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第1話/第2話/第3話
Encore - Center Stage
もともと、会場に入ってきたときからセンターステージがあるのはわかってたから
注目は「どこから入ってくるのか?」だよね。
前のアリーナツアーに参加された方はわかると思うけど、日によってランダムで
どこかの通路からメンバーが現れて、客席の通路を通ってセンターステージに向かってたのね。
アンコールになって、「どこから来るのかな?」と友達と話したりしてて。
大きな省吾コールのアンコールの中で、スタッフがザワザワと動いている。
ここで一度、今回の僕の席を確認しておこう。

で、僕のいるすぐ近くの通路、つまりメインステージとセンターステージを結ぶ通路が、
なにやらザワついてるんだよね。

このあたりが、なにやらザワついている。
と思いきや!
なんと、メインステージからスルスルと花道が延びてきて、センターステージに
ドッキングしたではないですか!

なんと!こんな仕掛けがあったなんて!!
僕は今回、たまたまその通路(上の図でいう青い部分)のすぐそばの位置にいたから
この仕掛けがわかったけど、もっと席が離れてる人はわからなかったんじゃないかな?
もしかしたら、長野のコンサートに参加してた人でも、知らない人もいるかも。
高さにして、120cmくらい・・・子どもの背丈ぐらいの高さじゃなかったかなぁ。
幅は1mぐらい。人が一人歩けば目いっぱいな感じ。
グレーの通路で、素材はスチール製かな?
これは、プロレス好きの古村さんのアイデアかな?と思ったりもして。
前のツアーの時に、狭い通路でもみくちゃにされたりした苦い教訓を生かして
今度はもっとスムーズに移動できるように、ということかな。
高さがある分、後ろの方の人でも省吾たちメンバーが歩いているのが目の前に見えるしね。
これは面白い仕掛けだった。
ちなみに、イラストでは電動っぽく書いたけど、実際にはスタッフの人が
一生懸命ひっぱっていました(笑)
人力、人力。裏方さんの地道な努力には頭が下がります。
当然、「この花道の上で歌うのかも!」と期待したりもしましたが。
先に書きますが、残念ながらそれはなかったです。
最初は沈んでいたセンターステージの舞台が起き上がったり、楽器を運び込んだり
花道が延びている間に、スクリーンでは省吾のインタビュー映像が流れはじめました。
長野の湖畔で撮ったらしい映像です。
この映像は、日替わりになるようです。
(2日目も違う映像だったしね)
今、長野にいます。
長野は自然がいっぱいあっていいね。東京で過ごしていると、うらやましいです。
この映像が流れているということは、みんながアンコールで呼んでくれてるってことですね?
どうもありがとう。
ツアーが長野から始められて、素晴らしいオーディエンスに恵まれて嬉しいです。
この後は、アンコールというか、第3部というか。
みんなで盛り上がりましょう!
映像が終わり、ステージソデからメインステージに再びメンバーたちが現れる!
アンコールどうもありがとう!
今からそのセンターステージへ行きまーす!
そして、目の前の花道を通ってセンターステージへ歩いていく。
これはスゴイぞ!!
周りはもちろん、大省吾コール!というか・・・
「ギャー!」という黄色い歓声?(笑)
今回もセンターステージです!急に近くなったね!
ここからは、俺たちはみんなのバッキングバンドになります!
みんながメインヴォーカルです!一緒に歌ってくれる!?
大きな声で歌ってください!
1.初恋
やっぱりこれがきたー!!
センターステージにピッタリの曲!
アルバムのタイトル曲でもあり、今回のツアーのタイトルソングでもあります。
省吾自身の半生を振り返ったような、自伝的なポップ・チューン。
すごく楽しい曲です!
この曲のあたりは、僕も完全に壊れてたのでね(笑)
あまり記憶にないんです。残念ながら。
でも、わかるよね?
センターステージならではの、身近な楽しさが!
