2004/8/22(日) 石川・「2004・一里野音楽祭」
白山一里野温泉スキー場・野外ステージ

川嶋あい First Live at 石川

先月の富山県に引き続き、石川県に初上陸した川嶋あい!

入場無料のため、チケットはありません。

 Before Stage

最近お気に入りのアーティスト、川嶋あいさん。
先月、イベントで富山県に初めて来てくれたのに引き続き、今度は石川県でのライブ!
もちろん僕も行ってきましたよ(笑)

この間の富山でのライブの時、「この後の予定は?」と聞かれて
「ちかいうちに石川県に来ます」みたいなことを言ってたんだよね。
それなら行かなければ…と思ってたんだけど、具体的な予定は知らなかった。
公式サイトにも載ってなかったしね。

ところがね、お盆の時に家族で金沢のおばあちゃんの家に行ってた時ですよ。
何気なく観てたテレビで、偶然「一里野音楽祭」のコマーシャルを観て。
出演者の名前に、川嶋あいさんがあるじゃないですか!
なんという偶然。
富山県のイベントの時も、知ったのはコマーシャルだったし。
普段はあまりテレビを観ない僕なのに、こういう偶然ってあるもんなんだねぇ。
(お盆の間に、もうひとつ偶然から知ったコンサートがあるんだけど、その話はまた後日)

この「一里野音楽祭」、「Sunny's Day」の常連の方はもしかしたら記憶にあるかもしれないけど
2年前に、BEGINが出演するということで駆けつけた野外イベントなんだよね。
去年は行かなかったけど、今年は2年ぶりの参加。
今年で第17回って言ってたかな?
けっこう息の長いイベントで、石川県民には親しまれているようです。
「夏の終りに家族でゆったりと音楽を楽しもう」というコンセプトは素晴らしい。
僕は家族で行ったわけじゃないけどね。

チラシ

会場の一里野高原は、石川県南部の山間、尾口村というところにあります。
岐阜の白川郷と石川県南部を結ぶ「白山スーパー林道」という景観の豊かな
有料道路があるんだけど、その道の石川県側の出口にあたる。
金沢市街から車で約1時間。冬には大勢のスキーヤーでにぎわうスキー場です。

2004一里野音楽祭
入場ゲート
(偶然だけど、2年前と同じアングルだ!)

会場の詳しい様子は、2年前のレポートにもあるので割愛。

開場はお昼の12時、開演は12時半。
今年もちょっと余裕をもって出たので、12時頃に会場に着きました。

ステージの様子
開演前のステージの様子

朝方、ちょっと雨が降っていたということでステージにはテントが張られていました。
2年前の写真を見ると、立派そうな屋根があるけど…
あれは備え付けのものじゃなかったんだなぁ。

2年前に学習したので、今回はちゃんと準備をしていきましたよ。
芝生にひくビニールシートを持参!飲み物持参!食べ物持参!
暇つぶしの本も完備(笑)

出発前に天気予報を見たら曇りだったので、念の為に傘も持っていってたんだけど
駐車場のクルマの中に置いてきたんだよね。
結果的には雨が降ってきて、持ってくればよかったなぁと思ったけど
傘をさすと後ろの人が見えなくなるしね。
(実際、そういう人がたくさんいたのは残念)
多少濡れてでも、やっぱり僕は傘なしを選択しますね。

 Stage Act.1

ビニールシートに寝そべって、氷結レモンを飲み、おやつはお気に入りのポテロング。
この頃は空は適度な曇りで、絶好の野外ライブ日和。
高原を吹き渡る風が気持ち良く、やっぱり野外ってこうじゃなきゃね、と思う。

30分ほどして開演。
主催のMRO(北陸放送)のアナウンサーの司会で、4時間にわたるイベントが始まりました。

2004一里野音楽祭
  1. Soul-cage
  2. 庄野真代 1st
  3. ハナエリカ
  4. はじめにきよし
  5. 川嶋あい
  6. 庄野真代 2nd
  7. セッション

最初に登場したのはSoul-cageという3人組みのバンド。
北陸出身ということで呼ばれたらしい、若いグループです。
熱狂的なファンもいるらしく、客席では何人か若い女のコが飛び上がってました(笑)
ファンもメンバーも、30分ほどの持ち時間を思う存分エンジョイしていたようです。

