| 地下鉄のオーディション |
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| Audition on the Subway | |
| 2019年韓国/ミュージカル <監督・脚本> Son Hui-song <出演> イ・ユンジ |
<ストーリー&コメント> 女優の卵ユ・ジンが、バイト帰りに地下鉄に乗っている時に電話がかかってきた。映画監督からのその電話の内容は、歌手役のオーディションで、その場で歌うように言われるのだが…。 あらすじそのまんま、地下鉄の中で歌うだけです。なんか映画というよりミュージックビデオみたいだったかな。オチもないので、正直パッとしないです。 |
| 5分/★★☆☆☆ (2023年1月18日) |
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| パラサイト/半地下の家族 | |
| PARASITE | |
| 2019年韓国/サスペンス <監督・脚本> ポン・ジュノ <脚本> ハン・チンウォン <出演> キム・ギテク/ソン・ガンホ パク・ドンイク/イ・ソンギュン パク・ヨンギョ/チョ・ヨジョン キム・ギウ/チェ・ウシク キム・ギジョン/パク・ソダム ムングァン/イ・ジョンウン パク・ダヘ/チョン・ジソ パク・ダソン/チョン・ヒョンジュン キム・チュンスク/チャン・ヘジン ミニョク/パク・ソジュン |
<ストーリー&コメント> 父ギテク、母チュンスク、息子ギウ、娘ギジョンの4人家族は、定職もなく内職で日銭を稼ぎながら、薄汚れた半地下の住居で暮らしていた。そんなある日、ギウは友人の大学生ミニョクから家庭教師の仕事を紹介される。仕事先は高台にある、IT企業の社長パク・ドンイクの一家の豪邸で、高校生の娘を教えることに。パクの妻ヨンギョの信頼を得たギウは一計を案じ、妹ギジョンを幼い息子の家庭教師として紹介。結局ギテクら一家4人とも豪邸で働くことになるのだが…。 『殺人の追憶』など、韓国を代表する映画監督ポン・ジュノが、「格差」という普遍的な題材を取り上げつつ、コミカルにもシリアスにも味付けし、緻密な計算に裏打ちされた傑作。 第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞を果たし、第92回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞した。非英語作品の作品賞受賞は史上初めてのことだった。また、アカデミー作品賞とカンヌの最高賞を同時に受賞した作品は1955年の『マーティ』以来、65年ぶりの快挙だった。 すごく面白かったです。ストーリー、うらぶれた路地の怪しげな雰囲気、キャスト陣の熱演、どれをとっても傑作といえるのでは。特に印象的だったのが、冒頭と最後に出てくるカビくさい室内干しの洗濯物。常に日が当たらず、雨が降れば家じゅうが浸水してしまう半地下の家。それに比べて、一面ガラス張りの広い窓に面した芝生敷きの庭を照らす、輝く陽射し。その対比がそのまま格差を表していて、終盤の展開につながっていく伏線になっているわけだしね。序盤はちょっとコミカルなコメディとして進むも、屋舗の秘密が発覚する中盤から終盤は一気にホラー要素が増して。全体的に韓国映画のテイストが濃いので、それが苦手な人には高い評価はしづらいのかも。 |
| 132分/★★★★☆ (2021年8月15日) |
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| 第92回アカデミー賞(2019年) 作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞 | |
| ブリング・ミー・ホーム/尋ね人 | |
| BRING ME HOME | |
| 2019年韓国/バイオレンス <監督・脚本> キム・スンウ <出演> ジョンヨン/イ・ヨンエ ホン警長/ユ・ジェミョン ミョングク/パク・ヘジュン スンヒョン/イ・ウォングン ミョングク/パク・ヘジュン |
<ストーリー&コメント> ソウルの病院で看護師として働くジョンヨンは6年前、当時7歳の息子ユンスが公園で失踪し、夫ミョングクとともにユンスを捜し続けていたが、ミョングクは交通事故で命を落としてしまう。落胆するジョンヨンだったが、地方の町にある釣り場でユンスに似た少年がいるという情報を得る。しかし釣り場は社会の最下層を思わせる一家が経営し、一家と親密な地元警察のホン警長は、ひとりで訪ねてきたジョンヨンを警戒するのだった…。 TVドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』や『JSA』などの映画で韓国を代表する人気女優になった後、結婚や出産のために芸能活動を減らしていたイ・ヨンエが14年ぶりに銀幕へ復帰した話題作。 とにかくひどい映画でした。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』と同様の後味の悪さ、救いようのない暴力のオンパレードで、目を背けたくなるようなシーンの連続でした。韓国では実際に弱者(女性や子ども)の誘拐や搾取が今でも行われているそうです。だからといって、それをこんなふうに映画化してよいものなのかどうか…。同じテーマを日本で映画化しようとしても、こんなふうには絶対作れないよね。製作の許可も下りないし、スポンサーも集まらないだろうし。そのあたりは韓国映画界の本気度とかマーケットの強さを感じるけど…でもやっぱり、これはない。冒頭から少年を海に蹴り落として笑う大人。この時点で人権団体が黙っていないはず。これがまだまだ序の口だと知っていたら、その時点で観るのをやめたかも…。イ・ヨンエ目当てに観たら、かなり痛い目を観ます。 |
| 108分/★☆☆☆☆ (2024年8月19日) |
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