焚き火を囲んでキャンプファイヤーしてるみたいな、そんな雰囲気。
曲が終わってから、大きな口をあけて「ハハハハ!!」と楽しそうに
笑っていた省吾が印象的でした。
曲の内容的には、アルバムより若干テンポが速かったような気がします。
あと、演奏は最後にビートルズの「Nowhere man」に流れていってたね。
このあたり、日替わりなのかと思いきや、2日目も一緒だったし。
そういうアレンジになってるのかな。
すかさず、小田原さんのドラムが続く!
一緒に歌ってくれる?
デンスデンス!デンスウィズユー!
客席も大きな声で「デンスデンス!デンスウィズユー!」
デンスデンス!デンスウィズユー!
デンスデンス!デンスウィズユー!
OK!なんていう歌かわかったね?
デンスデンス!デンスウィズユー!
デンスデンス!デンスウィズユー!
アイジャスワナデンスウィズユー!
アイジャスワナデンスウィズユー!
All right!ワン・ツ・スリーフォー!
2.土曜の夜と日曜の朝
この曲、昔はそんなに好きってわけじゃなかったんだけど
「ON THE ROAD 2001」で初めて生で聴いてから、すごく好きになりました。
福田さんのアレンジがハマったんだろうね。
すごく楽しい曲です。
僕もとびあがってデンスしてました(笑)
さらに演奏は続く!
この歌は、1970・・・何年か忘れた!(笑)
この歌を書いたのは、みんなが中学生か高校生の頃だと思うんだけど
僕は小学生でした(笑)
もし覚えてたら、一緒に歌ってくれる!?
3.バックシート・ラブ
この曲が来るとは思わなかったなぁ。
アルバムの中の1曲だし、正直ちょっと地味な曲でもある。
でも、ファンはみんな当然のように大合唱だったけどね(笑)
前もそうだったけど、今回のセンターステージは、バンドの演奏が実に楽しい。
みんなで歌って、騒いで、盛り上がれる。そういう曲を選んでる気がするね。
ここで、バンドの演奏をバックにちょっとブレイク。
みんな、今日はコンサートに来てくれてありがとう。
さて、それでは皆さんお待ちかねの・・・「あれから4年」ってのをやります(笑)
あれから4年・・・
あの時は来たけど、死んじゃってもういないって人いる?
・・・いないよね(笑)「ハ〜イ!」っていたら怖いよね(笑)
と、町支さんと向き合って笑う省吾。
正直このネタは、ブラックだなぁと思ったんだけど・・・。
誰がどんな場面で言う話だろうと、まじめな話だろうとコントだろうと
人の死をユーモアにするのはちょっといただけないなぁと思うんですが。
では、あれから4年・・・10代未満っている?
どこかでハーイという声が聞こえる。
僕の席のちょっと後ろの方、会場の前後は真ん中、左右は右よりの席で
お父さんに肩車された女の子?が省吾の視線の先に。
お父さんに無理やり連れてこられたんだね(笑)
退屈してない?
じゃあ、10代は?!
パラパラと拍手。
5人・・・くらい?(笑)
よく来てくれました。
コンサート終わったら楽屋の前に集まるように・・・って、冗談だよ(笑)
みんな集まって、まだ早いし、この後サッカーでもしたらいいんじゃない?
このネタは2日目の時だったかな?
2日連続で行くと、MCの記憶が混ざってしまうのが難点ではあるね。
じゃあ、20代は?
そんなに多くなかった気がするなぁ。
自分がそのゾーンを抜けてしまったからか、なぜか心もとなくさえ聞こえる。
20代、いいね。まだまだ元気だね(笑)
じゃあ、前回は20代だったけど・・・今回は30代になってしまった。
30代は!?
ウオォォォ!!という声。圧倒的に30代が多かった気がします。
客席の5割ぐらい?
