
| 雫井 脩介 | (1968.11.14−) |
| しずくい・しゅうすけ 1968(昭和43年)、愛知県生まれ。専修大学文学部卒。 出版社や社会保険労務士事務所などでの勤務を経て、1999年の『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。 2005年の『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞した。 |
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*読んだ著書*
クローズド・ノート
(2006年刊/角川書店)
映画化『クローズド・ノート』(2007年日本)
〔概要〕
堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。
何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしていた彼女は、ある日、自室のクローゼットで、
前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。
そのノートが開かれたとき、香恵の平凡な日常は大きく変わり始めるのだった…。
〔感想〕
とても爽やかな物語でした。正直、オチはかなり早い段階でわかってしまうのだけど
そのオチに向かって、どのように話が展開していくのかを気にして読んでいました。
特に気になってたのは、伊吹先生が恋人に語った言葉。
その内容は、そのままプロポーズや愛の告白の言葉として引用できそうなものでした。
完全に主人公・香恵の一人称で進む物語だけに、周りの人物の描写がちょっと薄かったかな。
友人・葉菜とか、その恋人・鹿島さんのくだりでもうひとドラマ盛り込んでもよかったかも。
評価/★★★☆☆