2005/4/2(土) 大阪城ホール
BEGINコンサート
15th ANNIVERSARY CONCERT
 〜Wonderful Tonight〜


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REPORTER/さにー
僕にとって5回目のBEGINライブは、デビュー15周年記念ライブ。
大阪まで遠征した甲斐のある素晴らしいライブでした!
15周年の年輪を感じさせつつ、今のBEGINならではの
暖かくて楽しいステージ。やっぱりBEGINは最高サー!

チケット

MCガイド(似てねェ…)
栄昇:比嘉栄昇(Vocal)
優:島袋優(Guitar)
等:上地等(Piano)

Before Stage

今回のライブは、いろんな意味で特別というか、いわくつきのものになったんだよね。

元々、本来の公演日は2005年3月21日。
15年前の1990年のこの日、「恋しくて」でメジャーデビューした彼らの記念日。
それを記念するライブの詳細は、2004年の夏頃、ファンクラブから発表された。

2005/3/17 日本武道館
2005/3/21 大阪城ホール

そりゃあもう、大阪に行くっきゃないでしょ!
日本武道館という特別な場所(BEGINはこれが初のソロ公演)での公演も捨て難いけど・・・
大阪は僕が初めて生でBEGINを見た地でもあるし。
何より、大阪でのライブは盛り上がるので有名だし、彼らがデビューした記念日だからね。
ということで、ファンクラブ先行申し込みでは大阪の公演にトライ。
それはもう半年以上も前のことで、着々とその日が来るのを待ちつづけていた・・・。

ケチのつきはじめ

そして、公演まで1ヶ月という2月の下旬、突然の通知。
大阪での公演は延期しましたと。
なんじゃそりゃ!!

何やら、イベンターと会場との間でスケジュール調整の不備があったとのこと。
気になって大阪城ホールの予定表を見てみると、その日はドリカムのライブの準備日となってて。
ドリカムが3daysぐらいをやる前の日で、会場のセッティングとかの日なんだろうね。
そのあたり、事務所の見通しが激甘だったということだね(苦笑)
それにしても、記念日が予備日で弾かれるとは・・・。
ドリカムとBEGINの力関係は歴然ということなのか。

突然のスケジュール変更。
新しい公演日程は4月2日だという。
なんじゃそりゃ。全然関係ない日になっちゃったじゃん・・・。

でもまぁ仕方ないし、イベンターから一方的に届いた往復ハガキで
その日へのチケットの振り替えを了承。

ちなみに、記念日の3月21日には大阪の別の会場で一応ライブをしたらしい。
でも、そんなに度々遠征もできないし、残念ながらそれは見送り。

気をとりなおして、4月のその日を待つことにする。

2度目のケチ

4月2日。待ちにまったその日がいよいよ近づいてきた。
大阪までの高速バスの往復分のチケットも確保し、あと数日。
しかし、天気予報を見て愕然。
大阪は雨だという。
晴れてることの方が多い大阪で、よりによってその週末だけ雨とは・・・。

3度目にして最大のケチ、もはや呪われたライブ?

気を取り直して、いよいよライブの寸前。
驚きの情報が入ってきた。

直前の3月末の石垣島でのライブで、ヴォーカルの栄昇がノドの不調で
公演を中止したとのこと!
栄昇が声が出なくて中止なんて。それはつまり、歌えないってことだよね。
あと1、2日で回復できるもんなのか?

もはや呪われたライブなのでは・・・という思いさえ頭をよぎる。

ということで、様々な難関をのりこえて、いよいよ4月2日を迎えた。

ちなみに、 今回のライブは特別なライブということで、ぜひファン同士で楽しみたかった。
ファンじゃない人と見ても思いっきり楽しめないのは、前回学習したしね(笑)
ということで、大阪からはちょっと遠いけど、思いきってBEGINファンの友達を誘ってみた。
そうしたら「一緒に行こう」ということになってね。これは嬉しかったね。
BEGINファン同士で参加するライブって、どんなもんだろう。
初めてのことで、こちらはかなり楽しみ。

Before Act

無事大阪につき、友達と合流。
時間も時間だったので、ホテルにチェックインして、すぐに会場の大阪城ホールへ。

この日に限らず、僕は早めにライブ会場に着いていたいタイプ。
何をするでもなく、ただそこにいるだけで気分が高まってくるしね。
開場時間ギリギリまでどこかで時間を潰してくるとか、そんなのとてもとても(笑)

