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大停電の夜に
2005年/ドラマ

<監督・脚本>
源孝志
<脚本>
相沢友子
<出演>
木戸晋一/豊川悦司
佐伯遼太郎/田口トモロヲ
佐伯静江/原田知世
大鳥銀次/吉川晃司
杉田礼子/寺島しのぶ
草野美寿々/井川遥
梶原麻衣子/香椎由宇
叶のぞみ/田畑智子
国東義一/宇津井健
<ストーリー&コメント>
12月24日の午後5時過ぎ、クリスマス・イヴの夜をいよいよこれから迎えようという時になって、首都圏全域が大停電に見舞われ、東京の街も暗闇に沈んでしまう。かつての恋人の到来をじっと待ち続けるバーのマスター・木戸。そんな彼の姿を、向かいのキャンドル・ショップからひそかに観察する女店主・のぞみ。身勝手な生き方をして、大切なものを失ってしまった元ヤクザの銀次。心にある悩みを抱えた妻の静江と、不倫相手との間で心揺れるサラリーマンの佐伯遼太郎。ホテルのエレベーターの中に閉じ込められてしまった中国人のベルボーイ・李と、遼太郎の愛人・美寿々…。そんなさまざまな男女の間で、ドラマチックな一夜が進行していく…。
12人の男女それぞれが経験する一夜のドラマを豪華多彩なスターの競演でロマンチックに綴った恋愛群像劇。
とても面白かったです。群像劇って、一歩間違えばとても中途半端な作品になってしまう。それぞれのキャラ設定が中途半端だったり、様々な伏線が生きてこなかったり。だけどこの作品では、それぞれのピースが、最初はバラバラのようでいて、最後にはガッチリと組み合わさってひとつの映画作品というパズルを完成させています。ものすごく面白いというわけではないけど、ちょっと得した気分になれる133分です。
ちょっと笑ってしまったのが、原田知世演じる静江が、一人でコーヒーを飲むシーン。やっぱりブレンディなんだな、彼女は…(笑)
133分/★★★★
(2006年12月31日)

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単騎、千里を走る。
2005年中国、日本/ドラマ

<監督>
チャン・イーモウ
降旗康男
<脚本>
ヅォウ・ジンジー
<出演>
高田剛一/高倉健
高田理恵/寺島しのぶ
李加民/リー・ジャーミン
邱林/チュー・リン
蒋ウェン/ジャン・ウェン
楊楊/ヤン・ジェンボー
高田健一/中井貴一
<ストーリー&コメント>
静かな漁村に暮らす高田剛一のもとにある日、東京にいる息子の健一が重病だとの報せが届く。しかし父と子の間には長年に渡る確執が存在し、そのために健一は父との面会を拒んでいた。息子ともう一度向き合うことを決意する高田。彼は、嫁の理恵から民俗学者の健一が、中国の俳優・李加民と交わした約束を果たすことが出来ず悔やんでいることを知らされる。そこで高田は、健一の代わりに彼がやり残した仕事を成し遂げようと、無謀にもたった一人で中国の麗江市へと旅立つのだったが…。
日本映画界の第一人者、高倉健と、アジアを代表する巨匠監督チャン・イーモウの夢のコラボレーションが実現したヒューマン・ドラマ。日本編の撮影は、イーモウ監督の強い希望で日本人スタッフが担当することになり、降旗康男監督はじめ高倉健主演映画を数多く手掛けてきたベテランスタッフが結集した。
なお、題名の出展は『三国志演義』の中で、関羽が一時仕えていた曹操のもとを出奔して旧主劉備にもとへ帰った故事「六将を斬りて五関を過ぐ」から。
2014年11月10日に亡くなられた名優・高倉健さん主演のハートウォーミングなドラマです。内容的にも気になっていたので前から観たいと思っていたんですが、健さんが亡くなられてから観ることになるとは…。ご冥福をお祈りいたします。
三国志を知っていればより楽しめる内容ですが、その知識がなくてもあまり支障はないです。父と子の「深い確執」が意外とそんなに大きなものではなかったんですが、そのあたりはやっぱり「不器用な日本人」を地で行く健さんならではという感じもしますね。
108分/★★★★
(2015年5月10日)

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NANA
2005年/青春ドラマ

<監督>
大谷健太郎
<脚本>
浅野妙子
<出演>
大崎ナナ/中島美嘉
小松奈々/宮アあおい
本城蓮/松田龍平
寺島伸夫/成宮寛貴
岡崎真一/松山ケンイチ
遠藤章司/平岡祐太
川村幸子/サエコ
レイラ/伊藤由奈
一ノ瀬巧/玉山鉄二
<ストーリー&コメント>
何よりも恋を優先し、東京にいる彼氏のもとに向かう小松奈々。パンクバンドのヴォーカルとして成功を誓い、東京を目指す大崎ナナ。東京に向かう新幹線の中で偶然出会った2人は、20歳の同い年、しかも同じ名前だったことで意気投合する。家探しの途中で偶然再会した2人は、ルームシェアをして一緒に暮らすことに。性格も趣味も正反対で対照的な2人だったが、奇妙な共同生活を過ごすうちにナナと奈々の友情は深まっていった。そんな中、ナナが東京でバンド活動を開始する。一方の奈々は彼氏の浮気現場に偶然遭遇してしまい…。
矢沢あいの同名人気コミックを映画化した青春ストーリー。
原作がある程度面白かったので、映画版も観てみました。あまり期待はしてなかったけど、想像以上の駄作だったかな(笑)原作を読んでないと、簡潔でスピーディーな展開に置いていかれる恐れも。だいぶエピソードをカットしているので、大雑把な感じのつくりに思えました。さらに残念だったのは、ライブシーンがあまりよくなかったことかな。ナナのブラスト、レンやレイラのトラネス、どちらも迫力不足。「ENDLESS STORY」はよかったけど(笑)
114分/★★☆☆☆
(2014年6月1日)