“GUNDAM WORLD 2003”
開催期間：2003/3/14（金）-6/29（日）
エキスポランド・催しホール（2003/6/14・土）

エキスポランドに出撃！

　Introduction 1

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人口都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった・・・。

1979年春、テレビ放映がはじまった『機動戦士 ガンダム』。

従来のアニメにはないその壮大な世界観が、ファンのみならず、多くの人々を惹き付けることに成功。
その人気がやがて社会現象にまで発展。
それ以来20数年、人気ブランドとして「ガンダム」は、今も多くの作品とともに生き続けています。

今回の催しでは、ガンダム最大の魅力「メカのリアリティ」とスーパーリアルなガンダムの世界観をドラマチックに再現。
最新作「機動戦士ガンダムSEED」はもちろん、今もなお圧倒的な人気を誇る「機動戦士ガンダム（ファーストガンダム）」や
「Zガンダム」、「ZZガンダム」、「ガンダムW」など歴代ガンダムシリーズの名場面をリアルなジオラマで再現し、
モビルスーツについても内部構造が分かるようなメカニカルな魅力を訴求できるよう演出。

　Introduction 2

僕は、自他共に認めるガンダム・マニア。
アニメマニアではなく、ガンダムマニアです。そこのところ、大きく違うのでお間違いなきよう。

最初のテレビシリーズ以来、数多の人々を魅了してきたガンダムの世界。
その一部が再現されるということで、これはぜひ見ておかなければ・・・
ということで、大阪・万博記念公園、エキスポランドに行ってきました。

万博公園といえばやっぱりコレ。
残念ながら今回は時間がなくて見られなかったけど。

梅雨どきということもあり、この日は朝からあいにくの雨。

ちなみに、万博記念公園は駐車料金が1100円（１日）。
さらに、入園料（乗り物券含まず）が1300円。
ガンダム見るためとはいえ・・・けっこうお金がかかるものだね。
何か乗り物にも乗って楽しめばいいんだろうけど、僕たちの目当てはあくまでもガンダムのみ。
第一、雨で乗り物系は運転中止が多かったし。

入場ゲートをくぐってすぐにこの看板。
歩いてる人もみんなコレが目当て！？とか思ってしまう。

しばらく園内を歩き回り、見つけた「催しホール」。
いよいよ内部へ侵攻開始・・・。
ちなみに、この催しホールへの入場は無料です。

　Opening

ガンダムの世界へ誘うプロローグ。
第１作の『機動戦士ガンダム』から現在放映中の『機動戦士ガンダムSEED』まで、歴代のガンダムをダイジェストで紹介。
マニア度　★★☆☆☆

入ってすぐの壁に貼られたパネル群は、歴代のガンダムシリーズを短いストーリーで紹介している。
一口に「ガンダム」といっても、たくさんのシリーズがあるんです。
ザッとあげてみると・・・

ここですでに「ウ〜ム・・・」となった方。
一応このへんはまだ基本ですから（笑）
導入編、導入編。

本当はじっくりと全シリーズの解説をしたいところですが、日が暮れてしまうので、またの機会に。
興味のある方は各自で調べてみてください（笑）

ひとつひとつのパネルを見ては、やはり・・・ついニヤリとしてしまいますね（笑）

　GUNDAM SEED

『機動戦士ガンダムSEED』で登場する５機のモビルスーツが約２メートルの立像となって来場者を待ち受ける。
モニターでは、壮絶な戦闘シーンのダイジェストを上映。エキサイティングな照明と合わせて立体演出。
マニア度　★★★☆☆

パネルの通路を抜けると、『機動戦士ガンダムSEED』の番宣コーナー（？）へ。
最初にこれがあるあたり、やはりこの催しの目的は・・・と邪推してしまうけど。
それだけではツワモノ揃いのガンダムマニアが納得できないのは、開催側も百も承知。
それらは徐々に、姿をあらわしていくのでした。

製造工場っぽく並べられた５機のガンダム。
手前からバスター、デュエル、ストライク、イージス、ブリッツ。
ちなみに、素材はプラスチックだと思われます。巨大なプラモデルだね。
実際にコレを発売したら、何万円するんだろうか？
僕は個人的にはデュエルが一番好きかな。弱いけど（笑）

手前のモニターで、ダイジェストっぽく語られていた『機動戦士ガンダムSEED』。
もうシリーズの半分を過ぎたんだけど、なかなか面白いです。
キャラクターはあまり惹かれないけど、ストーリー面ではかなりいいセンいってると思う。
今になって思うと、全部ビデオで録っておけばよかったなぁ。

　DIORAMA MUSEUM

歴代ガンダムの名場面を集約し、臨場感たっぷりの演出で展開。各ジオラマでは設定シーンに合わせた映像を上映。
またナレーションによる説明、ライティング・効果音などスーパーリアルな体験型ジオラマワールドです。
マニア度　★★★★☆