会場最寄りの大阪城公園駅で降りると、ホールへ向かう人の流れが目に入った。
「この人たち、みんなBEGINファンなんだ!」
そう思うと、否が応にもライブへの期待と興奮が増してくる。
浜田省吾ファンとのやりとりと違って、BEGINファンとの交流って皆無だからね。
そういうことを実感できる機会って、普段あまりないんだよね。

ホールの周りには、すでに大勢の人だかり。

大阪城ホール
会場の大阪城ホール入り口

入り口への流れとは別のところに、特設ブースがあって、
過去のグッズを並べた「BEGIN博物館」だったかな?そういう感じのコーナーがありました。
おなじみのTシャツから店頭用の宣伝紙みたいなものまで、いろんなものが陳列されていました。

その横には、グッズ販売コーナー。
と言っても、そんなにたくさんの種類が売られてるわけではないんだけど。
僕はパンフレット、ステッカー、一五一会のキーホルダーを買いました。

購入グッズ
写真の左から・・・
パンフレット、ステッカー(2枚組)、一五一会キーホルダー

BEGINの15年を降り返ることのできるパンフレット「15th ANNIVERSARY BOOK」
なかなかいいモノだね。
ステッカーは買ったはいいけど、もったいなくて使えなさそう(笑)
一五一会のキーホルダーは、ギターケースにつけようかな。

そうこうしているうちに開場時間になったので、ホール内へ。
いよいよだ!

会場はアリーナクラスとあって、かなり広い。
アリーナの最後列は56列。
一番後ろからステージを見た限りでは、かなり米粒状態。
僕たちの10列目というのは、かなり前のほうだ!ラッキー。
さすがはファンクラブでとったチケット、なのかな。
でも、正直言えば、もうちょっと後ろでもいいからど真ん中がよかったなぁ。
68・69番というチケットは、かなり右寄りだったしね。
僕は「とにかく前!」よりも、「ちょっと後ろでもいいからステージ全体を見たい」タイプ。
ひとつのツアーで何回も行くのならともかく、たった1度きりのイベントでは
そのすべてを心に焼き付けたいと思うからね。

会場に入り、自分の席に荷物を置くと、最前列に行ってステージ全体を見てみる。
これは、ほとんどのコンサートでいつも僕がやる行動なんですけども。
間近でセットやステージの様子を見渡して印象に焼き付けて、そこで繰り広げられる
実際のライブの風景とそれを合体させるのね。
言葉で書くと難しいけど、要は近くから遠くから、いろんな位置から見ておきたいということ。

ステージには幕などはなく、その様子が容易に見て取れた。
すでに楽器がセッティングされている。
向かって左からキーボード&グランドピアノ。中央に一五一会や三線、ギター。そして、右寄りに多数のギター。
左からヒトシ等、栄昇栄昇、マサル優という、いつもの定位置だ。
その後ろに、バッキングサポートでベースとドラムが置かれている。
僕の席は右寄りなので、マサル寄りということになるね。

ステージの上には大きな丸いバルーンが吊り下げられている。
表面には、ライブタイトルの「Wonderful Tonight」の筆文字。
(ちなみにこの筆文字は、美術の心得のあるマサルの書いたものらしい)
どうやらここに、プロジェクターで様々な文字が映し出されるらしい。
球体状のスクリーンだから、きっと地球になるんだろう・・・という予想はアンコールで的中。

ステージの左右には巨大なスクリーンがあり、黒字の背景に白文字で
15周年を祝って各界から寄せられたメッセージが流れている。
『イカ天』の司会をしていた三宅裕司さんや、かつてセッションした真田広之さん、
ファンクラブのメンバーからのものもあった。

会場のBGMは、一五一会をフィーチャリングしたアルバム『Reaf Line』だったと思う。
これ買ってないけど、なんかいいかも。ヒーリング効果抜群って感じで。

そうそう、今回僕は、初めて携帯電話を持ってのライブ参加。
会場に入って早々に、電源は切っておきましたよ(笑)

開演前に、なんとステージをバックにケイタイで写真撮影をしている
女性二人組みがいた。係員に注意されても、しつこく撮り合って。
度胸がいいというか、なんというか(笑)
大阪の女なんだろうか。スゴイ。

そして19時、いよいよ開演を告げるアナウンスが流れた。

Excuse

一応最初に、お断りしておきます。
今回のライブレポは、かなり再現率の低いものになります。
だって、あんなにたくさんのMCを再現するのはムリ(笑)
たった一度のイベントだし、話をするのは3人だしね。
どの曲の間にどんな話をしたのか、そもそもどれだけのネタを話したのか。
ライブ当日から時間が経っていることもあり、かなり忘れてることもあるし。

