| チャップリン作品選 |
| チャップリンの移民 | |
| THE IMMIGRANT | |
| 1917年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エドナ・パービアンス エリック・キャンベル アルバート・オースティン ヘンリー・バーグマン |
<ストーリー&コメント> “自由の国・アメリカ”に向かう移民船。揺れの激しい船内でチャーリーは美しい女性を見初め、母が病気だという娘のポケットにそっとお金を忍ばせる。その後、アメリカに着いても一文無しのチャーリーは、拾った金でレストランに入り、そこで船内で出会った娘と再会するのだが…。 アメリカ上陸後の後半はイマイチだったけど、前半の船のシーンはけっこうよかった。ちゃんとストーリーもあってドタバタだけではないし、久しぶりに面白いと思えるチャップリンでした。 |
| 20分/★★★☆☆ (2007年4月4日) |
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| チャップリンの黄金狂時代 | |
| THE GOLD RUSH | |
| 1925年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> マック・スウェイン トム・マーレイ ヘンリー・バーグマン マルコム・ウェイト ジョージア・ヘイル |
<ストーリー&コメント> 一攫千金を夢見て、ゴールドラッシュに沸くアラスカ。金鉱探しにやって来た放浪紳士だが、吹雪に見舞われ、山小屋へ避難する。そこで彼は、犯罪者のラーセンや、金鉱を掘り当てたジムと出会う。彼らは黄金を求めて争いを始めるのだが…。 喜劇王チャップリンの名作群の中でも1、2の人気を争う傑作コメディ。 1925年に公開されたオリジナル版はサイレント映画ですが、僕が見たのは1942年に再編集されチャップリン自身がナレーションを付けたトーキー版の方。チャップリンの肉声を初めて聞きました。 噂に名高い名作だけあって、期待通りの作品でした。空腹に耐えかねて靴を食べたり、山小屋が崖から落ちそうになったり、パンとフォークを使ったダンスとか、チャップリンならではのアイディアが満載。かと思いきや、中盤以降のドラマではしっとりとさせてくれるし、楽しいだけではなくエンターテインメントとして完成されています。 映画のテーマになったのは、実際のゴールドラッシュ時の冒険者たちの逸話。人間の欲望こそがコメディの最高の材料になると理解した、チャップリンの鋭い視点に脱帽。 |
| 69分/★★★★★ (2005年3月9日) |
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| チャップリンの替玉 | |
| THE FLOORWALKER | |
| 1916年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エリック・キャンベル エドナ・パービアンス ロイド・ベーコン アルバート・オースティン |
<ストーリー&コメント> 売上金を奪ってとんずらしようとたくらむデパートの販売主任。カバンにお金を詰め込んで、いざ逃げ出そうとするものの、なかなかうまい具合にいかない。そこへ飛び込んできたのは、自分とそっくりな男チャーリー。万引き犯と間違えられて逃げ場のないチャーリーと、店から早く逃げたい販売主任が、互いの服を取り替えて互いの立場を押し付けあう。そしてデパート中が大混乱に…。 イマイチ。笑える場面もほとんどなく、ドタバタに終始してたって感じ。エスカレーターやエレベーターで上下するシーンが多いけど、もしかしたら当時はこれだけで爆笑の渦だったのかもしれない。そういう感覚って、時代が変わってしまうと容易には理解できないんだけど。 |
| 25分/★★☆☆☆ (2006年11月29日) |
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| チャップリンの消防士 | |
| THE FIREMAN | |
| 1916年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エドナ・パービアンス ロイド・ベーコン エリック・キャンベル レオ・ホワイト アルバート・オースチン |
<ストーリー&コメント> 消防士チャーリーは朝から署長に怒られっぱなし。訓練のベルにも気づかずにスヤスヤ眠り続けたあげく、朝食のベルを出動命令と勘違いして大慌て。そんな折、署長の恋人エドナの父親は保険金詐欺を計画中。家が全焼して保険金が入ったらエドナとの結婚を許可すると、署長にこっそり耳打ち。ところが、エドナは燃え盛る家の中に一人でとり残されてしまって絶体絶命の危機!その時チャーリーが颯爽と現れる…。 ボチボチだったかな。この時期のほかの作品に比べて、ストーリーにまだ起伏がある分楽しめた。恋人の危機を救うため、懸命に消防馬車を走らせる表情はよかった。ふざけてばかりの彼しか観てないから、余計必死さが伝わってきたしね(笑) |
| 25分/★★★☆☆ (2007年1月21日) |
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| チャップリンのスケート | |
| THE RINK | |
| 1916年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エドナ・パービアンス ジェームズ・T・ケリー エリック・キャンベル ヘンリー・バーグマン |