余談ですが、今回から僕もこのエリアの仲間入りです(笑)
30代、元気だね(笑)
まだまだ人生始まったばかりだもんね。
それでは、前のツアーでは俺と同世代の・・・って言えたんですが、
今回からは言えなくなってしまった40代は?
ハーイ!と、これまた大きな歓声!客席の3割ぐらい?
みんな年とったね(笑)
足も腰も痛くて、座りたいかもしれませんが、頑張ってください(笑)
それでは、俺と同世代の、50代は?
けっこういたような気がするね。客席の1割ぐらい?
コメント、失念しました(笑)
ここから敬語になりますが、じゃあ、60代以上の方は?
たしか70代の方がいて、オオォと歓声があがっていたかな。
これだけ幅広い層のオーディエンスに支えられて、本当に嬉しいです。
この客層の広さが、浜田の誇りです。
俺たちステージの上のミュージシャンは、ほとんどが父親で・・・
福田君なんか、もうすぐ孫ができるんじゃないかっていう(笑)
客席のみんなに孫ができても、3世代で一緒に楽しめるように
そのときまで俺たち、コンサートが続けられたらいいね。頑張ります。
大きな歓声と拍手!
彼には酷かもしれませんが・・・
生涯現役で続けてほしいものです。
いつまでもついていきますよ!
客席には男も女も、父親も母親も、おじいちゃんもおばあちゃんも、子どもも孫も
いろんな世代がいますが・・・次の曲は、そんなみんなのために、家族を歌った歌です。
よかったら一緒に歌ってください。
4.星の指輪
『初秋』バージョン。
2003年のファンクラブイベントで一度聴いているけど、僕はオリジナルよりも
こっちのバージョンの方が好きです。
ちょっとカントリーっぽいフレーバーで、懐かしい感じがするんだよね。
この曲は、省吾の曲の中でも特に、たくさんの優しさと愛にあふれた曲だよね。
まさに名曲!
そうそう、書くの忘れてましたが、アンコールの時の省吾の衣装。
前のツアーのセンターステージのときと似てたかな。
なんかちょっと柄の入った?白っぽいシャツと、薄いブルーのジーンズ。
頭にはヘッドセット(固定型のマイクね)をつけています。
5.ラストショー
続けて始まったこの曲!
ファン暦の長い人たちにはお馴染みの、待ちに待った!という曲です。
「サ〜ヨナ〜ラ〜」のところでは、みんな頭の上で手を振っていました。
余談ですが・・・前にも書いたことがあるかもしれないけど、この曲は
僕にとってはそんなに特別に深い思い入れがあるわけではないので。
「片想い」や「もうひとつの土曜日」もそうだけど、僕がファンになった時には
すでに過去の「名曲」として位置づけられていたからね。
ファンになってから、過去のCDを買い求めていく中で、他の曲たちと同じように
聴いた曲なんですよね。だから僕にとってのこの曲は、
唐沢敏明や江口洋介が肩を組みながら合唱しているという(笑)
そういうイメージが強いんですよね。
昔からのファンには「それは違う〜〜!」と拒絶されてしまいますが(笑)
ちなみにこの曲、皆さんはどちらを歌います?
僕は「遠くへ〜」ではなく「町の明かり背にして〜」のコーラスパートの方。
省吾とデュエットしている気分が味わえるからね(笑)
両方歌っているという剛の者もいるのかな?(笑)
窒息しないようにご注意を・・・。
って、なんでライブとは直接関係ないネタばかり書くのか。
正直、あまりにも楽しいセンターステージで、記憶がトんでるからです(笑)
ちなみに、僕の位置からセンターステージは、後ろを振り向いて見る体勢になるんですが。
僕のすぐ後ろにコワモテの兄ちゃんたちがいてね。
ちょっと後ろ振り返れなかったんですけどね・・・(笑)
センターステージの時は目の前になってたんですが、かなりノッてましたよ!