思い出せる限りの内容のわずかのMCと、曲に関しての僕の感想。
それをこのレポの柱とします。って、それはいつものことだけど(笑)

ほんと今回は、いろんな話をしてたなぁ〜。

Stage Act

会場内は真っ暗。
ステージ左右のスクリーンに、「恋しくて」をBGMに、デビュー当時からの
様々な映像が流れだす。
1990年。「イカ天」をきっかけにデビュー。
1996年。シングル「声のおまもりください」。
2000年。シングル「涙そうそう」。
年代別かと思いきや、けっこう飛び飛びの映像だった。
最初の頃は、さすがに3人とも若い!そして細い!(笑)

そうしているうちに、会場からは大きな拍手。
ステージ袖から、BEGINの3人が登場したようだ。

1.Wonderful Tonight

1曲目は、ライブタイトルにもなっているこの曲。
デビューシングル「恋しくて」のカップリングになっている曲だ。
ご存知、エリック・クラプトンの名曲のカバー。
正直、1曲目はこれか「恋しくて」のどっちかだと思っていたので
あまり驚きはなかったんだけど、3人だけでしっとりと、それでいて
すごくゴージャスに始まった演奏に、いよいよ始まったという興奮が強かった。

15年前にこの曲をレコーディングした時には、年端もいかない若者だった3人。
それが、15年間の経験を経て、今こうして再びこの曲を歌っている。
音楽家としても、人間としても、技術的にも、度量的にも大きくなった演奏。
そのことに、何とも言えない感動をおぼえた。

大歓声と拍手で、ついにライブが始まった。

2.防波堤で見た景色

軽いMCを挟んでこの曲。
ここだけに限らず、ほとんどの曲間にトークがあったんだけど
前述の通り、ハッキリと思い出せません。
MCは後でまとめて書くことにして、まずは演奏の流れに沿って感想を書いていきます。

大阪での、有線かラジオでのヒットがブレイクを呼んだこの曲。
 ♪大阪生まれがほんとの田舎モンだって…
と歌詞を変えて歌っていました。
でも、あまり声援はあがらなかったような?

3.声のおまもりください

ちょっと意外な選曲だったけど、でも納得のできる選曲でもあるかな。
前の「防波堤で見た景色」が大阪で生まれたヒット曲だとするなら
この曲は東京でのヒット曲だからね。
当時僕が住んでいた関東で、ポケベルのCMにタイアップしていた曲で
既に人気がかなり低迷していたBEGINにとっては救いの1曲でもあったんだよね。
地味だけど、当時はそれなりに知名度のあった曲。
生で聞けて嬉しかったけど、ポケベルの登場する歌というのは
今ではちょっと時代錯誤に感じるね(笑)

4.追憶のシアター

意外な選曲ということでは、この夜で最も意外なのがこれだった。
ファーストアルバム『音楽旅団』からの1曲。
とりたてて有名な曲でもないだろうし、どちらかといえばシブイ曲。
でも、初期の頃からのファンである僕にとっては古い曲を聞けるのはとても嬉しい。

序盤の♪劇場へ行こう〜 というところは、一度演奏をブレイクする感じで
♪大阪城ホールへ行こう〜 とブルージーに歌っていました。

心配された栄昇の声は、かなりつらそうな感じ。
ムリはしてほしくないけど、大阪まで来て中止というのもイヤだし。
このあたりでは、ファンとしてのジレンマに悩んでいました。
ステージが進むにつれて、だんだんと症状はよくなっていってる気がしたけど。
次の日あたり、ヒドい声だったかもしれないなぁ。

5.NO MONEY BLUES

続いて、ブルーズ・コーナー。
僕は、というか日本では一般的にBluesは「ブルース」と読んでいるけど。
なぜか栄昇は「ブルーズ」と濁って読むことに拘っているようだ。

ノドの話だけど、ずっとずっと昔、僕が大学生の頃だったかな。
多分、10年近く前のことだったと思うけど。
BEGINの、ラジオか雑誌か、何かの話でね。
栄昇が風邪について語ってたことがある。
たしか、Q&Aみたいな形式だったと思う。

Q.栄昇さんはヴォーカルですが、風邪などには気をつけていますか?
A.俺、風邪ひいたら楽しみなんだよ。風邪をひいたら声が変わって
その日だけしか出せない声になるから。そうなって歌うブルーズには味があるね。

そんなトークをしていたことを、なぜか鮮明に覚えてるんだけどね。
それが本人の中にも未だにあるのか、曲の途中で
栄昇「ブルーズを歌うにはいい声だな!」と言っていました。