ザク量産中。
ベルトコンベアに載って、完成したザクが流れていきます。
ちょっと見にくいけど、上の方に見えるブースの中からシャアが見ています。

百機ちかい数のモビルスーツで宇宙世紀の戦場を再現。
各機とも1/144ぐらいのサイズのプラモデルです。
そのサイズから、プラモデルをつくったことのある方にはこの戦場の迫力が伝わるかな？

量産型ズゴックが陸戦型ガンダムと戦っています。
この対決の構図を見ると、ジオン軍によるジャブロー侵攻作戦のようですね。

　1/1 Scale MS-06 ZAKU II

「RX-78-2　ガンダム」と「MS-06S　ザクII」の実物大の頭部モデルが登場！
マニア度　★★★☆☆

「こ・・・これがジオンのザクか！！」
モノアイが、点灯したり消えたり、動いたりしてすごくリアルです。

ガンダムの方では、頭部バルカンの試射ができます。
ガンダムの視線の先に、ジオンのモビルスーツが絵に書かれた的があります。
ガンダムのメインカメラから見える映像がコンソールパネルに映し出されていて
レバーを操作して発射ボタンを押すとＢＢ弾が飛び出します。
僕もやってみたけど、ちょっと味気なかったかな（笑）

実物大のガンダム（頭）やザク（頭）はとても大きかったです。

　GUNDAM Series in Hanger

歴代ガンダムを兵器として、格納庫での開発風景を紹介。ガンダムが開発され進化していく様子を体験。
マニア度　★★★★★

格納庫というか、プラモ展示場です（笑）

本当にたくさんのモビルスーツがあったなぁ。
ほとんどが1/144ぐらいのサイズだったと思うけど・・・
これだけ並ぶと壮観！という迫力。
ほとんど全てのモビルスーツを認識できた僕は、やっぱりかなりのマニア（笑）

宇宙世紀0079年当時のモビルスーツ、いわゆる『ファーストガンダム』のモビルスーツです。
写真奥左から手前に向けて・・・
陸戦型ガンダム　ガンダムＥｚ８　ジムカスタム
ゴック　グフＢ３カスタム　量産型ゲルググ　ギャン
シャア専用ズゴック　ザクＩＩ　シャア専用ザクＩＩ　グフ　ザクＩ
ボール　ジム　ガンダム　ガンキャノン　ガンタンク

地球連邦軍の「Ｖ作戦」により製造されたＲＸ−７８ガンダム。
この機体の完成が戦争の趨勢を決したと言っても過言ではない。

1990年代のテレビシリーズの「新世代のガンダム」たち。
写真奥左から手前に向けて・・・
ヴィクトリーガンダム　ゴッドガンダム
ウイングガンダムゼロカスタム
∀ガンダム　ガンダムＸ
エールストライクガンダム

　The collection of noted scenes

モビルスーツをじっくりと堪能した次には、映像で名場面を堪能。
短く編集されたモビルスーツ同士の対決の名場面集です。
マニア度　★★★☆☆

左から・・・
ガンダム　対　シャア専用ザク
ガンダム　対　グフ
ガンダム　対　ドム
アレックス　対　ケンプファー

左から・・・
ガンダム試作１号機フルバーニアン　対　ガンダム試作２号機
Ｚガンダム、百式　対　ジ・オ、キュベレイ

『ファーストガンダム』から『∀ガンダム』まで、全部で１５ぐらいのモニターがあったかな？
本当はもっとたくさん見たかったけどね。
あ、もちろん僕は全て見たことのある映像ですよ。
ってか、ほとんどビデオ持ってるし。

年代順に並べられていてわかりやすかったね。
機体の進化もそうだけど、アニメーション技術の推移も見て取れたし。
最初の「ガンダム　対　シャア専用ザク」と、最後の「∀ガンダム　対　ターンＸ」なんて
ものすごい差だもんね（笑）
最初はスポ根マンガみたいだったのが、最後には月光蝶だもんねぇ〜。

全シリーズ中最高の、あの対決場面がないなぁ・・・と思ったら
別枠でありました。しかも、リアルなジオラマ仕立てになって！

ア・バオア・クーの最終決戦。
ガンダム（アムロ・レイ） ｖｓ ジオング（シャア・アズナブル）。
やっぱりこれだよね〜。
吊るされているガンダムは、微妙に動きます。
モニター画面が２つあって、アムロから見た視点とシャアから見た視点で
構成されていて、とてもよかった。

　EXIT

あっという間に見終わってしまいました。
出口のところにはココぞとばかりにお店がありましたが
ほとんどがプラモデルやフィギュア系。
あまり期待していたものはありませんでした。

大阪まではちょっと遠いけど、充分にそれだけの価値はあるイベントでした。
開催期間は今月いっぱい（6/29まで）なので、興味のある方はお早めに！

　関連リンク

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