人は見た目で判断してはいけません。
ただ、3人ほどガタイのいい男たちが並んでいたので、僕の周囲にいた
背のちょっと低い女性の方々はちょっと厳しかったかも。
アリーナってまっ平らで傾斜がないし、センターステージはメインステージに比べて
ちょっと高さが低いので、厳しい感じはあるね。仕方ないけど。
僕は身長176cmだけど、それでも省吾たちの上半身しか見えなかったし。
♪サ〜ヨナ〜ラ〜
ジャジャッジャーン!と曲が終わり、省吾は「サヨナラ〜」と手を振っていました。
客席から「えー!」という声(笑)
この掛け合いは、2日目にもっとハッキリとした形で行われていたし。
ずっと続くんじゃないかな(笑)
6.さよならの前に
さよならをする前に、ひとつだけ聞かせてほしいことがあるんだ・・・
そんなコメントから始まったこの曲!!
うまい!なんて上手すぎる流れなんだ!!!!
さすがに、選曲に半年もかけただけのことはある(笑)
ここのあたりの楽しさは、前の「演奏旅行だよ〜!」と同じ感じ。
ちょっとかわいい浜田クンな省吾です。
女性ファンには、たまらん場面だろうね(笑)
男性ファンも、この心ニクさはけっこう好きだったりしますが(笑)
さよならの前に。
客席で、この曲を知っている人はどのぐらいいたんだろう?
この曲は、1981年のシングルレコード(SP盤っていうのかな?)
「ラストショー」のカップリング(B面っていうのかな?)の曲。
いわゆる、アナログでは出ているけど、CDにはなっていない曲なんです。
僕は友達に聞かせてもらったので知っているんだけど
普通ではなかなか聴けない、レアなこの曲。
(今ではインターネットでダウンロードできるみたいですが)
前の「ON THE ROAD 2001」の198公演の中で、実はたった1回だけ
演奏されているんですね。
1999/6/16(水)、大阪厚生年金会館 大ホール。
“100% FAN FUN FAN”(ファンクラブイベント)のアンコールで。
その時も、ファンクラブに入っていてもさすがに知らない人が多かったのか
客席で歌えた人はかなり少なかったみたいですが。
それが悔しかったのか(笑)、2003年のファンクラブイベントでも
アンコールで歌っていたんですね。
で、いい曲だっていうんで、リメイクして、今度10月にリリースされるシングルに
収録されるという。回りくどい解説ですが、そんな曲です(笑)
前に一度聞いているだけあって、僕も含め、ファンクラブの方は
それなりにしっかりノれていたんじゃないのかな。
サビの後の、独特のリズムの手拍子のところとか。
♪さよならの前に 一言 僕に言わせて
♪ウォウウォウ どんなに楽しかったか 君と過ごしたこの時
♪夜が明けると また僕は荷物まとめ
♪ウォウウォウ 一人出て行く 君を思い出しながら・・・
さて、「演奏旅行」に続いて復権のなった「さよならの前に」。この2曲を含めて、
ちょっと前までは「アナログでは出ているけど、CDにはなっていない曲」が4曲あって、
裏ではマニアック曲の四天王とか呼ばれているとかいないとか(笑)
「火薬のように」と「独りぼっちのハイウェイ」の復権はなるのか・・・?
「火薬のように」はまだしも(笑)、「独りぼっちのハイウェイ」は大好きなんだけどなぁ。
歌が終わっても、まだ演奏は続きます。
そして、省吾は周囲に手を振りながら、僕たちの目の前の花道を通って再び帰っていく。
どこへ!どこへ行っちゃうんだ!?
省吾はメインステージを経て、バックステージへ。
そして、バンドはまだセンターステージで「さよならの前に」のリフレインを続けている。
どうなっちゃうんだろう!?
Encore - Main Stage
省吾は、もう完全にバックステージに下がってしまった様子。
センターステージの上では、残ったメンバーによる演奏が続いている。
省吾の消えたメインステージか?
