Bluem of Youth
インストアライブ at 富山(2000/10/21)

ブルームの二人が、富山に初上陸してくれました!


レコードショップのイベントで、ブルーム・オブ・ユースが富山に初上陸。
入場無料ということもあり、狭い会場(レコードショップ2階の特設会場)は200人ほどの人で賑わった。
僕も2週間ほど前に整理券を手にしてから、この日を楽しみに待っていた。

去年、『雷波少年』の企画でロシアを旅した二人。
僕もずっと番組を見ていて、彼らのファンになった。
最後の武道館には行けなかったものの、感動のゴールに涙がとまらなかった。
そんな二人を、あの感動の歌と演奏を、初めて生で見ることが出来るのだ。
こんなに嬉しいことはない。


午後2時、ライブスタート。
ヴォーカルの別所は濃いピンクのTシャツ。
ギターの松ケ下は黒のスーツ。顎鬚は今も健在だ。
会場は大拍手で彼らを迎え入れた。

別所「どうも。ブルーム・オブ・ユースです。富山に来るのは初めてです。意外にというか・・・いいところだなぁと思いました。
思ったより・・・あったかいですね。寒いのかなぁと思ってセーターを2枚ももってきたんだけど(笑)
じゃ、1曲目。アルバム『スパシーバ』から「error」聞いてください。」

1.「error」 別所(ギター)、松ケ下(キーボード)

全4曲のうち、この曲が一番ノリノリのもの。会場は手拍子。
1曲目にして、あっという間に彼らの奏でる音色に引き込まれてしまった。
サポートメンバーはなく、二人だけの演奏。

別所「富山はほんと、いいとこだね。大きな、公園もあるよね。NHKの近くの・・・さっき、テレビの収録に行ってきたんだけど。明後日5時から、放送されます。見てください。公園の噴水、なんかロシアみたいで懐かしくて・・・写真とっちゃいました」

松ケ下「その公園に、でっかい噴水があるよね。ロシアにも大きな噴水があるんだけど・・・あれは、まっすぐ、すごい量が出てんのね。作り手は周りのことを考えてないというか。風がふくと、大変なんだぁ(笑)噴水の近くには人がいっぱい集まってるから、そこでよくライブをしてたんだけど、風上だから大丈夫だと思って始めるわけ。そしたら、演奏に熱が入ってきて、いいところで風が変わって・・・。もう、びしょ濡れなわけ(笑)」
会場、爆笑。
松ケ下「ハイ。」
別所「お、オチとかないわけ?(笑)」
松ケ下「ないです(笑)」

別所「では、その「ラストツアー・約束の場所へ」、富山で始めて歌います。聞いてください」

2.「ラストツアー 〜約束の場所へ〜」 別所(ギター)、松ケ下(ギター)

まさに、ブルームといえばこれ!な曲。
去年の武道館を思い出して、泣きそうになってしまった。
別所の歌も、松ケ下のギターも最高によかった!
僕はほとんど松ケ下のギターばっかり見てた(笑)
「上手いなぁ・・・あんなふうに弾けたらなぁ」と思いながら。

演奏が終わると、会場は大拍手。

別所「ありがとう。今日は学生さんが多いね。その、制服着てるコたちは今日は学校はあったの?」
高校生(会場は、女子高生が半数以上だった)たちは、拍手と歓声。
別所「そっか。学校サボってまで来てほしいって気もするんだけど・・・でも、そうも言えないね。大人としては、難しいところで(笑)」

別所「3年ほど前かな?全国的に、よく知られたブルームの曲があるんだけど・・・ライブとかで歌うと、「あ、これってブルームの曲なんだ」ってよく言われる曲です。」

3.「線路沿いの恋」 別所(ブルースハープ)、松ケ下(キーボード)

僕は・・・この曲を、知らなかった(笑)

別所「それじゃ、最後に・・・ここにもポスター貼ってあるけど、10月12日にリリースされた新しいシングルです。「if」聞いてください」

4.「if」 別所(ギター)、松ケ下(キーボード)


あっという間の4曲、約20分だった。
ライブ終了後、CDを買った人だけが参加できる握手会があった。
せっかくの機会だし・・・と、僕もシングル「if」を買って参加。
二人ともに、そっけないそぶりもなく・・・終始笑顔で、ガッチリと手を握ってくれたのが印象的でした。
「すごく感動しました!ぜったいコンサートで、もう一度来て下さい」
と伝えると、力強く頷いてくれました。

ますます二人のファンになりました。
ぜひもう一度、今度はコンサート・ツアーで富山に来てほしい。