でもやっぱり、ノドを痛めるというのは、プロのボーカリストしては
どうなんだろうという思いもあるんですけどね。

曲の感想もちよっとだけ。

わりと新し目のアルバム『MUSIC FROM B.Y.G』に入っているこの曲ですが
曲自体は、かなり初期からあるもの。
その頃には当然ライブに参加していない僕ですが
テレビでBEGINのライブを見たときに演奏していたんですよね。

『追憶のシアター』といいこの曲といい、古い曲を意識的に演奏して
今までの歴史を振り返っているのは明らか。
僕のようなファンにとってはこれはとても嬉しいことなんだけど
最近BEGINファンになった人たちには違和感があったかもね。
最近の彼らはすっかり島唄バンドだしね(笑)

これは余談だけど・・・僕の左隣に座っていた男性。
なんというか、ものすごくリズム感が悪くてね(笑)
ちょっとビックリするぐらいの動きをしていました。

曲によっては手拍子をするんですが、その人だけ拍子が違うのね。
半拍ズレているというか、自分だけのリズムの世界にいるのか(笑)
曲によっては手拍子ではなく、カチャーシーらしき踊りをしている。
だけどキレがなく、まるで海藻のようにユラユラと微妙な動き(笑)

もちろんライブは人に迷惑さえかけなければ、どんな楽しみ方をしても
自由なんだけど、せめてもうちょっとリズム合わそうよ〜。
隣で僕もつられて、変な手拍子になりそうなのを堪えるのに必死でした(笑)

その彼が、明らかに最近ファンになったっぽい。
島唄とか最近の曲のときはイキイキと手拍子したり海藻ダンスしてるけど
古い曲のときはピタリと動きが止まってたからね(笑)

対照的に古い曲でイキイキとシャウトしてた僕は
彼の目にはいったいどんな風に映ったんだろうか。

ちなみに、この曲のあたりでサポートの2人が登場したんだったかな?
ベースとドラムが加わると、音の厚さってやっぱり増すね。

6.定価ブルーズ

すごくコミカルな曲(笑)

テレビを買おうとしたけど、激安セールばかりで
「俺はそんなケチじゃねぇゾ!」と思って、いつか定価で買ってやる。
そんな風に思う男の歌です。
ってか、これ誰か(栄昇かマサル?)の実話でしょ、多分(笑)

昔は、栄昇の原付免許取得のことを歌った歌もあったしね。

なんとも笑いの多い、和やかな雰囲気になる曲です。

この曲は途中で、ヒトシとマサルもメインヴォーカルで歌っていました。
歌詞の2番をヒトシ、3番をマサルって感じだったかな。

MC 〜序盤(と記憶している)のMC編〜

(1曲目終了後のMC)

栄昇栄昇「こんばんはー!どうもー、BEGINです!ボーカルの比嘉栄昇です!」
優「ギターの島袋優です!」
等「ピアノの上地等です」
栄昇「今日はどうか最後までよろしくお願いします!」

(序盤のMC)

