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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」
2019年/コメディホラー

<監督>
中泉裕矢
<製作総指揮・脚本>
上田慎一郎
<出演>
日暮真央/真魚
日暮隆之/濱津隆之
日暮晴美/しゅはまはるみ
松本逢花/秋山ゆずき
ジョー/ド・ランクザン望
トム/チャールズ・グラバー
<ストーリー&コメント>
日本の山奥で、自主製作ホラー映画の撮影隊がゾンビの群れに襲われるという悪夢から半年後。その主演女優、千夏はショックのあまり、アメリカのハリウッドに引っ越し、頭髪をブロンドにし、ホリーという名前でレストランのウエイトレスをしていたが、半年前の惨劇をきっかけに声が出なくなっていた。そこへ「ハリウッドの街で暴動が発生した」というニュースが届くが、実は暴徒の群れはゾンビだった。すぐにレストラン内にもゾンビたちが出現するのだが…。
2018年の一般公開(初回上映は2017年)時、口コミやSNSを通じて拡散し、社会現象級の大ヒットを記録した『カメラを止めるな!』。翌年に公開されたスピンオフ作品。
なかなか面白かったです。B級感満載の前作のテイストはそのままに、しっかりと続編をやってくれています。序盤の映像の中で「おや?」と思うところも多いけど、それもすべて伏線。しっかりと回収してくれるので、ご安心を。全体的な流れは同じなんだけど、ちょっとひねった新しいアイデアもあったりして楽しませてくれます。個人的には「ポン!」がツボでした(笑)
55分/★★★☆☆
(2020年12月29日)

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キングダム
2019年/歴史アクション

<監督・脚本>
佐藤信介
<原作・脚本>
原泰久
<脚本>
黒岩勉
<出演>
信/山崎賢人
エイ政/漂/吉沢亮
楊端和/長澤まさみ
河了貂/橋本環奈
成キョウ/本郷奏多
昌文君/嶋政宏
壁/満島真之介
王騎/大沢たかお
騰/要潤
魏興/宇梶剛士
<ストーリー&コメント>
紀元前245年、春秋戦国時代の中国。「戦国七雄」と呼ばれる七大国「秦、燕、趙、斉、楚、韓、魏」が覇を競い、激しい争いは500年にわたり続いていた。戦災孤児の信と漂は、大将軍に成り上がることを夢見て剣術の鍛練に励んでいた。そんなある日、漂が王宮に召し上げられることになり、信は漂に追いつくことを新たな目標として修業を続ける。だが、ほどなく深い傷を負った漂が信の前に現われ地図を託して絶命する。地図の示す場所へ向かった信を待っていたのは、なんと漂に生き写しの青年。彼は弟の謀反で玉座を追われた秦の若き王・エイ政だった…。
身寄りもなく、身分も低い戦災孤児の少年が、大将軍に成り上がることを夢見て戦乱の世を突き進んでいく。群雄割拠する春秋戦国時代の中国を初めて統一した秦の始皇帝の史実を下敷きにした原泰久の大ヒットコミックを映画化。
原作コミックのファンで、昔NHKでやってたTVアニメ版も観ていましたが、正直実写映画には期待していませんでした。だけど、予想以上に面白かった。日本の映画やドラマは、俳優・女優の顔を綺麗に映すことばかりで、いちいち止まる迫力のないアクションには辟易することばかり。だけど本作は、アクションもなかなか。ストーリーも原作に忠実に、へんな改変もなく、素直に楽しめました。配役もなかなか。一番良かったのは政役の吉沢亮かな。雰囲気がすごく政っぽかった。主役の信は、この頃はまだバカみたいにガムシャラなだけなので、演技かどうかわからないけど、山崎賢人がまっすぐに演じてて好印象。
違和感があったのは、長澤まさみかな(笑)少しポッチャリして、なんか弱そう。楊端和は「山界の死王」と呼ばれているわけだから、もっとこう、無敵の女王みたいな…アンジェリーナ・ジョリーみたいな。そんな人、日本にいないかな。強いて言えば、天海祐希みたいな感じかな…。
全体的に面白かったけど、歴史ものだけに、背景がよくわからないと理解しづらいかな?作品中に登場人物の名前の字幕とか出るといいのかもね。
原作コミック5巻ぐらいまでの、内乱編だけのストーリー。この後どんどん面白くなるだけに、ぜひ続編にも期待したいかな。全10部ぐらいの超大作になりそうだけどね(笑)
134分/★★★★
(2020年2月22日)