次は、今回のメインキャスト、庄野真代さんの前半のステージ。
彼女のことは「飛んでイスタンブール」というヒット曲のタイトルと、その曲のサビぐらいしか
知らなかったんですが、これがなかなかよかった。
前半のステージは手始めということで、2曲だけ。
最初がユーミンの「中央フリーウェイ」でね。知ってる曲だと、やっぱり「おっ」という気になるよね。
この庄野真代さん、歌がうまいですね。
さすがに“歌謡曲時代”から生き残ってる人は実力が違うね。
ステージはヴォーカルとピアノ、ギターというシンプルなアコースティック編成で、それも僕のツボ。
ちょっとJazzyなニュアンスを匂わせてみたり、ボサノヴァなフレーヴァーを香らせてみたり。
年の功といってはなんだけど、大人の余裕というか、若いバンドでは決して出せない
いい感じの雰囲気を持ってましたね。これは浜田省吾さんもそうだけどね。
ガツガツ行く若さもいいけど、こういう緩急のつけ方って、いいステージにはやっぱり必要だと思う。

次は司会も兼任したハナエリカさん。
スペイン生まれという彼女は、日本語、スペイン語、英語が得意。
なんかベッキーみたいな感じの人でした。
チワワのクーちゃんでお馴染みの、アイフルのCMソングを歌ってるんだそうです。
「恋の技を決めてあなたを振り向かせる」という長いタイトルの曲(笑)
3曲ほど情熱的に歌っていました。

次ははじめにきよしという2人組。
サキタハヂメ(ギター&のこぎり)さんと、新谷キヨシさん(ピアニカ&ピアノ)。
大阪と京都出身ということですが、喋りも演奏もなかなかキャッチーでした。
特にのこぎりはよかった。
のこぎりって、あののこぎりですよ。大工道具の。
それを縦に持って、弓で弾くとボワワワ〜ンという独特の音が出る。
テレビでは見たことがあるけど、実際に生で観る(聞く)のは初めてだったので、面白かったです。
客席もみんな、興味津々という感じで聞き入ってました。
ちなみにこのはじめさん、アメリカで行われたのこぎり演奏コンクールのチャンピオンだそうです(笑)

 Stage Act.2

そして、お待ちかねの川嶋あい

はじめにきよしの演奏が終わったぐらいから、小雨がパラパラとちらついてきて。
川嶋あい本人が「私、雨女なんです」という自称ぐらいはある(笑)
富山の時はガンガンの晴れだったけど、今日は雨の中でのステージでした。
客席は、お弁当をたたんで雨を避難する人や、傘をひらく人など様々。

昨日の夜は横浜アリーナでイベントに出演していた(インターネットで中継されて、僕も観た)のに
今日は石川。ほんと、精力的に活動してるなぁ。

富山の時はソロだったけど、今回はバンドを引き連れての登場。
キーボード、ギター、コーラスという4人編成。

富山の時より持ち時間も長かったし、曲数も多くてじっくりと楽しめました。
特に、富山では演奏しなかった「525ページ」と「流れ星」。
「流れ星」は最近好きな曲なので嬉しかったです。

5曲が終わり、メンバーは退散。
最後は弾き語りで「天使たちのメロディー」を歌いました。

傘、邪魔ッ!

ちょっと遠かったけど、行って良かったなぁ。

 Set List

バンド演奏

  1. 時雨
  2. 525ページ
  3. 流れ星
  4. マーメイド
  5. 12個の季節〜4度目の春

弾き語り

  1. 天使たちのメロディー

 Stage Act.3

川嶋あいが終わった後は、庄野真代さんの後半のステージ。
予定時間は40分ほどあったので、いろんな曲をやりました。
オールディーズのカバーをするコーナーで歌った「オリビアを聴きながら」はよかった。
あと、「飛んでイスタンブール」も歌いましたよ!
はじめは、なんの曲かわからなくてね。庄野真代さんのCDとかレコード、聞いたことないし。
サビになって♪飛んでイスタンブール〜って。「これか!」という感じでしたね(笑)
曲自体にはさすがにちょっと古さを感じましたが、アレンジもかっこよくてそれを打ち消すほどでしたね。
最後に、新曲の「Be yourself」という曲を歌ったんですが、これもよかったです。

うぅむ、「よかったよかった」しか書いてないな(笑)
表現と語彙が稚拙でごめんなさい。

庄野真代さんのステージの後は、出演者全員でのセッション。
「翼をください」と「上を向いて歩こう」の大合唱でした。
こういう定番曲というか、みんなが知ってて歌える曲というのはいいね。
家に帰ってから、両曲をギターで歌ったのはここだけの内緒です(笑)

関連リンク
 MRO(北陸放送)
 白山一里野温泉観光協会
 尾口村観光課
 川嶋あい公式サイト「My Room」
 川嶋あいファンサイト「Century」
 庄野真代情報サイト「庄野真代のwebあとりえ」
 ハナエリカ公式サイト
 はじめにきよし公式サイト
 Soul-cage公式サイト

僕が参加した川嶋あいのライブ全演奏曲一覧