栄昇「今日はBEGINのデビュー15周年記念コンサート“Wonderful Tonight”ということでして、僕たちが「恋しくて」でデビューしてから15年になるわけでございます。その間いろんなことがありましたが、今日までこうやって歌ってこられたのは本当に皆さんのおかげだと思うわけでごさいます。ありがとうございます」
会場は大きな拍手。「栄昇、大丈夫ー!?」と声が飛ぶ。
栄昇「大丈夫だよー。あのですね、僕は生まれて初めて、声が出なくなりまして。3月末の石垣島のコンサートで、風邪なのか、本当に声がでなくなって。やばいやばいと思いながら、あれですよ。お酒は何にでも効くと思ってたんですが。あれ、ウソだな(笑)小学生の頃、風邪をひいたときは泡盛を飲ませられたりしてたんですが(笑)お酒を口に含んで、それでも効かないというと「もっと度数上げなさい〜」って。それで治ってたんだと思ってたんですけどね。声がでなくなって、石垣島の病院に行ったんです。そして、点滴なんかうってもらったりしてですね、こうやって、「あ〜っ」と思いながら横になって、僕は「絶対寝るもんか!」と思ってたんですが、やっぱり気持ちよくなって寝てしまったわけでごさいまして(笑)点滴が終わって帰る時、先生におそるおそる聞いたわけでございます。「あの〜お酒は…病気に効くんでしょうか」そしてら先生、「あんた〜効くわけないでしょ〜。ノド痛いのにお酒飲んだら余計ダメでしょ〜」とか言われてしまったわけでして。さらに、コンサートやるんですがと言ったら一言、「頑張ってな」って。冷たいよなー(笑)結局、声が出なくて、石垣島でのコンサートは中止になってしまったわけで。せっかく来てくれたお客さんに申し訳ないってんで、少しだけライブしたんですが。マサルが「防波堤で見た景色」歌ったんだよな(笑)
優「そうそう(笑)めちゃくちゃ緊張したなー」
栄昇「そしたらこの男がね、言うんですよ。「栄昇、ステージで歌ったら…ノド乾くんだなー」って(笑)当たり前だっちゅうねん!もう15年も経ってるのに、初めて気づいたのかよ!もっとヴォーカルに気をつかってだなぁ…(笑)」
会場は、栄昇の絶妙なトークに爆笑の連続です。
栄昇「ヒトシは「マリリン」歌ったんだよな!」
等「そうだね」
栄昇「で結局、その後も、海外の有名大物歌手が行ったっていう大阪の病院を紹介してもらってですね、また行ったわけなんですが。そこでもらった薬の数が、なんと11種類!それだけでクラクラ〜ってなっちゃうよな(笑)そんなわけで、なんとか今日を迎えたわけですが、体調は、身体はバッチリ元気なんだけど、ノドは少しまだ痛くて。だから今日はステージでお水をいっぱい飲むと思いますが…そしたら、当然の自然現象があるよな。そう、トイレ(笑)今から宣言しておきます!途中でトイレ行きますので(笑)…と、こんなふうに今日はいきますので、どうかよろしく」
記念ライブだというのに、このグタグタぶりったら…(笑)でも、それが許される雰囲気がBEGINの良さでもあるね。

7.Bourbon & Pineapple Pizza

これまた、かなり古いブルーズ。
『THE ROOTS』という、僕のかなり好きなアルバムに入っている曲。
コーラス部の♪ラリラリラ ラリラリララ・・・ というところがすごく印象的。
途中で栄昇が、また笑いを誘っていましたね。
栄昇「この曲は、「かりゆしの夜」なんかが出来るまでは、BEGINのライブではかなり盛り上がる場面で必ず歌ってた曲です!」
ホントかよ?(笑)
栄昇「合いの手を入れてください!僕がラリラリラと言ったら、ラリラリラです。「かりゆしの夜」よりよっぽど簡単だよ!(笑)」
・・・。
なんか、何とも言えず妙な盛り上がりになってましたね(笑)

8.心のインク

シングルのカップリング曲ながら、しっとりとした名曲。
5年前に大阪で1度聞いているけど、いい曲は何度聞いてもいい。
この夜に聞けて嬉しかった曲のひとつ。

9.海の唄
Instrumntal.安里屋ユンタ(優の一五一会ソロ)

けっこうシブイ曲だったんだけど、一五一会のブームにのって復活。
あらためて光のあたった感のある曲。
マサルの一五一会は、ほんと七色の音色を奏でる。
時には波の音のように、時にはウクレレのように陽気なリズムを。

この曲の終わった後に、マサルの一五一会ソロ曲があったんだけど
ものすごいプレイを見せてくれました。
ほんとにカッコイイギタリストです。
あんなふうにギターが弾けたらいいなぁと憧れちゃいます。

10.昔美しゃ今美しゃ

ライブでは初めて聞いた曲。
ウチナーグチ(沖縄方言)で歌われるこの曲だけど、
両脇のスクリーンでは、曲の理解を助けるような映像が流れていました。
サバニにのったおばぁの映像とか。
メンバー3人の子ども時代の写真とかも出ていました。

最後は波の音のSEで静かにエンディング。
余韻がしっとりと続きます。

Instrumntal.風よ(等のピアノソロ)

前曲のしっとりとした流れから、小鳥のさえずりなんかが聞こえる。
一五一会の奏でる音色に載せて、ヒトシのピアノソロが始まる。
「風よ」をフィーチャリングしたこのソロ、すごくよかったです。
本来の曲では、栄昇の三線がかき鳴らす熱がまるで炎のような熱い曲だけど
ピアノだけで聞くと全然違って聞こえるんだよね。
マサルのギターもいいけど、ヒトシのピアノもいい!