演奏の続くセンターステージか?
どっちを見ればいいんだ!!(笑)
ということで、両方をチラチラ見ながら、ずっと手拍子を続けていたのでした。
この時間が、けっこう長かった。
初日だから準備に手間取ったのか?
2日目は、僕がネタを知っているから早く感じたのか?
とにかく、だいぶ長く感じたなぁ。
しばらくすると、何回目かのループを経て、ようやくバンドの演奏が終わった!
ジャーン!という最後の音で手拍子をしていると、突然メインステージから
ドラムの音が聞こえる。
省吾だ!
いつの間にかメインイステージに戻ってきていた省吾が、ドラムを叩いている。
ドラムの技術について僕の知識はほとんど皆無なので、詳しいことはわかりませんが
激しいドラムソロという感じではなく、わりと単調なリズムだったと思うけど(笑)
照明もメインステージとセンターステージの両方に当てられている。
センターステージでは、演奏を終えたミュージシャンたちがそれぞれに楽器を置いて
花道からメインステージに戻ろうとしている。
ここで!メンバーを!紹介します!大きな拍手を!
なんとなんと、省吾自身の叩くドラムに合わせてのメンバー紹介。
こんなの初めて見たよ!
ドラムス、小田原豊!
ベース、美久月千春!
ピアノ、小島良喜!
ギター、長田進!
キーボード、福田裕彦!
このあたりは、省吾のコールに応えて一人ずつ花道を戻っていく。
(順番は間違っているかもしれません)
だけど次第に、順番がつまってきて。
省吾が呼ぶタイミングにこだわらずゾロゾロと花道を戻っていくからか
最後の町支さんは、もう完全にメインステージに戻っていたしね(笑)
サクソフォン!古村敏比古!
そして、彼とは、アマチュアバンドを組んでから、もう30年以上の付き合いです。
ギター。町支寛二!
最後に、ひときわ大きな声で町支さんの紹介!
そして省吾が、ヒップホップのリズムを刻む。
Yo!Yo!
そこに町支さんのMCが絡んでいく。
♪この街には無数の男と女がいて!
「LOVE HAS NO PRIDE」の間奏のMC部分だけのコーラス。
♪未来もチャンスも幸せもつかみ損ねている!
までを歌いきって、そこで終わり。
客席ももちろん大合唱で、大きな手拍子と歓声でした。
省吾のドラムはまだ続き、メンバーの演奏が絡んでいく。
メンバーはそれぞれの定位置に戻っていて、ドラムの小田原さんは
省吾の横に座ってパーカッションを叩いている。
ん・・・?この曲は!!
7.AIDOのテーマ
ソロデビュー前に省吾が所属していたバンド、愛奴。
(今では改名してAIDOと書くのが正しいらしい)
そのファーストアルバムに入っている曲で、バンド自身のテーマ曲だ!
まさかこんな曲が演奏されるなんて(笑)
驚きとも笑いともつかない、なんとも言えない新鮮な気分で「おぉぉ!」と歓声を上げてしまいました。
この日のライブは、オープニングの1曲目から、「マイホームタウン」、
本編最後の夢コラボ・・・とサプライズの連続だったけど
最大のサプライズがこの曲だったかな。
本当に、まさかまさかでした。
ちなみにこの曲、本来は歌詞があるんだけど
今ライブでやるにはふさわしくないと思われたのか(笑)
歌はなく、完全にInstrumentalでした。
オリジナルではたしか青山さんか誰かが歌っていて省吾ではないので、
誰がヴォーカルやるのかな?もしかして町支さんが?とか思っていただけに
ちょっと肩透かしでしたが(笑)
まぁ、あの歌詞はたしかに・・・。
知らない人は、アルバム『AIDO』を買って確かめてみよう!
すごく楽しい演奏が終わり、省吾はガッツポーズをしながら
定位置のステージ中央へ下りていく。
小田原さんはドラムポジションへ。
いや〜やっぱりドラムは楽しいね!