<ストーリー&コメント> レストランでウエーターとして働くチャーリー。そのマイペースな働きぶりは、時には客を激怒させ、トラブルが絶えない毎日。だが、そんな彼はスケートの名手でもあった。ある日、ローラー・スケート場で滑っていると、令嬢エドナがやって来る。すっかり意気投合した二人だが、浮気者の中年男がエドナを狙ってつきまとう。男をこらしめてやろうと買って出たチャーリーは…。 なかなか面白かった。無声映画って、言葉でたくさんのことを伝えられないから、やっぱり動きとか表情とかで判断することになる。この作品では、中盤までのレストランのシーンはいまいちだけど、後半のスケート場のシーンはなかなか笑えた。動きがあると、見ているだけで笑えるものだからね。 |
| 25分/★★★☆☆ (2006年10月17日) |
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| チャップリンの伯爵 | |
| THE COUNT | |
| 1916年アメリカ/コメディ <監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エリック・キャンベル エドナ・パービアンス |
<ストーリー&コメント> 仕立屋で働くお調子者のチャーリーは、何をやってもヘマばかり。ついに伯爵から預かった服をアイロンで焦がしてしまい、これには親方もカンカンになってチャーリーを追い出した。が、服のポケットをあらためた親方は、金持ち令嬢のパーティへの欠席を伝える伯爵の手紙を発見する。こっそり伯爵に成り済ましてパーティに出かけた親方は、そこで自分がクビにしたチャーリーと皮肉にも鉢合わせてしまい…。 喜劇王チャップリンの初期の短編コメディー。字幕なしの無声映画。 無声映画ということでストーリーがわかりづらかったけど、まあまあ楽しめた。だけど、初期の作品はやっぱり完成度もギャグのキレもイマイチな感じがするね。 |
| 25分/★★★☆☆ (2006年8月31日) |
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| チャップリンの番頭 | |
| THE PAWN SHOP | |
| 1916年アメリカ/コメディ <監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> ヘンリー・バーグマン エドナ・パービアンス エリック・キャンベル |
<ストーリー&コメント> 質屋で働くことになったチャーリーだが、なかなか仕事に身が入らない。今日も遅刻し、店の主人にさんざんしかられ、やっと掃除に取りかかる。店の同僚とは相性が合わず、けんかばかり。それでも、主人の娘エドナが何かと気にかけてくれるおかげでご機嫌なチャーリー。結婚指輪やら、金魚やら…と様々な質ぐさを持ち込む珍客との対応にウンザリしている彼のもとに、今度は目覚まし時計を持った客が現れる。 イマイチでした。こうやってあらすじを読むとわかりやすいけど、全く前知識なしに観ると、物語の舞台の理解に時間がかかってしまいますね。ギャグのほうも、ハシゴを振り回すのを引っ張りすぎる気が。あと、時計のはヒドすぎて笑えない。この当時の人は、こういうのがツボだったんだろうか? |
| 26分/★★☆☆☆ (2006年9月19日) |
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| チャップリンの船乗り生活 | |
| SHANGHAIED | |
| 1915年アメリカ/コメディ <監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エドナ・パービアンス ウェズリー・ラグルス バド・ジョミスン |
<ストーリー&コメント> 保険金詐欺をたくらんで、自分の貨物船を沈めることにした悪徳船主。その娘エドナと熱愛中のチャーリーは、航海士にだまされて沈められる船に乗り込むことに。無理やり乗組員にさせられてしまったチャーリーだが、働くのは大嫌い。あの手この手の悪知恵を働かせて船内を大混乱に陥れる。そのころ船主は、娘エドナがその船に密航していることを知り大慌て…。 喜劇王チャップリンの初期の短編コメディー。無声映画の字幕スーパー版。 ハッキリ言ってつまらなかった。ドタバタ喜劇だけど、内容はかなりお寒いもので、コミカルな動きでバタバタしてるだけ。当時はこれでも面白かったのかなぁ…と思ってしまった。 |
| 26分/★★☆☆☆ (2006年8月2日) |
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| チャップリンの勇敢 | |
| EASY STREET | |
| 1917年アメリカ/コメディ <製作・監督・脚本・出演> チャールズ・チャップリン <出演> エドナ・パービアンス エリック・キャンベル アルバート・オースチン ロイド・ベーコン レオ・ホワイト |
<ストーリー&コメント> 教会に入り込んで寄付金を失敬しようとしたチャーリーは、美しいエドナに心洗われてすっかり改心してしまう。愛のために放浪生活からも足を洗い、一念発起して警察官に志願する。その腕力を見込まれて無事に採用されたものの、配属されたのは無法者に占領されてしまった暴力街。恐る恐るパトロールに出かけたチャーリーは、巨漢の大ボスに出くわしてしまう…。 イマイチ。ストーリーは理解できるが、いつも通りの行ったり来たりのドタバタ劇。この頃の作品は、どれを観てもこのパターン。舞台が違うだけで、やってることは似たり寄ったりの量産だね。 |
| 29分/★★☆☆☆ (2007年1月14日) |
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