代風の衣装に変わり、ギターケースを抱えている。

中に着ている紫のシャツはそのままで、ベージュのコートを羽織り、大きなベレー帽を被っている。
アタマ、ちょっとメロンパンみたいでかわいい(笑)

ステージ中央に置かれたパイプ椅子に座り、ギターを抱え、ハーモニカホルダーをつけて。
まさに「Back to '70」。1970年代のライブ風景を再現!

こんばんは。浜田省吾です。

喋り方も、今の自信に溢れた感じじゃなくて、ボソボソと弱気な感じで(笑)

松江には、初めて来ました。
まだデビューしたばかりなんで、まだみんな僕のこと知らないかな・・・
東京から来ました。生まれはお隣の広島です。

客セきから絶妙なタイミングで「がんばれよー!」という声がかかる(笑)

松江には初めて来ましたが、とても綺麗な町ですね。
でもなんか、ひとつだけ大きなビルがありますね。町の景観に合わないというか・・・。
バンドではドラムを叩いていたので、ギターは最近弾き始めたばかりです。
途中でチューニングがくるっても直せません。そのまま最後までやります。
レコード、まだ出たばっかりなんでみんな知らないかもしれないけど・・・
もし知ってたら、大きな声で一緒に歌ってください。・・・励みになります。
じゃやりますー。

客席は大爆笑(笑)

大きな声で歌ってくださいね!
じゃいきますー。

10.路地裏の少年

心なしか、なんかわざとヘタっぽく弾いてたような?(笑)
省吾一人でギター弾き語り。
メンバーはみんな客席に背を向けて、テーブルで何か話しをしている。
語りを終えた福田さんもその輪に加わっています。
場末の酒場のお客さんたち、という設定なんだろうね。
ステージ後方で見ていた友達の話によると、メンバーたちはトランプをしていたそうです(笑)
そこまでして無理にステージ上にいなくても、という気もするんだけど(笑)
でも、あの演出はなかなか面白いね。

サビの♪アァ〜のところでは、町支さんが客席を振り返って、指をたてて。
みんなそれに合わせて♪アァ〜でした。

ちなみに、16歳、18歳、22歳というアルバム・バージョンでの演奏でした。

この曲の時、背後のセットの中段に、移動式のスクリーンが2枚出てきて、真ん中で正方形のスクリーンを作って。
そこに、デビュー当時の写真(ツアーポスターなんかに使われてるアレ)が映し出されていました。

その映像(曲の間はずっと同じ画像)と、目の前でギターを弾いている現在の省吾の対比がすごく面白い。
30年経ってもやってることは変わらないというか、その頃の良さを失っていないというか。
もちろん、演奏も、歌も、様々な点でレベルアップしているんだけど、省吾自身のスタンスは
その頃と何も変わっていないというか。
いい歌を書いて、全国を回って、それをみんなに届ける。
かつて、自身の音楽活動を一言でそう言い表していた表現があったけど、まさにその通り。
ずっとそんな省吾でいてくれるから、僕たちはみんなファンでいられるんだよね。

歌い終わった後は、大歓声でした!

こんなふうにして、一人でギター弾いて全国を回ってたんですね。
知らない人もいるかもしれないけど、今のは「路地裏の少年」、オレのデビュー曲です。
作ったのは、22歳のときだったね。
次に聞いてもらう曲も、その頃に作った曲です。
「路地裏の少年」より1年ほど前に作った歌なのかな?
今聞くと、とても恥ずかしいんですけどね。
歌詞も大げさだし、ナイーブだし。切羽詰まってるし(笑)
だけど、すごく一生懸命書いてるなぁというのが伝わってくる、大切な歌です。
気に入ってくれたら嬉しいです。

11.生まれたところを遠く離れて

これも、新しいベスト盤のままのテイク。
ブルージーで、憂いを帯びていて、素晴らしい演奏でした。
小島さんのピアノも、長田さんのギターも、全てが素晴らしかった。
この日のベスト・チューンのひとつかも。


Down to earth。
コートのポケットに手をつっこんだ姿勢で歌う省吾。
この曲には、こういうスタイルがよく似合う。

背景のスクリーンでは、幼い子ども時代から始まって、デビューして、音楽活動のみならず
省吾の人生そのものを振り返る様々な映像。いろんなライブでの写真。
渚園や「ON THE ROAD 2001」、「ON THE ROAD 2005」の映像もありました。
この曲は、両親に向けて書いた歌だと思うんですが、若い浜田省吾青年から見えた、苦労した両親。
その生き様。そんなものすべてにリスペクトを捧げつつ、自分もこんなふうに生きてきたんだよ、と・・・
それを亡き父に伝えているかのような。そんなシーンに見えました。
涙ぐみそうになってしまうぐらい、ちょっと切なくて、それでいて大きくて、暖かくて・・・。
そんな素晴らしいステージに、引き込まれたまま離されない。そんな一瞬でした・・・。

演奏が終わりながら、ステージ手前の大きな幕が降りていく。

 Break Time
 〜Concert Visual "MY FIRST LOVE"〜

休憩時間というより、途中に挟まれる映像。
これは、休憩時間ではないですねぇ。
既に見ていた人は、トイレに走ったりしていたのかもしれないけどね。

「小泉今日子が主演の映像」とだけ聞いていたんですが、これは・・・
キョンキョン、ただの脇役ですね(笑)
主役は、あくまでも少年。
両親の離婚により、新天地での生活を始めた幼い兄妹。
その幼い日々、初恋を描いたものです。

学校で悪ガキにケンカをふっかけられて撃退するあたりは、浜田省吾少年の幼い頃の経験が
そのまま反映されているかのようでした。「ポップスの曲書き対決」ではなかったけど(笑)

最後で少女が、「太陽の当たる場所!1968年、モータウンレコードからリリース!」とかいうセリフは
ちょっとありえないなぁと思ったけどね(笑)マニアックすぎるって・・・。

面白かったのは、妹が持ってるグタッとした黄緑色のヌイグルミ。
扇風機の上に置いたらあぶないよー!!(笑)

映像監督は、板屋さんじゃないんですね。
赤と黄色が反転する、回想シーンお得意の“板屋フラッシュ”がなかったしね(笑)

パンフレットの最後の方に、省吾自身によるオリジナル・スクリプト、つまり原作が載っています。
これを基に、脚本にして、映像になってるってことですね。
原作と実際の映像を比べてみると、とても面白いです。
母親の意味不明な英語のセリフ(笑)とか横文字だらけの授業のシーンとか、バッサリカットされてるし(笑)
対決のシーンが校庭から、橋の欄干渡りになっているのは素晴らしいアイデアだと思いますね。

ほほ〜ぅと思いながら映像を見ていると、急にライトが反転!
いきなり・唐突・突然に、後半戦が始まる!!


3.コンサートレポート後編〜Stage Act IIへ続く