BEGINのメンバー3人は、それぞれが不可欠な色を醸し出しているんだよね。
その3人が揃って、絶妙のコラボレーションを奏でる。
BEGINって、本当に3人が一体となったバンドなんだよね。

11.オバー自慢の爆弾鍋

一転して、一気に明るいムードに!!
この曲では次々と料理の名前が出てくるんだけど
それがいまだに覚えられません(笑)
だから、一緒に歌ってても、実はちょっと曖昧。
大阪恒例で、途中からイカヤキとかタコヤキとかモダン焼きとか
ご当地の食べ物が混ざってきてました。
それもやっぱり曖昧だけど。

MC 〜栄昇のトイレ編〜

(11曲目終了後のMC)

栄昇「えー、今日、最初に約束したことがあったよな!」
会場から「トイレー?」の声。
栄昇「そう、トイレ。トイレに行ってきます。(幼稚園児のような直立不動で)栄昇ちゅんは、トイレに行ってくるぞ!…おいマサル、なんか歌っておけよ」
優「えっ!」
栄昇「しばらく任せるから…よろしく」
そう言って、ステージソデに下がっていく栄昇。
こんなに堂々と、ステージ中にトイレに行くアーティストも珍しい。
というか、初めて観た(笑)

優「…どうするよ(笑)」
等「なんか歌おうか(笑)」
しばらく考えた後、ギターを弾き始めるマサル。

12.十九の春
(優・等・栄昇)

優♪私があなたに惚れたのは〜
「十九の春」という昔の歌謡曲。
ヒトシのピアノ、ベースとドラムも一緒に伴奏してついていく。
この歌、誰がいつ頃歌った曲なのか、僕は知らないんだけどね(笑)
以前、どこかでこの曲をマサルが歌ってるのを聞いたことがあるんだけど。
いつのことだったかな。相当お気に入りの曲なんだろうね。
というか、ギタリストだから持ち歌が乏しいだけなのかもしれないけど。

1番を歌い終えて、「ハイッ」とバトンをヒトシに渡すマサル。
それを受けて歌い出すヒトシ。だけどすぐに歌詞がわからなくて詰まってしまう(笑)
等「なんだっけ(笑)」
マサルが歌詞をつぶやいて教えている様子。
ほんともう、ステージ上はグタグタ(笑)

「そうか!」と頷きながら、再び歌い出すヒトシ。でもやっぱり、すぐに詰まってしまう。
実はそれをステージソデから見ていたのが、トイレから戻ってきた栄昇。
たまらなくなったのか、ヒトシの元に歩いて行って、耳に手をあてて歌詞を教えた様子。
そして栄昇は、再びソデに戻っていく。

再び演奏が始まり、栄昇はステージソデから、コッソリとそれを見ている。
マサルが1番を歌い終えると、また「ハイッ」と顔でバトンを渡す。
さっきよりは進んだものの、やっぱり詰まるヒトシ(笑)
栄昇がまた駆け寄り、歌詞を教える。そして、なんとか歌い終えたヒトシ。
ステージ中央で聞いていた栄昇は、満足そうにウンウンと頷く。
さらに演奏は続いていき、「俺?」というふうに自分を指差した栄昇が
3番(?)の歌詞を歌い継ぐ。
BEGINの持ち歌とは違う曲なので、なんだか気恥ずかしそうな栄昇。
大きい身体が、なんだか小さく、より丸く見える(笑)

なんとか3人で歌い終えて、会場からは大きな拍手!
予想外のアクシデント(?)に客席も大満足だ。
栄昇「もう!ほんと、お前たちがしっかりしないから、落ちついてトイレにも行けないじゃないか!(笑)」
トイレにはしっかり行ったみたいだけど(笑)

三線を奏でだす栄昇。
栄昇「島唄いこうか!アッリ!」

13.竹富島で会いましょう

局地的に爆発的な大ヒットを記録したというこの曲(笑)
竹富島の島民のほとんどがCDを買ったとか買わないとか。

調べてみたら、僕が参加している5回のライブで必ず毎回歌われている。
そんな曲って他には「恋しくて」、「涙そうそう」、「かりゆしの夜」しかないんだよね。
そう考えると、すごい。
静から動への転換というか、一気に雰囲気がガラッと変わって盛りあがるという意味では
島唄って便利というか、いい味を持っているよね。