僕は1974年、AIDOというバンドを組んで、吉田拓郎さんのバッキングバンドとして
ドラマーとしてデビューしたんだけど。
あの時は、まさか30年経って、日本でもトップクラスの、こんな素晴らしい
ミュージシャンたちとステージの上で演奏できるとは夢にも思いませんでした。
・・・あ、ヘッドセット外そうかな。
ヘッドセットのセットをスタッフが省吾の身体から外しながら、MCは続く。
それにしても・・・
あのままドラマーとしてやっていたら、今の浜田省吾はなかったな(笑)
・・・。
会場、拍手もなくそのまま聞き入っている。
なに、この静けさは?みんな「やっぱりそうだな」と思ってるわけ?(笑)
会場、大爆笑(笑)
省吾はちょっとガクッとした仕草をしたような。
そりゃそうだよなぁ・・・
あのまま続けていても小田原君みたいに上手くはなれなかっただろうし。
だけど、あれはあれで、スタジオのミュージシャンになるとか
趣味で音楽を続けているとか、いろんな道があったと思う。
もしあの道を歩いていたら、どうなっていたか。
今でも時々考えたりするけど、今の道を歩いてきて、こんなに素晴らしい
ミュージシャンやスタッフ、オーディエンスたちに支えらて。
本当によかったと思います。
会場からは大きな拍手!
僕ももうこの頃は、感動で感情が言葉にならなかったです。
最後に、新しいアルバムから、すごく気に入っている歌を歌います。
今夜は、どうもありがとう。
8.君と歩いた道
僕もすごく気に入っているこの曲。
アルバムから先行シングルとしてカットされて充分に聞き込んでいるし
すごく思い入れも強い曲なので、最後にふさわしい曲だと思う。
でも、「初恋」や「ある晴れた夏の日の午後」というアルバムの核の曲ではなく
シングル曲としてカットされている曲でもなく。
この曲を最後に選ぶほど、省吾自身がすごく気に入っている曲なんだね。
この映像の時、スクリーンですごく印象的な映像が流れます。
のどかな田園の中の一本道みたいなところで、高校生ぐらいの少年と少女が歩いている。
少女は少年に、プレゼントの白いマフラーをかけてあげている。
それを遠くで見つめる老人がいる。
一本道を手をつないで歩いていた少年たちは、やがて大人になり、結婚して子どもが生まれ
その子どもが大きくなって手をとりあって3人で歩いて。
その子もやがて高校生になり、やがて親元を巣立っていく。
そしてまた二人きりになった壮年の男女。
最後には老いを二人で迎え、老婆が老人にマフラーをかけてあげている。
老人は「これはあの時の・・・」という表情をして笑っている。
このときの二人の表情が、なんとも言えず暖かい。
そして老女は、老人に微笑みを残して消えていってしまう・・・。
最後に残された老人は、一本道を歩く少年と少女を見つめている。
そんなストーリーです。
これを書いている今も、思い出して涙ぐみそうになっていますが・・・
「君に捧げるlove song」のプロモーションビデオにも通じているような、板屋ワールド。
(映像監督はたぶん板屋さんだよね)
最後の方で、フィルムがちょっと赤く焼けてボヤけるような演出とか
消えていってしまう思い出の切なさとか。
そんな、曲にぴったりの映像世界でした。
この映像、すごくいいなぁ。
こういうのがあるなら、これこそ『Flash & Shadow』に入れてほしいのに!(笑)
って、時期的にムリなんだろうけどさ。
この映像で、曲の世界がグッと深まりましたね。
しっとりと、感情をこめながら歌う省吾が印象的でした・・・。
演奏が終わり、メンバーは一列になって恒例のおじぎ。
そして、笑顔で手を振りながらバックステージに戻っていきます。
まだ!まだ行かないでよ!!