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蜜蜂と遠雷
2019年/ドラマ

<監督・脚本>
石川慶
<出演>
栄伝亜夜/松岡茉優
高島明石/松坂桃李
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール/森崎ウィン
風間塵/鈴鹿央士
高島満智子/臼田あさ美
仁科雅美/ブルゾンちえみ
嵯峨三枝子/斉藤由貴
小野寺昌幸/鹿賀丈史
<ストーリー&コメント>
3年に1度開かれ、若手ピアニストの登竜門となっている芳ヶ江国際ピアノコンクール。かつて天才少女と呼ばれて将来を嘱望されたが7年前、母親の死をきっかけに表舞台から消えた亜夜は、このコンクールに再起を懸ける。その一方、岩手の楽器店で働きながらこれを最後のコンクール出場と決めたサラリーマン高島、幼少のころ亜夜とともにピアノを学んだ優勝の本命との呼び声が高いマサル、巨匠からの推薦で参加した天才少年・・塵らもそれぞれの決意を胸に出場していて…。
史上初めて直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を映画化。
原作の大ファンなので楽しみにして観たんですが、正直言ってガッカリでした。原作はかなりのボリュームなので、それを2時間の映画にするのは無理があるのかもしれないけど、それにしてもあんまりな出来でした。
原作の前半部分、予選がバッサリ切られているので、それぞれの登場人物の掘り下げがあまりにも希薄すぎる。特に塵のオーディション風景が無いので、彼がどの程度の驚きを秘めた天才なのかが全く感じられず、ただのボンヤリした天才風?にしか見えない。
亜夜、明石も、性格を含めて人間性がだいぶ変わってたような。特に、原作では亜夜を支えていた音楽友達の奏が消滅しているのが残念。これによって亜夜の描かれ方がだいぶ変わってしまっていた。明石も原作では最後までそんなにガッツリ出てたイメージではないけど、ブルゾンを含めて出すぎ・絡みすぎ。そこまでキャストに気を使わなきゃいけないんなら、松坂桃李じゃなくてもいいよ。
マサルも、原作ではもっと完璧な王子様のイメージだったけど、映画ではなんか微妙。指揮者ともめたり、必死に練習したりのシーンは不要なんじゃないかな。練習せずともみんなを魅了してしまう天賦のオーラみたいなものが全く感じられず残念。
尺の関係でやむを得ないけど、演奏シーンもズタズタで残念。というか、尺がないなら片桐はいりのシーンとか全く不要だと思うんだけど。
120分/★★☆☆☆
(2020年8月10日)

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嵐電
2019年/ドラマ

<監督・脚本>
鈴木卓爾
<脚本>
浅利宏
<出演>
平岡衛星/井浦新
小倉嘉子/大西礼芳
平岡斗麻子/安部聡子
吉田譜雨/金井浩人
北門南天/窪瀬環
有村子午線/石田健太
川口明輝尾/福本純里
永嶺巡/水上竜士
<ストーリー&コメント>
京都の市街電車、京福電気鉄道嵐山線・通称「嵐電(らんでん)」。鎌倉から来たノンフィクション作家・衛星は、嵐電にまつわる不思議な話を取材しながら、かつて妻と京都を旅した思い出を呼び覚ます。修学旅行で青森からやって来た女子高校生・南天は、8ミリカメラで嵐電を撮影する地元の高校生・子午線に出会い、彼に恋してしまう。カフェ店員の嘉子は、太秦撮影所に出前を届けた際、東京から来た俳優・譜雨の京都弁指導を頼まれる。せりふを練習する中、2人は互いを意識し始めるのだが…。
学生とプロが共同で映画を企画・制作するという、京都造形芸術大学映画学科の劇場公開映画制作プロジェクト“北白川派映画芸術運動”のもとで作られた第6回作品。3組の男女が嵐電沿いで繰り広げる恋模様を緩やかに描き出す。
あまりにも退屈で、最後まで観るのが苦痛でした(苦笑)最初から最後まで、なんか「素人くさい」映像や演出のオンパレードで、てっきり「芸大の学生さんが卒業制作に作った低予算映画」みたいな作品と思ってたら、ある程度ちゃんとしたプロの作品だったんですね。それがびっくり。思い入れのある場所、シチュエーションの物語だっただけに、期待が大きすぎたのか…。懐かしい景色だけ楽しんだけど、それ以上でも以下でもない作品でした。
嘉子役の大西礼芳(おおにしあやか。難読だなぁ)さんは三重出身なんだとか。京女っぽい感じでなかなかよかったけど、もっと予算のある映画なら、ここは地元の吉岡里帆がキャスティングされるのかもね。
114分/★★☆☆☆
(2020年9月12日)