客席では、手拍子ではなくカチャーシーを踊っている人も多い。

14.オジー自慢のオリオンビール

盛大に響き渡る太鼓の音で始まるこの曲。
両脇のスクリーンに、プロモーションビデオと思しき映像が流れている。
BEGINのイラストがデザインされたビール缶がドーンと出ている
あまりにもそのまんまな映像だ(笑)
僕はこれを観るのは初めてだけど、観ている人は多いんだろうね。
ビデオの中では、BEGINの3人が砂浜で演奏していて、バックではファンたちが
奇妙な振りつけをしているんだけど、客席もみんなその振りつけをしていて。
振りつけというか、両手を伸ばして上げたり下げたりしているだけのものなんだけど。
あれはいったい、ナンなんだ?!
ムーミンに出てくるニョロニョロみたいでもある…。
僕はあまり振りつけとか抵抗がないほうだけど、あれはさすがにちょっと考えてしまった。
なんというか…気持ち悪いよ、アレ(笑)

演奏では、「アッリ乾杯ー!」というところが盛大に盛りあがるね。
手にビール缶を持って参加したい気分。

15.島人ぬ宝

このあたりでは既に時間の感覚は失われているので、どれぐらいの時間が
経過していたのかわからない。だけど、この曲を聞いて、だいぶシメの時間帯に
入っているのかな、と思った。今のBEGINにとっては代表曲のひとつだし
ライブでも後半に歌われるものだと思って たから。
だけど、後になって考えるとこのあたりはまだ中盤なんだよね。
さすがに記念ライブ、さすがは大阪。演奏曲数もハンパじゃない。
でも逆に考えると、普段のライブ(というか僕が参加したもの)での
演奏曲数が物足りなく思えるんだけどね。

合いの手の「イヤサーサー!」も力いっぱい叫びました。
この曲、本当にいい曲です。

沖縄だけじゃなく、日本列島も結局は島国だからね。
日本人みんなが「島人」なんだよね。
日々狭くなっていく空や、汚れていく海。そんな大切な宝物を憂えているこの歌。
BEGINが歌うと、少しも嫌らしくなく聞こえるのが不思議。

16.涙そうそう

しっとりとしたMC(内容は残念ながら思い出せない)を挟み、歌われたこの曲。
栄昇「次の曲は、もし知っていたら一緒に歌ってください」
と言って歌われたこの曲。
ひとつひとつの言葉を大切に、丁寧に歌っている栄昇が、そして客席の合唱が
とても印象的でした。
今やすっかり全国区となり、日本の音楽史に刻まれた名曲。
夏川りみの持ち歌みたいになっているけど、元々はBEGINの作曲。
BEGINのバラードを語る上で、決して欠かせない1曲です。

でも、あまりにも有名になりすぎた曲って、逆に感慨が薄れていってしまうのが
濃いファンとしての心理でもあるんだよね。
「恋しくて」しかり、「悲しみは雪のように」しかり。

17.流星の12弦ギター
18.愛が走る
19.YOU

そしてここからは、古い曲が3曲続きました。
この夜、僕が一番嬉しかったコーナーはここかも。
僕がファンに成り立ての頃よく聞いた懐かしい曲の数々。
もっともっと歌って欲しかったけど、3曲だけでも充分満足。

特に「流星の12弦ギター」は好きな曲のひとつだし、とても嬉しかった。
「愛が走る」はそんなに古い曲というわけではないけど、ライブ感がすごくあって大好きな曲。
そう言ってたら、みんな好きばっかりになっちゃうけど(笑)
「YOU」は大胆にアレンジが変わって、すごくカッコよくなってた。

20.誓い

栄昇「いよいよ最後の曲です!」と言って始まったこの曲。
(実際にはこの後にもう1曲あるわけだけど)
こうして数えてみるともう20曲なんだけど、実際にその場では
「え!もう終わり?!」という感覚の方が強かったし、会場の声にあったように
もっともっとやってほしいという切実な願いもありました。
今夜聞きたいと思ってた曲、他にもいっぱいあったしね。

この曲、最近のBEGINの曲の中では最も好きな曲です。
そういう意味では、今夜聞けて一番嬉しかった曲でもあるかな。

島唄寄りでもなく、ブルーズに偏ってるわけでもなく、まさにBEGINの王道といえるメロディ。
ちょっと前の「灯り」もそうだけど、このあたりのミディアムなバラードがすごく好き。

♪僕らは明日へ 歩みを止めない…
という最後のフレーズがとにかく好きです。
実はこの曲で、少し涙ぐんでしまいました。

浜田省吾のコンサートで感じられるような「大きな感動」みたいのとはちょっと違うけど
BEGINのライブでは、独特の「ホッと安心できる暖かさ」みたいなのがあるんだよね。
それは他のアーティストでは決して感じられない、BEGIN独自のもの。
だから僕はまたここに来たいと思うし、いつまでも彼らのファンでいたいと思う。

