第4回(1930〜31年)アカデミー賞
| このシーズンで最高のヒットを記録したのは、西部開拓民の苦難を描いた一大叙事詩『シマロン』だった。7部門にノミネートされ、作品賞など3部門を受賞している。 女優賞は、20歳代のスターを退け、62歳の舞台女優マリー・ドレスラーが獲得。これは、1989年の『ドライビング MISS デイジー』でジェシカ・タンディが80歳で受賞するまで、女優賞の最年長記録だった。 回を重ね、ようやく軌道にのってきたアカデミー賞。第1回の時には270人だった会員数は1000人以上に膨れ上がり、受賞はすべての会員の投票によるものだったため、会員を多く抱える大スタジオ(当時はMGM社が権勢を誇っていた)の作品が有利なのも事実だった。 |
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全部門ノミネート&受賞一覧
| 作品賞 (History) |
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| ◆ シマロン ◇ 女性に捧ぐ ◇ 犯罪都市 ◇ スキピイ ◇ トレイダ・ホーン |
| 監督賞 (History) |
| ◆ ノーマン・タウログ (スキピイ) ◇ クラレンス・ブラウン (自由の魂) ◇ ルイス・マイルストン (犯罪都市) ◇ ウェズリー・ラッグルズ (シマロン) ◇ ジョセフ・フォン・スタンバーグ (モロッコ) |
| 男優賞 (History) |
| ◆ ライオネル・バリモア (自由の魂) ◇ ジャッキー・クーパー (スキピイ) ◇ リチャード・ディックス (シマロン) ◇ フレドリック・マーチ (名門芸術) ◇ アドルフ・マンジュー (犯罪都市) |
| 女優賞 (History) |
| ◆ マリー・ドレスラー (惨劇の波止場) ◇ マレーネ・ディートリッヒ (モロッコ) ◇ アイリーン・ダン (シマロン) ◇ アン・ハーディング (Holiday) ◇ ノーマ・シアラー (自由の魂) |
| 脚色賞 (History) |
| ◆ シマロン ◇ 光に叛く者 ◇ Holiday ◇ 犯罪王リコ ◇ スキピイ |
| オリジナル原案賞 (History) |
| ◆ 暁の偵察 ◇ 地獄の一丁目 ◇ 踊子夫人 ◇ 民衆の敵 ◇ 夜の大統領 |
| 撮影賞 (History) |
| ◆ タブウ ◇ シマロン ◇ モロッコ ◇ 愛する権利 ◇ 悪魔スヴェンガリ |
| 室内装置賞 |
| ◆ シマロン ◇ 五十年後の世界 ◇ モロッコ ◇ 悪魔スヴェンガリ ◇ フーピー |
| 録音賞 |
| ◆ パラマウント撮影所サウンド部 ◇ MGM撮影所サウンド部 ◇ RKOラジオ撮影所サウンド部 ◇ サミュエル・ゴールドウィン・サウンド部 |