ありふれたラブソング


特別じゃなくてもいい
ありふれたラブソングでも
きっと想いは届いてるはず
二人はいつも いつでも
どこにいてもつながってるはずだから
だから今夜も 君のために歌おう
僕だけの このラブソングを

君の好きな本を読んで 君の好きな映画を観て
少しでも君を知ろうとしてる
君の好きな歌を聞いて 君の好きなお茶を飲んで
少しでも君に近づこうとしてる
そんな僕を どうか笑わないでください

少女のように伸びをしたり じっと僕を見つめたり
そんな何気ない仕草のひとつひとつが とても愛しいから
僕の心のカメラでその一瞬を切り取って
大切に引き出しにしまっておこう
そうして僕の心が君の姿でいっぱいにあふれてしまうように

毎日同じフレーズで想いを伝えているけど
それは決して同じ言葉なんかじゃなくて
昨日までよりずっと強い 確かな気持ちだから
毎日新しい僕は 新しい君に恋してるんだ

特別じゃなくてもいい
ありふれたラブソングでも
きっと想いは届いてるはず
二人はいつも いつでも
どこにいてもつながってるはずだから
だから今夜も 君のために歌おう
僕だけの このラブソングを

ありふれた歌詞やメロディだけど
誰のものでもない たったひとつの僕たちだけの恋の歌

君の事を想うと自然に涙があふれてくるけど
それは逢えない時間が寂しいからじゃなくて
君に出逢えたこの幸せを 胸いっぱいに感じているから

だから今夜も 君のために歌おう
僕だけの このラブソングを

だから今夜も 僕たちのために歌おう
二人だけの このラブソングを

2006.2.3


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