彼らの育まれた沖縄の大地がそう感じさせるのか、3人の絶妙な空気感がそう感じさせるのか。
その決定的な理由はまだハッキリとはわからないけど、BEGINのライブはすごく楽しい。

21.恋しくて

「誓い」が終わった後、どこかで聞き覚えのある前奏が始まった。
僕はそれを聞いて、すぐに大好きな「失われたワルツ」だと思った。
その瞬間の驚きと感激といったら、この夜最高のものだったと断言できるね(笑)
だけど実際に始まったのは、「恋しくて」。
当然といえば当然の、本編ラストでのこの曲。
だけど本当に、違う曲に思ったんだよね。そのぐらい前奏似てたし。
紛らわしいアレンジするなよ!という思いと、大好きな曲を聞けなかったショック、
そして最も重要な有名曲を間違ってしまったことのショックと。
それらの狭間で、なんだか気恥ずかしい思いを少しだけ感じつつ…
彼らのデビュー曲を味わっていました。

歌い終わった後、栄昇ちょっと涙ぐんでたんじゃないかな。
というか、メンバーの演奏も、栄昇の歌声も、全てが哭いてた。
今までで最もブルージーに、心にズシンと響き渡る演奏でした。
歌詞の一語一句が、音符のひとつひとつが、すごく繊細に響いてた。
間違いなく、この夜のライブで最も大切に歌われたであろう1曲。

やっぱり何度聞いても素晴らしい名曲です。

(ENCORE)
E1.ボトル二本とチョコレート

盛大なアンコールの後は、陽気に始まったこの曲。
僕も胸をはって大きな声で合唱しましたよ。

E2.かりゆしの夜

BEGINのライブで最も熱く、そして最も盛り上がる曲。
合いの手の「イヤサーサー!」と「シターリ!」は当然の大合唱。
というか、数千人のシャウト。すごい。

かりゆしというのは、「めでたい」という意味。
今夜ここで会えた、全ての人たちにありがとう。
そんな感謝の意味をこめて、素敵な夜で盛りあがろう。そんな歌です。

演奏は途中からスピードを増して、果てしなく続いていく。
声も手も疲れきって、ボロボロになりながらも、まだ終わって欲しくない(笑)

途中から、カチャーシーが混ざってくるんだけど…
実は、正直言うと、僕はアレにちょっと抵抗感があって(笑)
そりゃあさ、石垣島出身のBEGINのライブだし、会場は沖縄色一色に染まる。
だけど僕は沖縄の育ちじゃないし、行った事もない。
そんな僕がカチャーシーを見よう見真似で踊るのは、なんだか気恥ずかしさというか
違和感みたいのを感じるんだよね。
簡単な踊りとはいえ、やっぱりどこかぎこちないだろうし…。
踊るのもいいけど、僕は手拍子で音を出して、音楽に一緒に参加するほうが好き。
だからカチャーシーはすぐにやめちゃって、手拍子をしてることが多いですね。

この曲は、とにかく長いです(笑)

E3.君を見ている

本当に最後の最後の曲。
バックのバルーンには映像が映し込まれて、大きな地球になっている。
記念の夜が最も新しいシングルで終わるのは、彼らの旅がまだ終わりを知らず
明日へ、どこまでも続いていくからだろう。
メンバー3人がそれぞれ結婚して、父親となった喜びを歌った歌。
生まれた小さな命が、やがて大きくなって、歩き始めて巣立っていく。
それをずっと見つめていたいという優しい視点の曲です。
BEGINのこれからの旅の行方が、ちょっと覗ける曲でもあるかな。

約3時間のライブだけど、あっという間だった。
素敵な夜。まさに“Wonderful Tonight”なひとときでした。
最初は心配された栄昇のノドも、途中からは快復していた感じだし
最後まで素晴らしい演奏でした。

次に彼らに会えるのは、いつのことだろうか…。

P.S.
本当にMCの薄い内容になってしまって、申し訳ない!
僕自身、あの夜の記憶が流れてしまったようで残念でもあるし。
あれだけの量のMCを覚えておくのは、やっぱりムリがあったなぁ。
しっかりメモをとってくるべきだったか…。

今回は初めてBEGINファンの友達と一緒に参加。
終演後に「あれがよかった」とか話し合えるのはすごく楽しいね。
ライブはやっぱり趣味の共通した者同士の方が喜びは倍になるね。

また早くBEGINのライブに行きたい!
そう思える最高のライブでした。BEGIN最高!!


この夜のお気に入り
「追憶のシアター」、「流星の12弦ギター」、「YOU」、「誓い」、「恋しくて」