もっともっと、歌を、演奏を聞かせてほしいよ!!
会場は大きな「省吾コール」に包まれました・・・。
Encore 2
しばらくして、大きな歓声に迎えられて再びメンバーが登場。
この時の、「戻ってきてくれた!」という感動は、筆致に尽くしがたいですね。
本当にもう、言葉にならないです。
ムリだとはわかっているけど、この素敵な時間がいつまでも終わって欲しくない。
この魔法のようなひとときが、いつまでも果てなく続いてほしい・・・。
今日はコンサートに来てくれてどうもありがとう。
素晴らしい演奏をしてくれたステージの上のミュージシャンたちに。
そして、ライティングやサウンドや、すべてのスタッフたちに。
そして何よりも、集まってくれたキミ、一人一人に。大きな拍手を。
最後にもう1曲、一緒に歌ってください。
9.MIDNIGHT BLUE TRAIN 2005
ゴージャスにアレンジされた「2005」バージョン。
曲の内容としては同じですが、あえてこの曲名で掲載します。
もう言葉になりません。
客席は大合唱で、完全にひとつになっていました。
途中、完全に歌をやめて、耳に手をあてて客席の合唱を聞いていた省吾。
ウンウンと頷きながら、省吾自身もこの夜が終わってしまうことに
寂しさを覚えているかのようでした。
*
もう、最後には何も残っていません。
すべての興奮と感動がとけていって、汗だくになった身体に心地よい疲労感を残して。
そして、最高級のバンドと、最高級の浜田省吾という存在を味わいつくした満足感と
「終わってしまった・・・」という空しさと。
本当にあっという間にコンサートが終わってしまいました。
正直僕は、終わった直後には「もう終わり?短いな・・・」と、時間に不満を覚えたほどでした。
でも時計を見ると、もう3時間半が過ぎている(笑)
「えっ!?ウソ?3時間半もやってたの?いつのまに?」
というぐらい、本当にあっという間の出来事でした。
たしかに、振り返ってみれば濃密な時間が過ぎていた。
観たことも聴いたこともないような魔法のようなステージが、展開されていた。
だけど何よりのマジックは、この時間感覚だった。
全く「長い」とは感じなかった。「あっという間」、もしくは「短い」と感じた。
おそろしい52歳だ・・・(笑)
最後に流れる「ある晴れた夏の日の午後」のInstrumentalをBGMに聴いて
やっぱりこの曲は最後に聴きたいなぁ・・・と思って座っていると
この日のセットリストの後に、スクリーンに省吾直筆の文字が!

ちょっと残念なのは、それをここぞとばかりにケイタイでパシャパシャと
写真を撮っていた人たちが多かったこと。
「えっ?写真ダメなんじゃないの?ステージセットだってまだあるのに・・・」
と思いながら、呆然としてしまった。
「館内は撮影禁止です」と、止めに走るスタッフの対応も遅い。
なんか、素敵な余韻を踏みにじられたような後味の悪さを感じた。
カタイと思うかもしれないけど・・・
ダメということは、やめておこうよ。
*
それはさておき!
僕にはまだ、この幸せを味わうための権利が1枚手元にある!!
明日もこのステージを見られるのかと思うとワクワクする・・・。
明日はどんなサプライズが待っているのか?
でも正直に言えば、燃料が完全にゼロになって、燃え尽きたような状態。
明日のステージどころではない感じだったんだけどね(笑)
この余韻を抱いたまま、眠りたい・・・と思ってたから。
だけどこの夜には、いろいろ走り回ったり、アクシデントがあったりして
寝たのは結局午前3時頃だったんだけど(笑)
始まったばかりのコンサートツアー「ON THE ROAD 2005」。
長野の旅は、まだまだ続きますよ。
My Best Tune
この夜のお気に入りベスト5
光と影の季節
青空のゆくえ
君がいるところが My sweet home
Thank You
君と歩いた道